《宝塚市議会報かけはしテキスト版》 第251号 令和3年(2021年)9月1日(水曜日) 編集発行 宝塚市議会 *宝塚市議会報かけはしテキスト版は、宝塚市議会報かけはしの写真や画像、一部表グラフなどを省いてテキスト形式で編集しています。 文書読み上げソフトによっては、正しく読み上げできないこともあります。 誌面へのご意見やご感想は、議会事務局までお気軽にお寄せください。 宝塚市議会事務局 〒665-8665宝塚市東洋町1番1号 電話0797-77-2168(直通) ファックス0797-74-6902 【1面】 ○特集記事   市議会構成決まる(2面)   6月補正予算が可決(3面)   学校現場の課題とは(14面) ○6月定例会概要(8面) ○議会報「かけはし」アンケート(16面) 【2面】 ****************** 市議会構成決まる ******************  令和3年第2回定例会を5月18日に開会し、立候補制による役員選挙を実施しました。  全議員による投票の結果、左記の3名に決定しました。  また、兵庫県後期高齢者広域連合議会議員にみやけこうじ議員を、阪神水道企業団議会議員にたぶちしずこ議員を選出しました。 議長 みやけこうじ(当選4回)  副議長、総務常任委員会委員長、予算特別委員会委員長等を歴任 所属会派 公明党議員団 副議長 あさたにあき(当選3回)  文教生活常任委員会委員長、決算特別委員会委員長等を歴任 所属会派 たからづか真政会 監査 かじかわみさお(当選3回)  決算特別委員会委員長等を歴任 所属会派 ともに生きる市民の会 ---------------------- 議長就任あいさつ ----------------------  新型コロナ禍が長引く中、その早期収束と安全安心な生活は、市民の皆様にとりまして、今いちばん切実な願いであります。その実現のため、市議会も精一杯取り組んでいるところです。  また、本市にとって喫緊の課題である財政危機も、市議会が取り組むべき大きなテーマです。  10年先、20年先を見すえた行財政経営の変革を、行政と手を携えて推進し、持続可能なまちづくりを進めてまいります。  市議会基本条例を制定してから10年が経過しました。あらためて初心に帰り、市民に開かれた議会、市民に信頼される議会、市民に親しまれる議会をめざしてまいる所存です。 ---------------------- 会派の構成 ---------------------- 【たからづか真政会】  会派代表者 おおかわひろゆき、所属議員 あさたにあき、いしくらかよこ、くわはらけんざぶろう、とみかわこうたろう 【公明党議員団】  会派代表者 ふじおかかずえ、所属議員 えばらかずあき、なかのただし、みやけこうじ 【日本共産党宝塚市会議員団】  会派代表者 となきまさかつ、所属議員 たなかこう、たぶちしずこ、よこたまさのり 【ともに生きる市民の会】  会派代表者 かじかわみさお、所属議員 おおしまときこ、かわぐちじゅん 【日本維新の会宝塚市議団】  会派代表者 いけだみつたか、所属議員 いばさとし、むらまつあんな 【無所属の会】  会派代表者 たなかだいしろう、所属議員 いわさまさし 【市民ネット宝塚】  会派代表者 てらもとさなえ、所属議員 きたのさとこ 【令和安全の会】  会派代表者 きたやまてるあき、所属議員 やまもとけいこ ---------------------- 議会運営委員会 ----------------------  委員長 たなか(こ)、副委員長 とみかわ、委員 いけだ、かじかわ、ふじおか -------------------------------- 行財政経営に関する調査特別委員会 --------------------------------  委員長 おおかわ、副委員長 きたやま、委員 いけだ、いば、かじかわ、かわぐち、くわはら、たなか(だい)、たぶち、てらもと、となき、とみかわ、ふじおか、みやけ ---------------------- 議会改革検討委員会 ----------------------  委員長 みやけ、副委員長 あさたに、委員 かじかわ、きたの、くわはら、たなか(だい)、となき、ふじおか、むらまつ、やまもと ---------------------- 広報広聴委員会 ----------------------  委員長 なかの、副委員長 むらまつ、委員 いわさ、かわぐち、くわはら、てらもと、やまもと、よこた ---------------------- 常任委員会 ---------------------- 【総務常任委員会】  委員長 とみかわ、副委員長 たなか(だい)、委員 おおかわ、かじかわ、きたやま、てらもと、となき、ふじおか、むらまつ 【文教生活常任委員会】  委員長 えばら、副委員長 かわぐち、委員 あさたに、いば、きたの、たなか(こ)、よこた 【産業建設常任委員会】  委員長 なかの、副委員長 いわさ、委員 いけだ、いしくら、おおしま、くわはら、たぶち、やまもと   【3面】 ************************************** 「めざすまちの姿」の実現のための 令和3年度6月補正予算が可決!! ************************************** ■概要  補正予算   令和3年度当初予算は、4月に市長選挙が実施されることから経常的経費が中心の「骨格予算」でした。   市長選挙後の6月定例会で、新たな政策的経費を盛り込んだ補正予算(肉付け予算)が提案されました。   肉付け予算反映後の予算総額は約1335億円。うち一般会計予算は前年より約57億円増の約848億円です。  委員会審査   6月4日に予算特別委員会が設置され、前述の肉付け予算である令和3年度一般会計補正予算(第6号)と特別会計宝塚市営霊園事業費補正予算(第1号)が付託されました。   慎重審査の結果、いずれの議案も原案どおり全員一致で可決しました。   なお、本会議においても両議案とも全員一致で可決しました。 ------------------------------------- 令和3年度予算と令和2年度予算の比較 ------------------------------------- [一般会計]  令和3年度当初予算額(骨格予算) 81510000000円  補正後予算額(肉付け予算反映後) 84831712000円  令和2年度当初予算額 79140000000円  比較 5691712000円 [特別会計]  令和3年度当初予算額(骨格予算) 48676198000円  補正後予算額(肉付け予算反映後) 48688680000円  令和2年度当初予算額 49805374000円  比較 マイナス1116694000円 [合計]  令和3年度当初予算額(骨格予算) 130186198000円  補正後予算額(肉付け予算反映後) 133520392000円  令和2年度当初予算額 128945374000円  比較 4575018000円 ■主な質疑  総務費 9億8517万1千円  ・投票率アップに向けての取り組み  ・生理用品配布業務委託事業の効果の判断基準  ・北部振興企画事業の進捗状況  衛生費 2億6709万1千円  ・がん患者アピアランスサポート事業の広報の在り方  ・新型コロナウイルスワクチン接種の優先接種に対する考え方、市民への広報、接種の有無による差別が起こらないための啓発  商工費 2億9870万円  ・店舗等魅力向上チャレンジ支援補助金の上乗せ地域の限定理由  ・市内店舗キャッシュレスポイント還元事業の実施時期  公債費、債務負担行為等・歳入  ・公園や道路等の整備に都市計画税の充当が不十分な理由  ・国の臨時交付金と市債の使い道と財政調整基金の確保の考え方  民生費 2億4097万7千円  ・私立保育所誘致整備事業の選定スケジュール  ・高齢者見守りネットワーク事業の詳細  教育費 9078万9千円  ・専門職等活用研究事業のスクールロイヤー等の活用の在り方  ・不登校等の小学生の居場所として開設する教育支援センターの施設改修の留意点  予算特別委員会委員   委員長 ふじおか、副委員長 くわはら、委員 えばら、おおしま、かわぐち、きたの、たなか(だい)、たぶち、となき、とみかわ、むらまつ、やまもと --------------------------- 8会派が市政を問う 代表質問 ---------------------------   市長の施政方針や予算の内容、考え方について問いただすものです。  6月2日から4日までの3日間で行われました。 ◆たからづか真政会  ・運営から経営への転換を ◆公明党議員団  ・市立病院の在り方  ・がん患者アピアランスサポート事業など ◆日本共産党宝塚市会議員団  ・事業者への支援は  ・DV対策・自殺防止施策など ◆ともに生きる市民の会  ・公約の「OPEN」  ・子ども・教育など ◆日本維新の会宝塚市議団  ・時代にふさわしい行財政経営  ・企業、大学等との連携など ◆無所属の会  ・教育をオープン  ・ごみ処理施設など ◆市民ネット宝塚  ・市民と行政の協働  ・宝塚大橋修繕の諸問題など ◆令和安全の会  ・財政状況への対処  ・新ごみ処理施設整備事業など  気になる内容は4面から7面へGO 【4面】 ***************************** 行財政経営への転換の覚悟は 全力で取り組む ***************************** たからづか真政会 おおかわひろゆき 【運営から経営への転換を】 <問>現在の行政は、予算を単年度で組み、年度で物事を考える運営である。長期的な将来展望を持ち、その達成に向け一年一年を積み上げていくのが経営である。今後の変化に対応するためには、将来を見据え、経営に変化していく必要がある。転換期である2040年に向けてどのような変化があると考えるか。 <答>財務は、少子高齢化による税収減、公共施設等の老朽化による維持管理費用等の増で一層厳しくなる。組織は、生産年齢人口の減少で、専門人材の確保が困難になり、限られた人材で成果を上げる取り組みが必要になる。政策は、多様化する市民ニーズへの対応がより求められる。また、民間も市民サービスを提供する時代になってきており、行政でしかできないサービスの提供が求められている。 <問>変革を行うには財政難が立ちはだかるが、市長の財政に対する認識は。 <答>大変厳しい状況である。市民に市の財政について伝えつつ、成果重視の事業検証をするなど、行財政経営基盤の強化を進める。 <問>財政難で予算が組めないことは表面上の問題。その状態に至るまで、さまざまな問題を根本的に解決せず、先送りしてきたことが真の問題。市の認識は。 <答>解決に向け取り組む以外ないと思っている。 <問>財政難の原因は、施設老朽化や高齢化といった外部要因と、市立病院のように原因や解決策は理解しているが、うまくアプローチできなかった内部要因がある。後段のことも反省し、市民に説明すべきでは。 <答>内部要因、マネジメントに課題があったことも説明する必要があると考えている。財政基盤、組織基盤、デジタルデータ基盤を強化し、限られた経営資源を適正配分する取り組みがマネジメントだと考えている。今後3年間で基盤強化を目指す。 <意見>トップマネジメントで、組織に変革の必要性を浸透させることが重要。 <問>成果による検証で行財政基盤を整えていく際に、一旦は財政調整基金を取り崩すことになるが、災害等へのリスク対策は。 <答>不測の事態への対応を財政規律に掲げており、対応していく必要がある。 <問>変化を見据えた転換が重要。行財政経営を進めていく市長の覚悟は。 <答>全力で取り組む。健全化に至るまでつらく苦しいことが起こるだろうが、今やらなければならない。 ************************** アピアランスサポートとは 医療用ウィッグ等購入助成 ************************** 公明党議員団 えばらかずあき 【市政運営の基本方針】 <問>教育現場における課題等に関しての市長の認識と改善に向けての決意は。 <答>学校等に対する市民の不信、不満が高まっている。教育環境の改善は一刻の猶予も許されない状況であり、教育委員会が先頭に立って信頼回復に取り組むべき。教育問題に対しては子どもを一番に考え、よりよい教育環境を関係各所と協力して整えることが行政の使命であると考える。 【市立病院の在り方】 <問>昨年、病院経営分析業務を民間業者に委託し報告書が出ている。病院が生き残っていくため、経営形態等に対し早い決断が必要では。 <答>がん診療をはじめとした高単価疾患患者の獲得、効率的診療による在院日数の短縮に取り組む。また、38年経過した建物の建て替えに向け診療科、病棟の見直しを検討する。配管等の老朽化調査は急務と考える。 【生理用品配布による支援】 <問>取り組み内容は。 <答>18歳から22歳までの経済的に困窮している学生を対象に、申込者へ生理用品を郵送する。 <問>防災の備蓄品として準備しているのか。 <答>大規模災害時の避難者用として本年3月時点で792パック備蓄している。 <問>学校での対応は。 <答>小学校の保健室では、一定数を常備している。 【今後のワクチン接種】 <問>市が把握できない基礎疾患がある方へ、事前申請を実施するなど検討は。 <答>検討したいと考える。 <問>今後、対象者が若い方に移っていく。ワクチン接種を土日に実施しては。 <答>土日の実施も含め、お勤めの方が受けやすい環境づくりを模索したい。 <意見>知恵を出しながら、よりスムーズに安全に安心できる体制で行ってほしい。 【がん患者アピアランスサポート事業】 <問>事業の内容は。 <答>がん治療による外見変貌を補う医療用ウィッグ、人工乳房等について5万円を上限に購入費用の一部を助成するもの。本年秋に助成申請の受け付けを開始する予定。対象者は、本市に居住し本年4月1日以降に補正具を購入したがん患者で、世帯所得の合計額が400万円未満の方。 <問>申込先と必要書類は。 <答>受け付けは健康センターの健康推進課。申請には、申請書、補正具を購入した領収書が必要。申請書は、市立病院やがん検診を行う医療機関に置き、市ホームページにも掲載を予定。 【5面】 **************************** DV対策や自殺防止策強化を 庁内で情報共有し取り組む ***************************** 日本共産党宝塚市会議員団 たなかこう 【ワクチン接種の実態は】 <問>国は高齢者接種を7月末完了、1日100万回接種と目標設定しているが、現場は追いついているか。  <答>高齢者接種の7月末完了に向け、集団接種会場増設や医療機関へのさらなる個別種協力依頼等、接種枠拡大に努力している。 【大規模なPCR検査は】 <問>無症状感染者を早く発見し保護するため、社会的検査を大規模に広げ、各施設での検査をさらに強める必要がある。市の考えは。  <答>無症状者からの二次感染を防ぐには頻回なPCR検査が必要で、医療体制整備等、市で取り組むには課題が多い。県では医療機関、社会福祉施設、学校等で幅広く検査を行っている。 【事業者への支援は】 <問>長引くコロナ危機による暮らしと事業の疲弊は深刻。十分な補償は経済対策・生活防衛であり、感染拡大防止にも必要不可欠。事業者への支援の考えは。 <答>国の制度周知等、事業者に寄り添う対応に努めており、県下では協力金の支給が進められている。市でもキャッシュレスポイント還元事業や商店街お買物券・ポイントシール事業等、本年秋以降に市内での消費喚起による事業者支援策の展開を予定している。 <意見>ワクチン接種、PCR検査拡大、事業者への休業補償はセットで強力に進める必要がある。 【DV対策・自殺防止施策】 <問>経済情勢の悪化や日常生活の激変による矛盾が女性に集中し、自殺やDV被害が急増。DV対策や自殺者を防ぐ施策の強化は。 <答>コロナ禍で女性のDV相談件数が大幅に増加し、不安が顕著になった。民間の緊急避難シェルターを利用した支援や相談員の育成で効果的な支援につなげる。また本市でも女性の自殺者が増加し、40代以上が全体の約75%。庁内関係各課で情報共有し、今後も自殺対策の推進体制強化を図る。 【保育施設の新設整備】 <問>必要とする全ての子どもが安心して保育を受けられる施設整備が必要。現在の待機児童数と保育施設の新設整備の予定は。 <答>本年4月1日現在の待機児童数は昨年度より83人減少し、58人。廃園した良元幼稚園の園舎を活用し、定員90人の私立認可保育所の分園を本年度に整備する。 【憲法、平和、人権の尊重】 <問>憲法の理念を守り、生かす市政を求めるが。 <答>憲法の3大原則を主体に、人権が尊重され差別や偏見のない地域社会を市民と共に創ることを目指す。 ****************************** あなたに「OPEN」とは 双方向で正確な情報共有 ****************************** ともに生きる市民の会 おおしまときこ 【公約の「OPEN」】 <問>市民との情報の共有、SNS等の発信の拡充は。 <答>市民と市長のテーブルトーク実施を検討。ユーチューブによる市政情報の1分動画の定期配信など、情報発信の強化に取り組む。 【健康・福祉】 <問>ワクチン接種の申し込み方法等の検証は不可欠。 <答>検証を踏まえ、電話回線を増設。80歳以上の優先受付期間設定、予約定員到達後の電話による仮予約、自治会の協力による郵便受け付け等を準備している。 <意見>進捗状況を分かりやすく見える化してほしい。 <問>地域生活支援拠点等の面的整備と市直営の基幹相談支援センターの状況は。 <答>相談機能の充実が重要。相談支援体制の構築と、地域や関係機関との連携に取り組んでいる。 【子ども・教育】 <問>子ども家庭総合支援拠点の総合相談窓口と家庭児童相談室との関係は。 <答>充実した支援の実施による児童虐待の未然防止を目的として設置し、引き続き家庭児童相談室が担う。新たに設置する発達相談担当部署と連携し、より適切な支援につなげたい。 <問>西山小学校区の放課後児童健全育成事業で低学年の待機児童が発生したが。 <答>西山小学校地域児童育成会の緊急枠として、31人分の受け入れ枠を確保。来年度からは、民間放課後児童クラブの実施により、必要な定員の確保を図る。 <問>民間開設の見込みは。 <答>入所手続きが始まる12月までに準備を進めたい。 <問>教育支援センター小学部では、特別支援学級に在籍する児童や発達特性のある児童は対象となるのか。 <答>不登校の児童であれば、それ以外は問わない。 <問>宝塚自然の家再オープンの概要は。 <答>指定管理者により来年4月再開予定。ログハウスの建築、アスレチックコースの整備拡充に取り組む。 <問>デジタルアーカイブ・サイトの授業での活用は。 <答>学校と連携して活用の検討を進め、子どもが理解しやすいコンテンツの作成も検討したい。 <問>コロナ禍による子どもの心への影響の実態は。 <答>4月末現在、小学7名、中学生3名が感染回避で登校を控えていた。心の悩みに寄り添い対応する。 【環境】 <問>西谷地区の再生可能エネルギー事業中、木質バイオマス活用の見通しは。 <答>兵庫県と連携し、地域住民やエネルギー事業者の取り組みを支援していく。 【6面】 ******************************* 行政がDXを推進する意義は 市民の多様な幸せの実現 ******************************  日本維新の会宝塚市議団 いけだみつたか 【市政運営の基本方針】 <問>本市における財政状況の認識は。 <答>人口減少や少子高齢化が見込まれる中、社会情勢の変化や老朽化する施設への対応、新ごみ処理施設建設等に対応するため大変厳しい状況と認識。行財政基盤の強化に向けた取り組みを進め対応していきたい。 【時代にふさわしい行財政経営】 <問>DXの推進には職員の意識改革が必要。それが改革の原点であり、重要と認識している。職員自身がRPAを活用することで改革を実感し、職員にしかできない業務へシフトし、変化する時代の新たな課題への対応が必要と考える。市が取り組む業務改革とRPAの現状と今後の展開は。 <答>業務フローの見直しやRPAの導入支援等を行い令和元年度時点で8課13業務に導入した。令和2年度に業務プロセスの見直しを行い、業務改革の展開に向けたロードマップを作成した。また、各担当課が主体的に取り組み、昨年度末時点で10課17業務にRPAを導入した。今後、ロードマップに基づき業務の効率化へ転換を図り、職員の仕事を人でしかできない業務に移行し、時代に合った行財政経営を進めていきたい。 【市立病院と近隣の病院や診療所との連携】 <問>連携を強めることにより、経営の安定化を図るビジョンは。 <答>地域医療機関からの紹介患者を増やすため、信頼関係の強化が必須。かか りつけ医の立場に立った地域医療連携を進めることで、新規患者の獲得に努める。 【企業、大学等との連携】 <問>地域活性化や人材育成等を目的とし包括連携に取り組むとのことだが、連携の在り方についての方向性、優先順位は。 <答>今後も包括連携を進め、企業などが有するノウハウやネットワークなど資源を活用し、多様な市民ニーズに対応したサービスの提供につなげたい。連携の在り方は、相手方の意向も踏まえて判断していきたい。 【いじめ防止の取り組み】 <問>早期発見し、速やかに対応するとのことだが、どのように取り組むのか。 <答>いじめ問題再発防止に関する基本方針に基づき取り組みを進めている。全校挙げていじめについて考え学ぶため、12月をいじめ防止月間とし、児童生徒が意識を高め主体的に学習を行う。また、教育委員会にいじめ防止等対策担当チームを設置し、さまざまな相談にいち早く対応している。 ************************** 市長自身が議論、答弁を 市長と職員が一体で対応する ************************** 無所属の会 たなかだいしろう 【あなたにオープン】 <問>市民と行政の情報有の場として、何か新しい方法を考えているのか。 <答>まだ具体的に検討していない。昨年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、テーブルトークを開催できなかった。今年度は新たな形を模索したい。 <問>市民がデザインするまちづくりを行政がバックアップすると言われたが、従来の総合計画とは別のまちづくりを考えているのか。 <答>総合計画の考え方を変えるものではなく、総合計画の実現に向け、地域と行政が協働を進める中で必要なことと考えている。 【教育をオープン】 <問>教育現場を整えるためには、子どもの声を受け止めるだけで十分か。 <答>教育環境には改善すべき課題があると考え、職員団体と学校運営を巡る諸課題に対する協議を重ねている。今後も引き続き、学校現場と教育委員会の関係改善が適切に図られるよう、総合教育会議の場でも協議、調整を行っていく。 【市立病院】 <問>市立病院はあくまで公立病院として維持するべきと考えているのか。 <答>地域医療支援病院として、地域の中核病院の役割を担っている。今後策定を予定している改革プランにおいて、再編・ネットワーク化や経営形態の見直しについても検討していく。 【ごみ処理施設】 <問>新ごみ処理施設の建て替えのための基金は、十分確保できているか。 <答>都市計画税を充当することが可能となったが、基金の積み立ては今後も行う必要がある。 【財政状況】 <問>選挙期間中に市長が配布したビラにおいて、宝塚市の財政は全然問題ないと受け取れることを書いているが、現在でもその認識に変わりはないか。 <答>選挙運動期間中に、そのような認識は示していない。 <意見>多くの市民は、宝塚市の財政は問題ないと受け取った。大変厳しい状況にあると認識していることを、市民の前に明確にすることが重要だと思う。 【市政をオープンに】 <問>市政をオープンに進めるためには、市長はせめて議員と積極的に議論をしてもらいたい。議会では進んで答弁に立たれてはどうか。 <答>市政は全職員が一丸となって推進していくものであり、議員からの質問に対してもそれぞれの職員が適切に対応する。 【7面】 *************************** 景観・文化芸術の継承を 市民や団体と連携し推進する **************************   市民ネット宝塚 てらもとさなえ 【市民と行政の協働】 <問>協働のまちづくり推進条例が施行され20年を迎えるが、課題は。 <答>協働の担い手不足。 【教育へ専門職の活用】 <問>専門職や外部相談窓口の設置とは。 <答>スクールロイヤーの調査研究を進め、相談窓口の在り方を専門家に意見をもらい進める。 【生理の貧困対策】 <問>学校へ生理用品を無償配布している市がある。本市も困窮する18〜22歳だけではなく、苦しんでいる小学生、中学生、高校生にも配布すべきでは。 <答>防災備蓄の払い出しを受け、相談業務の中で必要とする人へ配布している。今後は教育委員会とも協議の上、検討していきたい。 【地球温暖化対策】 <問>気候非常事態宣言を行う自治体が増えており、本市議会でも同内容の請願を採択したが、現状は。 <答>環境審議会に諮問し、2回審議をしている。 【宝塚大橋修繕の諸問題】 <問>ガーデンブリッジである宝塚大橋の評価は。 <答>市民や観光客にとって特別な橋。宝塚らしい景観で、周辺に観光資源も豊富にある貴重な資源。 <問>修復工事中で、舗装材の仕様変更や、花壇、オブジェ、小噴水の撤去で大きな意匠変更が行われようとしているが、経緯は。 <答>観光プロムナードの歩道仕様に合わせた舗装に変更し、統一的な景観とした。現在は橋本体に防水対策をするため、舗装や花壇、オブジェの構造物を撤去している。 <問>それは一時的な撤去か、永久的な撤去なのか。 <答>本年1月に県より橋りょう躯体の安全確保の観点から、既設花壇や修景施設の撤去が必要と説明を受けたが、現在はこの場にふさわしい空間デザインを県と市で連携し検討する。 <意見>この橋自体が次代に残すべき文化遺産。19もの団体から声が上がっている。県としっかり協議を。 【市長の政治姿勢】 <問>市長の選挙用のビラに、財政難はフェイクニュースと読める文章があった。撤回か釈明がなければ、市民にも痛みを伴う行財政改革はできないのでは。 <答>フェイクニュースは私に関する事実と異なるうわさを指していた。読み間違いをされる文脈になっていたとは思う。市の財政は厳しいと認識している。 <意見>議員や市長には責任が伴う。誤解を招いたことに説明がなく残念。不誠実な印象を持たれかねない。 *************************** 厳しい財政状況への対処は 行財政経営健全化実現が急務 ***************************  令和安全の会 きたやまてるあき 【ワクチン接種】 <問>予約受け付け業務が急増すると予測されるが、市としての体制は大丈夫か。 <答>担当職員を専任5名から10名に増員し、体制を強化した。担当職員は実施手順の作成や事務の進行管理を行い、受け付け内容のデータ化や通知事務については、庁内職員による応援や事業者への委託により進めることとしている。 【財政状況への対処】 <問>前市長は山﨑市長との対談で「時には心を鬼にして、断行しなければならない行財政改革がある。みんなにちゃんと説明責任を果たして情報公開して、『協力をお願いします』とやっていかないと次の世代に大きなツケを残すことになります」と述べておられるが、どう対処されるのか。 <答>バトンを渡された立場として、「説明責任を果たして情報公開を」という部分は基本方針に「あなたにOPEN」を掲げており、行財政経営の健全化の実現が急務であることは認識している。今議会では、ビラの文言により、宝塚市の財政は問題ないと多くの市民が思っているとの指摘がある。そのような誤解をした市民に対しては申し訳なく思っている。今後、財政に関する正しい情報を行財政経営方針や財政規律、財政見通しなどにより、市民へ伝えていく。 【新ごみ処理施設整備事業】 <問>国からの補助および起債対象外となる事業は。 <答>エネルギー回収推進施設の建設の一部、焼却炉以外の解体費、ごみ処理施設に直接関係しない広場などの外構工事や管理棟のごみ収集関係に係る部分、駐車場などは交付金の対象外となる。また、直接ごみ処理に関係しない工事は起債対象外となる。 <問>これまで場内に埋め立てられてきた汚染土壌の撤去およびダイオキシン・アスベストの除去による周辺住宅および住民への影響は。 <答>関係法令やマニュアルを遵守することにより、周辺環境の保全を確保し、適切に対応する。 【中山五月台小学校・中山五月台幼稚園の跡地と施設の利活用】 <問>建物について具体的に今後どうするのか。 <答>関係部局と協議し、できる限り早期に費用対効果が高く、公益性の高い活用方法について検討を進める。 <意見>先送りせず課題として把握し、積極的な対応を。   【8面】 *************************** 6月定例会の議案審議から ***************************  6月定例会では、市長から提出された議案や、市民の皆さまから提出された請願など計48件について審議しました。 提出された議案は一部を除き、3つの常任委員会(総務・文教生活・産業建設)に付託し、慎重に審査しました。  ここでは、各常任委員会で審査された主な議案審議の概要を報告します。 --------------------------------------------------- 宝塚市教育委員会教育長の任命に同意 [全員一致同意] --------------------------------------------------- 概要 いがらしたかし氏を宝塚市教育委員会教育長に任命するものです。 【任期:令和3年(2021年)7月1日~令和6年(2024年)6月30日】 主な審議内容 今回の選任に至った選考過程や外部からの人材登用検討の有無、市の教育行政に対する同氏のこれまでの評価、教育委員会改革に関する任命側の市長部局の認識、市の教育がこれまで目指してきたこと、これから目指すことについての考え、外部の視点の取り入れなどについて質疑がありました。 --------------------------------------------------------------------- 高齢者接種を7月末までに完了させるための経費等を計上 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------- ■令和3年度宝塚市一般会計補正予算(第5号) 概要 令和3年度一般会計予算を3億1402万円増額するものです。歳出予算の主なものとして、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金給付事業を新規計上し、また新型コロナウイルスワクチン接種事業(高齢者接種を7月末までに完了させるための経費)を計上するものです。歳入予算では、国庫支出金(新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金および新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金)を計上するものです。 主な審議内容 ワクチン接種事業の体制や進め方、アピア3の倉庫や宝塚ホテルの借り上げ料、集団接種に体育館等の公共施設ではなく前述の民間の会場を選んだ理由、生活困窮者自立支援金給付事業と生活保護との関係、今回の措置で市内の高齢者接種が7月末までに完了できるのか、などの質疑がありました。 【9面】 ----------------------------------------------------------- 新型コロナウイルス感染症対応関連経費を増額 [全員一致可決] ----------------------------------------------------------- 概要 病院事業会計補正予算として、収益的収入において、給与費および経費の増額に係る一般会計からの補助金を計上するとともに、収益的支出において、新型コロナウイルス感染症患者などに対応した医療従事者への防疫手当の支給に係る給与費、および帰国者・接触者外来の運営に係る経費を増額するものです。 主な審議内容 新型コロナウイルス感染症への対応と一般医療の提供体制、医療従事者のストレスチェックやフォロー体制などについて質疑がありました。 ---------------------------------------- 子ども条例の一部を改正 [全員一致可決] ---------------------------------------- 概要 平成28年の児童福祉法の一部改正により、子ども家庭総合支援拠点の整備が市町村の努力義務とされたことを受け、拠点設置の根拠と、共通システムを利用した相談内容や世帯の支援に必要な個人情報を共有するための根拠を新たに整備するため、条例の一部を改正するものです。 主な審議内容 新たに整備される子ども家庭総合支援拠点における総合相談や発達相談の相談体制、関係機関との情報共有などについて質疑がありました。 --------------------------------------------------- 水道事業会計に土地売却益分を増額  [全員一致可決] --------------------------------------------------- 概要 新庁舎・ひろば整備事業において、上下水道局が保有する土地の一部を市に売却したことで発生した、利益2億9435万2千円を増額補正するものです。主な審議主な審議内容 今回上下水道局から市に土地を売却するに当たり、簿価(昭和53年)よりも高い時価(令和3年)で売買を行うことの妥当性や、新庁舎建設における市と上下水道局の費用の案分率などについて質疑がありました。 【10面】 -------------------------------------------------------------------- 都市計画道路荒地西山線道路新設改良工事請負契約を変更 [全員一致可決] -------------------------------------------------------------------- 概要 交付金を確保したことによる擁壁の延長と、転石処分等により、契約金額を変更するものです。 主な審議内容 転石の処分や工期に係る質疑のほか、山手に住むことを誘致するなど、将来的な視野を求める意見がありました。 ***** 請願  ***** 6月定例会では、次の2件の請願が提出されました。 ◆豊かな教育を実現するための義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願(項目2のみ採択・全員一致)  項目2 教育の機会均等と教育水準の維持向上をはかるため、義務教育費国庫負担制度を堅持してください。 ◆「精神保健医療福祉の改善を求める意見書」を国に上げることを求める請願  請願者より申し出があり、取り下げられました。   ******* 意見書 ******* 6月定例会では、2件の意見書案を全員一致で可決し、関係機関へ送付しました。 ◆地方財政の充実・強化に関する意見書  送付先 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣 ほか ◆豊かな教育を実現するための義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書  送付先 内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣 ほか ******************************* その他の賛否が全員一致した議案 ******************************* 専決処分した事件の承認を求めることについて(5件)(令和3年度宝塚市一般会計補正予算第2号・第3号、宝塚市市税条例の一部を改正する条例の制定について、宝塚市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について、損害賠償の額の決定について) [承認] 令和3年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第1号)※1 [可決] 令和3年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費補正予算(第1号) [可決] 令和3年度宝塚市特別会計介護保険事業費補正予算(第1号)※1 [可決] 宝塚市市税条例等の一部を改正する条例の制定について [可決] 職員の勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市立地域児童育成会条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市立幼稚園の設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 市道路線の認定変更について [可決] 第6次宝塚市総合計画の基本構想を定めることについて [可決] 宝塚市監査委員の選任につき同意を求めることについて [同意] 令和3年度宝塚市一般会計補正予算(第4号)※1 [可決] 宝塚市個人番号の利用等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について [可決] 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて(2件) [適任] 宝塚市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 特別委員会の委員定数の変更について [可決] 議会議長の選挙について [選挙執行(投票)] 議会副議長の選挙について [選挙執行(投票)] 兵庫県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について [選挙執行(指名推選)] 阪神水道企業団議会議員の選挙について [選挙執行(指名推選)] 議会議長の辞職につき許可を求めることについて [許可] 議会副議長の辞職につき許可を求めることについて [許可] 議席の一部変更について [可決] 委員会の閉会中の所管事務調査事項について [可決] 令和3年度宝塚市一般会計補正予算(第4号) [撤回] 令和3年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第1号) [撤回] 令和3年度宝塚市特別会計介護保険事業費補正予算(第1号) [撤回] 宝塚市特別職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について  [撤回] 宝塚市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について [撤回] ※1 先に提出された議案の撤回により、数値等を修正して議決しています 【11面】 ----------- 一般質問 -----------  一般質問とは、各議員が市政全般のさまざまな課題を積極的に取り上げ、それぞれの観点から、市の考え方や、取組姿勢、今後の方向性などを問いただすものです。  通常の一般質問は、1人当たり90分を上限に実施していますが、6月定例会では、新型コロナ感染防止のため、時間を短縮し、1人当たり50分を上限に、2日間で15人の議員が実施しました。全てをご紹介することはできませんが、その要旨を掲載します。 [日本共産党宝塚市会議員団] ■となきまさかつ 【安全で迅速なワクチン接種を】 <問>各医療機関でのキャンセル状況やワクチン廃棄件数などは把握しているか。 <答>各医療機関宛てに連絡されるキャンセルは把握しにくい。また、現時点ではワクチンの大量廃棄という報告は受けていない。 <問>未接種の高齢者への確認は。 <答>郵便で意思確認を行い、希望者全員が接種できるよう努める。 【市内業者支援の充実を】 <問>キャッシュレスポイント還元の効果と課題は。 <答>昨年度は市内全体の売り上げ回復に寄与したが、事業の周知が充分でなかった。本年度は丁寧に行う。 <問>不十分な国の施策を補う市独自施策の検討は。 <答>財源の適正配分の観点から市独自の給付は困難だが、消費促進施策により経営継続支援等に努める。 [たからづか真政会] ■とみかわこうたろう 【地場産業の園芸産業を活かしたまちづくりを】 <問>市の園芸振興の基本的な考えと取り組み状況は。 <答>園芸産業は本市の重要な地場産業である。シビックプライドの醸成を図り、花卉・植木事業者と引き続き連携し、推進していく。 <意見>地場産業の特色を活かし宝塚らしさの演出を。 【固定資産税・都市計画税の課税誤りについて】 <問>再発した理由は何か。 <答>課内連携や業務内容の確認が不十分と認識。今後、連携強化や適切な事務処理に努め信頼を回復する。 【都市計画税の充当状況】 <問>都市計画事業に十分充当し切れず、余す理由は。 <答>都市生活基盤整備が進み、事業費が減ったため。 <問>本市の都市計画道路整備率が非常に低いのでは。 <答>計画的に進めたい。 <意見>将来に備え、道路整備等に重点を置く充当を。 [日本維新の会宝塚市議団] ■むらまつあんな 【喫煙マナーの向上】 <問>青少年の健全育成を阻害する通学路上での路上喫煙などに対し、青少年補導委員が声掛けするのは、規程に抵触するか。 <答>子どもに対する補導活動が主な職務だが、必要に応じて声掛けすることもあるかと考えている。 <問>禁止区域での路上喫煙に過料が科せられると区域内に掲示などはあるか。 <答>掲示していない。抑止力を考慮し、今後対応したいと考える。 【保育所駐車場の事故を未然に防ぐ対策】 <問>事故発生の情報だけでは再発防止は図れないが。 <答>必要に応じて注意を促す掲示はしている。 <問>命を守る視点で具体的な情報を開示すべきでは。 <答>事故が多い場所や注意が必要な場所は、事故を予見する意味でも丁寧に説明するよう心掛けたい。 [日本共産党宝塚市会議員団] ■たぶちしずこ 【ジェンダー平等の社会へ】 <問>コロナ禍の長期化でいわゆる生理の貧困の実態が浮き彫りになった。ジェンダー平等への一歩として解決されるべき問題である。小中学校や公共施設の女性トイレに生理用品の設置を。 <答>学校ではいたずら等の状況を考慮し、個室トイレへの生理用品の常備方法を検討する。また公共施設では他市の事例や寄付を含め、状況を注視していく。 【西谷地域の活性化】 <問>路線バスの運行変更で、転校する児童も出たが。 <答>通学機能も考慮し必要な輸送の適切な配置を事業者や地域と検討していく。 【スクール・サポート・スタッフ】 <問>昨年度は感染症対策で全校配置された。教職員の多忙化解消のため、今後も必要だと思うが。 <答>今後の方策は市と教育委員会で話をしていく [ともに生きる市民の会] ■かじかわみさお 【職場環境の改善を】 <問>市立病院の第三者調査員による報告書の詳細は。 <答>排気装置等の検査や作業環境測定が適切でなかったことなどを指摘された。 <問>管理者出席の謝罪の記者会見をやるべきでは。 <答>不十分な対応を反省し、この場でおわびしたい。 <問い>風通しの良い職場環境への改善を。 <答>労働環境に関する意見が具申され、対応が的確に行われる仕組みをつくる。 【子ども発達支援センター診療所の課題】 <問>保護者有志のアンケートで、35件中29件が「ドクターに不満・やや不満」だったが、この対応策は。 <答>保護者のニーズを把握し、納得を得られるよう説明と対応を積み重ねたい。 <問>山﨑市長に保護者の意見を聞いてほしい。 <答>保護者の期待に応えられるように努力したい。 【12面】 [日本共産党宝塚市会議員団] ■よこたまさのり 【安全な道路整備に向けて】 <問>宝塚駅周辺の歩道沿いにある横断防止の鎖が外れており危険。改善を。 <答>兵庫県の管理であり、今年度中の復旧を確認した。 【障碍者のワクチン接種】 <問>安心して接種できるような配慮が必要。検討は。 <答>手話通訳者等を配置した優先接種日や通い慣れた施設等での接種を検討中。 <問>接種に関し分かりやすいパンフレットの作成は。 <答>神戸市発行のパンフレットを参考に検討したい。 【子どもたちの学びの保障】 <問>自主休学中の児童生徒に対する学びの保障は。 <答>タブレットの活用方法を研究し、学びの保障につなげていきたい。 <問>コロナ禍で行動制限もあるが芸術鑑賞の機会を。 <答>この状況下だからこそ文化芸術に触れることは必要。対策を講じ、機会の提供に取り組んでいきたい。 [無所属の会] ■いわさまさし 【職員の個の力を生かす】 <問>各課の所管事務や魅力等をデータベース化することで、ポジティブな異動希望者が増えるのでは。 <答>職員がキャリアデザインを行う上で、各課業務の見える化は必要。今後検討していきたい。 【産業振興ビジョンの実現】 <問>商工会議所の会頭、副会頭、役員等への啓発を。 <答>計画そのものを説明するより、具体的に考え方を応用しながら対話を進め、市が目指す方向を理解いただけるよう努めていきたい。 <問>清荒神や西谷等の観光コンテンツに対し、訪れる動機や次に何が楽しめるか、パッケージ化が弱い。 <答>ウェルネスツーリズム事業は、まさにその趣旨で取り組んでいる。そういう観光コンテンツになるように考えていきたい。 <意見>2025年大阪万博までにアピールの準備を。 [令和安全の会] ■やまもとけいこ 【市内業者復興へ】 <問>キャッシュレスポイント還元事業と商店街お買物券・ポイントシール事業により、期待される効果は。 <答>昨年度の検証を踏まえ、今年度も両事業を実施予定。プレミアム分の予算総額約2億5千万円の4〜5倍の経済効果とともに、新規顧客やリピーター増加、収益確保等が期待できる。 【北部地域活性化のために】 <問>武田尾駅前を大阪等へ通勤する現役世代の住宅地として活用してほしいが。 <答>既に駅前から約500メートル北東に住宅地が整備され戸建て住宅の新築、2階以下の店舗等の建築が可能であり、期待している。 【ビッグフェニックス噴水】 <問>公共施設(建物施設)保有量最適化方針の検討対象だが景観構想に必要では。 <答>重要観光資源と認識する場所。維持と撤去とのコスト比較など、検討する。 [ともに生きる市民の会] ■かわぐちじゅん 【食品ロス削減の取り組み】 <問>フードドライブへの、本市の関わりは。 <答>県のひょうごフードドライブ運動に参画。6月から認知度を高めるため、チラシの配布を始めた。 【コロナ禍におけるひとり親家庭への支援】 <問>情報発信の現状は。 <答>ホームページや広報たからづかへの掲載、子育て・子育ちガイド「たからばこ」で事業内容を案内するとともに、支援事業の対象世帯に通知を行っている。 <問>情報を一覧的にまとめたサイトが必要では。 <答>相互リンク等、掲載方法を検討していきたい。 <意見>ライン等でプッシュ型の発信も検討を。 【補助犬と補助犬ユーザーへの理解促進】 <問>補助犬シールを多目的トイレに掲示しては。 <答>公共施設の多目的トイレへ表示を進めていく。 [たからづか真政会] ■いしくらかよこ 【コロナ環境下における子どもたちの安心・安全】 <問>子どもへのワクチン接種について市の考えは。 <答>文部科学省より生徒へのワクチン接種を学校集団接種によって行うことは、推奨するものではないという考え方が示されている。現時点では学校での集団接種の実施は検討していない。 <問>マスク着用での体育の授業における、熱中症対策は。 <答>文部科学省発出の学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルに基づき、本市では原則として学校での体育の授業時にマスクを着用していない。県教育委員会の熱中症事故防止についての通知も踏まえ、屋内外を問わず、児童生徒の健康観察の徹底を図るとともに、小まめな水分・塩分補給を実施し、万全の対策を講ずよう学校に通知している。 [公明党議員団] ■ふじおかかずえ 【ヤングケアラーへの支援】 <問>支援の在り方は。 <答>各分野が連携し、早期発見の取り組みが重要。周知や啓発が大切と考える。 【不安を抱えている女性の就労支援】 <問>交付金の活用は。 <答>きめ細かな支援ができるよう活用を検討する。 【開かれた学校園をつくるために】 <問>職員会議に教育委員会事務局の職員が参加できるような要領を作成しては。 <答>研究していきたい。 <問>教育委員による学校訪問の仕組みをつくっては。 <答>教育委員会に投げかけていきたい。 <問>市独自のコミュニティ・スクールを文部科学省型に移行すべきでは。 <答>なるべく早い段階で次のステップに移行したい。 <意見>仕組みをしっかりつくって、風通しの良い学校現場にしてほしい。 【13面】 [日本維新の会宝塚市議団] ■いばさとし 【ワクチン接種の副反応】 <問>市が、現時点で把握している全国での死亡数は。 <答>国の公表では、6月18日までに合計356件。 <問>死亡例や安全性等、情報の随時更新・発表を。 <答>厚生労働省の検討部会が症例を確認・判定しており、専門家の評価の見える化が大切と考えている。 <問>6月時点で20代以下の感染による死亡例はごく少数、10代から30代の重症者はいないが、ワクチン接種では死亡例が数人、重篤な副反応は200件を超える。個人が接種を選択できることが重要。首長自らがリスクも含め情報発信する市もあるが、本市の状況は。 <答>市のホームページで、市長からの動画による情報発信を開始したばかり。今後も続けていく。 <意見>市民の命を守るために、情報をしっかり確認し、発信に努めてほしい。 [市民ネット宝塚] ■きたのさとこ 【ヤングケアラー支援】 <問>大人の代わりに家族の介護やきょうだいの世話を担う子どもは、全国調査において20人に1人。本市での早期発見や実態把握は。 <答>各校で毎年実施している、「こころとからだのアンケート」と個別面談等で把握に努めている。 <問>幼いきょうだいの世話をしている実態が多い。福祉的な支援につなげる連携や、課題解決への方策は。 <答>スクールソーシャルワーカーと教職員がケース会議などで情報共有し、福祉機関と連携して支援する体制をつくっている。 <問>難病や精神疾患など、病気の家族の世話をしている実態を、関係機関との連携で改善できないか。 <答>医療機関との連携は宝塚健康福祉事務所が担う。支援が必要と連絡があれば、庁内連携を密にして福祉サービスを提供する。 [たからづか真政会] ■くわはらけんざぶろう 【信頼関係を築ける「誠実性」の高い答弁について】 <問>市長選挙に係るビラの「フェイクニュース」という表現について、市長が先の代表質問の中で発言した内容の真意は。 <答>ビラは当時、政策協定を結んでいたOPEN宝塚が作成したもの。フェイクニュースという文言が、宝塚市の財政が破綻するといううわさがあるという文言とつなげて書かれていたため、読み間違われやすい文章になっていたと認識している。誤解をした市民がいたことに対して申し訳なく思っている。 <問>代表質問で、ビラ作成団体が市長の後援会組織ではないと発言した真意は。 <答>後援会はコロナ禍で設立総会ができておらず、立ち上がっていないとの認識である。OPEN宝塚は後援会ではなく後援団体である。 [公明党議員団] ■なかのただし 【学校・学級風土の可視化】 <問>教育委員会が学校・学級風土の可視化を調査研究したいと聞いたが本当か。 <答>いじめや学校・学級風土を客観的に理解していくことは教育をオープンにする視点で必要と考える。 <問>専門機関の知恵を借り、数値化し、学校風土の改善を教育委員会は考えている。鍵を握るのは市長。市は応援すべきだと思うが。 <答>市は教育委員会と協議しサポートしていく。まず専門機関の話も聞きたい。 【西谷地域の基点】 <問>本市は国際観光都市。中でも魅力ある西谷地域の観光基点は武田尾駅で、積極的にバリアフリー化をJR、県、国と交渉すべき。 <答>今後の国への要望に含めたいと考えている。 <意見>人、教育、インフラ、観光への投資は将来への投資。限りある財源で未来のために今できることを。 ********** 議員研修 ********** 行財政経営を考える研修会  市議会では令和3年7月20日(火曜日)、行財政経営について考える議員研修会を実施しました。  研修会は2部構成で、第1部は関西学院大学経済学部教授の上村敏之(うえむらとしゆき)氏による基調講演、第2部は議員が加わってのトークセッションとし、意見交換を交えながら実践的な理解を深めました。 【第1部】  宝塚市の政策アドバイザーでもある上村敏之氏による講演の演題は「宝塚市の財政状況、今後の方向性について」。  成果の視点で事業を見直すことの重要性、事業成果を検証する方法、本市の財政状況などについて、具体的な事例を挙げながら説明を頂きました。 【第2部】  議員3名が登壇してのトークセッションは、「行財政経営改革、議会に必要な視点とは」をテーマとしました。  成果指標の設定方法、財政難の原因と改善方策などについて議員が発言し、それに対して上村氏からアドバイスを頂く形で進行しました。  市政を取り巻く大きな課題である財政問題、持続可能な行財政経営について、議員一人一人が深く考える貴重な時間となりました。 ***** 報告 ***** 議員の辞職  かざはやひさお議員は、兵庫県議会議員補欠選挙への立候補により、公職選挙法の規定に基づき、令和3年5月14日付で議員辞職となりました。 【14面】 文教生活常任委員会 所管事務調査 ************************************************** いじめ・体罰・教員の不祥事・逮捕 学校現場の課題とは 【安全】と【信頼】を取り戻すため~議会の取り組み~ ***************************************************   昨年、学校現場では体罰や住居不法侵入による教員の祥事逮捕事案が相次いで発生し、本市の教育に対する市民の信頼は大きく失墜しました。その後も教員の不祥事は続き、学校の安全性が脅かされていることから、当委員会では2016年度に発生した痛ましいいじめ自死事案を受けて策定された「再発防止基本方針」とともにこれらの事案について所管事務調査を行い、異常といえるこの状況を引き起こしている根本的な原因を探りました。  その調査概要および教育委員会による改善に向けた動きを報告します。 調査期間・回数 令和2年10月30日~令和3年5月7日 計7回 調査対象(報告含む) ・宝塚市いじめ問題再発防止に関する基本方針 ・部活動における生徒校舎転落事案に対する調査報告書 ・教員による不祥事事案  住居不法侵入・部活動における体罰・SNSによる不適切メッセージの送信・校内での児童無断撮影 ・教育委員会および学校の組織風土  議会は、子どもたちが安心でき、保護者、教職員を含む全ての学校教育関係者が大きく育つ「学校組織風土」が築けるよう全力で取り組みます。 --------------------- 調査における主な議論 --------------------- 〇宝塚市いじめ問題再発防止に関する基本方針について  策定までに4年とはあまりに迅速性に欠けること、「学校いじめ防止委員会」が機能的に動けていなかったこと、「生徒への管理統制」「(教員の)威圧的な態度」には構造的な問題があること等を指摘するとともに、教頭だけでなく教員の負担軽減を求める意見がありました。 〇教員の逮捕を含む、複数の不祥事事案について  教職員の処分歴の引き継ぎや、副業、喫煙など服務規律を徹底すること、校長や教頭を補佐する主幹教諭が機能していないこと、学校現場で校長のリーダーシップが発揮できる環境改善が必至であることなども含め、信頼回復に向け情報は隠さずオープンにするよう求めました。 ------------------- 学校現場の組織風土 -------------------  多くの課題の背景には、教育行政や学校運営に関して特定の職員団体と教育委員会との間において、適切とは言い難い取り決めや取り扱いによって学校管理職のリーダーシップが阻害されるなど、円滑な学校運営に支障を来しているのではないか、という議員からの意見がありました。それを受け、教育委員会は教職員の了解を前提に行っていた人事異動等を改め、今後は適正配置に努めることにしました。 〇教育長の発言より抜粋  何か問題が起こると誰かが対応してくれるという当事者意識の欠如や、反対に組織的な対応もせず抱え込んでしまうことなど、子どもの気持ちよりも教員の立場を優先したために、間違った対応をするといった組織風土による問題が明らかになりました。これからも、宝塚市の教育を一からやり直すという強い決意を持って、学校と一体になって取り組んでまいります。 ------------------------------------- 教育委員会による、改善に向けた対応 各学校長宛ての通知より ------------------------------------- 1.管理職による職員退勤後の鍵閉めの廃止・教頭の授業時数(固定時間)の廃止・教職員の働き方改革の推進 2.教育業務連絡調整手当の取扱いと校務分掌検討委員会の適切な委員構成について 3.職員会議のあり方の是正 4.主幹教諭の職務の校務分掌による明確化 5.職員団体(分会)から校長に対する確認、要請、申し入れ(交渉含む)等への対応について 【15面】 *********** 表紙の写真 ***********  市内の高等学校写真部による「かけはし」の表紙企画第4弾。今回は、兵庫県立宝塚北高等学校写真部から、写真とコメントをいただきました。 ■演劇科「煌めき」(表紙上)  今年6月に行われた文化祭。私たち写真部が開催したフォトイベントに参加してくれた演劇科生です。  マスク越しでも伝わる楽しげな表情。学科が違うため直接関わる機会は少ないですが、外部出演や卒業公演の準備に励んでいる姿をよく目にします。忙しい日々の中、常に笑顔の絶えない演劇科生は学校を明るく照らしてくれる存在です。 ■外部活「快晴、青春」(表紙下)  宝塚北高校といえば勉強、と思われがちですが、部活動も活発です。グラウンドではハンドボール部や野球部、サッカー部などたくさんの部活が毎日練習しています。勉強や課題と両立しながら、仲間と切磋琢磨し、それぞれの目標に向かって努力している姿を写真に収めました。 ■放送部「言葉に乗せて」(右写真)  この写真は、放送部の活動を見学させてもらったときに撮影した写真です。学校行事などの司会やアナウンスを担当している放送部。その技術はとても同世代とは思えないほどです。  中でも、昼休みの校内放送を聴くことは私にとって毎日の楽しみの一つです。  校外的な活動としては、大会出場や、エフエム宝塚の番組出演もしていて、話し方や編集技術などを日々磨いているそうです。   ◇ ◆ ◇ ◆ ◇  宝塚北高校は普通科、GS科、演劇科の3科を持つ学校で、それぞれの科にそれぞれの良さがあります。これらの写真を通して我が校の魅力をお伝えすることができていたら嬉しいです。    次号は雲雀丘学園中学校・高等学校の予定です。 ***************** 9月定例会の予定 ***************** [9月] 2日(木曜日) 議会運営委員会 3日(金曜日) 本会議 7日(火曜日) 総務常任委員会(1)+協議会 8日(水曜日) 文教生活常任委員会(1)+協議会 9日(木曜日) 産業建設常任委員会(1)+協議会 10日(金曜日) 総務常任委員会(2) 13日(月曜日) 文教生活常任委員会(2) 14日(火曜日) 産業建設常任委員会(2) 15日(水曜日) 常任委員会(2)(予備日) 28日(火曜日) 議会運営委員会 29日(水曜日) 一般質問 30日(木曜日) 一般質問 [10月] 1日(金曜日) 一般質問 議会運営委員会 4日(月曜日) 一般質問(予備日) 6日(水曜日) 協議会+常任委員会(3) 7日(木曜日) 議会運営委員会 8日(金曜日) 本会議 11日(月曜日) 本会議(予備日) 10月21日、22日、25日、26日、28日、11月9日に決算特別委員会を開催予定。 ※日程については変更する場合があります。 ◆市議会 ホームページ  会議日程や議案審査の結果等をご覧いただけます。また、本会議や委員会の会議録検索もできます。[宝塚市議会で検索] ◆インターネット中継・録画配信  本会議の模様を動画で配信しています。スマートフォン・タブレットでも視聴可能です。 ◆フェイスブック  本会議や委員会の開催日程のほか、議会報告会や意見交換会など市議会主催イベントの情報をお知らせしています。フォローをお願いします。 ◆83.5メガヘルツ FM宝塚  毎週2回(月曜日・木曜日)11時55分から5分間、市議会の話題をお届けしています。一般質問(録音)や議長インタビューなども放送しています。 ************* 傍聴のご案内 *************  本会議や委員会は公開が原則ですが、現在は次のとおり感染防止対策を行っております。  ※傍聴の際はマスク着用、検温、手指消毒等をお願いします。 ■本会議  議場では、傍聴席を半数程度に制限しています。できる限り、インターネット中継をご利用ください。 ■委員会  緊急事態宣言中、まん延防止等重点措置区域に指定中は、傍聴をお断りすることがあります。  また、委員会を議場で開催する場合もあります。  お問い合わせは議会事務局へ。 ■手話通訳・要約筆記  ご希望の方は、障碍福祉課へ。  ファックス797‐72‐8086 ********* 編集後記 ********* ◆6月から新たに広報広聴委員会に所属することとなりました。今号では議会報「かけはし」アンケートを企画致しました。より市民の皆さまに「開かれ・信頼され・親しまれる議会」を目指し、情報発信を行ってまいりたいと考えておりますので、ぜひご協力お願い致します。  (くわはら) ◆広報広聴委員会が発足して10年。議会報をはじめネット中継・録画配信、エフエム、SNS、議会報告会など皆さまに議会情報を届けるツールを充実させてきましたが、全容をお伝えできるのはやっぱり「かけはし」。カタイ内容をどう読みやすく? 5年ぶりの委員会で思案中です。(てらもと) ※次号は、令和3年12月1日発行予定です。 【16面】 ********************************* 議会報「かけはし」アンケート *********************************   本市議会では、市民に「開かれ・信頼され・親しまれる議会」を目指し情報発信に努めております。  この度、市民の皆さまにより分かりやすい議会報「かけはし」を目指し、アンケート調査を実施致します。  頂きましたご意見等は、今後の参考とさせていただきますので、ご協力をお願い致します。 あてはまるところにチェックをつけてください。 問1 あなたの性別は □男性 □女性 □その他 □無回答 問2 あなたの年齢は □18歳未満 □18~39歳 □40~59歳 □60~79歳 □80歳以上 問3 あなたの職業は □自営業 □会社員 □公務員 □派遣社員・パート・アルバイト □家事専業 □学生 □無職 □その他 問4 今号の議会報「かけはし」のどのような記事に関心がありますか(複数回答可)    □表紙(1面)□市議会構成決まる(2面)    □令和3年度6月補正予算が可決(3面)□代表質問(4~7面)    □6月定例会の議案審議から(8~10面)□請願・意見書(10面)    □その他の賛否が全員一致した議案(10面)□一般質問(11~13面)    □議員研修、報告(13面)□学校現場の課題とは(14面)    □表紙の写真(15面)□編集後記(15面)    □その他(                )□特になし 問5 問4の記事を選んだ理由を教えてください(自由記載) 問6 議会報「かけはし」へのご意見やご要望、取り上げてほしい記事をご記入ください(自由記載) 問7 議会情報の広報手段として、どのような方法が良いと思いますか(複数回答可)    □議会報「かけはし」□市議会ホームページ□フェイスブック □エフエム宝塚 □特になし □その他(     ) 実施期間:令和3年9月1日(水曜日)~9月30日(木曜日) 提出方法:いずれかの方法でご回答ください。  (1)【ファックス】議会事務局にファックスで送信する(ファックス番号0797-74-6902)  (2)【郵送】郵送その他の方法で、議会事務局までお届けいただく  (3)【議員】お近くの議員にお渡しいただく (4)【WEB】右記の二次元バーコードより回答する 送付先:〒665-8665宝塚市東洋町1-1議会事務局議事調査課 電話:0797-77-2168