《たからづか市議会報かけはしテキスト版》 第257号 令和5年(2023年) 2月1日(水曜日) 編集発行 たからづか市議会 *たからづか市議会報かけはしテキスト版は、たからづか市議会報かけはしの写真や画像、一部表グラフなどを省いてテキスト形式で編集しています。 文書読み上げソフトによっては、正しく読み上げできないこともあります。 誌面へのご意見やご感想は、議会事務局までお気軽にお寄せください。 たからづか市議会事務局 〒665-8665 たからづか市とうようちょう1番1号 電話 0797-77-2168(直通) ファックス 0797-74-6902 【1面】 【特集】データで見るたからづか(15面)  ごみ問題から考える 共創のまちづくり ○令和3年度一般会計・特別会計決算を認定(2、3面) ○12月定例会の概要  ・議案審議(4〜8面)  ・一般質問(9〜12面) ○特別委員会の報告(13面) ○議会運営委員会の視察報告(14面) 【2〜3面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 令和3年度  一般会計・特別会計 決算を認定 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  決算特別委員会は10月7日に設置し、10月21日から5日間、集中して審査を行いました。  委員会では、市から決算概要の説明を受けた後、事業の実施状況や効果等について費目ごとに質疑を行い、5日目には総括質疑、討論、委員会としての採決を行いました。  その後、11月15日に開催された12月定例会初日の本会議において、委員長から内容が報告された後、議決しました。 ◆決算特別委員会委員◆ 委員長  ふじおかかずえ 副委員長 たぶちしずこ 委員 いけだみつたか おおかわひろゆき おおしまときこ きたやまてるあき たなかだいしろう てらもとさなえ となきまさかつ とみかわこうたろう なかのただし むらまつあんな (五十音順) 【2面】 ◆一般会計(歳出)目的別構成比◆ 民生費46.7% 衛生費11.4% 総務費10.8% 教育費10.0% 土木費7.7% 公債費7.4% 消防費3.9% 商工費1.0% 議会費0.5% 農林業費0.3% 諸支出金0.2% 労働費0.1% ◆各会計の決算額◆ [一般会計]  歳入決算額      939億7906万円  歳出決算額      910億8801万円 [特別会計] <国民健康保険事業>  歳入決算額      238億9356万円  歳出決算額      230億6864万円 <国民健康保険診療施設>  歳入決算額      1億1143万円  歳出決算額      1億1143万円 <介護保険事業>  歳入決算額      224億7329万円  歳出決算額      221億937万円 <後期高齢者医療事業>  歳入決算額      46億3190万円  歳出決算額      44億8280万円 <財産区(9件)>  歳入決算額      1億3395万円  歳出決算額      8647万円 <たからづか市営霊園事業>  歳入決算額      1億8007万円  歳出決算額      1億8007万円 ◆◆現地視察◆◆  令和3年度に実施した事業のうち、健康センター内に移転した歯科診療所、高機能消防指令システム更新、市役所新庁舎に隣接したひろばを視察しました。  歯科診療所は、以前と変わらず安心して受診できる施設となっていました。消防では、実際にシステムが稼働している状況を見学し、迅速な対応により市民の暮らしが守られている状況を確認しました。また、ひろばは、さまざまな種類の木が植えられ、ゆったりとしたベンチなどもあり、憩いの空間となっていました。 ◆歳出◆ 【北部地域移住・定住促進活動補助金】 問い 内容と効果は。 答え 令和3年度は、情報発信に向けたウェブサイト「たからづかにしたにスモッカ」の立ち上げ、地域内空き家情報募集チラシの作成、借り手・貸し手をマッチングする仕組みづくりの勉強会や空き家調査も行った。移住相談は徐々に増えており、効果が出てきていると感じる。 【文化芸術活動再開支援事業補助金】 問い 補助金の活用状況は。 答え 新型コロナの影響で疲弊した文化芸術活動の復興と飛躍のため、25団体に支援を行った。申請団体からは、事業開催に前向きになったなどの声があり、活動再開の一助となった。 【障碍者就労支援事業】 問い 共同受注窓口について、全体では受注件数や実績が少しずつ増加しているが、市の実績額が、令和2年度に倍増し、令和3年度に減っている理由は。 答え 令和2年度は植木の保守管理など、金額が大きい案件が発注されたが、令和3年度は大きな金額の案件がなかったため、実績額が半分程度に落ち込んだ。 【市立保育所のオンライン研修】 問い 新型コロナ収束後も続けるのか。公立幼稚園は規模の縮小により教諭同士のスキルを高め合うことが難しい状況。幼保連携の視点から幼稚園教諭も受講できるよう検討しているか。 答え 収束後も活用していきたい。保育士対象の研修に、必要に応じて認定こども園の職員等に参加してもらっている。 【産後ケア事業】 問い 事業の状況は。 答え 新型コロナの影響により、妊産婦の外出、家族の立ち会いが難しい、手伝いに来てもらいにくいという現状がある。産後ケア事業や、妊娠中から使える産前・産後サポート事業を紹介し利用してもらい、安心を届けるように努めている。 【女性のための伴走型就労支援】 問い 事業の評価は。また、新型コロナ収束後も事業を継続するのか。 答え 就職率は高くないが、進路を見つけるなどの成果もあった。これを受け、令和3年度限りの事業だったが、令和4年度はパソコン講座やカウンセリング等の支援を実施している。 【3面】 【ウェルネスツーリズム推進事業】 問い 委託内容と官民連携の新規観光コンテンツは。 答え 委託内容は、ファシリテーターによる地域ワークショップの開催と観光コンテンツモデル事業コンペティション運営および実証モデル事業連携実施。コンテンツは、にしたにの自然を活用した夜のイベント、椅子を貸し出しむこがわ河川敷でランチを楽しむ企画、市花に選定されたダリアを活用したスタンプラリーを採択。 【都市計画道路あれちにしやま線】 問い 執行率が61%にとどまっている理由は。 答え トンネル区間のボックスカルバート工事で、汚染土壌が現れたことに伴う追加調査等による遅延。 【不登校児童生徒の居場所】 問い 不登校児童生徒が増加。居場所づくりの体制は。 答え 中学生はPalたからづか、小学生はCoCoたからづかという居場所をつくり、体制を整えている。 ◆歳 入◆ 【市税収納率】 問い 平成30年度から令和2年度まで99.1%前後だったが、令和3年度に99.5%に上がった理由は。 答え 令和2年度にあった徴収猶予の特例に加え、スマホ決済やクレジット決済などを取り入れたため。 【新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金】 問い 交付金による地域経済活性化の実感はあるか。 答え 市内店舗のキャッシュレスポイント還元事業では、プレミアムポイントにより10億円の消費喚起につながった。他の事業に関しても一定の効果があった。 【市債管理基金の額】 問い 本市の市債管理基金の額は2.5億円。阪神間で最も低い理由は。 答え 他市に比べ低い一方で、新ごみ処理施設の建設に伴う起債償還のための公債費が増加する見込み。今後、老朽化施設の維持更新など、優先度の高い公共施設等整備保全基金への積み立てを検討していく。 ◆特別会計◆ 【介護保険事業の黒字】 問い 黒字だが、保険料や利用料を下げられないか。 答え 本市は低所得者等への利用料引き下げ幅を国の基準より上乗せしている。黒字分は基金に積み立て、将来的に保険料の上昇を見込んだ時に緩やかになるよう計画的に取り崩している。 【委託業者の契約不履行】 問い 委託業者がにしのみや市地域に市営霊園チラシを配布しなかった件で、残った5800枚はどうしたのか。 答え 4200枚を、市の広報板への掲示と自治会への配布に活用した。 ◆◆本会議での議決結果◆◆ <議案名/審議結果> 令和3年度たからづか市一般会計歳入歳出決算認定について            [認定(賛成多数)] 令和3年度たからづか市特別会計国民健康保険事業費歳入歳出決算認定について   [認定(全員一致)] 令和3年度たからづか市特別会計国民健康保険診療施設費歳入歳出決算認定について [認定(全員一致)] 令和3年度たからづか市特別会計介護保険事業費歳入歳出決算認定について     [認定(全員一致)] 令和3年度たからづか市特別会計後期高齢者医療事業費歳入歳出決算認定について  [認定(全員一致)] 令和3年度たからづか市特別会計各財産区歳入歳出決算認定について(9件)    [認定(全員一致)] 令和3年度たからづか市特別会計たからづか市営霊園事業費歳入歳出決算認定について[認定(全員一致)] ◆◆各議員の賛否◆◆ [にほん共産党たからづか市会議員団] 賛成 たなかこう、たぶちしずこ、となきまさかつ、よこたまさのり(五十音順) [たからづか真政会] 賛成 あさたにあき、おおかわひろゆき、くわはらけんざぶろう、とみかわこうたろう(五十音順) [公明党議員団] 賛成 えばらかずあき、なかのただし、ふじおかかずえ(五十音順) [にほん維新の会たからづか市議団] 賛成 いけだみつたか、いばさとし、むらまつあんな(五十音順) [ともに生きる市民の会] 賛成 おおしまときこ、かじかわみさお、かわぐちじゅん(五十音順) [市民ネットたからづか] 賛成 きたのさとこ、てらもとさなえ(五十音順) [令和安全の会] 賛成 きたやまてるあき やまもとけいこ(五十音順) [無所属の会] 賛成 いわさまさし 反対 たなかだいしろう ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ◇議長(みやけこうじ議長)の表決権について  過半数議決の場合、議員には賛成・反対の表決権がありますが、議長には表決権がありません。  ただし、表決において「可否同数」(賛成と反対が同数となること)となった場合、議長が可決か否決かを決定することになります。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【4面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12月定例会の議案審議 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12月定例会では市長から提出された議案、市民の皆さまから提出された請願など56件を審議しました。主な議案審議の概要についてご報告します。 提出された議案は一部を除き、3つの常任委員会(総務・文教生活・産業建設)に付託し、慎重に審査しました。 なお、9月定例会において閉会中の継続審査としていた決算に関する議案15件の審議概要については、2〜3面をご覧ください。 市長提出議案 51件 意見書    2件 決議     1件 請願     2件 ◆常任委員会への主な付託議案等◆ 総務常任委員会 ■令和4年度たからづか市一般会計補正予算(第7号) ■たからづか市立看護専門学校条例の一部を改正する条例の制定について ■地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について  など19件(5面、6面) 文教生活常任委員会 ■令和4年度たからづか市病院事業会計補正予算(第3号)  など3件(6面) 産業建設常任委員会 ■たからづか市新ごみ処理施設建設基金条例の一部を改正する条例の制定について ■令和4年度たからづか市水道事業会計補正予算(第2号) ■令和4年度たからづか市下水道事業会計補正予算(第2号)  など6件(6面、7面) 【5面】 --------------------------------------------------------------------------- 指定管理者支援など、一般会計予算を増額補正 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和4年度たからづか市一般会計補正予算(第7号) 令和4年度一般会計の歳入歳出予算を、約37億円増額するものです。歳入予算では前年度からの繰越金などを増額、歳出予算ではふるさと納税推進事業、指定管理者への支援などを増額し、債務負担行為にたからづか市立病院経営強化プラン等策定業務委託などを追加するものです。 委員会では、物価高騰に対する指定管理者への支援金について、改めて精査を行い支援を求める附帯決議を付しました。また、本会議にも決議案が提出され全員一致で可決しました。(7面に掲載) ◆主な審議内容◆ 問い 企業版ふるさと納税PR支援業務委託について、寄付の受け入れと寄付金を使っての業務委託が同時となったため、交換条件になっているように思える。問題はないのか。 答え 寄付が決まれば報酬を支払う新しい仕組みで、内閣府と相談しながら進めている。今回は寄付が具体化した後の予算計上だが、次年度以降は公募での複数契約などを検討したい。 問い 物価高騰等に伴う指定管理者への支援金について、支援金を出さない施設もあり、また、支援金を出す施設でもその金額が大きく異なっている。公平性に欠けるのではないか。 答え 6月補正予算時の福祉関係の民間事業者等への支援金とのバランスを考えた。 問い 本来はたからづか市が運営している市の施設であり、物価高騰は指定管理者の努力でどうにかできるものではない。全額市が補填すべきではないのか。 答え それぞれの施設で状況が異なる。ヒアリング等で精査し、3月の補正予算で対応したい。 問い 市立病院の経営強化プラン等策定業務委託の中に、敷地調査業務が含まれているが、建て替えは既に決定しているのか。 答え 建て替えについては建物の老朽化に対する今後の課題としており、敷地調査の結果を基に経営強化プランの中で決定していきたい。 --------------------------------------------------------------------------- 看護専門学校条例を一部改正 [賛成多数可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■たからづか市立看護専門学校条例の一部を改正する条例の制定について たからづか市立看護専門学校の入学金および授業料に係る受益者負担の適正化を図るため、条例の一部を改正するものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 9月定例会における補正予算で、新型コロナの影響による看護専門学校生への支援事業があった。支援しながら授業料等を値上げすることは矛盾するのでは。 答え 令和6年度の新入生から負担が増えることは心苦しいが、14年連続合格率100%という看護師養成を継続するためには、費用面の見直しも必要と考えた。本会議では、2人の議員からそれぞれ賛成討論と反対討論がありました。 ◆◆各議員の賛否◆◆  ※みやけこうじ議長は表決に加わりません。 [にほん共産党たからづか市会議員団] 反対 たなかこう、たぶちしずこ、となきまさかつ、よこたまさのり(五十音順) [たからづか真政会] 賛成 あさたにあき、おおかわひろゆき、くわはらけんざぶろう、とみかわこうたろう(五十音順) [公明党議員団] 賛成 えばらかずあき、なかのただし、ふじおかかずえ(五十音順) [にっぽん維新の会たからづか市議団] 賛成 いけだみつたか、いばさとし、むらまつあんな(五十音順) [ともに生きる市民の会] 賛成 おおしまときこ、かじかわみさお、かわぐちじゅん(五十音順) [市民ネットたからづか] 賛成 きたのさとこ、てらもとさなえ(五十音順) [令和安全の会] 賛成 きたやまてるあき やまもとけいこ(五十音順) [無所属の会] 賛成 いわさまさし、たなかだいしろう(五十音順) 【6面】 --------------------------------------------------------------------------- たからづか市職員の定年等に関する条例等を一部改正 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について 地方公務員法の一部が改正され、令和5年4月1日から地方公務員の定年年齢が段階的に引き上げられる等の制度変更が行われたことに伴い、市職員の定年制度および給与制度等に関する条例の一部を改正するものです。 ◆主な改正点◆ 【たからづか市職員の定年等に関する条例】 令和5年度から定年年齢を2年に1歳ずつ段階的に引き上げ、令和13年度からは65歳を定年年齢とすることとします。また、組織の新陳代謝の確保および組織活力の維持のため、副課長級以上の職について、60歳を上限とする役職定年制度を導入します。なお、定年引き上げにより、原則65歳まで正規職員としてのフルタイム勤務としますが、職員の多様な働き方のニーズに対応するため、60歳以降に退職した職員を、本人の意向を踏まえ、短時間勤務の職で再任用することができることとします。 【たからづか市一般職の職員の給与に関する条例】 当分の間、職員が60歳に達した年度の翌年度以降の給料月額は、原則として当該職員の給料表の格付に応じた額の7割の額とします --------------------------------------------------------------------------- 新型コロナの影響で医業収益が減少の見込み [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和4年度たからづか市病院事業会計補正予算(第3号) 医業収益の予定額について、新型コロナウイルス感染症の影響により本年上半期の患者数減少のため6億7935万円余を減額する一方、感染症対策関連補助金の受け入れにより5億1750万円余を増額し、差引1億6185万円余の減額となるものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 院内感染による入院制限に対する補助金は。 答え 9月にクラスターが発生した病棟をコロナ病棟としたことで、4500万円程度の補助金を追加で受け入れる予定。 問い 外来患者数の減少幅より、外来収益の減少幅が大きいのはなぜか。 答え 令和4年4月の診療報酬改定で外来の化学療法単価が下がったことと、平均単価が9千円程度である発熱外来の患者が多かったため。 問い 今後の入院患者数の見込みは。 答え 12月から1月ごろまでは一日平均260人程度と見込む。 --------------------------------------------------------------------------- 新ごみ処理施設建設基金を債券運用できるよう条例を改正 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■たからづか市新ごみ処理施設建設基金条例の一部を改正する条例の制定について たからづか市新ごみ処理施設建設基金を債券運用することで、収入の確保を図り、新ごみ処理施設の整備にかかる一般財源の負担を軽減するために、条例の一部を改正するものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 債券運用方法、開始時期は決まっているのか。 答え 具体的な方法は、財政部局と基金所管部局と協議の上、決定する。今後10年間は基金の取り崩しがないため、10年債を軸に考えたい。 問い 利息の額を考えると運用による資金計画への影響はないと考えるが、どう認識しているか。 答え 基金全額を10年債で運用しても利子は年間1千万円程度で、計画に大きな影響はないが、一般財源の負担を少しでも軽減したい。 【7面】 --------------------------------------------------------------------------- 電力料金の高騰等に対応するため水道事業会計予算を増額補正 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和4年度たからづか市水道事業会計補正予算(第2号) 原油や液化天然ガスなどの輸入価格の上昇に伴う電力料金の高騰およびかわしもがわダム等の渇水に対応するため、収益的支出の費用予定額を1億3781万8千円増額し、54億810万円にするものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 今後、水道料金における市民の負担増は考えているのか。 答え 現在、上下水道事業審議会において、料金体系を含めた事業全体の在り方を審議していただいている。 問い かわしもがわダムがさらに渇水した場合の対策は。 答え かわしもがわダムの水を温存し、例年以上に、はんしん水道企業団から水の供給を受けている。状況を常に注視し、リスク管理に努める。 --------------------------------------------------------------------------- 電力料金の高騰に対応するため下水道事業会計予算を増額補正 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和4年度たからづか市下水道事業会計補正予算(第2号) 流域下水道維持管理費負担金について、原油や液化天然ガスなどの輸入価格の上昇に伴う電力料金の高騰に対応するため、収益的支出の費用予定額を3100万円増額し、44億9446万9千円にするものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 上下水道事業審議会の中で、下水道使用料に対する市民負担についてどのような意見があるのか。 答え 下水道事業会計は、前回値上げしたときより状況がよい。それも踏まえて審議いただく。 問い 流域下水道維持管理費負担金は人口割で決まるのか。 答え いながわ流域のはらだ処理場においては、各市の排水量に基づいて分担率が決められている。 ◆◆◆◆◆ 決議 ◆◆◆◆◆ 12月定例会において、次の決議を全員一致で可決しました。 ◆物価高騰等対策のための指定管理者継続支援に関する決議  令和2年から続く新型コロナウイルス感染症の影響に加えて、令和4年に発生したウクライナ侵攻によるエネルギー危機や円安による物価高騰等は、事業者に甚大な影響を与えている。  そのような中で、たからづか市は、令和4年度たからづか市一般会計補正予算(第7号)で、指定管理者に対する支援として物価高騰等対策指定管理者継続支援金を計上した。  指定管理者制度は、多様化する住民ニーズに、より効果的・効率的に対応するためには、民間事業者等の有するノウハウを広く活用することが有効との考えに基づいて導入された制度で、サービスの質の向上とコストの縮減も行い、さらには、地域振興及び活性化並びに行財政改革の推進効果が期待されるものである。  支援対象の指定管理者は、たからづか市に代わって、質が高く、合理的な行政サービス・公益事業を遂行している。  物価等の変動について、リスク分担では変動に伴う経費の増は指定管理者が分担するとされているが、今回は、指定管理者との基本協定書の中の損害賠償及び不可抗力の章及びリスク分担表の不可抗力に伴うものを根拠に市と協議し、支援するものだが、支援額の算定方法が指定管理料により決められていることについては理解し難い。  光熱水費、特に電気やガスの単価の高騰や、新型コロナ感染対策による使用量等について、市の直営施設は全て査定したとのことだが、指定管理者に対してもその影響額を丁寧に検証し、物価高騰分を応分に支援すべきである。  よって、指定管理者の影響額について再度精査し、3月補正予算での支援を求める。  以上決議する。 【8面】 --------------------------------------------------------------------------- その他の賛否が分かれた議案 --------------------------------------------------------------------------- ◆市長提出◆ ■名称/結果 たからづか市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決(賛成多数)] たからづか市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決(賛成多数)] ◆◆各議員の賛否◆◆  ※みやけこうじ議長は表決に加わりません。 [にほん共産党たからづか市会議員団] 賛成 たなかこう、たぶちしずこ、となきまさかつ、よこたまさのり(五十音順) [たからづか真政会] 賛成 あさたにあき、おおかわひろゆき、くわはらけんざぶろう、とみかわこうたろう(五十音順) [公明党議員団] 賛成 えばらかずあき、なかのただし、ふじおかかずえ(五十音順) [にっぽん維新の会たからづか市議団] 反対 いけだみつたか、いばさとし、むらまつあんな(五十音順) [ともに生きる市民の会] 賛成 おおしまときこ、かじかわみさお、かわぐちじゅん(五十音順) [市民ネットたからづか] 賛成 きたのさとこ、てらもとさなえ(五十音順) [令和安全の会] 賛成 きたやまてるあき やまもとけいこ(五十音順) [無所属の会] 賛成 いわさまさし、たなかだいしろう(五十音順) --------------------------------------------------------------------------- その他の賛否が一致した議案 --------------------------------------------------------------------------- ◆市長提出◆ ■名称/結果 令和4年度たからづか市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第3号)        [可決(全員一致)] 令和4年度たからづか市特別会計介護保険事業費補正予算(第3号)          [可決(全員一致)] 令和4年度たからづか市特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第2号)       [可決(全員一致)] 令和4年度たからづか市特別会計各財産区補正予算(第1号) (8件)        [可決(全員一致)] たからづか市情報公開条例の一部を改正する条例の制定について            [可決(全員一致)] たからづか市個人情報の保護に関する法律の施行に関する条例の制定について      [可決(全員一致)] たからづか市子ども審議会条例の一部を改正する条例の制定について          [可決(全員一致)] たからづか市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について [可決(全員一致)] たからづか市高齢者、障碍者等の移動等の円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について [可決(全員一致)] たんば少年自然の家事務組合規約の変更に関する協議について             [可決(全員一致)] 市道路線の認定について                              [可決(全員一致)] 令和4年度たからづか市一般会計補正予算(第8号)                 [可決(全員一致)] 令和4年度たからづか市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第4号)        [可決(全員一致)] 令和4年度たからづか市特別会計国民健康保険診療施設費補正予算(第3号)      [可決(全員一致)] 令和4年度たからづか市特別会計介護保険事業費補正予算(第4号)          [可決(全員一致)] 令和4年度たからづか市特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第3号)       [可決(全員一致)] 令和4年度たからづか市特別会計たからづか市営霊園事業費補正予算(第2号)     [可決(全員一致)] 令和4年度たからづか市病院事業会計補正予算(第4号)               [可決(全員一致)] たからづか市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について   [可決(全員一致)] 令和4年度たからづか市一般会計補正予算(第9号)                 [可決(全員一致)] --------------------------------------------------------------------------- 請願 --------------------------------------------------------------------------- ■名称/結果 教育条件整備のための請願 [採択(全員一致)] 選択的夫婦別姓制度の法制化を求める意見書の提出を求める請願 [継続審査] --------------------------------------------------------------------------- 意見書 --------------------------------------------------------------------------- ■名称/送付先/結果 帯状疱疹ワクチンへの助成並びに定期接種化を求める意見書/財務大臣、厚生労働大臣 [可決(全員一致)] 知的障がい者・知的障がい行政の国の対応拡充を求める意見書/厚生労働大臣 [可決(全員一致)] --------------------------------------------------------------------------- 陳情 --------------------------------------------------------------------------- ■名称/所管委員会/結果 「すみれがおか小学校区まちづくり協議会」への指導に関する陳情/文教生活常任委員会 [結論を得ず] 「すみれがおか小学校区まちづくり協議会」作成の「地区防災計画」に関する陳情/産業建設常任委員会 [結論を得ず] ※陳情は所管の委員会のみでの審査となります。 【9面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 一般質問 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  一般質問とは、議員が市政全般におけるさまざまな課題を積極的に取り上げ、市の考え方や取り組み姿勢、今後の方向性などについて、報告、説明を求め、質問をするものです。  12月定例会における一般質問は、新型コロナウイルス感染症対策のため、通常は1人につき最大90分の発言時間を60分に短縮し、4日間にわたり実施しました。  この定例会において、22人の議員が行った一般質問の要旨を掲載します。  ■動画でご覧いただけます■   各議員の名前の下にある二次元バーコードをスマートフォン等で読み取っていただくと、一般質問の録画配信のページがご覧いただけます。ぜひ、ご利用ください。   録画の公開は、次号の議会報「かけはし」発行日までです。 日本共産党たからづか市会議員団 たぶちしずこ 【子どもの医療費無料化】  問い 18歳までに対象者引き上げ、自己負担や所得制限撤廃など制度拡充を。  答え 厳しい財政状況の中、事業検証の対象となっている。安定財源が必要であり、県、国にも要望しながら、市としても考えていきたい。 【にしたに地区の合併浄化槽】  問い 家族の人数が減る中、維持更新費用が負担となっている。補助等の対策は。  答え 必要な支援の在り方を庁内で協議していきたい。 【たけだお駅バリアフリー】  問い 市内の駅で残されたのはここだけ。高齢化が進む中、早期の対策を。  答え 本年度に入ってからも、早期実現に向け、国、県と協議を行っている。 【きたなかやま公園のトイレ】  問い やすらぎ広場前トイレの再設置を。  答え 衛生上の問題から撤去した。清潔なトイレが設置可能か検討していきたい。 たからづか真政会 とみかわこうたろう 【国補正予算に対する備え】  問い 国の予算獲得に向け、普段から準備できているか。  答え 示される交付金や補助金に迅速に対応し効果的に施策を展開する準備は重要で情報収集に努めている。  意見 意欲的に獲得を。 【都市計画道路なかすじいたみ線】  問い 初期段階における県の事業計画の遅れの原因は。  答え なかすじ2丁目交差点の形状等見直しが必要なため。  意見 まず地元に説明を。 【街路樹・公園樹の管理】  問い 植木のまちにふさわしい技術の発揮は。  答え 今後、街路樹管理計画を地域とも連携、協議しながら策定し取り組む予定。 【新500円硬貨への対応】  問い 市内の各施設付帯駐車場料金機の対応状況は。  答え スポーツセンターを除き、対応できていない。  問い 機器更新の計画は。  答え 施設ごとに早急に対応を検討していく。 日本共産党たからづか市会議員団 たなかこう 【生活保護世帯高校生の卒業後サポート体制の強化を】  問い 子どもの自立を正面から支援すべき。今、大学などへの進学率は8割に上るが、本市の生活保護世帯の高校生の進学率は。  答え 2022年3月末で57.9%となっている。  問い 大学生を生活保護対象にするための市の決意は。  答え 進学により保護の対象から外れるため、自立するまで保護の継続が可能となるよう国へ要望している。 【中学生の部活動への課題】  問い 部活動に参加できていない中学生への実態調査が必要ではないか。  答え 学習支援費の周知とともに、部活動への思いなどの把握にも努め、寄り添った対応をしていきたい。  意見 中学校では82%の生徒が部活動に参加しているが、生活保護世帯での参加は15%程度。実態をつかみ対策を進めてほしい。 ともに生きる市民の会 おおしまときこ 【介護ファミリーサポートセンターの存在意義】  問い 事業見直しは、要介護者支援を地域に移行していく流れと逆行するのでは。  答え 事業検証で、方向性を12月中に決定する。  意見 介護予防にも役立ち、市民育成の場でもある。事業の継続を。 【国の通知等への対応】  問い 特別支援学級の交流および時数適正化を求める通知に、どう対応するのか。  答え 画一的に判断せず、個々の児童生徒に合わせ、相談しながら対応する。  問い 拉致問題関連図書の充実を求める依頼は、図書館の自由を損なうのでは。  答え 図書館、学校に具体的取り組みは求めていない。 【消費者団体育成の今後】  問い 高齢化が進む市民団体と話し合い、支援を。  答え 実施事業の後援、共催、法人設立の相談などの支援を考えている。 【10面】 公明党議員団 ふじおかかずえ 【中学校部活動の地域移行】  問い 現在把握する課題は。  答え 学校単位とする大会の参加資格見直し、保護者負担や活動時の保険の在り方、活動場所の確保である。  意見 生徒や保護者の不安を取り除き、円滑な移行に向けた体制整備を求める。 【学校図書館図書整備等5か年計画】  問い 職員室に配備する一般紙を、教職員の一読後、学校図書館への新聞の複数配置のために活用しては。  答え 検討していきたい。 【教職員の管理職の育成】  問い 教育改革とは人材育成。目指すところと今後の進め方をどう考えているか。  答え 子どもが楽しく学べるような力を教師が身に付けることを目指すとともに、地域と力を合わせて子どもを育む機運を高め、たからづかの教育の信頼回復に努める。  意見 総力を挙げ、全力で教育改革の取り組みを。 たからづか真政会 くわはらけんざぶろう 【たからづか観光花火大会復活または代替イベントの実施】  問い 開催候補地ごとの費用の比較と実施への課題は。  答え 観光ダム周辺では4千万円ほどだが市役所横では警備拡大で倍以上となる。安全のため、雑踏警備や保安距離の確保が最大の課題。 【たからづかドローンショー】  問い ドローンは自由に形を変えられて、花火と違い自由が利く。開催の課題は。  答え 禁止区域制限がある。国土交通大臣の許可が必要。  意見 開催のための可能性を探ってほしい。 【だんじりパレード】  問い 市制70周年イベントとの連携や予算措置を。  答え 市も実行委員会に参画し、連携してパレードの実施に向け取り組んでいく。 【多胎児家庭の支援】  問い 特有の困り事が多い。受け止める市の体制は。  答え 実際の意見を聞き、各部局連携し対応していく。 公明党議員団 なかのただし 【物流業者物価高騰対策】  問い 支援対象から外れる市内物流業者への対応は。  答え 国等の動向を踏まえ、効果的な支援を検討したい。 【あたまの健康チェック】  問い 認知症予防に効果的な対話式チェックの導入は。  答え 会話の大切さは理解しているので工夫していく。 【学校風土・学級風土の可視化】  問い いじめ防止に有効な可視化の取り組みの進捗は。  答え 先進市を視察し、課題等の研究を進めている。 【水道の管路更新効率化】  問い 環境ビッグデータとAIを用いた劣化診断技術の導入について見解は。  答え 来年度導入し、コスト削減の可能性を検証する。 【図書館と学校の図書管理】  問い システム統合し、連携と効率化ができないか。  答え 現段階では経費削減にはつながらない。効率運用で読書環境の充実を図る。 公明党議員団 えばらかずあき 【駐車場使用料の減免】  問い 市営住宅の家賃減免は法的に認められているが、駐車場使用料減免の検討は。  答え 条例では特別事情があり必要を認める場合に限り、駐車場使用料の減免ができることを規定している。  意見 個別の状況判断を。 【航空機騒音の測定調査】  問い 逆発着時は低空飛行のため通常時より騒音の影響を受ける。調査の現状は。  答え 測定値では環境基準を満たす状況。今後も実態把握し基準達成を監視する。  意見 逆発着時の測定を。 【出産・子育て応援交付金】  問い 12月当初議案で交付金の補正予算を計上済みの市もある。本市の対応は。  答え 12月定例会最終日に予算案を提出予定である。  問い 自治体としての危機管理の感覚を。大震災後の危機対応の経験を生かして。  答え 国の補正予算情報を収集し、速やかに対応する 無所属の会 たなかだいしろう 【財政の悪化について】  問い 財政健全化指標が法律の定める基準の範囲内であるのに財政状況が厳しいと認識すべき理由は何か。  答え 少子高齢化の進行で社会保障経費の増加が見込まれ、また、市が保有するインフラ施設等の維持更新に多額の費用を要するため。 【市街化区域の再開発】  問い 計画的な再開発が必要な市街地として指定された地域の多くで、その再開発が進まないのはなぜか。  答え 現在計画的に整備を行っているが、都市計画の課題解決には複合的な要因により時間を要するため。 【新ごみ処理施設の建設】  問い 入札企業が1者のみとなったにもかかわらず、入札を有効とする根拠は。  答え 入札者が非常に少ないと予想されたため、契約事務取扱要領に従い、予定価格を事前公表することで1者入札を可能とした。 無所属の会 いわさまさし 【学校の目的について】  問い 学校は社会に出る準備期間。子どもたちが社会に出たときに生き生きと活躍し、よりよい社会をつくっていける人材をつくる場である。自律を目的とする教育改革の積極的な推進を願うが、教育長の考えは。  答え 前例踏襲の教育といった学校風土から脱却し、子どものための教育となるような取り組みを教育委員会で十分に協議しながら進めていく。 【市職員の満足度は市民の満足度】  問い 市職員の満足度が、市民の満足度なのでは。  答え 職員が心理的安全性を感じて仕事ができているか。何でも言えるような職場になっているか。このようなことを可能にする職場が、活性化につながる。市民の喜びや幸せが、職員の喜びや幸せにつながる。それを目指していく。 【11面】 ともに生きる市民の会 かじかわみさお 【入札制度の適正化と公契約条例の制定に向けて】  問い 市内業者の育成に向けた対策は。  答え 入札参加資格の緩和や、工事で可能なものは分離・分割発注を行うなど、市内業者の受注機会拡大につなげるよう努めている。  問い コロナ禍で、公契約条例の制定が2020年から延期されたままである。物価高騰など厳しい状況の今こそ、進めるべきでは。  答え コロナの状況も見て決断が必要と認識している。 【おばやし駅周辺の環境整備】  問い 駅前ロータリーの設置が強く望まれているが。  答え 調整や協議に時間を要しているが、引き続き実現に向けて取り組んでいく。  問い 包括連携協定を締結した阪急阪神ホールディングスに協力要請をしては。  答え 必要であれば個別の案件として話をすべきものと認識している。 令和安全の会 きたやまてるあき 【なかやまさつきだい7丁目前の横断歩道の交通安全対策】  問い 急な坂道やカーブがあり危険。横断歩道でヒヤリが続出しているが対策は。  答え 11月に、地元の皆さんと対話を行った。注意喚起看板の増設、車両の速度抑制のためのカラー舗装に取り組んでいく。 【新ごみ処理施設の整備】  問い 長期の工事となるが、周辺住民への説明や、道路渋滞、粉じん、騒音対策は。  答え 工事が4期に分かれるため、節目ごとに説明を行う。周辺環境への影響が監視できるシステムの導入を検討している。 【スポーツクラブ21めふ】  問い 旧めふ幼稚園北棟と園庭での活動が活発。市民の健康づくり、高齢者の生きがいづくりに不可欠だが、施設使用に関する認識は。  答え 学校運営上支障がないため、確認書を交わし、目的外使用を許可している。 市民ネットたからづか てらもとさなえ 【文化芸術の薫り高いたからづか】  問い 文化芸術センター・庭園の整備は、本市のまちづくりにどのような効果があったのか。  答え 文化芸術都市・たからづかとしての魅力発信やにぎわい創出に効果があった。文化芸術振興の拠点施設として、さらなる発展を目指す。  意見 アートは希望。指定管理者との協議を継続し、最善の形で最高のパフォーマンスを生み出してほしい。 【香害・化学物質過敏症】  問い 児童生徒への実態調査が必要と考えるが。  答え 専門機関の調査に協力。アンケート等で把握に努める。子どもたちを守るため対策を講じていきたい。 【ペット防災】  問い ペット防災が「人の支援」であることの啓発を。  答え 同行・同伴避難への日頃の備えと共助としての理解促進が重要。関係団体と連携し取り組みを進める。 たからづか真政会 おおかわひろゆき 【たからづか市立病院の建て替え】  問い 建て替えに向けた経営改善とは何を指すのか。  答え 資金不足解消計画の当年度純利益を毎年度達成する必要があると認識。  問い 建て替えシミュレーション中の入院患者数目標値は現状と乖離している。達成が可能か検討したのか。  答え 達成は困難だが、実入院者数や手術等の出来高部分の増により単価を上げ、最終的に医業収益をできるだけ目標額に近づけていく。  問い それぞれの目標値が達成できない場合も想定し、市の財政見通しと合わせた収支計画の作成が必要では。  答え 令和5年度に策定する経営強化プランと併せて検討する中で、建て替えのリスクも踏まえた精密なシミュレーションをしたい。  意見 市の財政が厳しくなる時期と建て替え時期が重なる。厳しいリスクを反映した計画を策定すべき。 にっぽん維新の会たからづか市議団 いばさとし 【乳幼児の新型コロナウイルスワクチン接種率】  問い 本市は国基準の半分程度だが、市の見解は。  答え 全国的にも低い状況であり、メリットとデメリットを十分検討した上で判断された結果とみている。 【マスク着用の市内方針】  問い 各施設でマスク着用を強要するような文書が出ているが、市の対応は。  答え 最終的には各施設の判断となるが、諸事情でマスクを着用できない方への配慮は周知していきたい。  意見 マスク着用を依頼する文書には、マスクを着けられない人もいるという周知をセットに。 【給食時の黙食について】  問い 市教育委員会は「黙食を求めないこととする」と方針を変更したのに、各学校からは会話を控えるようにと通知が出ているのは。  答え 学校の意識改革を進めなければと考えている。 日本共産党たからづか市会議員団 となきまさかつ 【子どもの人権を守る校則に】  問い 校則の点検等の視点として、生徒の人権を保障しているか、社会通念上合理的かなどを示した東京都教委の通知を参考にしては。  答え 他自治体も参考にしながら、子どもたちが主体となって見直しを進める。  問い 本市では、ツーブロックは4校、男女別の髪型は2校、靴下の色は全校が規制している。ふくおか県弁護士会は一律に色や種類等を指定する規制手段には合理性や必要性がないなどとする中学校校則の見直しを求める意見書を出している。本市でも見直しにスクールロイヤーなどを活用しては。  答え 検討したい。 【学校給食費の無償化を】  問い 無償化、負担軽減を。  答え 既に実施している子育て世帯への支援の取り組みと併せて検討すべき課題と認識している。 【12面】 市民ネットたからづか きたのさとこ 【LGBTs(エルジービーティーズ)尊重と差別解消の取り組み】  問い LGBTs(エルジービーティーズ)当事者の子どもたちの権利擁護のため、人権教育の取り組みは。  答え 教職員が一番のよき理解者、相談者となるよう、研修会等を実施している。  問い 中学校の制服について、自由に選べることを明文化すべきと考えるが。  答え どの中学校でも、スカート、スラックスなどが選べる取り組みが進んでおり、生徒、保護者にしっかり周知している。 【都市計画道路あれちにしやま線】  問い おばやし地域では、開通後の生活道路との交差点の交通安全対策等について不安が広がっている。対策は。  答え 県公安委員会との協議の中で、さかせ川にがわ線との交差点に信号機を設置する必要性が認められている。市としては、きせかいちむなかた線においても信号機設置に向け働き掛けを行っている。 にっぽん維新の会たからづか市議団 むらまつあんな 【公立幼稚園の5歳児定員】  問い 1学級35人定員とする根拠は。  答え 幼稚園設置基準を基に市の規則で定めている。  問い 現在の定員が適切か、現場に聞き取りしているか。  答え 園長会などで35人学級では難しい状況もあると聞いている。  問い 定員見直しを今後検討したいとのことだが、具体的なスケジュールは。  答え 来年度には方向性が示せるよう協議したい。 【児童虐待の対応について】  問い 虐待を受けた後の心身のケアについて、どのような対応を行っているか。  答え 虐待が子どもに与える影響は非常に大きいと認識している。状況を把握し、適切な機関につないでいる。  意見 令和5年2月から新設される子ども家庭総合支援拠点の運用において、成人後も続く虐待の後遺症についても考えてほしい。 ともに生きる市民の会 かわぐちじゅん 【サブスクサービス利用を】  問い 定額の保護者負担で保育所に紙おむつやお尻拭きが届き、使い放題となるサービスを利用しては。  答え 保護者と保育士の両方が負担軽減につながる方法を研究していく。  意見 モデル事業導入を。 【安全・安心な給食】  問い 市独自の取り組みは。  答え JAひょうごろっこうと連携してにしたに産野菜を給食に提供。シルバー人材センターや障がい者施設とも連携して、食材を調達している。  問い オーガニックの給食についての見解、課題は。  答え 生産量と値段が課題だが、少しでも多くのオーガニック野菜を取り入れられるよう研究していきたい。 【多様な学びの支援を】  問い 選択肢を増やす意味でも、森のようちえんなどの利用料を補助すべきでは。  答え 近隣市も補助しており、早急に検討を進めたい。 にっぽん維新の会たからづか市議団 いけだみつたか 【水道工事における市内事業者の入札状況】  問い 特定建設業の許可が必要だとする入札参加条件は、法律上の要件なのか。  答え 下請金額にもよるが、必ずしも要件ではない。  問い 市内事業者育成のために条件を見直せないか。  答え さまざまな事例の調査を行い、関係部局の意見も聞き、判断していきたい。  意見 国の動向を検証し、市内事業者が大きな工事に入札できる仕組みの検討を。 【めふじゆうがおかの道路建設と自治会館建設】  問い 昨年12月議会で取り上げて以降の市の動きは。  答え 開発事業者に道路整備を求め続ける。自治会館建設用地と市有地との交換の検討なども提案している。  問い 住民目線での課題解決への話し合いが必要では。  答え 市の技術部門と連携しながら、住民の意見を聞き、話し合いを重ねていく。 令和安全の会 やまもとけいこ 【災害時のペット避難】  問い 共に避難するためには自助努力での準備も必要。飼い主同士のボランティア体制をつくってはどうか。  答え たからづか・防災リーダーの会の協力や提案を得ながら取り組みを進めていく。 【花のみちの桜】  問い たからづか大劇場そばの八重桜を伐採した理由は。  答え 枯れて斜めに傾き、歩行者や通行車両に危害が及ぶ可能性があったため。  問い 花のみちに桜を絶やさない方策は。  答え 植え替え前提の伐採や治療などを実施する予定。また、包括連携協定を締結したはんしんはんきゅうホールディングスとも意見交換している。 【たからづか市のコロナ対策】  問い 軽症者向けの新薬ゾコーバが認可されたが、市立病院での使用方針は。  答え 併用できない禁忌薬が多く使用できない方もいるため、慎重に検討したい。 日本共産党たからづか市会議員団 よこたまさのり 【ベガ・ホールに身障者用駐車スペースを】  問い 来場者への対応は。  答え 事前に連絡いただければ、施設内の車の乗降スペースを広く確保できる別の場所に職員が案内するなど個別に対応している。  問い ホームページにも身障者用車両の案内に関する記載がない。どのように対応しているか、情報発信を。  答え 早急に確認し、誰もが利用しやすいホールになるよう努めていく。 【水回り修理のトラブル】  問い 高額請求を受ける事案が発生している。市の指定業者であるかの確認が重要だが、上下水道局の電話は24時間対応しているか。  答え 夜間も守衛が対応しており、指定業者に連絡がつかない場合は、バルブを止める等の説明をしている。  意見 市民の安心につながるよう、ホームページに24時間対応する旨の明記を。 【13面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 報告 議員定数の在り方に関する調査特別委員会 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  本委員会は「議員定数の在り方に関すること」を任務事項とし、令和4年5月20日に設置されました。  8人の委員によって構成され、12月1日までに計12回の委員会を開催。調査結果を取りまとめましたので、ご報告します。 【1】調査研究事項 ア 本市議会の定数改正の経緯 イ 法令の動向 ウ 他都市の状況 エ 議会活動、議員活動の現状 オ 専門家の知見 カ 市民の意見 キ 本市の将来と目指すべき議会の姿 専門家の知見については、全議員を対象とした研修会を8月24日に開催。講師のひろせかずひこ氏から、長年の経験で培われた知見を基に、本市の状況についても詳しく分析をいただきました。また、市民の意見については、10月12日に開催した委員会に7人の参考人を招き、さまざまな立場からの意見を伺いました。 【2】論点 調査研究事項を踏まえ、次の3点について委員間で議論を深めました。 ア 二元代表制を踏まえた議会の役割について イ 議員間討議ができる常任委員会の規模について ウ たからづか市の将来を見据えた議会と議員定数の在り方について 【3】まとめ たからづか市議会の議員定数について、何人とするのが望ましいのかという点については、市民の中でも、また、委員の中でも多様な意見があり、ひとつの結論としてまとめることはできませんでした。 平成23年(2011年)の議会基本条例制定をひとつの契機として、たからづか市議会ではさまざまな変革に取り組んできました。 しかし、いまだに、市民から議会は遠い存在であり、議員が何をしているのか分からないといった声はあちこちで聞かれます。 市議会議員選挙の投票率が、近隣市に比べ低調であることも課題です。 この背景には、市長選挙が統一地方選挙より2年ずれて行われるため、市議選に市民の関心を集めにくいという本市特有の事情もありますが、厳しい見方をすれば、議会に対する市民の期待が低いことの現れとも言えます。 議会報告会、本会議のインターネット中継、議会報「かけはし」のリニューアルなど、議会から市民への情報発信には努めてまいりましたが、市民にはまだまだ届いていません。さらなる取り組みが求められていると言えます。 市議会基本条例にうたう「市民とともに歩む議会」という理念は、条例施行後10年余りを経た今も、変わることはありません。 しかし、具体的な議会運営の仕組みや、市民との情報共有の取り組みについては、時代のニーズに合わせて常に変革を続けていくことが必要です。 今回の特別委員会の議論の中では、これまで行ってきた市議会のさまざまな取り組みについての課題も見えてきました。 二元代表制の一翼を担う市議会の役割をあらためて認識するとともに、今回の議論を糧とし、多様な民意を市政に反映させるべく、不断の努力を重ねてまいります。 ◆◆中間報告◆◆ ◆行財政経営に関する調査特別委員会◆  本委員会では、12月14日の本会議において、次のとおり中間報告を行いました。  たからづか市が行財政経営方針に基づき取り組んでいる事業検証は、成果の視点から事業の有効性、効率性を検証し、今後の方向性を示すことを目的としています。  しかし、成果指標の設定には不適切な事例が多く見受けられます。定量的な指標に定性的な評価も加え、市民目線、利用者目線での総合的な検証が必要です。  人口減少時代が引き起こす課題に対応しつつ、デジタル化、データ利活用などにより、新しいまちづくりに取り組まねばなりません。  そのためには、職員一人一人の意識改革だけでなく、市長が明確なビジョンを示し、批判を恐れず決断し、問題を先送りしない組織をつくることが何よりも重要だと指摘しておきます。 【14面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆ 視察報告 議会運営委員会 ◆◆◆◆◆◆◆◆  議会運営委員会では11月10日〜11日、あいち県いわくら市ととうきょう都まちだ市を訪問。両市の議会改革の取り組みについて先進地視察を行いました。  その概要を、調査に参加した議員が報告します。 ◆ふれあいトークと議会サポーター◆ 11月10日 あいち県いわくら市 いわくら市はあいち県の北西部に位置し、10.47平方キロメートルという県内で最も狭い面積の市域に、4万7799人が暮らしています。 議員定数は15名。いわくら市議会基本条例に基づき、全議員で構成する議会改革特別委員会を中心に、自主的な改革を進めています。 その取り組みの一つが「ふれあいトーク」です。議会報告会と意見交換会を「市議会ふれあいトーク」と総称し、さまざまなグループを対象に開催しています。 2018年2月に開かれた「外国人ママとの意見交換会」では、参加者から「日本の労働環境はとても悪い」、「日本語教室の受講料が高い」、「市役所から送られてくる書類は漢字がいっぱいで分からない」、「病院で言葉が通じないので通訳と一緒に行きたい」など、切実な声が寄せられています。いずれも全国で暮らす多くの外国人の方々に共通する悩みではないでしょうか。 また、ふれあいトークをはじめ、さまざまな議会改革の取り組みを支えているのが「議会サポーター」です。 議会サポーターは18歳以上の市民から選ばれ、会議を傍聴したり、ふれあいトークに参加したりしながら、議会運営に関して気付いた意見を「市議会サポーターの声」として届けます。現在22名が活動し、さまざまな場面で市民と議会のパイプ役を果たしています。 この日の視察には正副議長様をはじめ、10名の議員の皆さまにご同席いただきました。サプライズ対応に驚きながらも、「つながり」を大切にするいわくら市議会の強みをしっかり学ぶことができました。(たなかこう) ◆議会のICT化、若者世代との交流◆ 11月11日 とうきょう都まちだ市 まちだ市はとうきょう都のたま川以南に位置し、都内ではとうきょう23区およびはちおうじ市に次いで3番目に人口の多い大都市です。 まちだ市はRPA等を活用した業務効率化や自治体間ベンチマーキングによる業務改善に取り組む先進的な自治体であり、市議会も早くから活性化に向けた議会改革に取り組んでいます。 まちだ市議会では、全議員にタブレット端末が配付されています。膨大な資料をタブレット端末で見るのは大変であり、必要に応じてペーパーでの配付も行っていますが、データの共有など、基本的にはメリットのほうが大きいとのことです。 また、高校生との意見交換会は、市民意識調査により、10代の市政に対する関心が低いとの結果が出たこと、選挙権が18歳からに改正されたことから、「主権者教育」を兼ねた取り組みとして開催されています。 学校側と直接交渉し、粘り強く学校行事と市議会の日程を調整して開催する意見交換会は、若い世代に市政に対する理解を深めてもらう機会をつくるとともに、議員側も若者のフレッシュな意見を聴き、市政に対するニーズを把握する機会を得ることができます。 まちだ市には議会基本条例がなく、議会報告会なども開催していませんが、ホームページ上に各議案の概要を詳細に説明した「議案のカルテ」を掲載しています。 また、市内の小学生には議会見学を開催し、中学生には中学生議会を開催。大学生のインターンシップの受け入れを行うことにより、市民に親しまれる議会、若い世代に開かれた市政および議会の可視化への取り組みを行っています。 この視察で得た知見を参考に、たからづか市ならではの意見交換会などの検討が必要だと感じました。(いけだ) 【15面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 【特集】データで見るたからづか(第3回) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ごみ問題から考える 共創 のまちづくり  人口減少、高齢化に直面しているたからづか市。今後の人口推移の予測を見ると、近隣市と比べてもその傾向は顕著です。  そのような中、前号に引き続き、今号でも市民生活と切り離すことができないごみ処理問題の中でも、高齢化の進展につれて課題となってくるであろう「きずな収集」を取り上げ、統計データを基にして考察してみました。 「きずな収集」とは… ごみステーションまで家庭ごみを運ぶことが困難な1人暮らしの高齢者や障がい者を対象として、自宅前までごみ収集に伺うたからづか市の取り組み。 ◆◆「65歳以上の1人暮らしの方の動向」 と 「きずな収集の推移」(世帯数)◆◆ 【65歳以上の1人暮らし】 平成12年 2000年 3032世帯 平成17年 2005年 3865世帯 平成22年 2010年 4791世帯 平成27年 2015年 5928世帯 令和 2年 2020年 7025世帯 令和 7年 2025年 7512世帯 令和12年 2030年 7959世帯 令和17年 2035年 8418世帯 令和22年 2040年 8963世帯 【きずな収集の推移】 平成23年 2011年9月きずな収集開始 47世帯 平成27年 2015年 440世帯 令和 2年 2020年 715世帯 令和 3年 2021年 776世帯 令和 7年 2025年 830世帯 令和12年 2030年 879世帯 令和17年 2035年 930世帯 令和22年 2040年 990世帯 ●「65歳以上の1人暮らしの方の動向」(世帯数)  平成27年までは総務省「国勢調査」による世帯数。令和2年以降は国立社会保障・人口問題研究所  「日本の世帯数の将来推計(全国推計)2018(平成30)年推計」による推計(予測)値です。  「1人暮らし」とは、上記の調査・推計における「単独世帯」又は「一般世帯(1人)」のこと。 ●「きずな収集の推移」(世帯数)  令和3年までは実績値。令和7年以降は、その実績値に65歳以上の1人暮らしの方の世帯数伸び率  (推計値)を乗じて試算しました。 ●高齢者の増加ときずな収集  今後、高齢世帯の増加が見込まれ、それに伴って、きずな収集のニーズもいっそう高まると予想されています。この事業をどのような形で継続していくかが課題となってきます。  課題解決のためには、暮らし方や働き方、価値観の違う多様な人々が関わり合いながら進める必要があります。  このページの記事のように、データを基に見直してみる。  そうすることで共通理解が深まり、課題解決のヒントが見つけ出せるのではないでしょうか。 ◆VUCA(ブーカ)の時代◆ ボラティリティ 変動性 アンサーテンティ 不確実性 コンプレクシティー 複雑性 アンビギュイティー 曖昧性  現代は、先行き不透明で将来の予測が困難な「VUCA(ブーカ)の時代」だと言われています。  これからの社会では、ごみ問題に限らずさまざまな場面で、誰もが経験したことのない不確実かつ複雑で変化の速い問題に直面することになると考えられます。  これらの問題に市民と行政と議会が、ともに力を合わせ、知恵を出し合って解決に取り組んでいく、それが「共創」への第一歩となるでしょう。 【16面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 請願・陳情の提出方法は ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆提出できるのは  市政についての意見や要望があるときは、誰でも市議会に請願や陳情を提出することができます。  提出できるのは市民に限らず、年齢の制限もありません。法人や団体も提出可能です。 ◆請願と陳情の違いは  請願には1名以上の紹介議員の署名が必要です。請願者は委員会において5分程度の口頭陳述をすることができます。  紹介議員の署名がないものは、陳情として取り扱います。 ◆作成方法は  ・宛先はたからづか市議会議長  ・日本語で作成する  ・提出年月日、件名、趣旨、項目を記載  ・個人の場合は、住所、氏名(署名または記名押印)を記載  ・法人、団体の場合はその所在地、名称、代表者名(署名または記名押印)を記載  ・賛同者の署名簿がある場合は添付 ◆提出の手続きは  請願書・陳情書は、市議会事務局までご持参ください。記載事項に漏れがないか確認の上、受け付けさせていただきます。 ◆提出の期限は  請願、陳情は、いつでも提出できます。提出時期により、審査される定例会が異なりますので、お問い合わせください。 ◆審査の取り扱いは請願は本会議の議題とした上、所管の委員会に付託して審査を行い、最後は本会議で議決されます。  陳情は、所管の委員会のみでの審査となります。  なお、郵送で提出された請願、陳情は、原則として審査の対象となりません。  詳しくは、議事調査課までお問い合わせください。  電話0797−77−2168 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 3月定例会の予定 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 2月 9日 木曜日 議会運営委員会 13日 月曜日 本会議(施政方針) 27日 月曜日 本会議(代表質問)        議会運営委員会 28日 火曜日 本会議(代表質問) 3月 1日 水曜日 本会議(代表質問予備日) 2日 木曜日 総務常任委員会(1)+協議会 3日 金曜日 文教生活常任委員会(1)+協議会 6日 月曜日 産業建設常任委員会(1)+協議会 7日 火曜日 総務常任委員会(2) 8日 水曜日 文教生活常任委員会(2) 10日 金曜日 産業建設常任委員会(2) 13日 月曜日 常任委員会(2)(予備日) 14日 火曜日 予算特別委員会 15日 水曜日 予算特別委員会 16日 木曜日 予算特別委員会 20日 月曜日 予算特別委員会 22日 水曜日 予算特別委員会(総括) 27日 月曜日 協議会+常任委員会(3)        予算特別委員会 28日 火曜日 議会運営委員会 29日 水曜日 本会議 30日 木曜日 本会議(予備日) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 市議会 ホームページ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 会議日程や議案審査の結果等をご覧いただけます。また、本会議や委員会の会議録検索もできます。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ インターネット 中継・録画配信 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 本会議の模様を動画で配信しています。スマートフォン・タブレットでも視聴可能です。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ フェイスブック ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 本会議や委員会の開催日程のほか、議会報告会や意見交換会など市議会主催イベントの情報をお知らせしています。フォローをお願いします。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 83.5メガヘルツ FMたからづか ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 毎週2回(月曜日・木曜日)11時55分から5分間、市議会の話題をお届けしています。一般質問(録音)や議長インタビューなども放送しています。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 傍聴のご案内 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ■本会議場の傍聴受付  市庁舎4階、本会議場傍聴席入り口。  ※2月13 日から、市庁舎の階数表示が変わります。  G階〜4階が1階〜5階に変更 ■手話通訳・要約筆記  ご希望の方は、障がい福祉課(ファックス0797−72−8086)へ。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 議会報告会について ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  3月定例会に関する議会報告会は、任期満了に伴う市議会議員選挙(令和5年4月執行)直前となるため、規程により開催いたしませんので、ご了承ください。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 編集後記 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆今号では「共創」について少し考えました。生産年齢人口の減少が避けられない社会では不可欠となる概念です。ごみ処理という、生活と切り離せない課題を切り口としています。お示ししているデータやグラフから見えてくることを通じ、市民の皆さまと議論を深める一助となることを願っています。(くわはら) ◆少子化・高齢化により、今後ますます多くの課題に直面することが予想される本市。それらの課題を市民の皆さんと一緒に考え、乗り越えていきたい。そのためにも広報広聴は広報だけではない、広く聴く、広聴も大切。かけはしという橋は一方通行であってはいけない。そういう思いで編集に携わった。(よこた) ※議会報かけはしは、年4回発行しています。 次号は、令和5年(2023年)5月1日発行予定です。