《たからづか市議会報かけはしテキスト版》 第258号 令和5年(2023年) 5月1日(月曜日) 編集発行 たからづか市議会 *たからづか市議会報かけはしテキスト版は、たからづか市議会報かけはしの写真や画像、一部表グラフなどを省いてテキスト形式で編集しています。 文書読み上げソフトによっては、ただしく読み上げできないこともあります。 誌面へのご意見やご感想は、議会事務局までお気軽にお寄せください。 たからづか市議会事務局 〒665-8665 たからづか市とうようちょう1番1号 電話 0797-77-2168(直通) ファックス 0797-74-6902 【1面】 【特集】データで見るたからづか(15面)  全世代型社会保障を考える ○令和5年度一般・特別会計予算案を可決(2〜3面) ○3月定例会の概要  ・代表質問(4〜8面)  ・議案審議(9〜13面) ○特別委員会の報告(14面) 【2〜3面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 令和5年度(2023年度)  一般・特別会計予算案を可決 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 令和5年度一般会計予算案および14件の特別会計予算案が、3月定例会に市長から提案されました。 市議会では予算特別委員会を設置し、3月14日から5日間にわたり慎重に審査を行い、定例会最終日(3月29日)の本会議において、全て全員一致で可決しました。 ◆◆予算特別委員会委員◆◆ 委員長  となきまさかつ 副委員長 かわぐちじゅん 委員 いけだみつたか いばさとし いわさまさし えばらかずあき おおかわひろゆき おおしまときこ きたのさとこ くわはらけんざぶろう たぶちしずこ やまもとけいこ (五十音順) ◆◆主な質疑◆◆ ◆財源の確保◆ 問い 地方交付税等、国・県からの支出金が少ない理由は。 答え 本市は市民税の収入が多いため、交付税の額が少なくなる。他市の事例も研究し、国・県からの財源の獲得に努めていきたい。 ◆文化芸術センター◆ 問い 若い人や子どもたちなど、いろいろな対象に向けた企画にチャレンジすることが必要ではないか。 答え 企画展の入場者やパートナー会員数が伸び悩んでいることは課題と認識。指定管理者と協議・連携し、にぎわいづくりに寄与するように頑張っていきたい。 ◆私立保育所の助成金◆ 問い 職員1人当たりの助成金は、平成11年の日額賃金単価を算定根拠としている。現在では、社会保険料を加えると約1.5倍の額が必要となるが市の考えは。 答え 国の基準を超える市独自の補助事業であり、私立保育所への助成事業全体の中で考える必要があるため、慎重に検討したい。 ◆市立看護専門学校◆ 問い 現在、市立病院建て替えの検討が行われているが、市立看護専門学校の今後についてはどのように検討しているか。 答え 市立病院の敷地内に学校が建設されているため、病院建て替えに関する構想、計画が示された後に、看護専門学校について方向性を決定しようと考えている。 ◆有害鳥獣捕獲報奨金◆ 問い 多くの方に狩猟に関わってもらうために、県の報奨金制度が適用される狩猟期間にも、市からの報奨金を出してはどうか。 答え 県も市も限られた財源の中で、1年を通して多くの人に狩猟に関わってもらうため、対象期間をずらしている。 ◆ゴルフ文化の振興◆ 問い 令和8年に市内のゴルフ場でにほん女子オープンが開催される。市内に多数あるゴルフ場の利用税収入確保や経済波及効果も踏まえ、ゴルフ振興の考えは。 答え 市内にはゴルフ文化が根付いていると感じる。スポーツ振興の観点からも後押ししていきたい。 ◆公営住宅の有効活用◆ 問い 入居者が高齢化している中、コミュニティー活性化のため、移住支援が必要なシングルマザーや大学生の入居を認める自治体が増加しているが。 答え 本市では、公営住宅法の規定内での募集を基本としている。今後の人口減少期における空き室活用を視野に、情報収集を図る。 ◆要援護者の防災訓練◆ 問い 高齢者や障がい者などの要援護者が参加した防災訓練の実施状況は。 答え 現在はコロナ禍のためできていないが、過去には福祉避難所がどのようなところかを実感してもらう訓練を実施した。今後も地域と共に、要援護者の視点に立った訓練に取り組む。 ◆子どもたちの見守り◆ 問い 不登校の子どもたちが増えているが、別室登校指導員による見守り状況は。 答え 本市では、教員免許を持つ人を別室登校指導員に採用し、教科指導の補助以外に、教員やクラスの仲間と精神的につなぐ役割も果たしている。 ◆中学校部活動の地域移行◆ 問い 生徒間のトラブルが起こった場合の管理責任は、地域の部活動指導者にあるのか。また、指導者による体罰やパワハラが起こった場合はどうするのか。 答え 児童生徒間のいじめや暴力行為が発生した場合、管理責任は地域の指導者にあるが、学校が指導者と連携し解消に努めていく。指導者自身の問題が発生した場合は、教育委員会と学校が連携し対応したい。 ◆介護保険事業◆ 問い 令和6年度から始まる第9期たからづか市介護保険事業計画における保険料や利用料などの見直しは。 答え 必要な給付費を見込むことは現時点では難しいため、見直しについては未定。保険料上昇を抑制するための基金を取り崩すかどうかも、今後の検討となる。 ◆たからづか市営霊園◆ 問い すみれ墓苑に遊具などを設置し、家族がくつろげるスペースを提供できないか。 答え あらゆる世代が楽しめる取り組みも必要だと考える。今後、積極的に研究していきたい。 ◆◆各会計別歳入歳出予算額◆◆ [全員一致可決] ●令和5年度予算額 会計別   [一般会計(A)] 884億円 [特別会計(B)] 515億5397万9千円 特別会計内訳 <国民健康保険事業費> 226億2930万円  <国民健康保険診療施設費> 1億5950万円 <介護保険事業費> 235億9980万円 <後期高齢者医療事業費> 48億880万円 <財産区(9件)> 1億2811万1千円 <たからづか市営霊園事業費> 2億2846万8千円   計(A)+(B) 1399億5397万9千円 ●令和4年度予算額 会計別   [一般会計(A)] 834億4100万円 [特別会計(B)] 508億3328万3千円 特別会計内訳 <国民健康保険事業費> 215億4370万円  <国民健康保険診療施設費> 1億1740万円 <介護保険事業費> 226億2660万円 <後期高齢者医療事業費> 45億2490万円 <財産区(9件)> 8356万6千円 <たからづか市営霊園事業費> 19億3711万7千円   計(A)+(B) 1342億7428万3千円 ●令和4年度予算額から令和5年度予算額への増減額 会計別   [一般会計(A)] 49億5900万円 [特別会計(B)] 7億2069万6千円 特別会計内訳 <国民健康保険事業費> 10億8560万円  <国民健康保険診療施設費> 4210万円 <介護保険事業費> 9億7320万円 <後期高齢者医療事業費> 2億8390万円 <財産区(9件)> 4454万5千円 <たからづか市営霊園事業費> マイナス17億864万9千円   計(A)+(B) 56億7969万6千円 ●増減比 会計別   [一般会計(A)] 5.9% [特別会計(B)] 1.4% 特別会計内訳 <国民健康保険事業費> 5.0% <国民健康保険診療施設費> 35.9% <介護保険事業費> 4.3% <後期高齢者医療事業費> 6.3% <財産区(9件)> 53.3% <たからづか市営霊園事業費> マイナス88.2%   計(A)+(B) 4.2% ◆◆令和5年度一般会計予算の款別構成比◆◆ ◆歳入 884億円◆ 市税 41.2% 国庫支出金 18.3% その他 14.8% 市債 8.5% 地方交付税 7.0% 県支出金 7.0% 繰入金 3.2% ◆歳出 884億円◆ 民生費 44.4% 衛生費 12.3% 教育費 11.5% 総務費 10.1% 公債費 9.2% 土木費 7.9% 消防費 2.9% その他 0.7% 議会費 0.6% 商工費 0.4% 【4面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 代表質問 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 市議会では、2月27日、28日の2日間、各会派を代表する8人の議員が、市長の施政方針や新年度予算の内容、考え方を問う代表質問を行いました。 にほん共産党たからづか市会議員団 ・平和を守る市政を ・子ども医療費助成 ・学校給食費の無償化 ・たけだお駅バリアフリー ・市立病院 たからづか真政会 ・子ども医療費助成 ・たけだお駅バリアフリー ・市立病院 ・花卉・植木産業の活性化 ・市花ダリアのPR 公明党議員団 ・国に対する予算要望活動の結果は ・子宮頸がん予防ワクチン ・施政方針と新年度予算 にほん維新の会たからづか市議団 ・インフラ・公共施設整備 ・教育環境の規模適正化 ・たからづかサマーフェスタ ともに生きる市民の会 ・市政運営の基本方針 ・令和5年度予算に関する主要な施策 市民ネットたからづか ・市政運営の基本方針 ・都市経営 ・子ども・教育 ・環境 ・観光・産業・文化 令和安全の会 ・子育て世代に選ばれるまちを目指して ・安全・安心のまち ・たけだお駅バリアフリー ・やまてだいきた公園前のS字カーブの安全対策 無所属の会 ・施政方針について ・財政について ・市立病院について ・まちづくりについて ・学校教育について ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 施政方針 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 代表質問に先立って行われた、やまさきはるえ市長の施政方針演説の概要を紹介します。 ◆市政運営の基本方針◆ 1 子どもたちが安心して健やかに育つまちを「つくる」 2 人権、いのちと暮らしを未来に「つなぐ」 3 協働と共創で魅力のあるまちを「きずく」 ◆令和5年度の主要な施策◆ 1 都市経営 ・市公式ラインの機能充実 ・「書かない窓口」の実施 ・デジタル庁、民間企業への職員派遣 2 安全・都市基盤 ・都市計画道路整備(競馬場たかまる線、あれちにしやま線、やまて幹線) ・JRたけだお駅バリアフリー化の推進 3 健康・福祉 ・市立病院経営強化プランの策定、新病院建設地調査 ・産婦、新生児の支援拡充 ・障害福祉相談支援専門員の雇用補助 4 子ども・教育 ・医療的ケアが必要な子どもの受け入れ体制の整備 ・民間放課後児童クラブの新設 ・中学校の部活動地域移行をモデル実施 5 環境 ・すみれ墓苑に樹木葬式墓所を開設 ・新ごみ処理施設整備工事 ・パークマネジメント計画の策定 ・公用車の一部にEV車導入 6 観光・産業・文化 ・JRデスティネーションキャンペーンにおける観光PR ・たからづかサマーフェスタ、歌劇市民貸切公演などを再開 【5面】 ■たけだお駅バリアフリー化は  基本構想作成と概略設計行う にほん共産党たからづか市会議員団 たぶちしずこ 【平和を守る市政を】 問い 憲法9条に対して市長の見解は。 答え 全ての人の権利や命、暮らしを守るという信念の下、戦争の惨禍を二度と繰り返さないためにも若い世代への戦争と核兵器の悲惨さを語り継ぐなど、平和な社会づくりを推進していく。 【子ども医療費助成は高校卒業まで完全無料化を】 問い 子どもの医療費を無料とする自治体が増えている。本市の取り組みは。 答え 世帯の所得状況によって子育て支援に差をつけることなく、子どもの健やかな成長を支えていくためにも拡充は必要と考える。令和5年度中の拡充実現に向けて取り組む。また、地域差をなくすよう全国一律の子ども医療費助成制度創設を国や県に要望していく。 【学校給食費の無償化を】 問い 小・中学校の給食無償化実施自治体は全国で250を超えている。本市でも取り組むべきでは。 答え 本市で既に実施している子育て世代への支援の取り組みと併せて、今後検討すべき課題と考えている。 意見 第2子以降に補助を行うなど、安心して子育てできるまちづくりを。 【たけだお駅バリアフリー化】 問い 今後の計画は。 答え 令和5年度に基本構想の作成と概略設計を行う。国の補助制度である鉄道駅総合改善事業を活用したスキームをJRにしにほんに提案しており概略設計の結果に基づいて協議を進める予定。 問い 概略設計は遅くとも令和5年の5月か6月に提出する必要があると聞いた。間に合うのか。 答え 国土交通省との調整では、令和5年5月時点ではJRにしにほんからのバリアフリーに取り組む意思表示をもらい、国の予算要望時期である11月までに概略設計を行うこととしている。 【市立病院】 問い 市立病院の老朽化対策と建て替えに係る課題は。 答え 現時点から新病院が完成するまでの期間も給排水管など施設と設備の老朽化は進行するため、費用を抑えながら計画的に工事を実施する必要がある。令和5年度は空調設備や熱源機器を、令和6年度には東病棟の給水配管を更新予定。 問い 産婦人科の再開は。 答え 市立病院は、最新鋭の放射線治療と化学療法が行えるがんセンターを有する県指定がん診療連携拠点病院であり、産婦人科の常勤医師がいれば、子宮がんなど悪性疾患に対する放射線治療や外科治療も提供できる。引き続き、再開に向けて努力を重ねていく。 ■市立病院の経営改革が課題  経営強化プランを策定する たからづか真政会 とみかわこうたろう 【子ども医療費助成】 問い 拡充に取り組むのか。 答え 必要な医療を安心して受けられるよう拡充に取り組む。全国一律の制度創設を、国、県に要望する。 【たけだお駅バリアフリー化】 問い 本市はどう関わるか。 答え 国の補助制度活用をJRにしにほんに提案。本市が基本構想作成と概略設計を行い実現可能性を検討する。 問い 市の本気度は。 答え 何が何でも実現するという思いで、市、県、国を挙げて進めていく。 【市立病院の目指すもの】 問い 市立病院の経営改革は市政の重要課題。目指す病院像は。 答え 住み慣れた地域で切れ目のない医療を受けるために、市立病院は不可欠。さらなる経営強化に取り組むとともに、目指す病院像を具体化した経営強化プランを策定する。建て替えについても、市民の意見を聞きながら方針を決定する。 【市立病院の敷地調査、建設場所の検討】 問い 経営強化プラン策定とともに進める敷地調査についての基本的な考えは。 答え 新病院建設地決定に向け、現在地と移転用地での建て替え可能性、メリット・デメリットを整理する。 問い 現地建て替えには大きなハードルがある。ため池ぐらいしか、まとまった土地はないのでは。 答え 2〜3ヘクタールの敷地が必要となる。今後、候補地を検討する中で、ため池も候補の一つとなるのではないかと考える。 【市立病院の交通アクセス】 問い バス減便で不便が生じている。今後の対策は。 答え 減便により通院が困難になったという意見も頂いている。バス会社への増便要望とともに、アクセス改善の検討を進める。 問い 新病院へのアクセス確保について、どう考えているか。 答え 採算面の課題はあるが、いろいろな分野と協働し交通政策を考えていく。 【花卉・植木産業の活性化】 問い 地場産業である花卉・植木産業について、どのように活性化を図るのか。 答え あいあいパークの駐車場、照明設備に投資を行うほか、指定管理者と連携した魅力発信により、園芸に関心を持つ方の裾野が広がるよう注力する。 【市花ダリアのPR】 問い 市花ダリアのさらなるPRはどうするのか。  答え 生産者であるさそり園芸組合や市内事業者と協働して各種イベントを実施するとともに、さまざまなメディアを活用してPRに努める 【6面】 ■国への予算要望活動の結果は  補正予算として配分が確定 公明党議員団 えばらかずあき 【市長の国に対する予算要望活動の結果は】 問い 国土交通省への令和5年度予算要望結果は。 答え 道路関連1655万円、公園関連1210万円の国庫補助金については令和4年度の補正予算として配分が確定し、都市計画道路整備事業などは3月下旬の公表を待っている。 問い 令和4年度の結果は。 答え 道路、公園、下水道など20を超える事業に対し、約91%の内示を受けた。重点事業として要望した都市計画道路事業および橋梁長寿命化事業については、合わせて96%の内示であった。 問い 文部科学省への令和4年度補正予算要望結果は。 答え 要望した全事業が採択された。内示を受けた総額4億1755万9千円の交付金を活用し、14校で校舎改修工事を行う予定。 問い 今回の工事によるトイレ洋式化の進捗状況は。 答え 小学校で81%、中学校で82%が達成される予定。 【子宮頸がん予防ワクチン】 問い 国の新年度方針により、9価ワクチンが新たに加わることへの対応は。 答え 4月1日からの実施準備を進めている。市ホームページ、広報たからづか4月号で周知し、6月に対象者へ個別に通知する予定。 【施政方針と新年度予算】 問い 産後の方の健康診査費助成制度の内容は。 答え 令和5年4月以降に受けた健康診査費用を1回分5千円を上限に助成する。 問い JRたけだお駅のバリアフリー化について、基本構想とエレベーター設置の概略設計は。 答え 令和5年度に行う予定。国の補助制度である鉄道駅総合改善事業を活用した整備計画をJRにしにほんに提案しており、今後、概略設計の結果に基づいて国、県、JRにしにほんと連携しながら協議を進める。 問い 以前は駅の利用者数が補助金の要件にあったが、それは見直されたのか。 答え この事業については、利用者数は要件とされない。 問い 長い間、国、県と市、鉄道事業者の負担割合は3分の1ずつだった。国に働きかけたことで補助要綱が改正され、鉄道事業者の負担がなくなったから事業が進み始めたということか。 答え これまで事業に踏み切れなかった課題について、今年度の改正により一定解決できるというスキームをJRにしにほんに提案した。 意見 国と連携していくことで、市や県だけでは解決できなかった大きな課題も解決できる。市民にとって住みやすいまちになるよう、しっかりと取り組みを。 ■遅いインフラの老朽化対策  取り組みを鋭意進める にほん維新の会たからづか市議団 むらまつあんな 【インフラ・公共施設整備】 問い 総務省の公表資料では、本市の公共施設の減価償却率は74.2%で類似自治体中最下位。はんしん間でも70%を超える自治体はない。インフラの老朽化が進んでいる危機的状況を、どう受け止めているか。 答え 対応は急務と認識している。令和3年度予算から維持更新事業費を優先配分することとし、令和5年度予算は44.9億円を計上、取り組みを加速している。 問い ここ3年で予算を積み増しているが、この間、鋼材価格は1.5倍になる等、全ての資材が高騰している。取り組みを加速しているからではなく、対応が遅れたため高コストになっている。改修を早期に行っていれば、同額予算でより整備が進められたのでは。 答え 予算を優先配分しているが、人件費、材料費の高騰も十分考慮していかなければいけない。取り組みを鋭意進めたい。 意見 これ以上後手に回ることがないように。 【教育環境の規模適正化】 問い 市内公立小学校の学校規模は、公平性が担保されているとは言い難い状況である。対応策の検討は。 答え 小中一貫教育の取り組みを整理し、基本方針を策定することが急務であると認識。全市的な校区の整合性を図る必要があるため、地域や保護者との協働により理解を得ながら進めたい。 問い 校区とコミュニティー活動は密接にひも付いているため、教育委員会単独で進めることはあり得ない。市長部局を含めた全庁的なプロジェクトチームを立ち上げる考えは。 答え 教育委員会と意見交換し、必要があれば対応していきたい。 【たからづかサマーフェスタ】 問い 4年ぶりの開催だが、物価高騰で開催費用の増加が懸念される。対応を検討しているか。 答え 実行委員会から提出された事業見積額は前回の2019年度と変更がなく、同額で予算を計上した。 問い 見積額は概算で予算が膨らむことは必至。予算を同額にとどめることは、実行委員会のみに負担を押し付けることにならないか。 答え 実行委員会と協議しながら、必要な予算を削ることなく、安全な祭りとなるよう努力していきたい。 問い 協賛金を募る段階で、包括連携協定を結んでいる企業を実行委員会につなぐなど協力できないか。 答え 別の催しで、包括連携協定を結ぶ企業から協賛を頂いた例がある。市としてできる努力はしたい。 【7面】 ■「あのね」の時間外対応は  留守番メッセージを追加設定 ともに生きる市民の会 かじかわみさお 【市政運営の基本方針】 問い 本市が「共働き世帯が子育てしやすいまちとして評価されている」という根拠は。 答え 令和4年12月のにほん経済新聞「共働き子育てしやすい街ランキング」で、本市はかんさいで6位、ひょうご県で3位との評価を得た。 意見 同年9月議会で、学童保育の待機児童が193人、仕事を辞めた親もあると指摘した。本市が子育てしやすいと心から評価されるような取り組みを。 【令和5年度予算に関する主要な施策】 問い たからっ子総合相談センター「あのね」は相談時間が9時から17時30分だが、仕事をしている方は相談がしにくい。時間外の相談体制は。 答え 留守番メッセージによる自動案内を、家庭児童相談課だけでなく子ども総合相談課でも追加設定するなど、相談者の不安を少しでも軽減できるよう検討していく。 問い 子ども発達支援センター診療所が、令和2年度末にきんき厚生局から個別指導を受けた経過は。 答え 障害児リハビリテーションの開始時に実施計画を作成していないなど診療内容と診療報酬の請求に関して適正を欠く部分があるとの指摘を受け、診療報酬約28万円を自主返還した。 問い 令和2年12月議会で、ドクターは障害児リハビリテーション実施計画の作成などを適切に行っているかとの質問に、担当部長は必要な業務を適切に行っていると認識していると答弁した。しかし今回、きんき厚生局から適切でないと指摘を受けたが、当局の認識は。 答え 答弁時点の認識はそのとおりだったが、令和3年2月にきんき厚生局の個別指導を受け、適正を欠く部分があることが判明した。医師も含め、担当者の認識不足だったと考える。 問い 今回の施政方針にある「書かない窓口」などは職員に負担がかかるのでは。 答え 窓口での待ち時間削減など、市民サービスの向上だけでなく、職員の事務の効率化や業務の見直しにつながっていくものと考えている。一方、システム導入のための交付金申請、仕様検討、契約などの事務が生じる。業務の状況を適時把握し、必要に応じて適正な人事配置などに努める。 意見 デジタル化が進んでも、職員がやるべき仕事は確実にある。職員が生き生きと仕事ができる環境を整備し、質の高い行政サービスを進めていくことを求める。 ■子ども医療費助成拡充の課題  所得制限や財源の配分方法 市民ネットたからづか てらもとさなえ 【市政運営の基本方針】 問い 文化の自己決定能力を磨くためにすべきことは。 答え 本市の歴史や先人が残した文化を知り、学習や気付きのきっかけとなる取り組みを継続し、たからづかに愛着を持つ市民を増やす。 問い 本市が、共働き世帯が子育てしやすいまちとして評価されている根拠は。 答え 保育所と学童保育の充実や女性のキャリア支援などの項目について調査が行われたランキングが根拠。 問い 女性の就労継続状況を調査しているか。 答え 労働施策推進計画の中でのアンケート調査などにより、就労、離職、復職状況の把握に努めている。 問い 子ども医療費助成拡充の課題と議論の方向性は。 答え 所得制限の在り方や、限られた財源の配分について議論している。 意見 本市は昔から中学校までの給食提供などに取り組んできた。医療費助成など経済的な面だけでなく、本当に子育てしやすいまちはどこか見極めてほしい。 【都市経営】 問い 財政状況の認識は。 答え 建物施設等の老朽化、新ごみ処理施設建設、市立病院の経営健全化などの課題があり厳しい状況が続く。 【子ども・教育】 問い 医療的ケア児の安全な学びや保育の機会確保のための看護師の配置は。 答え 令和5年4月からの公立保育所での受け入れに向け、新たに看護師配置の体制整備を進めている。 問い 私立保育所の誘致計画は。 答え 右岸地域の大規模マンション建設計画により保育ニーズの増加が見込まれることから、令和7年4月の開設に向け認可保育所の誘致整備を進める予定。 問い 小中一貫教育の推進と校区変更の必要性は。 答え 複雑化している小・中学校の通学区域の整合と小中一貫教育の推進に関する基本方針を策定する。 【環境】 問い 国の地方財政計画で重点的に予算化された脱炭素化にどう取り組むか。 答え 第2次たからづか市地球温暖化対策実行計画を改定し、2030年度の温室効果ガス排出削減量の目標を2013年度比で50%とする。 【観光・産業・文化】 問い 官民連携による観光振興のプロモーションは。 答え たからづか歌劇団と連携し、市内の魅力スポットを紹介する観光PR番組の作成、ウエルネスをキーワードにした観光ビジネスの創出やコンテンツ開発の支援制度により観光振興を図り、観光消費額の増大を目指す。 【8面】 ■子ども医療費助成の拡充は  令和5年度中の実現目指す 令和安全の会 きたやまてるあき 【子育て世代に選ばれるまちを目指して】 問い 子ども医療費助成の拡充に向けた取り組みは。 答え 子どもたちが必要な医療を安心して受けられるよう、令和5年度中の拡充実現に向け取り組む。 問い 学校給食無償化に向けた取り組みは。 答え 学校給食を無償化した場合、現在保護者が負担している約8億円の財源確保が課題の一つ。既に実施している子育て世帯への支援の取り組みと併せて、今後、検討すべきと考えている。令和5年度は高騰が続く食材費の一部を市が負担し、質が高くおいしい学校給食を提供していく。 【安全・安心のまちづくり】 問い 混在地のレッドゾーン3カ所の防災対策工事に係る県との調整は。 答え 令和5年度の事業追加は困難と確認している。市単独での施工も含め検討し、できるだけ早期に安全対策を講じていきたい。 問い おおぼり川の溢水、浸水対策における国道176号下への新たなボックスカルバート河川整備の進捗は。 答え 県によると、交通量が多い国道直下のため、通行止めをせずに工事ができるよう検討しており、できるだけ早期に着手できるよう進めているとのこと。 【たけだお駅のバリアフリー化、駅舎および周辺整備】 問い バリアフリー基本構想作成およびエレベーター設置の概略設計の内容は。 答え にしたに地域唯一の鉄道駅であり、バス路線との交通結節点であるたけだお駅を含む駅周辺地区をバリアフリー基本構想の重点整備地区と位置付け、たけだお駅のバリアフリー化を進める。概略設計についてはJRにしにほんと協力しながら進める。 意見 整備をきっかけに、にしたに地域の方と共に地域活性化への取り組みを。 【やまてだいきた公園前のS字カーブの安全対策】 問い 昨年から連続して事故が発生している。当面の安全対策は。 答え 滑りにくいアスファルト舗装への打ち換えと運転者に減速を促すラインの引き直しを行った。今後、注意喚起の看板増設や視認性が高い大型看板への交換、ガードレール設置区間の延伸を予定しているほか、通行車両の速度抑制に効果的なカラー舗装の実施について、地域の方との意見交換を継続して進める。 問い 道路の形状を根本的に変えるべきではないか。 答え 事故の主な原因は速度超過であり、通行車両の速度抑制に向けた取り組みを優先すべきと考えている。 ■多数派市民への施策はあるか  支援が必要な方へ施策を実施 無所属の会 たなかだいしろう 【施政方針について】 問い サラリーマンは市政から取り残されがちな多数派市民であり、それが市政に対する無関心につながる。この方たちに対する施策には何があるか。 答え 男女共同参画の視点から、サラリーマンではなく会社員という表現を使わせていただく。会社員に対する一律の施策はなく、支援を必要とする状況にある方へ施策を実施している。 意見 サラリーマンという言葉を排除するような真心のない姿勢が、市政のサラリーマン軽視、無視につながっていると思う。 【財政について】 問い 財政当局には、規律に基づく財政運営に努める意志が本当にあるか。 答え 市が策定した財政規律における全ての数値目標を達成している。財政調整基金については不測の事態に対応できるよう、標準財政規模の10%以上を確保している。 【市立病院について】 問い 病院を建て替えるとしても、今から少なくとも7年かかる。いたみやみのおの市立病院に比べてあまりにも遅い。何が悪かったのか。 答え 平成27年3月策定の保全計画では、築50年が経過する令和17年度に新病院を開院する計画となっていた。計画より早い段階で検討を始めている。 【まちづくりについて】 問い やまのて住宅地で急激に増加している空き家については、現在お住まいの方の居住環境をいかに守るかが大切と考えるが。 答え 空き家の発生抑制や活用促進を講じながら、良好な住環境の維持のため、あらゆる施策に取り組む。 【学校教育について】 問い 明治時代から何も進歩していない旧来の画一的な授業をやめ、児童生徒の個性や学ぶ意欲、学習到達度に応じたものに改革していくべきでは。 答え 少人数授業やICTを活用した授業に取り組んでいる。 意見 少人数教育なるものをいくら進めても、それだけでは旧来の画一的な教育との違いはない。全員に同じ事を教えようとする画一的な授業そのものを、もうやめるべきである。 問い 学習塾などの存在は、学校教育とは関わりがないとして、無視するのか。 答え 学習塾などへ通わせることは、家庭の学習環境も踏まえ、各家庭の自由意志によるものと考えている。 意見 学習塾などの果たす役割をきちんと認識し、それらとともに教育を見直す姿勢が必要と考える。 【9面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 3月定例会の議案審議 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 3月定例会では市長から提出された議案、市民の皆さまから提出された請願など51件を 審議しました。主な議案審議の概要についてご報告します。 提出された議案は一部を除き、3つの常任委員会(総務・文教生活・産業建設)に付託 し、慎重に審査しました。 また、予算特別委員会を設置して審査した令和5年度たからづか市一般会計予算案および14件 の特別会計予算案の審議概要については、2〜3面をご覧ください。 市長提出議案 45件 議員提出議案 1件 意見書 4件 請願 1件 ◆常任委員会への主な付託議案等◆ 総務常任委員会 ■令和4年度たからづか市一般会計補正予算(第10号) ■たからづか市平和基金条例の一部を改正する条例の制定について  など7件(10面、11面) 文教生活常任委員会 ■令和5年度たからづか市病院事業会計予算 ■たからづか市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について ■工事請負契約(土砂災害特別警戒区域(急傾斜地)対策工事(その5))の締結について  など 8件(10面、11面) 産業建設常任委員会 ■令和5年度たからづか市水道事業会計予算 ■令和5年度たからづか市下水道事業会計予算 ■たからづか市営霊園条例等の一部を改正する条例の制定について  など 15件(12面) 【10面】 --------------------------------------------------------------------------- 物価高騰等対策のための 指定管理者への支援金を含む補正予算を可決 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和4年度たからづか市一般会計補正予算(第10号) 令和4年度たからづか市一般会計の歳入歳出予算を11億8500万2千円増額し、補正後の歳入歳出予算の総額を931億3562万9千円とするものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 今後もしばらくは物価高騰や円安傾向が続くと考える。市の指定管理者に対する支援の今後の方針は。 答え 今年度は緊急的に対応した。令和5年度以降の支援は、他市の状況も見ながら検討したい。 問い 物価高騰等対策による指定管理者支援に当たっては、リスク分担や不可抗力の考え方を整理する必要があるのではないか。 答え 今回は指定管理者の努力の範疇で回避可能な物価高騰ではないと判断し、まずは公共施設として同様の取り扱いをするべきと考え、一律の支援を行った。 問い 当初予算の段階における市債管理基金の計画的な積み立ては考えていないのか。未来の世代に財政負担をかけないよう、行財政を見直して積み立てる必要があるのでは 答え 財政調整基金を取り崩して予算編成している現状では、市債管理基金への積み立てを当初予算に計上することは困難。今後、計画的な積み立てを検討していきたい。 問い 小・中学校の児童生徒への心理サポーター派遣事業は、安定した雇用条件でないと、事業継続のための人員は集まらないのではないか 答え 本事業に一定の効果が見られることから、心理サポーターなど専門職の役割を整理し、雇用の在り方や雇用形態を精査して適正に配置できるよう、個々具体的に検討していきたい。 --------------------------------------------------------------------------- 令和5年度病院事業会計予算を可決 [賛成多数可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和5年度たからづか市病院事業会計予算 令和5年度の業務の予定量は許可病床数436床、年間入院患者数11万5290人、外来患者数22万500人、1日平均の入院患者数315人、外来患者数900人と見込んでいます。 ◆主な審議内容◆ 問い 勤怠管理システム導入で労働環境の改善は。  答え リアルタイムで勤務実績が確認できるため、月半ばでの業務調整も可能になる。 問い 令和8年度までに必要な改修費用だけでも10億円。建て替えに必要な資金確保の想定と、今回の予算は懸け離れているのでは。 答え 工事費用や経営損失をできるだけ縮小して、黒字になる経営基盤をつくり取り組んでいく。 ◆令和5年度病院事業会計予算の概要◆ 収益的収入および支出 収入総額 140億7628万9千円 支出総額 140億7533万5千円 差し引き 95万4千円 資本的収入および支出 収入総額 8億904万8千円 支出総額 18億6239万円 差し引き マイナス10億5334万2千円 ※差し引きは損益勘定留保資金等で補填 ◆◆各議員の賛否◆◆ [にほん共産党たからづか市会議員団] 賛成 たなかこう、たぶちしずこ、となきまさかつ、よこたまさのり(五十音順) [たからづか真政会] 反対 あさたにあき、おおかわひろゆき、くわはらけんざぶろう、とみかわこうたろう(五十音順) [公明党議員団] 賛成 えばらかずあき、なかのただし、ふじおかかずえ(五十音順) [にほん維新の会たからづか市議団] 賛成 いけだみつたか、いばさとし、むらまつあんな(五十音順) [ともに生きる市民の会] 賛成 おおしまときこ、かじかわみさお、かわぐちじゅん(五十音順) [市民ネットたからづか] 賛成 きたのさとこ、てらもとさなえ(五十音順) [令和安全の会] 賛成 きたやまてるあき、やまもとけいこ(五十音順) [無所属の会] 賛成 いわさまさし、たなかだいしろう(五十音順) ◇議長(みやけこうじ議長)の表決権について  過半数議決の場合、議員には賛成・反対の表決権がありますが、議長には表決権がありません。ただし、表決において「可否同数」(賛成と反対が同数となること)となった場合、議長が可決か否決かを決定することになります。 【11面】 --------------------------------------------------------------------------- 平和モニュメントの台座に設置したタイムカプセルの開封は [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■たからづか市平和基金条例の一部を改正する条例の制定について 平和施策の推進に向けて、基金の取り崩しを可能とし、平和モニュメント建設30年に当たる令和6年に開催するセレモニー等の財源に充てるため、条例の一部を改正するものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 平和モニュメント「火の鳥」の台座部分に設置したタイムカプセルは、いつ開封するのか。 答え 市制70周年に当たる令和6年度に開封する。てづかおさむ記念館の周辺施設等とも連携し、企画を検討していきたい。 問い タイムカプセルの開封後はどのように考えているのか。 答え 次の30年を考えると市制百周年にも当たる。市民と一緒に考えていきたい。 --------------------------------------------------------------------------- 出産育児一時金を8万円増額 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■たからづか市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について 健康保険法施行令の改正により、令和5年4月1日から出産育児一時金の支給額が引き上げられることに伴い、所要の整備を行うため、条例の一部を改正するものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 出産に直接要する費用や出産前後の健診費用等の出産に要すべき費用は、どのくらいかかるのが実態か。 答え 国の示す資料では分娩費用は全国平均で大体47万円だが、都市部ではもう少し高いと思われる。前後の健診費用はさらに必要である。 ◆出産育児一時金の額(産科医療補償制度加入機関で出産された場合)  (現行)  出産育児一時金 40.8万円  産科医療補償制度加算額(掛金相当額)1.2万円  合計42万円  (改正後)  出産育児一時金 48.8万円  産科医療補償制度加算額(掛金相当額)1.2万円  合計50万円 --------------------------------------------------------------------------- ながおだい小学校の敷地内で土砂災害対策工事を実施 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■工事請負契約(土砂災害特別警戒区域(急傾斜地)対策工事(その5))の締結について 土砂災害特別警戒区域に指定されている市立ながおだい小学校敷地内の西側のり面に安全対策工事を実施するため、請負金額1億9800万円で、株式会社アーデントを請負業者として工事請負契約を締結するものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 授業等への影響は。 答え 6月の運動会ごろまでは仮設作業や測量を行い、音の出る工事は夏休みに行う。仮設足場にも防音シートを張る。 問い 周辺住民への説明は。 答え 令和3年度から実施した地盤調査時に周知している。議会での契約締結承認後、工程表、仮設計画を作成し、周辺住民、学校、保護者、まちづくり協議会等に周知する。要請があれば、工事説明会の開催等も検討する。 【12面】 --------------------------------------------------------------------------- 令和5年度たからづか市水道事業会計予算を可決 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和5年度たからづか市水道事業会計予算 令和5年度の給水人口を23万15人、年間総配水量を2491万786立方メートルと予定して、表のとおりの予算とするものです。主な建設改良事業は管路耐震化(更新)事業などです。 ◆主な審議内容◆ 問い 資材や人件費の高騰を見込んだ予算か。 答え 予算編成時には最新情報を基に積算を行ったが、3月時点でさらに単価が上がっている。実際の支出では若干の差異が発生する見込み。 問い 今後、キャッシュの減少に伴い、一時借り入れの必要性を見極めておく必要があるのでは。 答え 大きな工事や企業債の返済時に資金が不足する可能性がある。一時借り入れについても見込みを立てていきたい。 ◆令和5年度水道事業会計予算の概要◆ 収益的収入および支出 事業収益 47億3879万6千円 事業費用 54億1502万5千円 差し引き マイナス6億7622万9千円 資本的収入および支出 資本的収入 18億1160万円 資本的支出 39億1671万4千円 差し引き マイナス21億511万4千円 ※差し引きは損益勘定留保資金等で補填 --------------------------------------------------------------------------- 令和5年度たからづか市下水道事業会計予算を可決 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和5年度たからづか市下水道事業会計予算 令和5年度の水洗化人口を22万6370人、年間総処理水量を2797万1889立方メートルと予定して、表のとおりの予算とするものです。主な建設改良事業は公共下水道建設改良事業(雨水整備および汚水整備)です。 ◆主な審議内容◆ 問い 技術者の後継者問題について、現在の取り組みは。 答え 近年、社会人経験を持った職員を多く採用してきており、年齢構成はよい形になってきていると感じている。技術研修として、にほん水道協会および下水道協会等が行うセミナーへの参加や、はんしん水道企業団に職員を派遣するなどして、技術の継承に取り組んでいる。 ◆令和5年度下水道事業会計予算の概要◆ 収益的収入および支出 事業収益 43億1667万7千円 事業費用 44億9956万3千円 差し引き マイナス1億8288万6千円 資本的収入および支出 資本的収入 10億4282万6千円 資本的支出 28億6232万1千円 差し引き マイナス18億1949万5千円 ※差し引きは損益勘定留保資金等で補填 --------------------------------------------------------------------------- たからづかすみれ墓苑に樹木葬式墓所を追加 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■たからづか市営霊園条例等の一部を改正する条例の制定について たからづかすみれ墓苑に樹木葬式墓所を追加するとともに、ながおやま霊園の市外在住者への貸し出しを行うほか、合葬式墓所について身寄りのない方の利用を可能にするなど所要の整備を行うため、条例の一部を改正するものです。 ◆主な審議内容◆ 問い すみれ墓苑の一般墓所を返還して樹木葬式墓所などへ変更は可能か。墓所返還時、半額を返還するなどの検討は。 答え 5年以内に未使用で返還の場合は5割相当額を返還するが、それ以外も返還とすると経営上難しいと考える。 問い この樹木葬式墓所は、公立の霊園でははんしん間では初めてか。 答え はんしん間では初めてである。樹木葬式墓所をきっかけに、一般墓所の需要も高めたい。 【13面】 --------------------------------------------------------------------------- その他の賛否が全員一致した議案等 --------------------------------------------------------------------------- ■名称/結果 執行機関の附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決]              こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について [可決] たからづか市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について [可決] たからづか市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及びたからづか市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宅地造成等規制法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について [可決] たからづか市建築事務及び住宅事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について [可決] たからづか市斜面地建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決] たからづか市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決] たからづか市パチンコ店等及びラブホテルの建築の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 工事請負契約(としけいかくどうろ荒地西山線道路新設改良工事(その1))の変更について [可決] 権利の放棄について [可決] 市道路線の認定について(3件) [可決] 令和4年度たからづか市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第5号) [可決] 令和4年度たからづか市特別会計介護保険事業費補正予算(第5号) [可決] 令和4年度たからづか市特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第4号) [可決] 令和4年度たからづか市特別会計たからづか市営霊園事業費補正予算(第3号) [可決] 令和4年度たからづか市下水道事業会計補正予算(第3号) [可決] 令和4年度たからづか市病院事業会計補正予算(第5号) [可決] 損害賠償の額の決定について [可決] 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて [適任] たからづか市議会における個人情報の保護に関する条例の制定について [可決] --------------------------------------------------------------------------- 請 願 --------------------------------------------------------------------------- ■名称/結果 選択的夫婦別姓制度の法制化を求める意見書の提出を求める請願 [継続審査] --------------------------------------------------------------------------- 意見書 --------------------------------------------------------------------------- ■名称/結果 新型コロナウイルス感染症の後遺症の方々の日常を守る取り組みの強化を求める意見書 [可決] アスベスト被害を抑える対策の強化を求める意見書 [可決] 地域のグリーントランスフォーメーション(GX)の促進を求める意見書 [可決] 認知症の人も家族も安心な社会の構築を求める意見書 [可決] --------------------------------------------------------------------------- 陳 情 --------------------------------------------------------------------------- ■名称/所管委員会/結果 デジタル化促進に関する陳情 / 文教生活常任委員会 [結論を得ず] 認可保育園入所選考に関わる加点項目についての陳情 / 文教生活常任委員会 [結論を得ず] すみれガ丘3丁目に3箇所のたからづか市広報板の設置を求める陳情 / 総務常任委員会 [結論を得ず] すみれガ丘地区公園内設置の任意団体広報板設置に関する調査を求める陳情 / 産業建設常任委員会 [審査不要] ラビスタたからづか管理組合の所有する管理センターをたからづか市行政関係文書において「コミュニティセンター」と呼称・記述しないことを求める陳情 / 総務常任委員会 [結論を得ず] たからづか市北部地域において、北公民館の建設計画を推進することを求める陳情 / 文教生活常任委員会 [結論を得ず] たからづか市における認知症予防の総合戦略及び具体的施策を求める陳情 / 文教生活常任委員会 [結論を得ず] 小規模葬祭場の建築に関する陳情 / 産業建設常任委員会 [結論を得ず] ※陳情は所管の委員会のみでの審査となります。 【14面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 報告 行財政経営に関する調査特別委員会 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  本委員会は14人の委員によって構成され、2年以上にわたり委員会やワークショップなどを開催しました。  調査結果を取りまとめましたので、ご報告します。 【委員会の概要】 ◆設置日  令和2年12月18日 ◆任務事項  (1)行財政経営の主要課題に関すること  (2)中長期的な財政見通しに関すること  (3)行財政経営改革の取り組みに関すること ◆委員  委員長  おおかわひろゆき  副委員長 きたやまてるあき  いけだみつたか  いばさとし  かじかわみさお  かわぐちじゅん  くわはらけんざぶろう  たなかだいしろう  たぶちしずこ  てらもとさなえ  となきまさかつ  とみかわこうたろう  ふじおかかずえ  みやけこうじ  (たなかだいしろう委員は令和3年6月17日より) (五十音順) 本委員会は、「早急な財政再建の推進」と「これまでの行財政『運営』から、行財政『経営』を目指す」という二つのミッションの達成を目指して、委員数を絞って深い議論を行うことを目的に分科会方式を採用しました。 ○第1分科会 「行財政経営の主要課題及び中長期的な財政見通しに関すること」を主に担当し、市の現状を踏まえ調査を行う。 ○第2分科会 「行財政経営改革の取り組みに関すること」を主に担当し、さまざまな角度から調査し、新たな可能性を探る。 【主な調査概要】 ○研修会(令和3年7月20日) 行財政経営をテーマに講師を招聘し、議員研修会を開催しました。 ○財政見通し、たからづか市行財政経営方針および財政規律(令和3年7月20日、8月2日、3日、25日) 「財政見通しに係る諸課題とその影響について」、「財政に係る諸課題を共有・共通理解するために」の二つの論点を立て、質疑を行い、理解を深めました。 ○行政視察(しずおか県すその市、令和4年7月14日) 「ミッションとして掲げた『にほん一市民目線の市役所として最高の行政サービスを提供する』について及び行動指針の策定について」を調査事項とし、オンライン視察を行いました。 ○事業検証の評価(令和4年10月11日、11月2日、12月1日) 市は、令和3年7月に行財政経営方針を策定し、令和3年度から令和5年度までの3カ年で、時代の変化に適応し続けるための基盤強化を図ることとし、その一環として事業検証に取り組んでいます。委員会では、市が行っている事業検証の経緯、結果の説明を受け、事業検証(素案)への意見を付しました。 ○ワークショップ(令和4年12月1日、27日、令和5年1月18日、2月8日) 第2分科会では将来を見据えた行財政経営がテーマとなりました。 これからの時代のまちづくりをどのように捉え、その実現に向けて今、何をしなければならないのか。 また、人を中心に問題の本質を探究する手段としてのデジタル技術やデータを活用した問題の可視化、そして、問題の本質を捉え、解決するための適切な課題設定という可視化が重要であると考えました。 そのような観点から、4日間にわたりワークショップを開催し、これからの時代におけるまちづくりを探求しました。 【まとめ】 本市の行財政経営には、積み残されてきた課題と将来を見据えた課題の二つがあります。しかし、両課題に対する市の取り組みはいまだ道半ばと言えます。 積み残された課題については、調査を通じてさまざまな議論を行いましたが、取り組みに想定以上の時間を要するなど、「時間」という重要な資源を浪費している面も見受けられました。市長の決断、リーダーシップによって前に進めることが必要です。 将来を見据えた課題については、変革のための財政、組織、デジタル・データの3つの基盤強化に、市は取り組んでいます。しかし、強化期間3年のうち2年が終わる現時点でも、成果らしい成果が見えません。 本来、たからづか市行財政経営方針が目指す変革は、時代に適した新しいまちづくりへの変革であり、課題発見のアプローチ、課題解決のプロセス、成果に対する評価ですら、これまでとは違う形を想定しています。そのことを前提に、基盤強化に取り組む必要があります。 2年以上にわたり調査を行いましたが、その間の市の取り組みは、行財政「運営」から行財政「経営」へと転換を果たすための「準備」に過ぎません。今後、検証と改善を重ねながら、本格的な転換を求めるともに、本委員会終了後も、たからづか市議会として何らかの形で調査を継続していきたいと考えています。 【15面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 【特集】データで見るたからづか(第4回) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ Well-being(身体的、精神的、社会的に良好な状態)なまちを目指して 全世代型社会保障を考える  本格的な「少子高齢化・人口減少時代」を迎えようとしているにほん。  それに対応し、将来世代を含めた全世代が安心できる持続可能な社会保障制度に改革しようとする動きが、国において始まっています。  この「全世代型社会保障」が目指すものは、次の3点です。   1 「少子化・人口減少」の流れを変える     2 これからも続く「超高齢社会」に備える   3 「地域の支え合い」を強める      (全世代型社会保障構築会議報告書、令和4年12月16日)  今回のグラフは、今後の社会保障について考えるヒントをお示しするものです。  これまでの特集では、私たちの暮らしを取り巻く現状について、データを基にしてお伝えしてきました。これからも、現状の把握を出発点として、市民の皆さまとともに、まちの将来像を考えていきたいと思います。 ●各国の家族関係社会支出の対GDP比と合計特殊出生率(2019年) 家族関係社会支出とは、子育てに関する給付、支援、サービスに充てられる社会保障関係経費のことです。 次の数字から、各国の家族関係社会支出がGDPに占める割合と合計特殊出生率の関係が分かります。 GDPに占める家族関係社会支出の割合 にほん 1.95% アメリカ 1.04% 韓国 1.56% カナダ 1.87% イギリス 2.49% ドイツ 3.24% スウェーデン 3.42% フランス 3.44% 合計特殊出生率 にほん 1.36% アメリカ 1.71% 韓国 0.92% カナダ 1.47% イギリス 1.63% ドイツ 1.54% スウェーデン 1.70% フランス 1.83% (資料)OECD Family Database ●にほんの人口推移と将来推計、合計特殊出生率の推移(全国およびたからづか市) 次の数字は、にほんの人口が将来減少していくとともに、合計特殊出生率の伸びが見込めないことが示されています。 2000年 総人口 1億2692万人 合計特殊出生率(たからづか市)1.34% 合計特殊出生率(全国)1.36% 2005年 総人口 1億2776万人 合計特殊出生率(たからづか市)1.17% 合計特殊出生率(全国)1.26% 2010年 総人口 1億2805万人 合計特殊出生率(たからづか市)1.34% 合計特殊出生率(全国)1.39% 2015年 総人口 1億2709万人 合計特殊出生率(たからづか市)1.44% 合計特殊出生率(全国)1.45% 2020年 総人口 1億2614万人 合計特殊出生率(たからづか市)1.36% 合計特殊出生率(全国)1.33% 2025年 総人口 1億2254万人 合計特殊出生率(全国)1.419% 2030年 総人口 1億1912万人 合計特殊出生率(全国)1.428% 2035年 総人口 1億1521万人 合計特殊出生率(全国)1.432% 2040年 総人口 1億1091万人 合計特殊出生率(全国)1.435% 2045年 総人口 1億642万人 合計特殊出生率(全国)1.438% また、2060年にはにほんの総人口は9千万人を割り込むと予想されています。 (資料)●人口の推移と将来推計:総務省統計局「国勢調査」、国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集2022年版」     ●合計特殊出生率(たからづか市):たからづか市統計書     ●合計特殊出生率(全国):政府統計の総合窓口(e-Stat)、国立社会保障・人口問題研究所「にほんの将来推計人口(平成29年推計)」 【16面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 請願・陳情の提出方法は ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆提出できるのは 市政についての意見や要望があるときは、どなたでも市議会に請願や陳情を提出することができます。 提出できるのは市民に限らず、年齢の制限もありません。法人や団体も提出可能です。 ◆請願と陳情の違いは 請願には1名以上の紹介議員の署名が必要です。請願者は委員会において5分程度の口頭陳述をすることができます。 紹介議員の署名がないものは、陳情として取り扱います。 ◆作成方法は ・宛先はたからづか市議会議長 ・にほん語で作成する ・提出年月日、件名、趣旨、項目を記載 ・個人の場合は、住所、氏名(署名または記名押印)を記載 ・法人、団体の場合はその所在地、名称、代表者名(署名または記名押印)を記載 ・賛同者の署名簿がある場合は添付 ◆提出の手続きは 請願・陳情は、市議会事務局までご持参ください。記載事項の漏れ等を確認の上、受け付けします。 ◆提出の期限は 請願・陳情は、市役所の執務時間中いつでも提出できます。なお、提出時期により、いつの定例会で審査されるかが異なりますので、お問い合わせください。 ◆審査の取り扱いは 請願は本会議の議題とした上、所管の委員会に付託し審査を行い、最後は本会議で議決を行います。 陳情は、所管の委員会での審査のみとなります。 なお、郵送で提出された陳情は、原則として審査の対象となりません。 【問い合わせ先】 議事調査課 電話0797−77−2168 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 5月以降の市議会日程について ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  5月以降の市議会日程については、4月30日から任期が始まる新たな議会において決定することとなります。  決定次第、市議会ホームページにてお知らせさせていただきます。  なお、通例によると、5月中旬以降に臨時会および定例会を開催しています。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 市議会 ホームページ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 会議日程や議案審査の結果等をご覧いただけます。また、本会議や委員会の会議録検索もできます。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ インターネット 中継・録画配信 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 本会議の模様を動画で配信しています。スマートフォン・タブレットでも視聴可能です。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ フェイスブック ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 本会議や委員会の開催日程のほか、議会報告会や意見交換会など市議会主催イベントの情報をお知らせしています。フォローをお願いします。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 83.5メガヘルツ FMたからづか ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 毎週2回(月曜日・木曜日)11時55分から5分間、市議会の話題をお届けしています。一般質問(録音)や議長インタビューなども放送しています。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 傍聴のご案内 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 市議会の本会議や委員会は原則として公開となっており、どなたでも傍聴することができます。 なお、5月以降の感染防止対策については未定です。 詳しくは、議事調査課(電話0797−77−2168)へお問い合わせください。 ■本会議場の傍聴受付  市庁舎5階、本会議場傍聴席入り口で受け付けます。  傍聴席数は84席です(車いす席、磁気ループ席あり)。 ■手話通訳・要約筆記  ご希望の方は、障がい福祉課(ファックス0797−72−8086)へ。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 編集後記 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆今回の特集は「データで見るたからづか」の起承転結の転と結をまとめたものとなりました。この号が出るころには市議会議員選挙も終わり、新たな期の始まりです。かけはしを通して、爽やかで、新しい、暖かい風を、お届けできればと編集に携わってきました。これからも市民のためになることを目指して! (なかの) ◆たからづか市の状況を分かりやすく、4回シリーズでお伝えしてまいりましたが、今回は最終回の集大成となりました。世界の合計特殊出生率は、にほんが187カ国中174位となっています。夫婦に子どもは3人以上でなければ、人口が増加することはありません。少子化対策が急がれます。(やまもと) ※議会報かけはしは、年4回発行しています。 次号は、令和5年(2023年)8月1日発行予定です。