記憶の中の「生(せい)」再現プロジェクトについて
宝塚市では、作家有川浩さん(市内在住)の小説「阪急電車」の冒頭に登場する「生」の字のアートオブジェについて、同小説の映画化(平成2011年初夏上映終了)をきっかけに2010年12月5日、以前にあった場所に再現しました。
このオブジェは、市内在住の現代美術家大野良平さんが、阪神・淡路大震災から10年目の2005年1月に、「街と人の心の再生」を願って、市内を流れる武庫川の中州に石を積んで創作されたもので、その後2006年の秋に自然消滅しましたが、小説を通して人々の記憶の中に残り語り継がれていました。
2代目「生」の再現にあたっては、大野さん、宝塚市が中心となって『記憶の中の「生」再現プロジェクト』を立ち上げ、大野さんの母校である宝塚大学(旧宝塚造形芸術大学)の先生や学生、また地域の住民の皆さんや地域の子ども達など延べ100人を超えるボランティアの協力により完成することができました。
最下段にあるメイキング映像は、その4日間にわたる再現作業を簡単にとりまとめたものです。映像の編集は宝塚市が、音楽は宝塚大学の学生が担当し制作しましたので、ぜひこの映像をご覧ください。
その後、2代目「生」は、川の増水により再現から5ヵ月後の2011年5月に消失し、再び3代目「生」を同年7月に制作しましたが、こちらもわずか1ヶ月半後の2011年9月に再消失、同年12月に再び制作し、2012年12月末現在、4代目「生」が現地に存在しています。
【最新情報(2013年1月29日更新)】
【トピック1】
2013年1月16日:4代目「生」のオブジェをライトアップしました。
12月9日(日):「生」の石積みオブジェについて、1月16日(阪神・淡路大震災の起こった日の前日)のライトアップに向け、中州内の草刈りと併せ崩れていた石積みの修復を行いました。 当日は、市民等ボランティアの皆さんをはじめ関係者の皆さんのご協力により、無事作業を終えることができました。 寒風の中、ご協力いただきました皆さま本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
2013年1月16日(水):阪神・淡路大震災で亡くなられた方々への追悼の意を表し、4代目「生」のオブジェを「ライトアップ」しました。また、今年は新たに市内のNPO団体(シニアパワーを活かす会)から市へ「生」のモニュメントの寄贈があり、こちらもライトアップしました。(設置場所はこちら)寒風の中、ご来場いただき誠にありがとうございました。
2013年1月14日(月・祝):「生」のオブジェ(石)に、震災などに対する想いを墨で直接描く「祈りのかけら」は、雨天増水のため中止しました。ただし、「生」展において実施し、現地の石の中に置きました。
2013年1月11日(金)〜1月14日(月・祝):「生」展(各日10時〜17時まで)を宝塚市立国際・文化センター(サンビオラ1番館3階)で開催しました。詳しくはこちらをご覧ください。ご来場いただきました皆さまありがとうございました。
この『記憶の中の「生」再現プロジェクト』に関心のある方は、宝塚市政策推進課(0797−77−2001)まで電話にてお問い合わせください。(ボランティアによる作業への参加希望など)
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位 置 図 [阪急今津線宝塚南口駅下車北へすぐ] |
※地図をクリックすると拡大画像を見ることができます。(別ウィンドウが開きます)
4代目「生」のオブジェについて(ライトアップ等)
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「祈りのかけら」の制作 (参加者がそれぞれの想いを石に描く) [2013年1月14日] ※「生」展での実施状況 |
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阪神・淡路大震災追悼ライトアップ【石積みオブジェ】 (市内で亡くなられた方118名の数の懐中電灯による) [2013年1月16日] |
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阪神・淡路大震災追悼ライトアップ【金属製モニュメント】 (市内で亡くなられた方118名の数のキャンドルによる) [2013年1月16日] |
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【トピック2】
2012年7月:4代目「生」のオブジェを修復しました。
7月29日(日):「生」の石積みオブジェについて、中州内の草刈りと併せ、河川の増水などで崩れていた石積みの修復を行いました。 当日は、市民等ボランティアの皆さんをはじめ、隣接して開催されていた“活かそう水辺、つなごう流れ”『近畿水環境交流会 in 武庫川・宝塚』(主催:近畿水環境交流会 in 武庫川・宝塚 実行委員会)の催しに参画されていました摂南大学・エコシビル部の学生の皆さんなど関係者の皆さん約70名のご協力により、無事午前中で作業を終えることができました。 猛暑の中、ご協力いただきました皆さま本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
8月19日(日):「宝塚武庫川灯篭流し」(主催:宝塚武庫川灯篭流し実行委員会)に併せライトアップ(日没〜21時まで)を実施しました。(18(土)は雨天のため19日(日)に順延しました)
お越しいただきました皆さん、ライトアップの作業にかかわっていただいた皆さん、誠にありがとうございました。
4代目「生」のオブジェについて(石積みの修復等)
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着手前 (4代目:全体的に崩れている) [2012年7月23日] |
草刈り・石積み修復作業 (雑草の刈り取り等) [2012年7月29日] |
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石積み修復後 (宝塚大橋から武庫川上流側を望む) [2012年7月29日] |
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ライトアップ (宝塚武庫川灯篭流しに併せ実施) [2012年8月19日] ※下段の写真2枚は、近隣マンション所有者の協力により撮影 |
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【トピック3】
2012年1月:「生」のオブジェのライトアップ等実施しました。
1月14日(土):「祈りの石」の制作を行いました。
1月16日(月):「生」のオブジェのライトアップ(阪神・淡路大震災の起こった日の前日)及び「ニコちゃんプロジェクト」を実施しました。寒風の中、たくさんの皆さまにご来場いただき誠にありがとうございました。→ 当日の模様はこちら(写真)をご覧ください。
催しの内容は、こちらのチラシをご覧ください。(別ウィンドウが開きます)
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「祈りの石」の制作 (参加者がそれぞれの想いを墨で石に描く) [2012年1月14日] |
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阪神・淡路大震災追悼ライトアップ (市内で亡くなられた方118名の数の懐中電灯による) [2012年1月16日] |
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「ニコちゃんプロジェクト」 (参加者がそれぞれの想いを紙皿に描く) [2012年1月16日・南口会館にて] |
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【トピック4】
2011年12月10日:4代目「生」が完成しました。
今回の制作(再現)にあたっては、初代から3代目までの制作時と同様に、それら制作に関わっていただいた皆さんの想いを大切にしながら、阪神・淡路大震災で亡くなられた方々への追悼の想い、また今年3月11日に発生しました東日本大震災で被災された方々の復興支援を応援する想いを込めて作業を実施しました。
12月3日(土)、4日(日)、10日(土)とも天候に恵まれ、3日間で延べ80人余りのボランティアの協力により、4代目「生」を再現することができました。ご協力をいただきました皆さま、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
【河川の中での作業等について】
河川の中で作業を行うことは危険を伴い重大な事故に繋がることがあります。
『記憶の中の「生」再現プロジェクト』では、作業に当たっては、兵庫県等関係機関に届出を行うとともに、雨天時や増水時には作業を中止するなど安全面にも配慮しながら活動を行っています。
4代目「生」のオブジェについて(12月10日完成)
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着手前 (3代目の縦筋が僅かに残る) [2011年11月25日] |
草刈り後 (雑草の刈り取り) [2011年12月3日] |
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石積み(芯出し等) (「生」の字の芯出し・骨格の制作) [2011年12月3日] |
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石積み (参加者それぞれの想いがよりしっかりしたものに仕上げていく) [2011年12月4日] |
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石積み(阪急電車から) ※約9割が完成 (左側:宝塚南口→宝塚行き,右側:宝塚→宝塚南口行き) [2011年12月4日] |
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完成前(「祈りの石」の制作) (参加者がそれぞれの想いを墨で石に描く) [2011年12月10日] |
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石積み(完成) (左側:宝塚大橋から,右側:宝塚南口→宝塚行き電車から) [2011年12月10日] |
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3代目「生」のオブジェについて
【トピック1】
2011年9月4日:「生」のオブジェが台風12号による川の増水により消失してしまいました。
【トピック2】
2011年8月14日(日):「宝塚武庫川灯篭流し」(主催:宝塚武庫川灯篭流し実行委員会)に併せライトアップを行いました。(その時の模様はこちら)
お越しいただきました皆さん、ライトアップの作業にかかわっていただいた皆さん、ありがとうございました。
【トピック3】
2011年7月23日:3代目となる「生」のオブジェが完成しました。再現にあたっては、初代(2005年)及び2代目(2010年)の制作当時の想い、またそれらに関わっていただいた皆さんの想いを大切にしながら、3月11日に発生しました東日本大震災により被災された皆さんを応援したいという想い(メッセージ)を込め制作しました。
オブジェは、2代目と同様に縦約20m×横約10mの大きさで制作しました。今後も増水等により流失する可能性があるため、作業開始当初は骨格レベル(線の細い「生」)で仕上げる予定としていましたが、作業に参加いただいたボランティアの方々(延べ3日間、約60名)の制作にかける熱い想いから立派なオブジェに仕上がりました。猛暑の中、作業に協力をいただきました皆さん本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
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現地調査 (増水のため作業は中止) [2011年7月8日] |
草刈り (1m以上に伸びた雑草の刈り取り) [2011年7月9日] |
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草刈り・石積み(芯出し) (草刈り完了後に「生」の字の芯出しを実施) [2011年7月10日] |
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石積み・完成 (延べ3日間、約60名のボランティアの皆さんが参加) [2011年7月23日] |
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ライトアップ (宝塚武庫川灯篭流しに併せ実施) [2011年8月14日] |
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2代目「生」のオブジェについて
【トピック1】
2011年5月12日:「生」のオブジェが連日降り続いた雨による増水により消失してしまいました。その様子はこちらをご覧ください。
【『記憶の中の「生」再現プロジェクト』大野良平氏のコメント】
多くの皆さんに親しんでいただきました『生』ですが、再現から5カ月・・あまりにも早い消失となりました。
昨夕(5月11日)、大雨の濁流にのみ込まれながらも必死に水面から顔をのぞかす『生』の最期の勇姿をこの目で見届けました。雨が降る中、偶然通りすがりの女性も足をとめて、心配そうに写真におさめておられました。『生』は本当に市民に愛されているのだなと実感した瞬間でした。「流されないかしら・・・」という不安そうなお言葉に「大丈夫ですよ!」と力強く返答しましたが、最終的にこのような結果となり残念に思っています。
『生』は祈りのオブジェです。形は失せても『生きるメッセージ』としてそれぞれの記憶の中で力強く生き続けてくれるものと信じています。『生』の再現には、地域住民、子どもたち、大学、行政と多くの皆さまのご支援、ご協力を賜りました。言葉では言い尽くせない素敵な出会いがありましたことを心より感謝申し上げます。
【トピック2】
2011年2月中旬:『阪急電車 〜片道15分の奇跡〜』スピンオフ(番外編)ドラマ「征志とユキの物語」(DVD発売中)の撮影に協力し、「生」のオブジェをライトアップしました。
【トピック3】
2011年1月16日(日)18時〜23時の間:「生」のオブジェをライトアップしました。詳しくは、こちらのチラシをご覧ください。(別ウィンドウが開きます)
「生」のオブジェを見るポイント
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宝塚大橋から 武庫川上流側を望む [2010年12月5日完成時] |
阪急電車から (宝塚南口→宝塚行き車内) 武庫川上流側(真下)を望む |
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「光のさんぽみち」での プレライトアップ [2010年12月18日] |
阪神・淡路大震災 追悼ライトアップ [2011年1月16日] |
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雪の日の「生」 [2011年2月11日] ※右の写真は一部画像処理しています |
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水に浸かる「生」 [2011年5月11日] 消失する前日 |
消失した「生」 [2011年5月12日] 一部縦筋のみ残る |
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「生」のオブジェ消失後の武庫川の中州 [2011年5月14日] ※「生」の字の3画目の縦筋がかすかに見られます |
※写真をクリックすると拡大画像を見ることができます。(別ウィンドウが開きます)
※写真は2代目「生」のオブジェです。
※写真をクリックすると映像の再生がはじまります。この映像を再生するには、Windows Media Playerなどwmv形式のファイルを扱うことのできるソフトが、パソコンにインストールされていることが必要です。映像データはダウンロードすることができます。ただし、ダウンロードしたビデオデータを個人で観賞することはご自由ですが、それ以外の目的に使用しないでください。
※映像は2代目「生」のオブジェを制作した時のものです。
関連する情報(リンク)
問い合わせ先
- 宝塚市 企画経営部 政策室 政策推進課
- 電話 0797−77−2001(直通)
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