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ID番号 1000020 更新日  令和1年7月29日  印刷

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市長メッセージ(令和元年(2019年)8月1日)

時代に合わせた変革を

 何十年の時を経ても変わらず同じような悩みを抱えているのだなぁ、と妙に感心してしまったのがPTAという組織です。先日、子育て中のママさんたちと話していて思いました。春、クラス委員を決める時の重苦しい沈黙、らちが明かず、くじ引きが行われ、一喜一憂のやりとりを経て、役員が決まっていく過程も昔と変わらず。仕事の中身もあまり変化はないようです。前例踏襲という暗黙のルールがあり、これだけ働く女性が増えたのに仕事は簡素化されず、会合も平日の昼間がほとんどなので時間のヤリクリが大変だと、愚痴はとどまる所を知らず…。
 一方、PTAは社会問題にもなっていますので、「ブラックPTA」という言葉ができたり、『PTA不要論』(新潮社)という本まで出ています。いや待てよ。実は私は不要論には反対なのです。経験から言うと、PTA活動は人生において必要な多くのことを学び、また多くの出会いがあり、生涯の友を得る絶好の機会になります。多様な価値観を持つ人たちが、「子どもたちのために」を合言葉に、教師と力を合わせて活動しますから、そこには議論が生まれ、自分を見つめ直すチャンスがいっぱいあります。教師とも本音で話ができ、その苦労に気付くことがたくさんあります。
 私は2人の子の子育て中、なんと宝塚と熊本で計12年間PTA活動に関わってきました。一番の宝物は友人。改革を試みた日々だったので戦友のようでした。今でも何事につけ、助け合っています。学年委員長をした時はテーマを「より良い学校給食」に決めて、楽しく勉強し、あちこちの町を視察しました。自治体で学校給食が違うことにびっくり。大切な子どもの体を作る食に関して保護者が無関心であっていいはずはない、ということを学びました。
 思い出は数々あれど、これだけ時代は変化しているのだから、少しでも負担を軽くするために組織や仕事を見直して、楽しいPTA活動を実践していけないものだろうか、と考えていたところ、暁光(ぎょうこう)のように一冊の本が私の元に届きました。『PTAのトリセツ~保護者と校長の奮闘記~』(世論社)。神戸市立本多聞(ほんたもん)中学校の取り組みを元PTA会長の今関明子さんと元校長の福本靖さんがまとめたものです。実に分かりやすく、すぐに読めますし、こんな見直しだったらウチでもやれるかも、と思わせる説得力のある本です。私のモットーは「愚痴を言うならまず行動を」ですが、そうそう上手くいかないのが世の常。しかし仲間がひとりでもいれば変えることができる、というのも人生訓。この本、読んでみてください。そして話し合ってください。
 最後にうれしいニュース。宝塚市出身で宝塚市大使の寺内健さんが、男子シンクロ板飛び込みで東京オリンピック出場内定第一号となりました。これは馬術の杉谷泰造選手と並び、日本選手で最多タイの通算6回目の夏季オリンピック出場となります。あきらめず、ひたすら努力を続けてきた寺内選手に心からの拍手を送ります。


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