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平成30(2018)年9月号 自動翻訳機能対応テキスト版(2面から5面)

ID番号 1027257 更新日  平成30年9月26日  印刷

特集(2面から5面)

【2面~5面】

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<特集>命のたすきをつなごう
消防本部救急救助課(電話番号 73・1944 ファクス番号 77・3951)
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<FM宝塚83.5メガヘルツ>消防職員が出演してご説明します。

9月21日(金曜日)10時半~11時(再放送)9月22日(土曜日)20時半~21時

宝塚市では、昨年11月からドクターカー(※)の運用を開始しました。これは、「救急ワークステーション」という新たな取り組みの一環で、市民の皆さんに、より安全で確実な救急医療を提供することを目的としています。救急事故では、救急車が現場に到着するまでの間に、いかに迅速に救命処置をするのかが重要だと言われています。多くの命を救うためには、救急隊員による速やかな医療の提供とともに、その場に居合わせた人が速やかに心肺蘇生法などの救命処置を行うことがとても重要になります。命のたすきをつなぐために、私たちにできることがあります。

(※)ドクターカーとは?
人工呼吸器、検査装置等の医療機械を搭載し、医師、看護師、救急隊員などが同乗して病院搬送前の現場などへ直接出動し、治療をしながら重症患者を搬送する救急車の一種です。

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一分一秒を争う救急医療
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私たちは、いつ、どこで、突然のけがや病気に襲われるか分かりません。心臓や呼吸が止まった人の治療はまさに一分一秒を争い、命が助かる可能性は時間の経過とともに刻々と低下します。このような時に必要なことは「すぐに119番通報する」ことです。通報が早ければ早いほど医療処置を早期に開始することができます。しかし、救急車が現場に到着するまでには、全国平均で8分以上かかります。救急車が来るまでの間に何ができるか、そばに居合わせた人による救命処置が救命のチャンスを高めるのです。

◆心肺蘇生法の手順
(1)安全確認をする
(2)反応(意識)を確認する
(3)119番通報と協力者への依頼
(4)呼吸の確認
(5)胸骨圧迫
(6)人工呼吸(可能であれば)
(7)AEDの使用(可能であれば)

[平成29年救急車の現場到着までの時間]
全国平均:約8分30秒/宝塚市平均:7分34秒

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<コラム>こんな時、あなたはどうする?
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突然、目の前で人が倒れました。呼びかけても反応がなく、呼吸がありません。救急車到着までに、心肺蘇生法などの処置をするべきかしないべきか自分で判断がつかない場合、あなたならどうしますか?

[胸骨圧迫の必要がない人に処置を行った場合による弊害]
■影響なし 89.6パーセント
■胸の痛みを感じる 8.7パーセント
■骨折 1.7パーセント
(宝塚市消防本部提供)
弊害があったのは、たったの1.7パーセントです。勇気を出して行動しましょう!

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救急ワークステーションとは?
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「ドクターカーの運用拠点」であり、救急隊員の知識・技術の向上を目的とした「教育の拠点」でもあります。市立病院の救急科に併設され、消防本部の救急車と救急隊員が平日の10時~17時の間、常駐しています。救急隊員は、平常時には病院実習を行い、出動要請がかかれば、医師、看護師とともにドクターカーに乗り込み現場へ急行し、必要に応じて処置を開始します。

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救急隊員の病院実習の様子
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病院内では、医師・看護師の直接指導を受けながら救命処置を行い、救急隊員の技能向上を図っています。

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<インタビュー>
救急ワークステーションの今後に期待
東消防署 救急救命士 石谷 善道(いしたに よしみち)隊長
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常に進歩する救急医療の現場では、医学的知識や高度な救命技術を習得する必要があります。救急救命士は、2年間で128時間の病院研修を受けることが義務づけられているので、救急ワークステーションで勤務中に研修実績が積めることは大変大きなメリットです。
また、知識や技術と同様に大切なことがコミュニケーション能力です。患者さんが言えない(話せない)けど何を伝えたいのかを理解することや、「次は何をするのか」を予測し、先を見据えた行動をすることは、一分一秒を争う救急の現場ではとても大切です。救急ワークステーションという研修の場でそれらを経験できることは、チーム医療の担い手として大変有意義に感じます。実際に、救急ワークステーションの運用が始まって以降、隊員の動きがスムーズになり、処置の時間短縮につながっています。また、患者さんとご家族の笑顔が増えたことに成果を実感しています。市民の皆さんへより安心で安全な医療の提供ができるよう、これからも救急隊員一同、力を合わせて頑張ります。

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<インタビュー>
救命率向上を目指して
市立病院 救急医療センター長 九鬼 覚(くき さとる)医師
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少しでも救命率を上げたい、市民の要請に対して素早く対処したいという思いで日々業務に取り組んでいます。いつも肌身離さず携帯電話を持ち歩き、消防本部からの出動要請を受けて3分以内には現場へ出動できる態勢を取っています。医師が同乗することで患者に接触する時間が早くなり、薬剤の投与など、必要な処置を早期に開始できます。その結果、救命率の向上や、後遺症の軽減につながります。

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熱中症にご注意を!
ドクターカーが出動
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7月中旬、59歳男性がスポーツの後、意識がもうろうとなり、ご家族から消防にドクターカーの要請がありました。熱中症が引き金になった急性心筋梗塞が原因とみられる症状で、病院へ搬送中に心肺停止になりましたが、ドクターカーが合流し、現場の医師・看護師・救急隊員の早期かつスムーズな処置により一命を取り留めました。

◆救急車が現場に到着するまで
消防本部指令センターには2市1町(宝塚市、川西市、猪名川町)の通報が入ります。指令員が状況のヒアリングをしながら、現場に一番近い救急車を派遣します。ドクターカーの出動有無は、状況に応じて判断します。ドクターカーが出動する場合は、緊急度が極めて高いため、救急車とドクターカーの2台が現場に急行し、先に到着したスタッフが救命処置を開始します。


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119番通報の仕方
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◆救急車が必要なのはどんな時?こんな時は迷わず119番!
倒れて意識がない、急にうまく話せなくなった、胸が締め付けられるように痛む、突然の激しい頭痛など。

◆救急車を呼んでいいか迷う時は?
急な病気やけがをしたとき、症状の緊急度を素早く判断するために、消防庁が提供している全国版救急受診アプリ「Q助」があります。当てはまる症状を画面上で選択していくと、緊急度の目安や必要な対応が表示されます。特に小さいお子さんをお持ちの人に人気のアプリです。

◆救急車の呼び方
119番通報をすると、指令員が救急車の出動に必要なことを順番にお聞きします。あわてず、ゆっくりと次のことを伝えてください。
(1)救急であることを伝える
(2)救急車に来てほしい住所を伝える
(3)具合の悪い人の症状を伝える
(4)具合の悪い人の年齢を伝える
(5)通報者の名前と連絡先を伝える

◆救急病院を24時間いつでもご案内します
テレホンガイド(電話番号 73・1119)では、自動案内システムにより、24時間いつでも救急病院などの情報を提供しています。急な病気やけが、災害時の救急病院や救護所の検索にお役立てください。ファクスで情報提供することもできます。

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救急車を適正に利用しよう
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緊急時に素早く119番通報をすることは大切ですが、救急車で搬送された人の中には、本来、救急車を利用する必要がなかった人も多く含まれています。本当に助けを必要としている人の所へ駆けつけるために、救急車の適正利用にご協力ください。

[傷病程度別搬送状況(平成29年)]
■重症 11パーセント
■中等症 40パーセント
■軽症 48パーセント
■死亡 1パーセント
(宝塚市消防本部提供)


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<インタビュー>
救急救助課 課長 高田 隆平(たかだ りゅうへい)
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ドクターカー導入によるメリット
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これまで宝塚市ではドクターカーを保有していなかったので、市外からドクターカーを呼んでいました。そのため、現場到着までに時間がかかり、救急車でそのまま市内の病院に搬送する方が早い事案(心筋梗塞などの内因性の病気など)には、ドクターカーの出動要請ができず、主に交通事故などの救出に時間を要するものに限ってしか要請ができませんでした。
市でドクターカーを導入したことにより、緊急を要する内因性疾患などの事案でもドクターカーの要請が容易になり、市民の皆さんに素早く、医師による医療を提供できるようになりました。また、今までは救急救命士という限られた者しか救命処置に関する研修を受けることができませんでしたが、救急ワークステーションの取り組みでは、全救急隊員が医師や看護師から直接指導を受けられるため、全体的な技能のレベルアップにつながると見込んでいます。

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命のたすきをつなごう
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我々救急隊員の技術を磨けば磨くほど救える命が増えるかといえば、決してそうではありません。いざという時に、その場に居合わせた人が速やかに心肺蘇生法などの救命処置を行い、救急車が到着するまでの間にできる処置をしていただくこと、皆さんと救急隊員で命をつなぐことが実は一番重要なのです。

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勇気を出して行動を
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心肺蘇生法などの救命処置は、講習を受けていても自信をもってできる人は少ないでしょう。自信がない状態で行動することは怖いと思いますが、処置をするリスクより、何もしないリスクの方が格段に大きいことをぜひ皆さんに知っていただきたいと思います(2面コラム参照)。

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「予防」の意識を備えよう
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最後に、けがや病気の中には、少しの注意や心がけで防げるものがあります。普段から「予防」の意識を持って日常生活を過ごしてみてください。


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救命処置について学ぼう!
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9月3日~9日は救急医療週間です
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9月8日(土曜日)に、G・コレクション阪急宝塚前広場で「救急フェア」を、9日(日曜日)にフレミラ宝塚で「救急フェスタ」を開催します。詳しくは、広報たからづか9月号8面をご覧ください。

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市内各所にAEDを設置しています [ID 1011743]
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宝塚市では、応急救護体制の強化を図るため、市内の公共・民間施設や24時間営業のコンビニエンスストアを対象にAEDを設置しています。設置場所は、市ホームページのトップページ「宝塚市地図情報」から検索できます。

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救命講習会を実施しています [ID 1003230]
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AEDの使い方や心肺蘇生法などを学ぶ救命講習会を年間を通して定期的に開催しています。講習のスケジュールなど詳しくは市ホームページをご覧ください。9月の講習会のお知らせは、広報たからづか9月号30面にも掲載しています。

◆出張講習も行います
10人以上の要望があれば、出張で救急講習を行います。詳しくは消防本部救急救助課(電話番号 73・1944 ファクス番号 77・3951)へお問い合わせください。

 

このページに関するお問い合わせ

市民交流部 きずなづくり室 広報課
〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 本庁3階
電話:0797-77-2002 ファクス:0797-74-6903
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