VoL.3 宝塚園芸福祉協会 ~農園芸を通じた交流や居場所を~

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ID番号 1030997 更新日  2019年11月27日

印刷大きな文字で印刷

 第3回目は、植物を育てることを通して、生きがいづくり、仲間づくり、健康増進を図る地域活動を実践されている「宝塚園芸福祉協会」をご紹介します!

 「一緒に野菜作りを楽しみたい」、「子どもに野菜作りを学んでほしい」、「収穫体験をしてみたい」など、協会の活動に興味のある人は、ぜひお問い合わせください。

【問い合わせ先】

 宝塚園芸福祉協会 事務局 立川(たてかわ)さん(☎86-0619)

宝塚園芸福祉協会

宝塚園芸福祉協会写真(1)

 宝塚園芸福祉協会は、「植木のまちから農園芸を介して新たな福祉活動を発信したい」という想いのもと、平成16年7月に設立されました。現在の会員数は約50人。遊休農地などを活用しながら、長尾町では仲間と共に野菜作りを楽しむ「ゆうゆうガーデン」、子育てグループや地域の皆さんが収穫体験できる畑「わくわくファーム宝塚」、山本東では子どもたちに野菜の育て方を伝える「楽農すくすく塾」など、農園芸による福祉活動を実践されています。


<ゆうゆうガーデン>

 シニアの方を中心に30人程度で行っています。仲間と共に野菜作りを楽しみながら、収穫物を分け合います。野菜作りに興味はあるけれど、ひとりで育てる自信がない方でも安心です。また、協会のメンバーにとって、仲間と集える居場所にもなっています。

(◆活動日:毎週水曜 ◆時間:季節で変動 ※要入会(宝塚園芸福祉協会の入会金:千円、年会費:2千円))


<わくわくファーム宝塚>

 子育てグループや地域の皆さんが、新鮮でおいしい野菜の収穫体験を楽しんでいただける畑です。玉ねぎ、じゃがいも、さつまいもなど、収穫できる野菜は時期により様々です。また、輪投げなどができる「遊びのひろば」が併設されており、子どもたちがのびのび遊ぶこともできます。

(◆収穫時期および費用:6月~玉ねぎ2個100円・じゃがいも1株200円、10月~さつまいも1株300円、11月~大根1本100円)


宝塚園芸福祉協会(2)

<楽農すくすく塾>

 小学生を対象に、畝作り、種まき、草とりなど、収穫までのプロセスを大切にしながら、野菜の育て方を伝える塾です。また、自然環境や食育、子どもと大人の垣根を越えた「人とのコミュニケーション」についても学ぶことができます。

(◆活動日:第2・4土曜 ◆費用:年12,000円 ◆対象:小学生)

さぁ、掘ろう!さつまいも収穫体験

宝塚園芸福祉協会(3)

 令和元年10月17日、「わくわくファーム宝塚」でさつまいもの収穫体験が行われました。参加した子育てグループ「ミルキーキッズ」の皆さんは、協会のスタッフから収穫方法を教わり、いざ収穫体験へ。さつまいもを掘る姿は大人も子どもも真剣そのもの。恐る恐る土を触っていた子どもたちも、「わぁ」と歓声をあげ、大はしゃぎ。大喜びでさつまいもを掘り上げ、その様子を見た協会のメンバーにも笑顔が溢れていました。


宝塚園芸福祉協会(4)

 さつまいものレシピについて、子育てグループの皆さんと協会のメンバーで情報交換したり、「遊びのひろば」で子どもたちと協会のメンバーが一緒に遊んだりする場面もあり、三世代が楽しく交流する場にもなっていました。


宝塚園芸福祉協会(5)
収穫体験に参加したミルキーキッズの皆さん

農園芸を通じた交流や居場所を

宝塚園芸福祉協会(6)

 会長の金岡さん、事務局長の立川(たてかわ)さんは、「会員や参加者が農園芸を楽しみ、満足してもらうことが一番」、「自然の中でリフレッシュし、いきいきと暮らして健康寿命が延びれば嬉しい」、「私たちのような地域活動が市内各地でも盛んになることで、農園芸を通じた交流の場・居場所が増えてほしい」と話してくれました。

このページに関するお問い合わせ

市民交流部 市民協働推進課
〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 本庁舎2階
電話:0797-77-2051 ファクス:0797-77-2086
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。