産業文化部
部長 土屋 智子(つちや ともこ)
(写真左から)
宝のまち創造室長 政処 剛史(まどころ たけし)
文化芸術施設及び庭園整備担当次長 数田 牧(かずた おさむ)
産業文化部長 土屋 智子(つちや ともこ)
産業振興室長 下浦 誠(しもうら まこと)
北部地域調整担当次長 簗田 敏弘(やなだ としひろ)
こんにちは 産業文化部長の土屋 智子です。
1962年生まれ、宝塚市育ち。「人々の幸せのために働きたい」と宝塚市に勤め早30余年、一男一女の母です。子育て期間を通じて続いている趣味は、読書と映画鑑賞、時代や場所を超えた様々な体験を楽しんでいます。特に、科学者が自分の専門分野について、語った本が大好きです。
座右の銘は、ある科学者の言葉「人の価値は、その人がどれだけ自分自身から解放されているかで決まる」。これは、欲からの解放、自分の枠、限界からの解放が大切であるという意味だと思い、小さな我欲、自分で決めた枠や限界に囚われないよう心がけています。
私たち、産業文化部は、
市民の皆さんや事業者の方々とともに、まちの魅力や活力を創っていく夢のある楽しい仕事を担っています。
本市には、宝塚歌劇や手塚治虫記念館、清荒神や中山寺などの神社仏閣等々、素晴らしい「宝」があります。宝のまち創造室では、皆様と一緒にこれらの宝を一層光輝かせていきます。
宝塚ガーデンフィールズ跡地の利活用・・宝塚らしさを継承した創造と文化芸術を通じた交流・親しみの空間、そして、子どもの驚きと家族の笑顔が絶えない感動の空間づくりを文化芸術施設及び庭園整備担当を中心に推進します。
産業振興室では、商工農業の振興や労働施策を推進し、まちの活力を創出します。また、消費者の皆さんのご相談をお受けしている消費生活センターを担当しています。
北部地域の振興を推進する北部地域調整担当では、来年春に予定している「新名神高速道路」のサービスエリアとインターチェンジの供用開始を好機として、北部地域の活性化を推進します。
産業文化部は、総勢60人にも満たない、自称精鋭部隊!?。
小さな部だからこその機動力とチームワークをもって、世のため人のため、ワクワクしながら働きたいと思っています。
重点的な取り組み
1 まちの個性を生かし、高めていくまちづくり(宝塚ブランドの強化)
- 市内への集客・活性化に向けた事業を展開します。
- 宝塚ならではの「おもてなし」を図るとともに、国内外からの来訪者にやさしいまちづくりを推進します。
- 武庫川周辺や花のみち、市道月地線など、観光プロムナード一帯の魅力向上を図ります。
- 2020年日本でのオリンピック開催に向け、来日する大勢の外国人を宝塚に呼び込むために、海外へのPRを図ります。
- 市外に対する宝塚市の情報発信を強化します。
- 手塚治虫記念館では、より魅力があり何度でも来たくなる館とするため、リニューアルに向けて計画の策定を行います。また、館内映像展示の英語字幕化やパンフレット多言語化の拡充など、外国人観光客にやさしい施設を目指します。
取組結果・達成状況
- 宝塚アニメフェスタ2017×ハロウィンを実施し、中心市街地の賑わい創出に努めました。
- 市内の観光施設等と連携した周遊パスを作成し、旅行会社のツアー商品に組み込むことで市内周遊を促しました。
- 市民ガイドや宝塚歌劇団OGによるまちあるきツアーを実施するなど、本市固有のおもてなしを実施したほか、公衆無線LANの維持管理を行い、旅行者の利便性を確保しました。
- 温泉施設の効果的な運営や、市内温泉の魅力を発信しました。
- 外国人留学生へ歌劇観劇料の補助を実施し、SNS等を通じ情報拡散を図りました。
- ジャパン碁コングレス2017を誘致し、囲碁を通じた国際交流を促進しました。
- 5言語で観光PR動画を作成し、インターネットを通じて市の魅力を発信しました。
- 多言語飲食店マップを作成し、海外からの来訪者向け配布しました。
- フランスと台湾よりファムトリップを招へいしました。
- 横浜市と大分市において観光キャンペーンを展開し、観光PRを実施しました。
- SNSでの観光情報発信に取り組みました。
手塚治虫記念館インバウンド用パンフレットを作成しました
第8期宝塚市観光大使リボンの騎士「サファイア」
2 文化芸術活動等の振興
- 宝塚ガーデンフィールズ跡地において、豊かな緑にあふれた既存の良好な環境を活用し、子どもたちに驚きと感動を与え、文化芸術に関する感性を育むことができ、新たな宝塚文化を創造していく場となるよう文化芸術施設及び庭園を整備します。
- 文化芸術に触れる機会や成果を発表する機会を充実します。
- 様々な文化団体と連携を深めながら、文化芸術に親しむ環境を拡充します。
- 友好都市などとの文化交流を進めます。
取組結果・達成状況
- 宝塚市文化芸術施設・庭園整備事業実施設計を策定しました。
- 文化芸術、庭園などの専門家の意見を参考にしながら、事業内容や運営方法をより具体化していきました。
5月に文化芸術に関する有識者との意見交換を行いました。
事業内容や運営方法をより具体化していくため、民間事業者からヒアリングを行いました。 - 市民フォーラム、ワークショップを開催して、新たな施設や庭園で活動するボランティアの育成に向け、意見交換を行いました。
ボランティア活動の方向性を検討するため、7月に市民フォーラム、9月、10月にワークショップを開催しました。 - 発表会やワークショップなど子どもたちが芸術に触れる機会を設けました。
10月・3月、文化芸術施設・庭園整備予定地にて子ども向けワークショップを開催しました。
11月、宝塚西高校吹奏楽部による、あおぞらミニコンサートを開催しました。
2月、市内6高校が参加した高校生美術部展を開催しました。 - 他市との文化交流を実施しました。
9月、浜松市で開催されるジュニアクワイア浜松定期演奏会に宝塚少年少女合唱団が参加しました。
10月、宝塚アニメフェスタ2017×ハロウィンの特設ブースにて大分市のミュージシャンが生演奏されました。
第1回市民ワークショップの様子
ジュニアクワイア浜松定期演奏会で演奏する宝塚少年少女合唱団
子ども向けワークショップの様子
3 起業家、やる気のある事業者の支援強化
- 創業支援事業計画に基づき、宝塚商工会議所などと連携して、創業希望者をサポートします。
- 地域の課題解決に取り組む起業家を支援し、ソーシャルビジネスの創業を促進します。
- 「やる気のある」事業者の積極的な事業拡大を支援します。
取組結果・達成状況
- 宝塚商工会議所と連携して、創業希望者を対象とするセミナーやビジネスプランコンテストなどを開催しました。
- ソーシャルビジネスの起業と成長を応援するセミナーの開講や事例研究会を行いました。
- 事業者の設備投資や販路拡大に向けた補助制度を実施し、積極的な事業拡大を支援しました。
4 地域資源を生かした宝塚ブランドの創造・発信
- 「地域の新たな名品」として定着するような特産品や加工品の開発を支援します。
- 宝塚ブランド「モノ・コト・バ宝塚」を市内外へPRします。
取組結果・達成状況
- 特産品や加工品を開発する補助制度を実施し、宝塚の新たな特産品開発を支援しました。
- 宝塚ブランド「モノ・コト・バ宝塚」の新たな資源の選定を行い、14の資源を追加しました。ホームページやSNSを通じた情報発信や、宝塚北サービスエリアや各地の物産展での物販を通じて、宝塚ブランドの魅力を市内外にPRしました。
5 北部地域の農産物及び南部地域の花き園芸の更なる活用
- 1000年の歴史をもつ花き植木の園芸産業をさらに活性化するため、宝塚市特別名誉市民「木接太夫」坂上頼泰公に関連したPR活動などをイベント等で行っていきます。
取組結果・達成状況
- 本市では平成28年度に、接ぎ木法を発明した功績により豊臣秀吉から「木接太夫」の称号を与えられた、坂上頼泰公に宝塚市特別名誉市民の称号を贈呈いたしました。平成29年度は、木接太夫に関連した花き園芸産業のPR活動を様々なイベントで行うほか、接ぎ木法の体験学習会などを通じてより多くの人に花と緑に触れていただき、1000年の歴史を持つ花き植木産業の活性化をはかります。また、引き続きオープンガーデンフェスタや宝塚植木まつりの開催、及び地域の園芸情報発信拠点の「あいあいパーク」を通してさらに宝塚の花き植木産業の魅力を発信し続けます。
⇒平成29年度オープンガーデンフェスタでは97庭が公開されました。宝塚植木まつりでは春と秋それぞれ18,000人が訪れました。平成29年11月には東北被災地2都市を訪れ、宝塚の植木のPRを行いました。また、「木接太夫」坂上頼泰公には、平成29年3月に宝塚市特別名誉市民賞が贈呈され、長尾地域の植木産業を盛り上げていこうとする機運が高まっています。平成30年度は木接太夫のブランド化の推進に加え、引き続き木接太夫に関連した植木のPRやオープンガーデンフェスタ、宝塚植木まつりの開催、及び地域の園芸情報発信拠点の「あいあいパーク」の運営を通してさらに宝塚の花き植木産業の魅力を発信し続けます。 - 西谷夢市場での農作物の安定的な供給体制を目指すとともに、来場者数増への取り組みや生産の充実強化を図ります。
⇒毎月第2土曜日の「夢の日」に生産者の対面販売や試食を行い、消費者との交流を図るイベントを実施しました。夏の干ばつや10月の台風21号の影響から野菜の収穫量が減少し、販売高・来客者数ともに減少しました。 - 特産品・加工品開発支援の最終年度として取り組み、これまでの成果として新たな名品の定着を目指します。
⇒農業振興事業に関する新たな特産品・加工品開発に関しては、申請団体3件に対して支援しました。西谷産酒米の酒粕を使った洗顔料が商品化されました。 - ダリアの花の魅力を発信する花飾りイベントを開催するなど、「ダリアで彩る花のまちづくり事業」を引き続き展開し、また「宝塚ダリア園」隣接の駐車場整備により、広く観光旅行業者等への誘客を働きかけ、地域全体の活性化とダリア産業の振興を図ります。
⇒南部市街地でも、秋の宝塚植木まつりでダリア花飾りなどによりダリアの魅力を発信するイベントを行い、ダリアを身近な花として親しんでいただくPR活動を行いました。なお、「宝塚ダリア園」では、秋季は台風の被害により開園途中に閉園となったことから来園者数は大幅に減少しました。 - 長谷牡丹園のバリアフリー化工事およびリニューアル工事を継続して実施するとともに、栽培技術の向上を図り、魅力ある施設として来園者のさらなる増加を目指します。
⇒平成29年度の来園者数は対前年比約1割減少しました。なお、平成30年度の開園に向けてバリアフリー化の工事を行ったほか、松江市より牡丹園芸の専門家を招へいして、来園者が毎年訪れたくなるような施設づくりに努めました。
あいあいパーク外観
第131回宝塚植木まつり会場風景
上佐曽利のダリアを使って市民の方々と協力しダリア花絨毯を作り植木まつり会場を彩りました。
昨年度園内リニューアルを行った長谷牡丹園
西谷の新鮮野菜が並ぶ農業振興施設「西谷夢市場」
煮てよし、焼いてよしの「たからづか西谷太ねぎ」
6 新名神高速道路を活用した地域振興を推進します。
- いよいよ来春、新名神高速道路と宝塚北サービスエリア、宝塚北スマートインターチェンジが供用開始されます。サービスエリアでは、西谷地域の農と里山のある風景や地域の歴史文化、そして地域の特産品、そして宝塚市全域の魅力を全国に向けて発信し、宝塚に来て、見て、触れる行動を誘引します。
- 西谷地域の皆様と共に作り上げた「宝塚市北部地域まちづくり基本構想」を地域と行政が協働して推進します。
- 農業振興施設として親しまれてきた「宝塚市自然休養村センター」を行政拠点へ改修し、併せて耐震補強を施すための設計に着手します。
取組結果・達成状況
- 3月18日に開業した宝塚北サービスエリアでは、動画やパンフレット、ポスター類を多用したPR活動の場を確保し、物販においては「モノ・コト・バ宝塚」に選定された商品の取り扱いなどが実現しました。
- 西谷地域内の新規出店には至らなかったが、引き続き空き家情報の把握に努めました。
- 里山保全活動では、地域住民による体験活動が開始され、他地域との交流が進んでいます。
- 「自然休養村センター」の耐震改修設計に着手しました。
宝塚北SA、宝塚北SIC イメージパース
7 より良い就労環境づくりの推進
- シルバー人材センター等と連携し、高齢者の「生きがい就労の場」の創出を促進します。
- 平成29年3月に策定した宝塚市労働施策推進計画に沿って、今後の労働施策の展開を図ります。
- 国との連携を強化し、特に女性並びに高齢者への就労支援の充実を目指します。
取組結果・達成状況
- シルバー人材センターでは、新たな就業場所の開拓と提供サービスの多様化を目指して新規会員の獲得に努めました。
- 市とハローワーク西宮の共同で運営しているワークサポート宝塚(ハローワーク西宮サテライト)の周知の強化に努めました。
8 消費者教育推進計画に基づく具体的な取り組み
- 消費生活の安定と向上のため、関係機関、事業者及び市民と協働して、消費者教育及び啓発活動の取り組みを進めます。
取組結果・達成状況
- 出前講座の開催をはじめ効果的な啓発活動・相談事業を展開した。併せて相談員を対象に消費者教育を推進するコーディネーターとして能力向上を図り、また市民と消費生活センターをつなぐ「消費者サポートすみれ隊」の活動等を通して消費者被害の防止に努めた。
このページに関するお問い合わせ
産業文化部 産業振興室 商工勤労課
〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号
電話:0797-77-2011(商工担当) 0797-77-2071(総括・勤労担当)
ファクス:0797-77-2171
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