平成19年9月3日更新
阪急電鉄平井車庫における
列車事故対応訓練

タイトル写真①

タイトル写真②

訓練概要
場面設定 阪急山本駅から中山駅間を走行中の普通列車が、踏切内に進入してきた車両と衝突・脱線し、多数の負傷者が出ている。
訓練内容 (1) 二次災害防止、情報伝達
(2) 乗客の避難誘導
(3) 交通規制、現場保存の設定
(4) 現地合同指揮所の設置運営
(5) 関係機関の連携による救出救助
(6) 応急救護所の設置、トリアージ

参加機関
自治体 ○ 兵庫県阪神北県民局 ○ 宝塚市
消 防 ○ 宝塚市消防本部    ○ 川西市消防本部
医 療 ○ 宝塚市立病院      ○ 宝塚市立看護専門学校
鉄 道 ○ 阪急電鉄株式会社
警 察 ○ 宝塚警察署 ○ 災害対策課 ○ 機動通信課

訓練写真
(1)二次災害防止、情報伝達
 阪急電鉄社員が、二次災害を防止するため、近隣の列車停止措置や関係先に対する事故状況の報告を行いました。また、兵庫県災害対策センター、消防本部、警察本部に対し、各機関の専用回線を利用し、現場の状況について、報告しました。
二次災害防止、情報伝達① 二次災害防止、情報伝達②
二次災害防止、情報伝達③ 二次災害防止、情報伝達④
二次災害防止、情報伝達⑤ 二次災害防止、情報伝達⑥
二次災害防止、情報伝達⑦ 二次災害防止、情報伝達⑧
二次災害防止、情報伝達⑨ 二次災害防止、情報伝達⑩

(2)乗客の避難誘導
 阪急電鉄社員、市職員、警察官が、乗客を安全な場所に避難誘導を行いました。
乗客の避難誘導① 乗客の避難誘導②

(3)交通規制、現場保存の設定
 警察官が、事故現場に流入する車両、通行人を規制し、救出救助に駆け付ける緊急車両の通行路を確保するとともに、広範囲にわたって事故現場の保存を行いました。
交通規制、現場保存の設定① 交通規制、現場保存の設定②

(4)現地合同指揮所の設置運営
 各機関の現場責任者が指揮所に集合し、機関別に収集した情報の共有化を図り、活動方針の決定、救出救護や救急搬送に伴う部隊の調整及び指示を行いました。
現地合同指揮所の設置運営①
現地合同指揮所の設置運営②

(5)関係機関の連携による救出救助
 各機関の総力を結集し、列車内に閉じ込められた乗客の救出救助を行いました。
関係機関の連携による救出救助① 関係機関の連携による救出救助②
関係機関の連携による救出救助③ 関係機関の連携による救出救助④
関係機関の連携による救出救助⑤ 関係機関の連携による救出救助⑥

(6)応急救護所の設置、トリアージ
 消防救急隊及び病院の医師等が、治療や搬送の優先順位を判定するトリアージを行うほか、応急救護所を設置して、負傷の程度に応じた処置を行いました。
応急救護所の設置、トリアージ① 応急救護所の設置、トリアージ②
応急救護所の設置、トリアージ③ 応急救護所の設置、トリアージ④
応急救護所の設置、トリアージ⑤ 応急救護所の設置、トリアージ⑥
応急救護所の設置、トリアージ⑦

(7)閉会式
閉会式① 閉会式②
閉会式③



トリアージとは?
 トリアージとは災害時等の医療現場で使われる、「傷病者を重傷度に応じて選別する」行為のことを指します。

 大災害時には同時にたくさんの傷病者が出ますが、それに対して治療に当たるスタッフや器具・薬剤などが圧倒的に不足します。

 そこで「トリアージ・タッグ」を用い、傷病者を緊急度及び重傷度に応じた4段階に区分し、優先順位に応じて処置を行います。
 

トリアージ・タッグトリアージタッグ

順位

分類

識別色

傷病状態および病態

最優先
治療群

赤色

生命を救うため、直ちに処置を必要とするもの(救命可能なもの)。

待機的
治療群

黄色

多少治療の時間が遅れても、生命に危険がないもの。

保留群

緑色

上記以外の軽易な傷病で、ほとんど専門医の治療を必要としないもの等。

死亡群

黒色

死亡している者又は直ちに処置を行っても明らかに救命が不可能なもの等。

 この方法により、より多くの傷病者の救命及び治療が可能となります。

※ 宝塚市病院で実施したトリアージ訓練はこちら