《宝塚市議会報かけはしテキスト版》 第240号 平成31年(2019年)2月1日(金曜日) 編集発行宝塚市議会 *宝塚市議会報かけはしテキスト版は、宝塚市議会報かけはしの写真や画像、一部表グラフなどを省いてテキスト形式で編集しています。 文書読み上げソフトによっては、正しく読み上げできないこともあります。 誌面へのご意見やご感想は、議会事務局までお気軽にお寄せください。 宝塚市議会事務局 〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 電話 0797-77-2168(直通) ファックス 0797-74-6902 【1面】 12月定例会の概要 ○一般会計及び特別会計決算を認定 ○文化芸術センターの工事内容を一部変更 【2〜3面】 ************************* 平成29年度 一般会計・特別会計決算を認定 ************************* [決算特別委員会の概要] 市長から平成29年度の一般会計及び特別会計の決算認定について、合計16件の議案が平成30年9月定例会の最終日である10月5日に、議会に提出されました。 本市議会は、それを受け12人の委員で構成する決算特別委員会を設置し、詳細な審査を行うこととしました。 定例会最終日ということもあり、審査は閉会中の継続審査とし、本会議閉会中の10月23日から29日の間の5日間をかけて、一般会計歳出の予算費目ごと及び歳入の質疑、 国民健康保険事業費や介護保険事業費等の特別会計ごとの質疑を行いました。 また、審査5日目には、全ての決算議案を対象とした総括質疑を各会派ごとに行うという形で審査を実施し、委員からの討論を経て、委員会としての採決を行っています。 そして、その採決結果について、11月20日、12月定例会の初日の本会議において委員長から内容を報告し、全議員で採決し、市議会としての議決を行っています。 [現地視察] 平成29年度に実施した事業のうち、山手台小学校の地域児童育成会室と宝塚すみれ墓苑の合葬式墓所を視察しました。 山手台小学校の地域児童育成会室については、待ち望まれた施設であり、子どもたちに親しまれる施設になってほしいと思います。 合葬式墓所については、全国的にもニーズが高まっており、本市においても多数の申し込みを受けているとのことでした。 [主な質疑の概要] <問い>休館から2年となる小浜工房館の有効活用策は。 <答>福祉関係施設を検討しているが課題があり時間がかかっている。 <問い>手塚治虫記念館のターゲットの設定は。 <答>企画展の組み合わせで幅広い層を誘引したい。 <問い>時間外勤務が百時間超の職員がいるが対策は。 <答>業務の状況を見ながら次期職員体制を検討する。 <問い>北部地域のバスの今後は。 <答>路線を合理的に整備するとともにデマンド型交通により補完し、交通弱者に対応したいと考えている。 <問い>平成29年度に執行した市長選挙の投票率が39.1%と低い。期日前投票に力を入れるべきでは。 <答>大型商業施設等で実施できないか調整中。 <問い>小林駅周辺整備事業の進捗は。 <答>地元との協議により必要なものや官民の役割分担が取りまとめられた。それに基づき進めていく。 <問い>病児保育と病後児保育は、現状のように別々に実施しなくてはならないか。 <答>別々にしなければならないということはない。 <問い>自殺予防ゲートキーパー講座は誰もが受講すべき内容。職員研修や学校の授業に組み込めないか。 <答>できる限り多くの人に受講してもらいたい。どう広めるか検討する。 <問い>エイジフレンドリーシティの取り組みが形になっていないのでは。 <答>シンボルマークを活用しグッズを作成。市民と共に取り組みを進めたい。 <問い>高齢者のはり・きゅう・マッサージ施術費助成が終了するが、周知は。 <答>窓口への掲示と助成券の送付時に同封している。 <問い>山手台小学校地域児童育成会は、従来の上限80人を超える140人定員で設置したが、特別なのか。 <答>学校外で民間の整備ができず、特例で整備した。 <問い>山本東の私立保育所誘致整備事業について、事業者と地域住民が対立しているようだが、市の対応は。 <答>市主催の説明会を開催するなどし、地域に説明。地域住民の理解が進むよう取り組みたい。 <問い>小林よりあいひろばの廃止による、代替施設等の対応策は。 <答>施設の確保は困難であり、公民館等を使用していただくよう説明している。 <問い>子ども食堂と市は連携しているのか。 <答>ネットワーク会議に職員が出席し情報を共有するとともに、支援団体等との橋渡しを主体的に実施。 <問い>児童虐待防止のためのペアレントトレーニング事業の成果は。 <答>子育ての負担や叱る回数が減り、褒める回数が増えており、有効と認識。 <問い>3年目となる生活困窮者自立支援事業の成果は。 <答>本人に寄り添いプランを作成し指導することと、関係機関につなぐための仕組みの構築が成果と言える。 <問い>母子・父子・遺児福祉金の廃止に伴う代替策は。 <答>母子・父子自立支援相談員の増員、新入学学用品費増額を実施。大学入学時の給付型奨学金などその他の施策も実施していく。 <問い>妊婦健康診査費助成金は2年前に8万6千円に増額したが、他市平均より低い。増額すべきでは。 <答>平成28年度に増額したところであり、早期の増額は考えていない。 <問い>がん検診事業で無料クーポン券を送付しているが、受診率向上の工夫は。 <答>受診歴に着目し受診勧奨通知を送付。また、がん検診を取り上げたテレビ番組に合わせても通知した。 <問い>ごみの減量化等を目指していると思うが、新ごみ処理施設の処理能力は。 <答>現在の処理能力は1日当たり160トンが2炉、新焼却炉の原案では106トンが2炉の計画。 <問い>中山台地区の学校規模適正化の進捗状況は。 <答>中山台地区教育環境適正化検討委員会の協議は最終段階。具体的計画を策定し、速やかに取り組む。 <問い>LINEでの中高生の悩み相談を開設しては。 <答>県が実施しており、実績を見て検討したい。 <問い>通学路に面したブロック塀の状況調査は。 <答>全校に指示したが、回答がまだのところもある。引き続き確認する。 <問い>平成29年度から実施した保育・教育アドバイザーの派遣状況は。 <答>2名のアドバイザーがそれぞれ年百回、私立保育園と私立幼稚園に訪問し、良い評価を得ている。 [各会計別決算概要] [一般会計]全員一致認定 歳入決算額 77332581000円 歳出決算額 76346756000円 対前年度比率 100.39% 実質収支(歳入歳出の差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を控除した額) 564708000円 単年度収支(当該年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた額) 343231000円 [特別会計] <国民健康保険事業費>賛成多数認定 歳入決算額 26992959000円 歳出決算額 25692760000円 対前年度比率 92.19% 実質収支(歳入歳出の差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を控除した額) 1300199000円 単年度収支(当該年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた額) 1258533000円 ◆本会議での各議員の賛否 賛成 あさたにあき、いしくらかよこ、いのうえきよし、いふくよしはる、いわさまさし、えばらかずあき、おおかわひろゆき、おおしまときこ、かじかわみさお、きたやまてるあき、たけしたまさひこ、てらもとさなえ、とみかわこうたろう、なかのただし、ふじおかかずえ、ほそかわともこ、みやけこうじ、わかえまさし(五十音順) 反対 たなかこう、たぶちしずこ、となきまさかつ、みとみとしゆき(五十音順) きたのさとこ議長の裁決について 過半数議決の場合、議員には賛成・反対の表決権がありますが、議長には表決権がありません。ただし、表決において賛成・反対が同数つまり「可否同数」になった場合、議長には可決か否決かを決定する裁決権が認められています。 <国民健康保険診療施設費>全員一致認定 歳入決算額 107314000円 歳出決算額 107314000円 対前年度比率 91.86% 実質収支(歳入歳出の差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を控除した額) 0円 単年度収支(当該年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた額) 0円 <農業共済事業費>全員一致認定 歳入決算額 70896000円 歳出決算額 63074000円 対前年度比率 99.18% 実質収支(歳入歳出の差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を控除した額) 7822000円 単年度収支(当該年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた額) 311000円 <介護保険事業費>全員一致認定 歳入決算額 19451090000円 歳出決算額 18907830000円 対前年度比率 105.10% 実質収支(歳入歳出の差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を控除した額) 543260000円 単年度収支(当該年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた額) 141374000円 <後期高齢者医療事業費>賛成多数認定 歳入決算額 3987748000円 歳出決算額 3852604000円 対前年度比率 104.30% 実質収支(歳入歳出の差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を控除した額) 135144000円 単年度収支(当該年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた額) 1458000円 ◆本会議での各議員の賛否 賛成 あさたにあき、いしくらかよこ、いのうえきよし、いふくよしはる、いわさまさし、えばらかずあき、おおかわひろゆき、おおしまときこ、かじかわみさお、きたやまてるあき、たけしたまさひこ、てらもとさなえ、とみかわこうたろう、なかのただし、ふじおかかずえ、ほそかわともこ、みやけこうじ、わかえまさし(五十音順) 反対 たなかこう、たぶちしずこ、となきまさかつ、みとみとしゆき(五十音順) <財産区(9件)>全員一致認定 歳入決算額 96001000円 歳出決算額 64717000円 対前年度比率 82.22% 実質収支(歳入歳出の差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を控除した額) 31284000円 単年度収支(当該年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた額) マイナス316000円 <宝塚すみれ墓苑事業費>全員一致認定 歳入決算額 257942000円 歳出決算額 257942000円 対前年度比率 201.95% 実質収支(歳入歳出の差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を控除した額) 0円 単年度収支(当該年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた額) マイナス150707000円 <計> 歳入決算額 128296531000円 歳出決算額 125292997000円 対前年度比率 99.45% 実質収支(歳入歳出の差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を控除した額) 2582417000円 単年度収支(当該年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた額) 1593884000円 [過去8年の決算額等の推移] <平成22年度> 歳入決算額 72925040000円 歳出決算額 71475785000円 市債残高 79783464000円 積立基金残高11032371000円 <平成23年度> 歳入決算額 69440666000円 歳出決算額 68440403000円 市債残高 77275193000円 積立基金残高 11213098000円 <平成24年度> 歳入決算額 69250905000円 歳出決算額 67745780000円 市債残高 77956992000円 積立基金残高 11480789000円 <平成25年度> 歳入決算額 73931350000円 歳出決算額 72708337000円 市債残高 75783032000円 積立基金残高 12031411000円 <平成26年度> 歳入決算額 72747650000円 歳出決算額 71829965000円 市債残高 74409366000円 積立基金残高 10895536000円 <平成27年度> 歳入決算額 74476232000円 歳出決算額 73453627000円 市債残高 73667591000円 積立基金残高 10063093000円 <平成28年度> 歳入決算額 76755477000円 歳出決算額 76050609000円 市債残高 72133174000円 積立基金残高 9317538000円 <平成29年度> 歳入決算額 77332581000円 歳出決算額 76346756000円 市債残高 72120343000円 積立基金残高 9502991000円 [歳出目的別構成比] 民生費 46.3% 総務費 11.8% 教育費 11.2% 衛生費 9.1% 公債費 8.5% 土木費 8.0% 消防費 3.0% 商工費 0.7% 議会費 0.6% 農林業費 0.4% 諸支出金 0.3% 労働費 0.1% 【4面】 ************************* 12月定例会の議案審議から ************************* 12月定例会では、市長から提案された議案など計63件について審議しました。 提出された議案は一部を除き、3つの常任委員会(総務・文教生活・産業建設)に付託し、慎重に審査しました。 ここでは、各常任委員会で審査された主な議案を報告します。 --------------------------------------------------------------------- 国民健康保険税の納付回数を年9期から年10期に増加 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------- 概要 来年度からの国民健康保険税の納付について、現行、年9期ある納付回数を年10期に増やし、納税義務者の1回当たりの負担額の軽減を図るため、条例の一部を改正するものです。 主な審議内容 納付回数の変更による費用対効果などについての質疑がありました。 --------------------------------------------------------------------- 平成30年度宝塚市病院事業会計補正予算(第1号) [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------- 概要 病院事業収益の予定額を5296万2千円減額し、補正後の総額を114億2570万2千円とし、病院事業費用の予定額を1億5067万1千円増額し、補正後の総額を119億5589万7千円とするものです。 主な内容は、入院収益の減額、外来収益の増額とこれに伴う材料費の増額、医師確保など人員構成の変化に伴う給与費の増加などです。 主な審議内容 医師確保の進捗状況はどのようになっているのか、来年度以降、黒字化すると考えているのか、また医師確保以外にどのようなことに取り組んでいくのか、 5名の医師増員は兵庫医科大学・宝塚市立病院連携の会として結成した「ほうこ会」での連携の強化による成果と捉えてよいのか、今回の補正予算の考え方として、 入院及び外来の両方で医師の増減が主な要因となり収入や支出が増減しているのか、以前から在籍している医師と新たに採用した医師とのコミュニケーションについて 何か対策は考えているのかなどの質疑がありました。 【5面】 ---------------------------------------------------------------------  危険ブロック塀等撤去費補助金など7億1110万円を増額 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------- ■平成30年度宝塚市一般会計補正予算(第3号) 概要 平成30年度一般会計の歳入歳出予算の総額にそれぞれ7億1110万円を増額し、補正後の総額を794億5296万4千円とするものです。 主な審議内容 危険ブロック塀の判断基準及び判断者、危険ブロック塀等撤去費補助金の予算額及び対象、公共施設保有量最適化方針策定検討懇話会の委員構成、同懇話会で求めようとする意見の内容、 公共施設マネジメントの考え方、台風被災農業者向け生産施設等復旧支援事業補助金の内容、小・中学校の災害対応等修繕などについての質疑がありました。 ---------------------------------------------------------------------  旧安田邸利活用に向け、事業者選定委員会を設置 [全員一致可決] ---------------------------------------------------------------------  概要 旧安田邸の利活用などを行う事業者を選定するため、附属機関として、新たに宝塚市旧安田邸利活用等事業者選定委員会を設置するため、条例の一部を改正するものです。 主な審議内容 旧安田邸の遺贈を受けてから、地域でいろいろな議論をしているようだが、旧安田邸の利活用について地域と合意ができているかとの質疑があり、旧安田邸利活用検討部会が複数の民間事業者と協議を行っており、その中の1者から地域にとって好ましい提案があったとの回答がありました。 またプロポーザルで事業者を募集するとのことで、利活用の方法は定期借地、指定管理等が考えられるがどのような想定なのかとの質疑があり、遺贈の際の覚書を大切にしたいと考えており、土地の売却、賃貸ともに考えたが、売却すると将来的に覚書に沿った活用ができない可能性があり、定期借地で考えている。今の建物を保存、利活用する提案が一番望ましいが、修繕に最低1億円かかると試算しており、その修繕費を市が出せない条件下では難しいとの回答がありました。 【6面】 --------------------------------------------------------------------- 工事請負契約((仮称)市立文化芸術施設新築工事)の変更 [賛成多数可決] --------------------------------------------------------------------- 概要 文化芸術センターに係る工事請負契約のうち、連絡通路や手塚治虫記念館前広場スロープなどの附属施設について工事の変更を行うため、契約金額を変更するものです。 変更後の契約金額 16億7572万8千円(583万2千円の減額)    主な審議内容 工事内容についてを論点とし、審査が進められました。工事変更に向けた手塚プロダクションとの協議内容、手塚眞氏からの提案に対する市の対応、連絡通路の設計がこれまで変わってきていることについての市の考え、地盤改良範囲の変更内容、文化芸術センターからてづかおさむ記念館までの間の車椅子利用者の動線についての確認、 防災関係の避難経路や避難所の場所に関する標示、指定管理者決定後の飲食機能に関する運営などについての質疑がありました。討論では、この施設を整備するに当たり、市の基本的な施設のコンセプトがどんどん変わっている。当初、連絡通路は庭園を分断するため良くないと、宝塚市景観審議会デザイン協議部会から意見があったにもかかわらず、市は喫茶が必要、連絡通路も必要だと説明し、市議会はその内容で議決した。それが現時点になって工事内容を変更し、今後もまた変わる余地があるという。施設そのものが、文化性及び芸術性を持つことが大事だと思っているが、一般的な施設をつくるのではないという意識が曖昧になってきていると言わざるを得ず、全てに反対しているわけではないが、この進め方には納得ができないとの反対討論がありました。 ◆本会議での各議員の賛否 賛成 あさたにあき、いしくらかよこ、いのうえきよし、いふくよしはる、いわさまさし、えばらかずあき、おおかわひろゆき、おおしまときこ、かじかわみさお、たなかこう、たぶちしずこ、てらもとさなえ、となきまさかつ、とみかわこうたろう、なかのただし、ふじおかかずえ、みとみとしゆき、みやけこうじ(五十音順) 反対 きたやまてるあき、たけしたまさひこ、ほそかわともこ、わかえまさし(五十音順) 【7面】 --------------------------------------------------------------------- 法改正に伴う農業共済制度の変更 [賛成多数可決] --------------------------------------------------------------------- 概要 農業災害補償法の一部改正により、農作物共済については平成31年産の農作物から、また、家畜共済と園芸施設共済については平成31年1月からの引受分から、改正後の農業保険法が適用されることを受け、改正後の法律の内容に合わせて所要の整備を行うため、宝塚市農業共済条例の全部を改正するものです。    主な審議内容 農作物共済の任意加入制への変更、引受方式の変更及び農業経営収入保険創設による農業者への影響、家畜共済の診療費などについての質疑がありました。 討論では、共済加入者が減少する恐れがあり、小規模農業者が多数を占める本市では今回の制度改正はデメリットが大きいと思われるとの反対討論がありました。 ◆本会議での各議員の賛否 賛成 あさたにあき、いしくらかよこ、いのうえきよし、いふくよしはる、いわさまさし、えばらかずあき、おおかわひろゆき、かじかわみさお、きたやまてるあき、たけしたまさひこ、てらもとさなえ、とみかわこうたろう、なかのただし、ふじおかかずえ、ほそかわともこ、みやけこうじ、わかえまさし(五十音順) 反対 おおしまときこ、たなかこう、たぶちしずこ、となきまさかつ、みとみとしゆき(五十音順) ---------------------------------------------------------------------  子ども発達支援センターで居宅訪問型児童発達支援事業を実施 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------- 概要 児童福祉法の一部改正により、新たに居宅訪問型児童発達支援が創設されたことを受け、本市においては、市立子ども発達支援センターにおいて事業を実施するとともに、法改正に伴う所要の整理を行うため、条例の一部を改正するものです。 主な審議内容 市立子ども発達支援センターでの居宅訪問型児童発達支援事業実施に当たり、対象者の規定や把握、民間事業者の参入の可能性、市の体制などについての質疑がありました。また、同事業に取り組む民間事業者が市内にないため、市が取り組むことになった経緯と、同様に、市内で取り組む事業者のいない医療的ケアが可能な放課後等デイサービスも、市直営で取り組むべきではないかとの質疑がありました。自由討議では、医療的ケアの必要な児童について今後どうしていくのか、市としての方向性を示してもらわなければならない、また、事業所の育成は大切であり、やる気のある事業所を応援してほしいとの意見がありました。 【8面】 ------------------------------------------------------------- その他の賛否が分かれた議案等 ------------------------------------------------------------- ■平成30年度宝塚市一般会計補正予算(第4号) [賛成多数可決] 賛成 あさたにあき、いしくらかよこ、いのうえきよし、いふくよしはる、いわさまさし、えばらかずあき、おおしまときこ、かじかわみさお、きたやまてるあき、たけしたまさひこ、たなかこう、たぶちしずこ、てらもとさなえ、となきまさかつ、とみかわこうたろう、なかのただし、ふじおかかずえ、ほそかわともこ、みとみとしゆき、みやけこうじ、わかえまさし(五十音順) 反対 おおかわひろゆき ■平成30年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第3号) [賛成多数可決] 賛成 あさたにあき、いしくらかよこ、いのうえきよし、いふくよしはる、いわさまさし、えばらかずあき、おおしまときこ、かじかわみさお、きたやまてるあき、たけしたまさひこ、たなかこう、たぶちしずこ、てらもとさなえ、となきまさかつ、とみかわこうたろう、なかのただし、ふじおかかずえ、ほそかわともこ、みとみとしゆき、みやけこうじ、わかえまさし(五十音順) 反対 おおかわひろゆき ■平成30年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費補正予算(第2号) [賛成多数可決] 賛成 あさたにあき、いしくらかよこ、いのうえきよし、いふくよしはる、いわさまさし、えばらかずあき、おおしまときこ、かじかわみさお、きたやまてるあき、たけしたまさひこ、たなかこう、たぶちしずこ、てらもとさなえ、となきまさかつ、とみかわこうたろう、なかのただし、ふじおかかずえ、ほそかわともこ、みとみとしゆき、みやけこうじ、わかえまさし(五十音順) 反対 おおかわひろゆき ■平成30年度宝塚市特別会計農業共済事業費補正予算(第3号) [賛成多数可決] 賛成 あさたにあき、いしくらかよこ、いのうえきよし、いふくよしはる、いわさまさし、えばらかずあき、おおしまときこ、かじかわみさお、きたやまてるあき、たけしたまさひこ、たなかこう、たぶちしずこ、てらもとさなえ、となきまさかつ、とみかわこうたろう、なかのただし、ふじおかかずえ、ほそかわともこ、みとみとしゆき、みやけこうじ、わかえまさし(五十音順) 反対 おおかわひろゆき ■平成30年度宝塚市特別会計介護保険事業費補正予算(第3号) [賛成多数可決] 賛成 あさたにあき、いしくらかよこ、いのうえきよし、いふくよしはる、いわさまさし、えばらかずあき、おおしまときこ、かじかわみさお、きたやまてるあき、たけしたまさひこ、たなかこう、たぶちしずこ、てらもとさなえ、となきまさかつ、とみかわこうたろう、なかのただし、ふじおかかずえ、ほそかわともこ、みとみとしゆき、みやけこうじ、わかえまさし(五十音順) 反対 おおかわひろゆき ■平成30年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第2号) [賛成多数可決] 賛成 あさたにあき、いしくらかよこ、いのうえきよし、いふくよしはる、いわさまさし、えばらかずあき、おおしまときこ、かじかわみさお、きたやまてるあき、たけしたまさひこ、たなかこう、たぶちしずこ、てらもとさなえ、となきまさかつ、とみかわこうたろう、なかのただし、ふじおかかずえ、ほそかわともこ、みとみとしゆき、みやけこうじ、わかえまさし(五十音順) 反対 おおかわひろゆき ■平成30年度宝塚市特別会計宝塚市営霊園事業費補正予算(第3号) [賛成多数可決] 賛成 あさたにあき、いしくらかよこ、いのうえきよし、いふくよしはる、いわさまさし、えばらかずあき、おおしまときこ、かじかわみさお、きたやまてるあき、たけしたまさひこ、たなかこう、たぶちしずこ、てらもとさなえ、となきまさかつ、とみかわこうたろう、なかのただし、ふじおかかずえ、ほそかわともこ、みとみとしゆき、みやけこうじ、わかえまさし(五十音順) 反対 おおかわひろゆき ■平成30年度宝塚市病院事業会計補正予算(第2号) [賛成多数可決] 賛成 あさたにあき、いしくらかよこ、いのうえきよし、いふくよしはる、いわさまさし、えばらかずあき、おおしまときこ、かじかわみさお、きたやまてるあき、たけしたまさひこ、たなかこう、たぶちしずこ、てらもとさなえ、となきまさかつ、とみかわこうたろう、なかのただし、ふじおかかずえ、ほそかわともこ、みとみとしゆき、みやけこうじ、わかえまさし(五十音順) 反対 おおかわひろゆき ■宝塚市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について [賛成多数可決] 賛成 あさたにあき、いしくらかよこ、いのうえきよし、いふくよしはる、いわさまさし、えばらかずあき、おおしまときこ、かじかわみさお、きたやまてるあき、たけしたまさひこ、たなかこう、たぶちしずこ、てらもとさなえ、となきまさかつ、とみかわこうたろう、なかのただし、ふじおかかずえ、ほそかわともこ、みとみとしゆき、みやけこうじ、わかえまさし(五十音順) 反対 おおかわひろゆき ■宝塚市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について [賛成多数可決] 賛成 あさたにあき、いしくらかよこ、いのうえきよし、いふくよしはる、いわさまさし、えばらかずあき、おおしまときこ、かじかわみさお、きたやまてるあき、たけしたまさひこ、たなかこう、たぶちしずこ、てらもとさなえ、となきまさかつ、とみかわこうたろう、なかのただし、ふじおかかずえ、ほそかわともこ、みとみとしゆき、みやけこうじ、わかえまさし(五十音順) 反対 おおかわひろゆき ■宝塚市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について [賛成多数可決] 賛成 あさたにあき、いしくらかよこ、いのうえきよし、いふくよしはる、いわさまさし、えばらかずあき、おおしまときこ、かじかわみさお、きたやまてるあき、たけしたまさひこ、たなかこう、たぶちしずこ、てらもとさなえ、となきまさかつ、とみかわこうたろう、なかのただし、ふじおかかずえ、ほそかわともこ、みとみとしゆき、みやけこうじ、わかえまさし(五十音順) 反対 おおかわひろゆき ------------------------------------------------------------- その他の賛否が全員一致した議案等 ------------------------------------------------------------- 平成30年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第2号) [可決] 平成30年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費補正予算(第1号) [可決] 平成30年度宝塚市特別会計農業共済事業費補正予算(第2号) [可決] 平成30年度宝塚市特別会計介護保険事業費補正予算(第2号) [可決] 平成30年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第1号) [可決] 平成30年度宝塚市特別会計宝塚市営霊園事業費補正予算(第2号) [可決] 宝塚市市税条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市立身体障害者支援センター条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市立幼稚園保育料等徴収条例及び宝塚市立にしたに認定こども園条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市生活道路整備条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 市道路線の認定について [可決] 市道路線の認定変更について [可決] 平成30年度宝塚市一般会計補正予算(第5号) [可決] 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて(2件)[適任] 【9面】 ------------------------------------------------------------- 決議 ------------------------------------------------------------- 12月定例会では、左記の決議案を可決しました。 将来を見据えた健全で持続可能な行財政運営の実現を求める決議(概要) 宝塚市は、平成28年3月に作成した財政見通しにおいて、以降5年間の収支不足額を40億2千万円超と予測した。 それ以降、市は慌ただしく行財政改革の取り組みを進め、市議会としても行財政改革調査特別委員会を設置し、本市の財政状況や行財政改革の取り組みについて幅広く調査し、あるべき方向を指し示してきた。 そもそもこの収支不足は、市税収入や地方交付税等の伸びが見込めず、少子高齢化等による民生費の増、老朽化した公共施設やインフラ等の整備や維持・保全費用の増大等からなるもので、人口減少や少子高齢化の流れの中でこれまでと同じような行財政運営を進めていくことには無理が生じていることを表している。 今後の行財政運営では、減少傾向にある歳入については、増加につながる方策に鋭意取り組む必要があり、増加傾向にある歳出については、行財政運営アクションプランの取り組みや事務事業の見直し、公共施設マネジメントの取り組み等、歳出総額の削減につながる施策を積極的かつ計画的に進めていく必要がある。 そのためには、本市の厳しい財政状況と財政健全化の取り組み等について、市民に対し丁寧に周知し、理解を求めていかなければならない。 そして、具体的財源不足への対応方針である「将来を見据えた健全で持続可能な行財政運営」の確立は、市民の理解の下、庁内一丸となり、間断なく財政健全化及び行財政改革の取り組みを進めることにより成し得るものである。 その実現に当たっては、各部局により異なる意識やスピード感をしっかりと管理し、推進していく、市長以下本市執行部のマネジメント能力が問われる。 これを肝に銘じた取り組みを求めるに当たり、本市の財政健全化及び行財政改革の取り組みにおいて必要な条件をここに提示する。 1 「将来を見据えた健全で持続可能な行財政運営をめざして」の方針に沿って、財政健全化及び行財政改革を引き続き進めること 2 庁内一丸となった取り組みとなるよう、市長以下執行部は責任を持ってマネジメントを行うこと 3 制度の見直し等により市民サービスの低下を招く恐れがある場合には、丁寧に市民の声を聴き検討・実施すること 4 ワーク・ライフ・バランスの実現や業務の効率化を目指して、給与体系等も含め、組織の活性化を図ること  5 公共施設やインフラの更新等、将来を見据えた投資を着実に行うために、適切な実施計画と財源の確保を行うこと 6 公共施設マネジメントを早急に確立すること 7 市民が正しく財政状況を把握できるよう、適切に情報発信を行うこと 以上、決議する。 [可決・全員一致]   ************************* 意見書 ************************* 12月定例会では、6件の意見書案を全員一致で可決し、関係機関へ送付しました。 <意見書名> 防災・減災に資するインフラ整備促進のための財源確保等具体的な対策を求める意見書 <送付先> 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、農林水産大臣、国土交通大臣、内閣官房長官、内閣府特命担当大臣(防災) <意見書名> 認知症施策の推進を求める意見書 <送付先> 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣 <意見書名> 無戸籍問題の解消を求める意見書 <送付先> 内閣総理大臣、総務大臣、法務大臣 <意見書名> 義援金差押禁止法の恒久化を求める意見書 <送付先> 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官 <意見書名> 教育の無償化・負担軽減に関する意見書 <送付先> 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、内閣官房長官、内閣府特命担当大臣(少子化対策)、全世代型社会保障改革担当 <意見書名> 相次ぐ災害に対する特別交付税の増額を求める意見書 <送付先> 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、内閣官房長官、内閣府特命担当大臣(防災) ************************* 傍聴してみませんか ************************* 市議会の本会議や委員会は一般に公開されており、どなたでも傍聴できます。ぜひ傍聴にお越しください。 本会議の受付は市庁舎4階本会議場、委員会の受付は市庁舎3階議会事務局です。 ■3月定例会の日程 2月15日 金曜日 議場コンサート、本会議(施政方針) 2月26日 火曜日 本会議(代表質問)、議会運営委員会 2月27日 水曜日 本会議(代表質問) 2月28日 木曜日 総務常任委員会(1)、総務常任委員協議会 3月1日 金曜日 文教生活常任委員会(1)、文教生活常任委員協議会 3月4日 月曜日 産業建設常任委員会(1)、産業建設常任委員協議会 3月5日 火曜日 総務常任委員会(2) 3月6日 水曜日 文教生活常任委員会(2) 3月7日 木曜日 産業建設常任委員会(2) 3月8日 金曜日 常任委員会(2)(予備日) 3月11日 月曜日 予算特別委員会 3月12日 火曜日 予算特別委員会 3月13日 水曜日 予算特別委員会 3月14日 木曜日 予算特別委員会 3月15日 金曜日 予算特別委員会(総括) 3月26日 火曜日 議会運営委員会 3月27日 水曜日 本会議 3月28日 木曜日 本会議(予備日) 【10面】 ************************* 一般質問 ************************* 一般質問とは、各議員が市政全般のさまざまな課題を積極的に取り上げ、それぞれの観点から、市の考え方や、取組姿勢、今後の方向性などを問いただすものです。 ◇12月定例会では、21名の議員が一般質問を行いました。 全てをご紹介することはできませんが、その要旨を掲載します。 ------------------------------------------------------------- 誰しもが過ごしやすい街に ------------------------------------------------------------- 日本共産党宝塚市会議員団 みとみとしゆき 【エイジフレンドリーシティ】 <問い>観光プロムナードではブロック敷の歩道が部分的にアスファルトで補修され、点字ブロックの機能を阻害している。今後文化芸術施設等のオープンが控えており、整備が必要では。 <答>来年から順次、県と周辺の景観に調和するような整備を進めていきたい。 <意見>本市の顔となるゾーンであり、誰しもに優しい街になるように整備を。 <問い>文化芸術施設の指定管理者の選定で、どのようにエイジフレンドリーシティへの理解を求めるのか。 <答>選定に当たっては社会包摂や市民参加の考え方を重要視した方針を定め、それに基づき公募している。 【学校スタンダード】 <問い>全国では、学校生活において、生徒の一挙手一投足をルール化し、指導する学校もあるが、本市は。 <答>そのような指導はしておらず、児童、生徒と共にルール作りを進めている。 【主権者教育】 <問い>本市での取り組みは。 <答>政治制度の学習の充実で知識と理解を深め、生徒会役員選挙等を通し、自分が社会の一員である自覚を持たせる教育をしている。 <問い>憲法の国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を学ぶことが大切だが、その機会を保障できているか。 <答>全小中学校では社会科で憲法の基本原則を学ぶ。 ------------------------------------------------------------- 再エネのキーパーソンと連携を ------------------------------------------------------------- ともに生きる市民の会 おおしまときこ 【宝塚エネルギー2050ビジョン】 <問い>2050年までの中間段階で進捗状況を図る目安のチャレンジ目標を設定しているが、達成状況は。 <答>家庭・業務・産業においては、電気の再エネ活用率100%に対して現状値は12.0%、熱の再エネ活用率100%に対して現状値は0.3%と目標との乖離が大きい。再生可能エネルギー推進審議会に意見を求めながら見直していく。 <意見>宝塚は再エネのキーパーソンが多い。積極的な協働推進で地域活性化を。 【プラスチックごみ対策】 <問い>最善策は発生の抑制。本市のリサイクル率は93%と高い。マイバッグ運動やレジ袋有料化の効果は。 <答>効果額は把握していないが、マイバッグ持参が91.5%の事業者もあった。 <問い>バイオマス及び生分解性プラスチックの研究は。 <答>国が研究を進めている。国の動きを注視したい。 【放課後児童クラブの入所】 <問い>保育所の入所条件と差があり不都合が出ている。保育所と同じにできないか。 <答>放課後児童クラブは、放課後時間に保護者が就労等で不在の児童を対象とするため、開所時間が異なり、入所要件に差が出ている。 <意見>学童保育問題は女性の社会参加の意義が大きい。家庭として全体を考え、入所条件を配慮してほしい。 ------------------------------------------------------------- 避難所の猛暑対策を ------------------------------------------------------------- 公明党議員団 なかのただし 【LINEでの道路や公園の補修箇所通報システム】 <問い>開発費も不要、個人情報を収集せずセキュリティ問題もない。ぜひ導入を。 <答>先進事例を検討し、庁内の情報共有を図り、導入に向け検討中である。 【グランドパス65への購入時の助成】 <問い>高齢者バス・タクシー運賃助成券で、バスは回数券のみ対象だが、割引率も高く利用者も多いグランドパス65の購入に助成券が使えるようにできないか。 <答>事業内容を整理し、助成可能か検討を進める。 <意見>高齢者の社会参加に資するのであれば、早期に助成の実施を。 【宝塚市営火葬場の休日】 <問い>市営火葬場は友引が休日だが、市営であるなら友引でも稼動できないか。 <答>火葬件数が増加し、課題とは認識。職員の増員等で費用負担が大きいため、開場日変更も含め検討する。 <意見>西宮市、芦屋市、神戸市等は友引でも稼動。本市も友引でも稼働すべき。 【国の補正予算の活用】 <問い>今回の国の補正予算で幼稚園保育室のエアコン設置は採択されたが、体育館については、市の負担が大きいため未申請。避難所とするなら、猛暑の対応のため、エアコンは必要では。 <答>今後、国の防災に関する補助制度ができれば、市の予算措置を考えたい。 【11面】 ------------------------------------------------------------- 通学かばん軽量化の検討を ------------------------------------------------------------- 公明党議員団 えばらかずあき 【都市計画道路】 <問い>都市計画道路の整備には、民有地の買収と工事を進めるため、多額の予算と時間が必要。市の財政は厳しく、負担を減らす努力として国等へ予算要望が必要だと考えるが実施状況は。 <答>国の予算編成時期に合わせ要望活動を行っており、その結果、本年度当初時で約12億4千万円余の交付金が決定された。引き続き積極的な要望活動を行う。 【小・中学生のかばん】 <問い>かばんの重量調査実施と、重さ軽減への対応は。 <答>抽出調査した結果は、小学校の低学年で約4キロ、高学年約7キロ、中学生約10キロ。各学校へは荷物の重さや量等を必要に応じ適切に配慮するよう周知した。 <意見>ある市では、教材、ノートは原則学校保管との方針を出し、小学生で3.7キロ、中学生で5.5キロに減量、宝塚市は約2倍も重い。調査の上、しっかりと対応を。 【災害時の危機管理】 <問い>緊急車両の応急整備や登録資器材の貸し出しに関し、応援協定を結ぶ自治体が増加。本市も検討を。 <答>応援協定締結は可能。関係団体などと調整を図る。 【がん診療支援センター】 <問い>脱毛や肌トラブルなど副作用の相談件数は。 <答>五、六十件と把握。  <意見>外見の悩みも多い。アピアランスケアの検討を。 ------------------------------------------------------------- 市民のいのちとくらしを守る ------------------------------------------------------------- 日本共産党宝塚市会議員団 たなかこう 【手話言語条例制定後2年】 <問い>手話奉仕員養成講座は、初級で18回を受講するためハードルが高い。簡単な手話を紹介したり、手話への理解を目的とした2時間程度の講座を実施しては。 <答>広く市民の関心を得るには、参加しやすい講座の実施は重要。興味を持ち、手話奉仕員養成講座につながればより効果的になる。 <問い>市立病院での手話通訳者配置の検討は。 <答>配置の仕組み構築のため、院内で課題を整理し、障害福祉課と協議している。 【阪急バス武庫川新橋線】 <問い>1日12往復の試験運行を終え、2往復に減便されてから10年間増便を訴えてきたが進んでいない。必要だと認識するなら、財源の補助も含め市が努力を。 <答>この路線は市が積極的に関与し、充実を図る方針の高司地区を含む。地域との協働で持続可能で効率的な公共交通を検討する。 <意見>減便当時の市の負担は年8百万円。その負担をしてでも地域の交通を守るべきだったのではないか。 【消費税増税】 <問い>医療機関は基本的に患者から消費税はとれないが、経費には消費税がかかる。市立病院の負担増は。 <答>年間で約8千万円の税負担が増える見込み。 <意見>診療報酬を負担するのは市民。結局市民負担が増えるということ。 ------------------------------------------------------------- 住み慣れたまちで生きる ------------------------------------------------------------- 公明党議員団 ふじおかかずえ 【宝塚に住んでよかったと思えるまちづくり】 <問い>認知症理解のための市職員の研修の開催状況は。 <答>市職員の理解は必要。市職員対象のサポーター養成講座の開催を検討したい。 <問い>安心できる環境で暮らしを継続することを支援するホームホスピス「宝塚つ・む・ぐの家」も設立されたが、今後必要なことは。 <答>安心して暮らせる施策やホームホスピス等が広がる支援に取り組みたい。 <問い>医療と介護をつなぐ相談支援体制の構築は専門職配置等が必要で困難だが、市民の困り事や不安に対応することは市の責務では。 <答>相談しやすい体制整備が必要。地域包括支援センターの役割が重要なため、より分かりやすく周知する。 <問い>地域包括支援センターの名称はなじみがない。分かりやすい工夫をしては。 <答>業務内容がイメージできる愛称を検討したい。 【教育行政について】 <問い>小中一貫教育を具体的にどのように進めるのか。 <答>教育振興基本計画の後期計画で、保幼小中の連携教育に取り組んでいる。今後、小中一貫教育に発展するよう教育課程等の課題を具体的に検討する。 <問い>教育施策の継続のため、特に学校教育部については体制強化が必要では。 <答>持続可能な体制が必要。研究を進めていきたい。 ------------------------------------------------------------- 目的に合わせた財政見通しを ------------------------------------------------------------- たからづか真政会 おおかわひろゆき 【財政見通しと行財政改革】 <問い>平成30年10月発表の財政見通しでは実質収支の黒字分を全額翌年度に計上。結果、行革取り組み後の歳入歳出差引額はその黒字を含め5年間分を合計しプラス転換だが、二重計上では。 <答>翌年度繰り越しの黒字分の一部は基金に積み立て、行革取り組み後の歳入歳出差引額の5カ年合計は各年度分の単純合計なので、繰越金額と基金積立金額との差額分は二重とも言える。 <問い>今後5年間の収支不足額の正しい数値は。 <答>二重計上となっている実質収支額の4分の1の一般財源を除くと、5カ年合計で4千万円の収支不足。 <意見>経営的視点でないため二重計上に気付かない。財政見通しは財政調整基金も含め、キャッシュフロー計算書として見るべき。目的に合わせ、見通し改善を。 【幼児教育・保育の無償化】 <問い>先行し無償化した自治体における需要の変化は。 <答>保育所の待機児童数は定員以上に増加、市立幼稚園の入園者数は減少した。 <問い>公立幼稚園は無償化で財政面でも構造を考える必要がある。今後の対策は。 <答>市立幼稚園のあり方と公立の役割に関する庁内検討会設置に向け、調整中。 <意見>減少する公立幼稚園も含め公共施設マネジメントを早急に進め、民間への規制緩和も研究を。 【12面】 ------------------------------------------------------------- 老朽箇所の早期改修を ------------------------------------------------------------- 安全で誇れる宝塚をつくる会 きたやまてるあき 【老朽化した橋りょう】 <問い>道路法改正に伴う定期点検で、市内52の橋が早期措置段階にもかかわらず未補修であるが。 <答>来年度改訂予定の長寿命化修繕計画の前期5カ年に52の橋を位置付け、期間内での補修を目指す。 【小中一貫校導入】 <問い>中山台地区の導入は。 <答>小中学生を同じ学校で受ける施設一体型は、学校を新設するため多額の費用が必要。学校間の移動など課題はあるが、まずは現行施設を活用する施設分離型での導入を目指す。 <問い>一体型の費用は。 <答>他市の事例では総額53億円のうち、国費が50%、市負担分の90%は起債が可能、残りの3億円が一般財源負担。解体費等は含まれておらず、起債分は毎年1億円以上の償還が発生。 <意見>分離型は課題が残るため、新設の検討が必要。2校の廃止は、公共施設マネジメントにも効果的で、中学校を解体し、小中一貫校を新設する場合、代替施設として小学校の校舎を使える。一体型の検討を。 【巡礼街道】 <問い>過去に整備計画があったが、再整備は。 <答>清荒神参道入口から売布神社を経て、中山寺、天満神社、松尾神社等の寺社を巡る魅力的な資産である。観光資源として活用の検討をしたい。 ------------------------------------------------------------- 子どもが活躍できる環境を ------------------------------------------------------------- 安全で誇れる宝塚をつくる会 わかえまさし 【全国学力・学習状況調査】 <問い>来年度から中学校での調査に英語が追加され、スピーキング技能の試験が行われることになるが、どのように実施するのか。 <答>生徒一人一人がパソコンに音声を録音し、その音声データを文部科学省に送付して採点が行われる。本市では12校全てでパソコン環境が整っていることから、全校で実施予定である。 <意見>初めてのスピーキングテストなので、運営をしっかりとしてほしい。 <問い>学習習慣、生活習慣、自尊感情、規範意識、地域・社会への関心、教科に関する関心は、小中学校ともに全国平均を下回っている。今後の対策はどうするのか。 <答>各学校で主体的・対話的で深い学びの実現に向けて授業改善を行っている。また、演劇ワークショップやたからづか寺子屋事業などの取り組みも行っている。 【路上喫煙とぽい捨て】 <問い>条例で定めるぽい捨て防止重点区域は、どういう基準で指定しているのか。 <答>人や車両の通行が多い主要道路を指定しており、是正命令に従わない場合の罰則も定めている。重点区域内のごみ量は年々減少しており、一定の効果があるものと認識している。 <意見>やまもと駅周辺等の重点区域外で、ぽい捨てが多い。重点区域の指定について方向性を検討してほしい。 ------------------------------------------------------------- 子どもの貧困対策に注力を ------------------------------------------------------------- 日本共産党宝塚市会議員団 となきまさかつ 【子どもの貧困】 <問い>負担増や給付の減については、子どもの貧困対策の観点から子育て世帯への影響を検証するべき。何かを減らす代わりに、他で充実させるなど総合的に支援する仕組みが必要では。 <答>1つの部署で考えるのには問題がある。庁内の検討会で考えたい。 <問い>行財政改革の実施が貧困対策に逆行しないように。今後対策を進める上で、計画を作るべきでは。 <答>来年度策定予定の計画に子どもの貧困を盛り込み、事業を実施していく。 <問い>経済面ではなく、生活面が原因の貧困もある。保育所にも家庭を支援するソーシャルワーカーが必要では。 <答>検討する必要がある。 【配食サービス】 <問い>継続すべきでは。 <答>民間配食事業者の増加で、介護保険で行う意義が薄れた。また利用者アンケートから自立支援につながっていない実態もある。 <問い>大部分がそうなのか。 <答>利用者の半数は手間が省けて便利だからという理由で使っているが、サービス利用者の94%は比較的自立度の高い人であり、自立支援につながってない。 <意見>軽度でも調理が困難な人もいる。また半数の人はそう答えておらず、廃止の理由にならない。支給方法見直しで制度継続を。 ------------------------------------------------------------- 子どもによりよい育成会を ------------------------------------------------------------- たからづか真政会 たけしたまさひこ 【放課後児童健全育成事業】 <問い>国から放課後児童クラブ指導員の基準緩和方針が示された。本市の対応は。 <答>保育の質確保のため、引き続き現在の基準での事業運営が必要と考えている。 <問い>他市では、総事業費抑制や保育の質向上のため、民営化や指定管理が進む。直営堅持にも保育の質の担保には比較材料が必要では。 <答>事務事業評価での外部委員による施策評価や、保護者との定期的な懇談会で意見や評価等伺っている。 <問い>本市の事業費は人件費が97.5%。近隣市の平均より8ポイント高く、報酬額も勤続10年の比較で川西市より2百万円も高いが。 <答>報酬の考え方は市によってさまざまであり、報酬額による職務内容の違いなど一概には判断しにくい。 <問い>子どもにかける事業費割合が2.5%では誰も満足しない。育成会に関して考えないといけない時期が来ているが今後の展望は。 <答>保護者が安心して預けられる事業として、学校内での直営を基軸に定員超過部分は民間を活用。保育の質の確保を条件に、民間活用や効率的な事業運営等、他市も参考に調査研究する。 【SIB】 <問い>健康分野にソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)導入の考えは。 <答>先進市を注視し、情報収集に努め可能性を探る。 【13面】 ------------------------------------------------------------- 市役所職場の活性化に向けて ------------------------------------------------------------- ともに生きる市民の会 かじかわみさお 【職員の適正配置】 <問い>宝塚市は過去の定員適正化計画で、目標より多い人員削減の結果、百時間を超える時間外勤務や休めない職場が増え、事務処理ミスや体調不良の職員が多く現れてきている。市民サービスの担い手である職員が生き生きと仕事に取り組めるよう適正配置を求める。 <答>平成28年12月策定の定員適正化計画において、平成30年4月1日までの2年間で職員を48人増員した。 <問い>今、職場に必要な職員を配置しなかったら、また事務処理ミスが出てくると思うが、見解は。 <答>職員が健康で生き生きと働くことが市民サービス向上につながるとの指摘はその通りだと思う。定員適正化計画は増員となっているが、効果が出ていないということなので、改めて検討し、決定していきたい。 <問い>年次休暇は21日あり、その半分の10日を取得目標にする考えはないか。 <答>年休取得を何日と定めることはできないが、国の動向を踏まえながら、年休取得の促進に努めていく。 【快適に働ける施設改善】 <問い>窓がない市役所グランドフロアの改善策は。 <答>新庁舎の建設に合わせてグランドフロアの執務室等の配置も見直すこととしており、換気部分も含めた、職場環境の改善に取り組んでいく。 ------------------------------------------------------------- 観光産業の大チャンス ------------------------------------------------------------- 市民ネット宝塚 いしくらかよこ 【観光施策】 <問い>2025年大阪万博が決定した。観光客誘致に向け、今後どのように観光施策を進めていくのか。 <答>市国際観光協会と連携し、多言語で情報を発信。今後、関西圏での国際イベントを観光客増加と地域経済活性化を図る絶好の機会と捉え、国内外からの観光客誘致を積極的に進める。意見 観光産業の大チャンスと捉え、進めてほしい。 【宝塚北サービスエリア】 <問い>開業後、特産品・加工品等の物販以外の活用は。 <答>ながたに牡丹園や宝塚ダリア園の宣伝活動やにしたにジャズフェスタをサービスエリアで初開催等、催しを通してにしたにの魅力を発信した。 【子どもたちの英語教育】 <問い>ALT自身の国の文化や風習を教わっているとのことだが、その内容は。 <答>ハロウィンの体験や南半球の夏のクリスマス等、ALTならではの話を通して異文化理解に努めている。 <意見>山本地域に伝わるきつぎだゆうの絵本や紙芝居をもとに、宝塚の偉人の英語学習を進めてもらいたい。 【市民の健康のために】 <問い>いきいき百歳体操は良い取り組みだが、課題は。 <答>自主的に活動するメリットの反面、運動が自己流になる課題が見えたため、理学療法士等の派遣を実施。 <意見>健康に暮らすのは大事なこと。今後も支援を。 ------------------------------------------------------------- 当事者の実情に即した施策を ------------------------------------------------------------- ともに生きる市民の会 いのうえきよし 【障害福祉施策の問題】 <問い>利用者への障害福祉サービスの打ち切りが相次いでおり、ガイドライン検討会での議論や差別解消法等の法令違反と取れる対応事例があるが、市の見解は。 <答>サービス利用の是非や選択について助言する場合があるが、市が伝えた内容に、相談事業所、支援事業所、利用者本人との理解の齟齬が生じている場合は、個別に対応している。指摘について、見直すべきは見直し、適切に対応していく。 【障害者総合支援法及び児童福祉法改正】 <問い>放課後等デイサービスでの医療的ケアの実施は。 <答>本年度に入り、市肢体不自由児者父母の会から他市で事業実施する事業者の紹介を受けた。市民も複数利用しており、ニーズを把握していることから、市の関わりも含め、市内での開設の可能性について協議していく。 【知的障害者・精神障害者の障害者雇用】 <問い>障害者特性を生かせる職種を真剣に考えるため、市職員採用時の障害者雇用に目標値の設定を。 <答>障害者の採用では適性や意欲など総合的に判断し、障害の種類を問わず合否を決定。数値目標の設定は考えていないが、特性を考慮し、今後も職域の研究や能力を発揮できる職場環境づくりに取り組む。 ------------------------------------------------------------- 西谷地域の将来を見据えて ------------------------------------------------------------- 日本共産党宝塚市会議員団 たぶちしずこ 【宝塚市北部地域まちづくり基本構想】 <問い>土地利用規制の弾力化については、住民にどのように説明していくのか。 <答>今年度中に分かりやすいパンフレットを作成し、細やかな説明に努めたい。 <問い>自然休養村センター耐震改修等の実施時期は。 <答>来年度に工事を行い、その翌年度の4月から施設が使えるように進めている。 <問い>農免道路及び市道1509号線(ももんど峠)の改良工事の進捗状況は。 <答>農免道路は、さかいの分岐から南側は今年度末に完了予定で、北側は来年度以降に測量等に着手する。ももんど峠は、来年度には完了したいと考えている。 【北なかやまやすらぎの道】 <問い>やすらぎ広場にトイレを設置することが利用者の切実な願いだが、見解は。 <答>市というよりは宝塚自然休養林保護管理協議会による設置を考えている。設置の課題として、まずは必要不可欠な水源の確保を一番に考えていきたい。 【教職員の多忙化解消策】 <問い>県からスクールサポートスタッフが配置されているが、業務内容と効果は。 <答>モデル的に1名を小学校に配置している。主な業務内容は、配付物等の印刷、訪問者対応や電話の取り次ぎ等多岐にわたっており、配置の効果が発揮されていると考えている。 【14面】 ------------------------------------------------------------- 市民福祉の向上のために ------------------------------------------------------------- たからづか真政会 いふくよしはる 【スーパーシティ構想】 <問い>世界では最先端都市となるプロジェクトが実施され、日本も2030年ごろに自動走行、キャッシュレス化、遠隔診療等の技術を地域限定で導入する。本市も時代に取り残されないよう、取り入れるものはどんどん取り入れるべきでは。 <答>住民の革新的な暮らしやすさの実現のため、国や他市の動向を注視したい。 【職員の能力向上】 <問い>国の仕事のやり方を学べるよう、積極的に人事交流すべきではないか。 <答>さまざま接触を持ち、良い刺激を市に還元したい。 <意見>国からの補助金を獲得するためにも必要。 【行政評価システム】 <問い>外部評価委員が入り9年だが、PDCAを回し住民福祉の向上につながっていない。黒字の考えは。 <答>民間とは異なり、決算で収支が黒字ということ。 <意見>数字だけの判断ではなく、市民福祉向上のための成果目標の達成度で評価するべき。そのために第6次総合計画を評価できる仕組みとして組み立てよ。 【旧安田邸の利活用】 <問い>建物は遺贈時点で古かったが、手を打ったのか。 <答>改修費が最大4億円で、財政的に困難だった。 <問い>遺贈の際の覚書に解体、除去が含まれる理由は。 <答>当初から解体、除去も認められていた。 ------------------------------------------------------------- 仁川弁天池は心のふるさと ------------------------------------------------------------- たからづか真政会 あさたにあき 【仁川弁天池】 <問い>仁川弁天池の美しい景観は地域の心のふるさと。保全についての市の考えは。 <答>魅力ある身近な水辺空間として保全に取り組む。 <意見>地域は池周辺の民有地を市が所有し、公園での保全を望んでいる。市全体の課題と意識してほしい。 【すみれガ丘地区の投票所】 <問い>投票所内の階段が危険として、ラ・ビスタ宝塚コミュニティセンターの投票所を閉鎖、すみれガ丘小学校の投票所に統合される。投票所までの道も危険では。 <答>建物構造上、バリアフリー化は困難だった。投票所が遠くなり、長い坂道や階段で危険性は生じるが、全ての方が安全に安心して投票ができる投票所運営が市の第一義的な責務である。 <問い>都市公園法が改正され、他市で町内会が公園内に集会所を設置した例もある。本市でも整備は可能か。 <答>法の弾力的運用で集会所整備が可能か検討する。 <問い>投票所をどうするか地域と議論をしてほしいが。 <答>地域の負担が軽くなるよう、安全に配慮したい。 【違法駐車と歩行者横断】 <問い>宝塚駅前宝塚ゆめ広場南側道路の柵とチェーンを横断者に危険だとして県が取り外した。別の新たな方法で啓発していくのか。 <答>乱横断防止の柵だが、けがを誘発。新たなものへの更新を県と調整していく。 ------------------------------------------------------------- 歴史継承の責任は市に ------------------------------------------------------------- 市民ネット宝塚 てらもとさなえ 【旧安田邸の利活用事業】 <問い>地域に資する活用、安田邸の記憶の継承、ひばりがおか地域の魅力ある景観と宝塚市のブランドイメージを守ることに関する考えは。 <答>宝塚の魅力を次世代に伝える景観資源と考え、受遺の際は遺贈者の意思を尊重し覚書も交わした。既存建物の保存・利活用を基本とし、地域との協議も踏まえ、民間事業者による保存・利活用の提案を受ける。 <問い>何をどう残す考えか。 <答>覚書を尊重し、利活用等事業者選定委員会で今後、条件の内容を議論する。 <意見>市は8年間、保全責任を果たせなかった。事業者任せでは困る。最終責任は市が持つべき。 【安全で心豊かな放課後】 <問い>本市の放課後児童クラブの、保育の理念は。 <答>指導員は子どもの最善の利益を考え、市直営として子どもの育ちへの支援ができるよう学校関係者等と連携し、放課後児童支援の先導的役割を担ってきた。 <問い>職員配置等の基準緩和を受け、本市の対応は。 <答>保育の質を確保するため、引き続き省令基準に合わせた事業運営が必要。 【新時代の魅力ある公民館】 <問い>教育委員会の体制は。 <答>指定管理者制度導入後も社会教育主事を育成し、市独自事業の充実を図る。 <意見>公民館を直接熟知した職員を配置するべき。 ------------------------------------------------------------- まちづくり協議会の条例化 ------------------------------------------------------------- 安全で誇れる宝塚をつくる会 ほそかわともこ 【第6次総合計画策定に向けて市民自治の視点から】 <問い>第6次総合計画に位置付けられることが決まった地域ごとのまちづくり計画実現のための財源は。 <答>総合計画全体を推進していく中で検討していく。 <問い>広報板は、情報公開の手段の一つ。全236基のうち4基しか雨よけカバーがない。いつまでに全て設置する予定か。 <答>天候によって傷んでいる状況は、掲示物を作成された方や張っていただいた方に申し訳なく思う。完了時期は未定だが、ペースアップを図りながら進める。 <問い>まちづくり協議会には法的根拠がなく、仕組みを理解できない方も多い。市が掲げた組織であるので、地域に丸投げではなく、市自らが積極的に説明し理解を求めるべきでは。 <答>まちづくり協議会の認知度は課題と認識する。地域と連携し責務を果たす。 <問い>まちづくり協議会をまちづくり基本条例等に位置付ける目標はいつか。 <答>時期は未定。地域ごとのまちづくり計画の見直しがまとまる時期か第6次総合計画の開始までが望ましいという声もある。非常に大切な条例と認識しており、プロセスを大事にして詰めていきたい。 <意見>市民の声を聴く機会を早めに持ち、プロセスを大切にし理解を深めよ。 【15面】 ------------------------------------------------------------- 市内道路網の整備を ------------------------------------------------------------- たからづか真政会 とみかわこうたろう 【都市計画道路中筋伊丹線】 <問い>日常的に渋滞発生しているが、県の整備計画は。 <答>県は中筋伊丹線と国道176号が交わる中筋2丁目を渋滞交差点と位置付け、渋滞解消のため地形測量を実施。今後、交差点の形や整備区間を検討する。 <問い>山本東3丁目交差点南側道路の幅員不足解消は喫緊の課題だが、対応は。 <答>県は山本伊丹線の交差点付近の車道拡幅のため、本年度、測量と設計を行い、来年度工事を実施する予定。 <問い>都市計画道路整備プログラムが進まない理由は。 <答>まちの成り立ちや、阪神淡路大震災後のインフラ整備の財源不足等が原因。 <意見>計画したが未着手ではなく予算措置し整備を。 【危険なブロック塀の対策】 <問い>通学路の安全対策は。 <答>各学校へ緊急調査を指示。その結果、通学路を一部変更した学校もある。 <意見>児童だけでなく、市民にも危険箇所の周知を。 【公共施設の耐震化】 <問い>口腔保健センターの耐震化が未実施だが予定は。 <答>耐震化するか、機能移転するか、協議を継続中。 【生産緑地地区の制度改正】 <問い>面積要件の見直しなど、市の条例改正の方針は。 <答>農業者の意向も踏まえ、面積規模要件を3百平米以上とする条例を提出予定。一団地要件は運用基準見直しも含め検討していく。 ------------------------------------------------------------- 宝塚市の課題解決の実現を ------------------------------------------------------------- 無所属 いわさまさし 【宝塚市人口ビジョン 夢・未来・宝塚創生総合戦略】 <問い>本市の地方創生とは。 <答>2060年に人口約20万人の確保を目指す。 <問い>夢・未来・宝塚創生総合戦略は、策定とデータ収集が目的になっている。まちの活性化には、市外に対しての発信より、市民が本市の良さを認識し、他市の人に語れるような計画が必要ではないか。 <答>市民が、「本市は良い所だ」、「宝塚市に引っ越しておいで」と言えることが大事。良い提案をいただいた。しっかりと進める。 <問い>求められることは時代とともに変わる。計画に柔軟性を持たせることは本当に重要だと思うが。 <答>計画策定にとらわれつくるだけにならないように、実現に向け取り組むことは大事。時代の流れに合わせて計画を見直し、しっかりと取り組んでいきたい。 <問い>地方創生は、人口増加や税収アップだけではない。次世代産業や先進的な働き方に特化した担当課をつくれば、先進的情報の収集や分析、各部署の事務効率アップにつながるのでは。 <答>もう縦割り行政では困難だと思う。時代が目まぐるしく変わる中、新しいものをキャッチし、政策として実現する横断的な部署は必要だとちょうど思っていた。実現していきたい。 ************************* 行財政改革調査特別委員会報告 ************************* 本委員会については、本誌平成30年5月1日号で中間報告をし、その時点の結論としては、「今後出される財源不足への対応方針に期待し、引き続き状況を見守る」としていました。その後の調査概要を報告します。 [委員会の概要] ○設置日 平成28年12月20日 ○任務事項 ・第2次行財政運営アクシ ョンプランに関すること ・財政見通しに関すること ○設置の目的 本市の財政状況について、改善を促す必要があること。また、現在取り組んでいる第2次行財政運営アクションプランの進捗と確実な効果を見届けるため。 ○委員会開催回数 計11回 [委員会の調査報告(概要)] ○市長から示された財源不足への対応方針 「将来を見据えた健全で持続可能な行財政運営をめざして」と題して次の方針が示された。 【対応方針の大項目】 1 財政見通しにおける収支不足への対応 第2次宝塚市行財政運営アクションプランに掲げる取組を着実に進め、徹底した進捗管理と適宜の見直しにより、引き続き財政健全化に取り組んでいきます。 2 働き方改革の推進による市民サービスの質の向上 職員の心身の健康を守り、職員一人ひとりがやりがいを持って働ける環境を整え、効果的、効率的で質の高い業務を行うとともに、新たな課題にも対応していくことで市民サービスの質の向上を目指します。 3 将来を見据えた行財政運営 社会構造が本格的な人口減少や超高齢社会により変化していく中、市民サービスを維持し、質を向上させていくにはどのような対応が必要となるのかを想定し、現時点からその対応に必要な行財政運営や取組を進め、市民の暮らしを守っていきます。 ○調査結果のまとめ 2年間の調査の結果、第2次行財政運営アクションプランは、全事務事業見直しの実施も含め、取り組みを着実に進め、財政見通しは歳入が減少傾向である中、歳出の削減に取り組み、財政状況の改善に向け少しずつ進み出したと言える。 しかしながら、今後も厳しい財政状況が続くことは明らかで、行財政改革の取り組みを引き続き着実に進める必要がある。 その推進のためには、具体的財源不足への対応方針をはじめ、本市の厳しい財政状況と財政健全化の取り組み等について、市民に対し丁寧に周知し、理解を求めなければならない。 一方、市民生活に大きな影響を与える見直しについては、再検討を求める声があることは確かである。 本市が目指す、「将来を見据えた健全で持続可能な行財政運営」の確立には、市民の理解の下、間断なく財政健全化に取り組む必要があり、この取り組みを進めることは、市長以下宝塚市の執行部の責任である。 委員長 おおかわひろゆき、副委員長 きたやまてるあき、委員 いふくよしはる、えばらかずあき、かじかわみさお、てらもとさなえ、となきまさかつ(五十音順) 【16面】 ------------------------------------------------------- 議会報告会 ------------------------------------------------------- 11月10日に東公民館で開催しました議会報告会には、多数ご参加いただきありがとうございました。 開催日 2月3日 日曜日 時 間 午前10時〜正午(開場:午前9時30分) 会 場 西公民館3階セミナー室 阪急おばやし駅から徒歩3分 内 容 12月定例会の報告 参加無料 申込不要 ※3月定例会についての議会報告会は、平成31年4月に執行される任期満了に伴う市議会議員選挙の投票日の60日前以降に当たるため、市議会の規程に従い開催いたしませんのでご了承ください。 問い合わせ 議会事務局 議事調査課 電話 0797-77-2168 ファックス 0797-74-6902 電子メール m-takarazuka0178@city.takarazuka.lg.jp 皆さまのご参加をお待ちしています。 ------------------------------------------------------- 議場コンサート ------------------------------------------------------- なかたきよこ ヴァイオリンコンサート 2月15日 金曜日 午前9時30分〜10時<開場は午前9時> 市議会議場 「ベガジュニアアンサンブル」の指導など、宝塚の音楽文化の発展を支えていただいている、なかたきよこさんのヴァイオリン演奏をお楽しみいただきます。 曲目 ・モンティ「チャルダッシュ」 ・フォスター「金髪のジェニー」ほか ピアノ伴奏 なかた まり ※申し込み不要、入場無料です。  直接、市議会傍聴席(市役所4階)へお越しください。 ※議場コンサートに引き続き、本会議を開会します。 【お問い合わせ】議会事務局総務課 電話 0797−77−2034 ------------------------------------------------------- 編集後記 ------------------------------------------------------- ◆2019年は市立中央公民館の第二期開館、手塚治虫記念館リニューアル等、さまざまな施策が続きます。楽しみですね。 宝塚市議会も皆さまにより親しまれ、読みやすくわかりやすい誌面づくりをめざします。今年もよろしくお願い致します。(いしくら) ◆今年の干支は己亥(つちのとい)。次の段階を準備し、基盤を固めるのが良い年だそうです。これまでの広報広聴委員会の取り組みの成果を振り返りつつ課題を整理し、「かけはし」誌面のさらなる充実を図るために委員の皆さんと意見交換を重ねたいと思います。(みとみ) ※議会報かけはしは年4回発行しています。 次号は、5月1日発行予定です。