《宝塚市議会報かけはしテキスト版》 第244号 令和元年(2019年)12月1日(日曜日) 編集発行宝塚市議会 *宝塚市議会報かけはしテキスト版は、宝塚市議会報かけはしの写真や画像、一部表グラフなどを省いてテキスト形式で編集しています。 文書読み上げソフトによっては、正しく読み上げできないこともあります。 誌面へのご意見やご感想は、議会事務局までお気軽にお寄せください。 宝塚市議会事務局 〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 電話 0797-77-2168(直通) ファックス 0797-74-6902 【1面】 9月定例会の概要 ○病院事業会計および上下水道事業会計の決算を認定 ○幼児教育・保育の無償化に伴い、条例を一部改正 【2〜3面】 ************************* 文化芸術センター完成真近 ************************* 土地の取得や建物の建設等、市議会でもさまざまな議論を繰り返し行ってきた市立文化芸術センターの建物がついに完成しました。 庭園部分については引き続き工事を行っていますが、竣工し引き渡しを受けた建物の内部を見せていただきました。 今後、来春のオープンに向け、準備が進められていきます。 どんな施設になるか楽しみですね。 おおやね広場を抜けてエントランスを入ると、天井高7メートル全面ガラス張り、自然の採光を生かしたキューブホール。 その奥のアトリエでは、ワークショップが行われる予定です。 2階のメインギャラリーは約35メートル×約15.5メートルで、約545平方メートル。 フットサルコートくらいの広さに、可動式の仕切りや展示作品に影響の少ない床からの空調設備を備え、さまざまなアート作品の展示を行います。 ************************* まつえ市・宝塚市議会議員交流研修会 ************************* 10月9日・10日、姉妹都市であるしまね県まつえ市から31人の議員が来宝され、本市において交流研修会が開催されました。 本市観光大使のサファイアの2人による観光案内、プロ囲碁棋士で宝塚市大使でもあるさかきばらふみこ氏による講演「宝塚から広がる囲碁の世界」などの研修をはじめ、まつえ市議会議員と宝塚市議会議員が交流し、親睦を深めました。 昭和42年に特急やくもがつないだご縁で、はや52年になります。 これからも末永くお付き合いしていきたいと思います。 【4面】 ************************* 9月定例会の議案審議から ************************* 9月定例会では、市長から提出された議案や、市民の皆さまから提出された請願など計55件について審議しました。 ここでは、主な議案審議の概要を報告します。 なお、提出された議案のうち平成30年度宝塚市一般会計および各特別会計の決算認定については、慎重審議を行うため、決算特別委員会を設置し、閉会中の継続審査としましたので、次号(2月1日発行)で報告します。 --------------------------------------------------------------------------- 阪神・淡路大震災追悼の碑・銘板設置などについて議論 --------------------------------------------------------------------------- ■令和元年度宝塚市一般会計補正予算(第2号) [全員一致可決] 概要 令和元年度一般会計の歳入歳出予算の総額にそれぞれ7970万1千円を増額し、補正後の総額を794億1184万9千円とするものです。 主な審議内容 阪神・淡路大震災追悼の碑設置事業について寄附金をいただくことになった経緯および事業の進め方、二酸化炭素排出抑制対策事業について、バイオガス発電を導入するに当たっての費用対効果および地域におけるメリット、森林環境譲与税の内容、保育士宿舎借り上げ支援事業について今年度から実施することに至った理由、学校給食費調整基金積立金について不納欠損分を含めた額を積み立てないとした場合の学校給食の質への影響、市立病院経営分析業務委託料についての調査の目的、財政調整基金のとりくずし、財政規律の進捗状況などについての質疑がありました。 討論では、学校給食費調整基金積立金の運用について、今後庁内でルールづくりをしっかり行っていくことを求めるとの賛成討論がありました。 ■令和元年度宝塚市一般会計補正予算(第3号) [全員一致可決] 概要 令和元年度一般会計の歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億5753万5千円を減額し、補正後の総額を791億5431万4千円とするものです。 主な審議内容 事業自体が遅れている新庁舎・ひろば整備事業のスケジュールでは、新庁舎、水道局倉庫、仮設庁舎の3つの設計事務が同時期に重なることで職員が足りなくなり、さらに遅れることにはならないか、対応できる体制になっているのか、人件費や建築資材の高騰が理由で入札が不調に終わったことについては、本市だけではなく全国的な問題となっているが、今回示された見直し案はリスクのことも含めて十分に検討されているのかなどの質疑がありました。 【5面】 --------------------------------------------------------------------------- 幼児教育・保育の無償化に伴い関係条例の一部を改正 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- 概要 子ども・子育て支援法および関係政省令の一部改正により、本年10月1日から幼児教育・保育の無償化が実施されることに伴い、関係条例を一部改正するものです。 主な審議内容 幼児教育・保育が無償化されるが、利用者の実質負担増になるケースはないのかという質問に対し、認可保育所では、実質負担増になるケースはない。 にしたに認定こども園においては、元々保育料に含まれていた主食費と副食費が今後は実費請求となる。 副食費については、年収およそ360万円未満の世帯は免除されるが、主食費は新たに徴収されるため、保育料が免除されていた第1階層については、主食費1千円が負担増となるが、現在のところ対象者はいないとの答弁がありました。 その他、保育の無償化が実施されることによる影響などについて質疑がありました。 --------------------------------------------------------------------------- 病院事業会計決算を認定 [賛成多数認定] --------------------------------------------------------------------------- ■平成30年度病院事業会計決算 病院決算の概要 収益的収支は、仮受仮払消費税を含む決算額で収入総額110億3335万7825円、支出総額116億2194万2257円、差し引き5億8858万4432円の赤字となり、消費税などに伴う経理処理の結果、当年度の純損失は5億8958万2204円となりました。 資本的収支は、収入総額5億8133万4千円、支出総額17億8680万1291円、差し引き12億546万7291円の資金不足が生じましたが、損益勘定留保資金などで補填しました。 主な審議内容 委員会では2つの論点で審査しました。 「医師確保について」では、医師の大量退職への対応と総長の役割などについて、「今後の病院運営について」では、公立病院としての役割や決算時において赤字が膨らんだ原因などについて、それぞれ質疑がありました。 ◆本会議での各議員の賛否 反対  あさたにあき、いけだみつたか、いしくらかよこ、いばさとし、いわさまさし、おおかわひろゆき、かざはやひさお、きたやまてるあき、くわはらけんざぶろう、とみかわこうたろう、むらまつあんな、やまもとけいこ(五十音順) 賛成  えばらかずあき、おおしまときこ、かじかわみさお、かわぐちじゅん、きたのさとこ、たなかこう、たなかだいしろう、たぶちしずこ、てらもとさなえ、となきまさかつ、ふじおかかずえ、みやけこうじ、よこたまさのり(五十音順) ※なかのただし議長の裁決について 過半数議決の場合、議員には賛成・反対の表決権がありますが、議長には表決権がありません。 ただし、表決において賛成・反対が同数、つまり「可否同数」になった場合、議長には可決か否決かを決定する裁決権が認められています。 【6面】 --------------------------------------------------------------------------- 水道事業、下水道事業会計決算を認定 --------------------------------------------------------------------------- ■平成30年度水道事業会計決算 [全員一致認定] 水道決算の概要 収益的収支は、仮受仮払消費税を含む決算額で収入総額53億6841万7495円、支出総額48億3103万1028円、差し引き5億3738万6467円の黒字となり、消費税などに伴う経理処理の結果、当年度は4億5890万3665円の純利益が生じ、資本的収支は、収入総額19億4798万9350円、支出総額21億7704万7167円、差し引き2億2905万7817円の資金不足が生じましたが、損益勘定留保資金などで補填しました。 主な審議内容 収益で計上している5億8千万円余の特別利益の内容と決算への影響、基幹管路の耐震化、阪神水道企業団からの受水の影響などの質疑がありました。 ■平成30年度下水道事業会計決算 [全員一致認定] 下水道決算の概要 収益的収支は、仮受仮払消費税を含む決算額で収入総額48億3122万4618円、支出総額41億1023万4009円、差し引き7億2099万609円の黒字となり、消費税などに伴う経理処理の結果、当年度は7億970万4417円の純利益が生じ、資本的収支は、収入総額11億7265万4910円、支出総額32億4245万612円、差し引き20億6979万5702円の資金不足が生じましたが、損益勘定留保資金などで補填しました。 主な審議内容 下水道使用料の不納欠損処理の手続、今後の資金確保策としての下水道使用料料金改定の検討、重要な汚水管路の耐震化などの質疑がありました。 --------------------------------------------------------------------------- 宝塚市森林環境譲与税基金を創設 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- 概要 森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律の一部が本年4月1日に施行されたことに伴い、本市における森林の整備およびその促進に関する施策に要する費用の財源に充てる基金として、宝塚市森林環境譲与税基金を創設するため、条例を制定するものです。 森林環境税とは?・・・国内に住所を有する個人(個人住民税のうち均等割課税者)に対して課する国税で税率は1千円(年額)、個人住民税と併せて賦課徴収される。 令和6年度から実施。 森林環境譲与税は国から都道府県および市町村に交付される。 令和元年度から実施。 主な審議内容 新しく創設される森林環境譲与税の市町村における具体的な使途の確認、森林環境税とひょうご県で徴収されている県民緑税との違いについて、森林保全という本来の制度趣旨に合わせ森林環境譲与税を高齢化する環境活動団体への支援や防災のために活用することについて、復興特別税と森林環境税の賦課時期の確認、森林環境譲与税の活用についての具体的ビジョンの必要性、森林保全の取り組みとしての住宅開発規制の方向性についての市の考えなどの質疑がありました。 【7面】 ************************* 請  願 ************************* 9月定例会では、次の請願が提出され、文教生活常任委員会で慎重審査の上、本会議で採択されました。 請願の概要は次のとおりです。 [教育条件整備のための請願] (概要)請願の趣旨 宝塚市では、「宝塚市教育推進プロジェクト」を中心に、「いじめ」「不登校」「学級崩壊」などの解決に取り組んでいるが、そのほかに様々な課題もある。 これらの教育課題克服のためには、教育予算のいっそうの充実と制度の拡充が必要であるとして、教育予算の充実と保護者負担の軽減等、5つの請願項目について早期実現を求めるもの。 (審査の概要) 主な質疑として、トイレの改修について、校内エレベーターの整備について、外国籍の子どもへの支援についてなどがありました。 採決の結果、全員一致で採択されました。 ************************* 意見書 ************************* 9月定例会では2件の意見書案を全員一致で可決し、関係機関へ送付しました。 <意見書名> 高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書 <送付先> 内閣総理大臣、総務大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、国家公安委員会委員長 <意見書名> 太陽光発電の適切な導入に向けた制度設計と運用を求める意見書 <送付先> 経済産業大臣、環境大臣 ************************* その他の賛否が全員一致した議案等 ************************* 令和元年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第1号) [可決] 令和元年度宝塚市特別会計介護保険事業費補正予算(第1号) [可決] 令和元年度宝塚市病院事業会計補正予算(第1号) [可決] 令和元年度宝塚市水道事業会計補正予算(第1号) [可決] 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について  [可決] 宝塚市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 執行機関の附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市消防事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 工事請負契約((都)あれちにしやま線道路新設改良工事(その3))の締結について [可決] 財産(救急自動車)の取得について [可決] 損害賠償の額の決定について(3件) [可決] 公の施設(宝塚市立子ども館)の指定管理者の指定について [可決] 公の施設(宝塚市立はなやしきグラウンド)の指定管理者の指定について [可決] 字の区域の変更について [可決] 土地改良事業の施行について [可決] 市道路線の認定について(2件) [可決] 市道路線の認定変更について [可決] 市道路線の全部廃止について [可決] 和解することについて [可決] 特別委員会の設置について [可決] 宝塚市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて [同意] 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて(2件) [適任] 宝塚市選挙管理委員選挙について [選挙執行(指名推選)] 宝塚市選挙管理委員補充員選挙について [選挙執行(指名推選)] --------------------------------------------------------------------------- その他結果 --------------------------------------------------------------------------- ※老朽化が著しい市道(インフラ資産)および学校園(事業用資産)の早期整備改修の実施を求める陳情は、総務常任委員会で審査し、趣旨採択されました。 ※道路標識等敷設依頼についての陳情は、産業建設常任委員会で審査しましたが、結論を得ずとなりました。 【8〜13面】 ************************* 一般質問 ************************* --------------------------------------------------------------------------- 走る広告塔で魅力を発信 --------------------------------------------------------------------------- 令和安全・維新の会 やまもとけいこ 【ご当地ナンバープレートの導入】 <問い>市民から要望を聞いているが、実施の考えは。 <答>話題性による観光PRや地域振興、市民の地元への愛着の高まり等が期待される。 費用面の課題もあるが、市民要望や他市の状況を勘案しつつ研究したい。 <問い>県をまたいだ富士山ナンバーなど広域での名称も多くあり、他自治体では市民と共に地域の広がりに懸命に取り組んでいる。 本市でも軽自動車等への導入の可能性はないか。 <答>他市の状況を見ながら研究したい。 【宝塚市内の電線共同溝】 <問い>地下に電線が埋め込まれていれば、台風等の災害後でも電気の供給が可能。 防災の視点からも設置は急務では。 現状や考えは。 <答>一定規模の開発にあわせて施工するなど市域で共同溝のあり方や方針等を検討し、県等と調整しながら進めたい。 【有害鳥獣問題】 <問い>アライグマがすみ着きやすい空き家対策は。 <答>管理不全の相談があれば、現場確認や所有者調査をし、所有者に現状確認や適正な管理を促す。 <問い>捕獲を担っている猟友会の方々の現状は。 <答>将来の担い手の確保が必要と認識している。 <意見>他市と広域で連合を組み、猟友会の一体化を。 --------------------------------------------------------------------------- 誰もが安心して暮らせる社会を --------------------------------------------------------------------------- 日本共産党宝塚市会議員団 よこたまさのり 【表現の不自由展中止問題】 <問い>改憲の流れの中で強い危機感を感じる問題であり、憲法第21条が保障する表現の自由の観点から看過できない。 単なる一地方の問題ではないと思うが。 <答>表現の自由は憲法で保障され、公共の福祉による合理的でやむを得ない程度の制限を受ける場合を除き侵すことの許されない権利。 今後も憲法を遵守し、市政運営に取り組んでいく。 <意見>学問や文化などへの締め付けは、時代の警告。 【障害者の暮らしを守る】 <問い>グループホーム入居の知的障害者の生活費は障害者年金を上回る例がある。 水道料金補助の検討は。 <答>水道料金等の光熱水費はグループホーム入居に限らず必要な経費であるため、入居者に対する補助という考えはなじまない。 <意見>補助する市もある。 親亡き後も障害者や家族が安心できる施策の実現を。 【医療的ケアを必要とする乳幼児の保育】 <問い>保育所の受け入れを前向きに検討してほしいが。 <答>課題解決に向け関係機関との連携・協議が必要。 【就職氷河期世代の雇用】 <問い>初期世代は現在47歳だと思うが、なぜ募集要件は45歳までとしたのか。 <答>国の支援策や採用後のキャリア形成を総合的に考慮したため。 来年度は年齢上限について検討したい。 --------------------------------------------------------------------------- 歳入増で子育て施策充実を --------------------------------------------------------------------------- 令和安全・維新の会 むらまつあんな 【幼児教育・保育の質の向上に向けた現状と取り組み】 <問い>認可外保育施設には、年1回以上の立入調査が必須。 市内施設の指導監督権限はひょうご県が持つが、市は調査状況を把握しているか。 <答>市内25施設のうち、指導基準の適合証明を受けたのは13施設、指導中の施設が6施設、今後調査を受ける予定が6施設。 <意見>待機児童対策に一定の役割を果たしている認可外保育施設の、質の向上は重要。 市も当事者意識を持ち、県と連携した対応を。 <問い>市立保育所では、使用済み紙おむつを各家庭で持ち帰る。 保護者の衛生面への不安や、重さなどに対する切実な訴えに耳を傾け、各保育所でぜひ処分実施を。 <答>感染症対策の観点からも持ち帰りは望ましくないとの専門家の意見もあり、各保育所での処分実施に向け、具体的に検討している。 【ふるさと納税】 <問い>ふるさと納税の影響による歳入減はどの程度か。 <答>1億2613万円。 <問い>ワンストップ特例制度により、国の負担となる所得税控除部分を県と市で負担しているが、影響額は。 <答>2467万円。 <意見>いずれも市財政への影響は大きい。 歳出削減だけでなく、利用金額が一部寄附されるご当地電子マネー導入等、少しでも歳入を増やす取り組みの検討を。 --------------------------------------------------------------------------- 災害時の職員応援の強化を --------------------------------------------------------------------------- 社会民主党議員会 かじかわみさお 【現業職員の災害派遣を】 <問い>現業職員の日頃の作業経験を生かし、被災地に派遣し経験を積むことが宝塚市の災害時に非常に役に立つと思うが、市の考えは。 <答>職員派遣は被災自治体からの依頼に基づき行う。 技能労務職員は応急給水業務や廃棄物収集運搬業務など災害発生後の初期段階の業務が多く、震災復興業務を行う事務職員等と比べ、派遣は比較的短期間となる。 <問い>東日本大震災で派遣しているが、西日本豪雨の際はなぜクリーンセンター職員を派遣しなかったのか。 <答>県から宝塚市へ支援調査や依頼がなかったため。 <問い>ボランティアで被災地支援に行ったが、ごみを集めてもそれを集積場に運ぶ車がなくて困った。 職員の災害ボランティア活動への車両提供はできないのか。 <答>公用車の提供は市有財産の適正管理や事故時の責任所在の問題から困難。 <意見>被災地の実態と応援派遣の実施が合っていないので改善を。 【小林駅周辺の環境整備】 <問い>12年以上地元と市が協議しているが進まない。 今年度予算がついた基本構想策定業務委託の予定は。 <答>現在庁内で意見を集約し、委託仕様を整理中。 今年度発注にこぎ着けたい。 <意見>庁内の担当部も変わった。 まずは地元に足を運び、信頼関係の構築を。 --------------------------------------------------------------------------- 学校環境の改善を求める --------------------------------------------------------------------------- 日本共産党宝塚市会議員団 たぶちしずこ 【学校施設の整備】 <問い>小浜小と西谷小からアレルギー等の児童に対応できるよう、プールシャワー温水化の強い要望がある。 整備済の学校と格差が出ているが、今後の取り組みは。 <答>小浜小は老朽改修工事にあわせて整備計画済だが、別途対応可能か検討中。 西谷小はプロパンガスによる設置を現在検討している。 <問い>丸橋小は外壁の剥がれやベランダのさびで危険な状態。 未改修のトイレも多く、早期改善を望むが。 <答>外壁とベランダは老朽改修工事の中で順次改善したい。 トイレは改修工事を進めており、洋式化についても順次計画する。 【教職員の多忙化解消】 <問い>スクール・サポート・スタッフの配置で効果があったと聞く。 市独自の取り組みで増員できないか。 <答>昨年5月から高司小に1名配置し、教材研究や子どもに向き合う時間を確保できたなど、効果を認識。 県教育委員会の事業で配置しているため、まずは県に増員を要望していきたい。 <意見>教職員が生き生きと働くことは、子どもたちの健やかな成長につながる。 【旧西谷教職員住宅】 <問い>現在1階部分が空室。 西谷に住みたい人も多いと聞く。 どう活用するのか。 <答>地域の活性化につながる事業に資するよう、有効活用を検討していく。 --------------------------------------------------------------------------- 市役所の業務改革の効率化 --------------------------------------------------------------------------- 令和安全・維新の会 いけだみつたか 【市役所の業務改革】 <問い>RPA(ロボットによる業務の自動化)について、導入効果のある業務を洗い出すことや導入効果を可視化するための調査は。 <答>他市の事例や調査票を参考に検証した。 現在関係課が連携し、業務量調査のRPA化を進めている。 <問い>現在、執行段階のRPAの成果見込みと実績は。 <答>現時点では、年間約6800時間の業務時間の縮減を見込んでいる。 【新地方公会計制度の導入】 <問い>2017年度決算の財務4表と固定資産台帳は、決算特別委員会に間に合うように作成されているのか。 <答>決算までに作成できず、本年3月に公表した。 <問い>生産性や原価意識についての考えは。 <答>総労働時間適正化の観点から、無駄な作業や手間を省き、民間活力の導入や国の補助金を活用したRPAの導入に取り組んでいる。 今後も事務事業を効率的、効果的に実施する。 【長尾南小学校の駐車場】 <問い>市内小学校で唯一、学童と同一門から校庭を通過して進入する。 学童の安全面を考慮し、道路と学校敷地間の民有地取得に向け早期に地権者との交渉を。 長年要望があるが、見解は。 <答>費用面の問題もあり早期の実現は困難だが、引き続き安全性の確保等について検討を進めていく。 --------------------------------------------------------------------------- 本市での表現の自由の担保は --------------------------------------------------------------------------- 社会民主党議員会 おおしまときこ 【芸術や文化の表現の自由】 <問い>あいちトリエンナーレでの企画展中止と同様の事象が市立文化芸術センターでも起こり得ることを想定すべき。 展示内容に基準を設ける考えはあるのか。 <答>基準を設ける予定はないが、表現の自由は憲法第21条で保障され、公共の福祉による合理的でやむを得ない程度の制限を受ける場合を除き、侵すことのできない権利と認識している。 <意見>アーツカウンシルのような芸術家、文化団体、市長および議会から独立した第三者機関を置くべき。 市民が宝物と思える施設に。 【マイナンバー制度】 <問い>カード取得が制度開始後何年も進まない理由は。 <答>内閣府の調査では、個人情報漏洩や紛失、盗難の心配、申請手続が面倒なことなどが主に挙げられる。 <問い>一番の理由は不安。 大量の個人情報流出もある。 国民の一元管理制度で、莫大な金額がかかる新たな公共事業である。 マイナンバーカードの解約は可能か。 <答>返納はいつでも可能。 <意見>カード自体は返却可能でも番号は残っていく。 【原子力発電所事故の避難者受け入れ】 <問い>除染方法の不備と代表制の汚染検査の改善を避難元自治体へ要望するのか。 <答>国やふくい県との意見交換の場で説明を求め、必要に応じ改善を要請したい。 --------------------------------------------------------------------------- 未来を見据えた市政運営を --------------------------------------------------------------------------- 令和安全・維新の会 きたやまてるあき 【土砂災害特別警戒区域】 <問い>防災工事は対応スピードが大事。 市長は安全を第一の施策と表明しているが具体的に進んでいない。 <答>既に斜面地の擁壁が変異を起こしている中山台1丁目は、最優先課題として取り組む。 それ以外の箇所も、早々に対応できるよう順次計画を進めている。 <意見>土砂災害は全く突然で、逃げる方法がない。 現実を踏まえ、市民の生命を守るための予算を確保し、早期対応を強く要望する。 【公共施設保有量最適化方針の推進のあり方】 <問い>中山台地区では学校統合に向け、丁寧な議論と説明、検討が進められている。 この取り組みを庁内全体の共通理解と認識に。 <答>方針を進める上で、利用者や地域を初め多くの市民の理解と協力が不可欠。 丁寧に説明していきたい。 【旧安田家住宅】 <問い>この問題を一生懸命検討している2つの団体がある。 市が一方だけを取り上げることが、今の混乱を招いているのでは。 <答>地元でもそれぞれ意見はあるが、地域で一つのテーブルで話し合いをされることを、市は望んでいる。 <意見>市が結果的に一方の意見だけに偏って対立を助長し、問題解決を遅らせているケースは過去幾つかある。 早い段階で市も入り、同じテーブルで議論を。 --------------------------------------------------------------------------- 部活動内の実態把握を --------------------------------------------------------------------------- 市民ネット宝塚 かわぐちじゅん 【部活動の体罰・暴言防止】 <問い>閉鎖的な空間になりやすい部活動での体罰防止策の強化が早急に必要。 本市では部活動中の悩みや問題を聞く機会はあるのか。 <答>中学校では複数顧問制を導入。 生徒が部活動に関する悩み事があるときは話しやすい顧問に相談できる。 また、顧問に限らず話しやすい教職員に悩みや問題を相談でき、生徒の問題を学校全体で共有している。 <問い>部活動の問題の一つに顧問を受け持つ教員の多忙化や過重労働があり、負担軽減のため、部活動外部指導者を導入する自治体が増加傾向。 本市での現状は。 <答>外部指導者を現在62名配置。 指導者不足を補い、専門的な技術指導や顧問不在時の安全を確保できる等、教員の負担も軽減された。 <問い>過去3年、本市で部活動の体罰報告はあったか。 <答>体罰には至らないが、不適切な指導は数件あった。 <問い>体罰と不適切な指導の違いは分かりにくく、どちらにしても子どもを傷つける。 顧問の指導が原因で部活に行きたくない、また、部活をやめた生徒の把握は。 <答>各学校では生徒からその経緯等を丁寧に聞き取った上で学年会議や生徒指導委員会等で共有している。 <意見>部活動中に起こり得る問題や課題を明らかにするため、まずは部活動内での実態把握が必要である。 --------------------------------------------------------------------------- 産後の直接サポートを --------------------------------------------------------------------------- 市民ネット宝塚 きたのさとこ 【産前・産後サポート事業】 <問い>産後鬱を発症する人が増加傾向。 本市ではサポート体制が整えられてきているが、今後の方向性は。 <答>市内の医療機関等2カ所に委託して助産師等の専門職による専門相談と子育て経験者による一般相談を開催。 本年度からは平日に加え、土曜日も開催している。 今後も事業の周知やテーマの工夫に取り組む。 <意見>赤ちゃんを預けて、ゆっくり相談ができる直接サポートへの発展が必要。 【児童虐待の早期発見】 <問い>専門家による判断と関係機関の連携が最も大切。 体制について本市の見解は。 <答>児童虐待の対応には高度な専門的知識と技術が必要。 2015年度から家庭児童相談室に福祉専門職採用の職員を配置しており、今後も専門性確保に努める。 <問い>学校でのスクールソーシャルワーカーの実情は。 <答>現在7名を配置。 児童生徒、その保護者への支援にも当たっている。 全体で1千人を超える児童生徒が支援を必要としており、さらなる増員が必要と認識。 【通学路の安全と対策】 <問い>長尾台小学校の通学路には狭隘で見通しが悪く、大変危険な道がある。 安全確保のためにできる対策は。 <答>路面にスピード抑制を文字で表示して注意喚起を行うなど、警察と調整しながら工夫していきたい。 --------------------------------------------------------------------------- 多様な介護サービス実施を --------------------------------------------------------------------------- 令和安全・維新の会 いばさとし 【総合事業のサービス】 <問い>医療介護総合確保推進法が制定され総合事業が開始した。 サービスC、D実施のための検討状況は。 <答>サービスCは相談指導の観点から活用し、より効果的な介護予防サービス提供を検討、サービスDは高齢者の移送専門のサービスで、 山手地区の人口規模から利用目的を相当限定しないと介護保険事業の枠内の実施は困難という見通し。 <問い>社会とのつながりが健康に与える影響は大きい。 本市で健康サロンや通いの場等への参加者の割合は。 <答>厚生労働省調査で本市は平成29年時点で高齢者の5%。 全国平均より高い。 <意見>サロンへの市の補助やサポートは非常に大切。 参加者の意見も吸い上げて。 【通所型サービスA、B】 <問い>なぜ検討しないのか。 <答>介護保険事業の持続可能性を探る中で、今後の実施については検討したい。 【市立病院の経営】 <問い>患者第一でないと感じたような事例はあったか。 <答>外来患者が殺到し、一人一人の診察時間が短くなったことなどがある。 <問い>雑誌等の危険な薬の情報で病院への不信感が増す。 患者第一の取り組みは。 <答>市内の薬局、医療機関と協働で多剤併用を減薬する取り組みをしている。 <意見>減薬が患者満足となり、経営にプラスになる。 --------------------------------------------------------------------------- 氷河期職員採用も即戦力で --------------------------------------------------------------------------- 市民ネット宝塚 てらもとさなえ 【文化芸術センター・庭園】 <問い>国補助金約14億円を含む総事業費約39億円、運営費は年間約1億1800万円。 この事業収支をどう捉えるか。 <答>文化芸術の提供だけでなく、地域コミュニティの再生や社会包括的な機能等、公共的課題の解決に文化芸術の力で貢献していく。 【旧安田邸の存在意義】 <問い>建築学会近畿支部の要望書や専門家の評価を受け入れるべき。 教育委員会として協議する予定は。 <答>文化財は維持されるのが前提。 市長部局等の意向を見定め検討したい。 <問い>建物単体の保護にとどまらず、宝塚の住宅価値を引き上げ、地域の屋敷がどんどん文化財に登録される環境を確保すべきでは。 <答>面的に捉え、伝統的建造物群保存地区制度等を十分に研究し活用したい。 【就職氷河期の職員採用】 <問い>専門知識や経験を備えた即戦力は期待できるか。 <答>今回の採用試験は就職氷河期世代への支援が目的で、資格や職歴は不問。 <問い>優秀な人から採用するのが地方公務員法第15条の趣旨。 法の逸脱では。 <答>能力の実証は1次試験で行い、2次試験で経験や苦労された話等さまざまお聞きし、採用を決めたい。 <意見>望まれるのは即戦力。 特別な採用なら、本市在住など地域限定で。 --------------------------------------------------------------------------- 市民のいのちとくらしを守る --------------------------------------------------------------------------- 日本共産党宝塚市会議員団 たなかこう 【自殺防止に全力を】 <問い>他市では、生活困窮者を自殺に追い込むような差し押さえをした事例があると聞く。 本市の自殺者の市税や公共料金の滞納について把握しているのか。 <答>把握していない。 <問い>今後自殺と公共料金の滞納の状況の把握に努めるべきでは。 <答>把握できるものであれば努力していきたいと考えている。 <問い>個人の尊厳と権利を尊重する教育が必要と考えるが、学校での自殺防止に向けた取り組みは。 <答>命の大切さを学ぶ機会を確保し、生徒が相談できる環境の整備をしている。 <意見>SNSが部活動等の連絡に使われているが、参加できないことがトラブルの原因となりうる。 保護者等との連携強化を。 【ほっこり湯の存続を】 <問い>ほっこり湯は、地域のコミュニティの場であり高齢者の憩いの場。 異世代間交流の場でもある銭湯文化を絶やしてもよいのか。 <答>一部耐震基準を満たしておらず、安全性に問題がある。 また老朽化による改修も必要で多額の経費が必要。 運営主体とも協議を重ねたが、継続は困難。 <意見>利用者が廃止について知ったのは今年7月であり、利用者との議論がされていない。 いったん白紙に戻すべき。 --------------------------------------------------------------------------- にぎわいづくりに民間活力を --------------------------------------------------------------------------- たからづか真政会 おおかわひろゆき 【第2次行財政運営アクションプランに掲げる非常勤嘱託職員の給与見直し】 <問い>本市の非常勤嘱託職員給与は他市と比べて高いが、その中でもALTだけさらに高いのはなぜか。 <答>制度導入時、人材確保の困難性と専門性を考慮して決定したと推測する。 <問い>ALTの平均年収745万円は、一般職職員と比較すると、どの程度の役職、経験年数となるのか。 <答>40代前半の係長級職員に匹敵する。 <意見>問題は給与の上昇に上限がないこと。 会計年度任用職員制度への移行に合わせ、制度の趣旨に合った給与設定を。 【公共施設の保有量最適化と宝塚市のまちづくりのあり方】 <問い>施設を廃止し、保有量を削減する中で、行政サービスを低下させないことがポイント。 まちづくりやまちの活性化、にぎわいづくりに民間のノウハウを生かすべき。 文化芸術施設以外にそれを意識して指定管理者を募集した事例は。 <答>公益施設は意識して募集した。 <問い>さらら仁川やピピアめふの公益施設の募集要項は駅前にある特殊性を生かしてこういう施設にしたいと書かれている。 行政側がどう発注するかが大事では。 <答>選定要領の見直しも含めて検討したい。 --------------------------------------------------------------------------- 将来のための環境整備を --------------------------------------------------------------------------- たからづか真政会 くわはらけんざぶろう 【宝塚少年少女音楽隊への支援体制について】 <問い>音楽のまちを掲げる本市にとり推進すべき事業である。 市と教育委員会の連携教育にふさわしいと考えるが見解は。 <答>連携は不可欠であり、市、教育委員会、学校で十分協議していく。 学校と音楽隊との連携も重要であり、学校には音楽隊からの相談に丁寧に対応することを伝え、活動に支障が出ないよう支援していきたい。 <意見>将来を担う子どもの健やかな成長のため教育環境、社会環境の整備を。 【清荒神参道の陥没事故】 <問い>事故の概要および復旧状況は。 <答>経年により護岸の河床コンクリートが削れ、河川の水が護岸の土を吸い出し、みそぎ橋付近道路が陥没。 現在は仮復旧し、本復旧の工事は渇水期に入る11月以降に実施予定。 <問い>同様事故の再発防止については。 <答>幹線道路等は既に路面下空洞調査を行い、順次補修を実施。 生活道路は本年度より調査をする予定。 <問い>危険想定箇所を継続的に点検していくのか。 <答>法定義務はないが橋梁等に準じ行いたい。 <意見>高度成長期につくられた道路と橋は寿命。 将来への投資として必要なところに予算をつけバランスの良い財政運営の実施を。 --------------------------------------------------------------------------- 宝塚市に観光産業革命を --------------------------------------------------------------------------- たからづか真政会 いわさまさし 【着地型観光の推進を】 <問い>本市は着地型観光をどう捉えているのか。 <答>施設間の連携を深め、本市ならではの体験メニュー等を構築し、積極的な情報発信により、観光客の増加につなげ、 滞在時間や観光消費額を増加させるものと考えている。 <問い>中心市街地エリアの活性化施策は。 <答>本年度から県と連携し、宝塚駅周辺のむこがわ周辺散策空間整備事業として、河川敷の整備、花のみちリニューアル工事等で、歩行者主体の空間整備を行う。 <問い>今年度発行はなかったが、宝塚おさんぽPASSは紙面も魅力的で地図もあり持ち運びしやすい。 着地型観光を進める上で有効だと考えるが、市の見解は。 <答>多くの方に喜んでもらったもので、継続していないことは残念である。 アンケート結果や参加者の感想を次に生かし、多くの人に本市に来てもらいたい。 そして長時間滞在してもらい、このまちに住みたいと思ってもらう。 そして住んだ後に住んで良かったと思ってもらえる施策をつなげていく。 本市の魅力を日本、世界に発信すると改めて気持ちを引き締めた。 <意見>観光産業で集客する。 本市の資産を生かし、地域にお金が落ちていく仕組みや仕掛けをつくり税収アップを。 --------------------------------------------------------------------------- 災害を未然に防ぐ対策を --------------------------------------------------------------------------- 公明党議員団 えばらかずあき 【災害時の支援協定】 <問い>災害時要援護者を要援護者施設へ移送する協力企業との協定の締結は。 <答>他市の状況を確認し検討していく。 <問い>消防庁が災害現場ドローン活用のため、操縦に精通した消防隊員育成を始めるがどう考えるか。 <答>他市の取り組みも参考にしながら、ドローン導入や、扱う消防職員の育成について検討していきたい。 【市立病院改革プラン2017策定後の現状と課題】 <問い>阪神北圏域における3次救急医療体制の確保への近隣市との連携は。 <答>兵庫医科大学病院救急救命センターと連携し充実に努めていく。 <問い>阪神北・南圏域統合で、生き残るため機能分化が必要と考えるが、そのための医師確保への方針は。 <答>ひょうご医科大学との連携強化が必要と考え前大学病院長を総長に招聘した。 【公共施設保有量最適化方針公表後の取り組み】 <問い>対象施設の方向性は。 <答>対象の67施設のうち、34施設は廃止など具体的な方向性が決定、残る33施設は早急に決定する。 <問い>地元関係者との協議で結論が変更される可能性はあるか。 <答>基本的に変わらない。 <意見>代替機能がないものもあり、今後、協議の中で変更の可能性を期待する。 --------------------------------------------------------------------------- 必要な事業の確実な実施を --------------------------------------------------------------------------- 公明党議員団 みやけこうじ 【近隣市との災害協定】 <問い>災害時に、より身近な近隣市の避難所を利用可能にすべきではないか。 <答>川西市とは利用ができる旨、相互確認し、緊密な連絡体制を確保している。 危機管理監を中心に他の近隣市とも話し合いたい。 <問い>自宅避難者が救援物資を受け取れる制度確立を。 <答>指定避難所に在宅避難の旨を届け出れば、できる限りの物資支援を行う。 【学校教育設備整備】 <問い>他市に比べて遅れていると言われるICT機器導入の現状は。 <答>電子黒板等大型提示装置を学年に1台、タブレット端末を各校11台整備し4人で1台利用できる環境を整え、 グループ学習での有効な活用を目指す。 <問い>山手台小学校施設改修状況と今後のスケジュールは。 <答>現在、床タイルカーペットを長尺シートに張り替えている。 今後も教室と廊下の床の改修を進め、教室の間仕切りも、できるだけ早期に設置する。 【花屋敷グラウンド周辺整備】 <問い>基本構想(案)は、いつ成案となるのか。 しっかりアクセス道路の交渉をした上で早急にまとめ、次のステップに移ってほしい。 <答>できるだけ早期のアクセス道路整備に向け努力していきたいと考えている。 --------------------------------------------------------------------------- ニーズに応える施設整備を --------------------------------------------------------------------------- 日本共産党宝塚市会議員団 となきまさかつ 【高齢者施策の充実を】 <問い>2020年度末の配食サービス廃止の見直しを。 <答>介護保険制度の配食サービス廃止は決定。 利用者には丁寧に対応していく。 <問い>西谷地域は世帯数も少なく、民間事業者が参入しにくい。 対応は可能か。 <答>配達区域から外れる地域もあり、対応を検討中。 <問い>認知症検診の助成や、認知症と診断された人を対象に市が賠償責任保険に加入する等、積極的な取り組みの検討は。 <答>各市の取り組みを参考に、認知症の方に必要なサービスを研究したい。 <問い>加齢性難聴者の補聴器購入に助成を。 <答>他市の状況も参考にしながら、研究したい。 【公共施設保有量最適化】 <問い>公共施設の床面積で多くを占める学校施設の、空き教室は現状どの程度か。 <答>何らかの目的で活用しており、余裕教室はない。 <意見>公共施設の適正化は、削減面積にこだわらず、今ある施設の有効活用など、具体的な検討をすべき。 【保育士の処遇改善策充実】 <問い>他市と比べて遅れている現状に対する見解は。 <答>現状が続けば、保育士不足により児童の受け入れができないことも懸念されることから、保育士が就職先選択で重要視する宿舎借り上げ補助を行い、保育士確保につなげたい。 --------------------------------------------------------------------------- 人工内耳用電池代の助成を --------------------------------------------------------------------------- 公明党議員団 ふじおかかずえ 【産後ケア事業】 <問い>産後鬱や虐待予防に産後ケアが必要だと考えるが、市の見解は。 <答>産後に助産師などが直接母親の身体的、心理的ケアを行うものである。 母親が心身ともにゆったりと過ごせる時間を持つことは産後鬱等に対し重要。 前向きに検討していきたい。 【新生児聴覚検査】 <問い>先天性聴覚障害は早期発見し、治療を行うことが大切だが、市の見解は。 <答>重要性は認識しており、本市でも公費助成の実施に向けて検討していく。 <意見>保護者に検査受診の必要性を認識してもらうためにも公費助成が必要。 【人工内耳用電池代】 <問い>人工内耳装用者にとって高額な装置等の購入、更新はかなりの経済的負担。 まず消耗品である電池代の一部からでも助成を。 <答>他の福祉用具についても助成の要望があり、障害種別間のバランスや必要性と緊急性を考慮しながら段階的に拡充を図っていけるように検討していく。 【スクール・サポート・スタッフ】 <問い>小学校1校に配置され、効果が出ているが、来年度以降増員の考えは。 <答>県の事業であり、まずは県に要望していきたい。 <意見>市単独費での採用は困難だと思うが、対象校を絞るなどし、検討を。 --------------------------------------------------------------------------- 渋滞対策を真剣に --------------------------------------------------------------------------- たからづか真政会 かざはやひさお 【認知症ケアの構築】 <問い>2025年に7百万人になると言われる認知症高齢者。 本市も9月時点で日常生活自立度2の方は6436人。 対策のための将来推計は出しているか。 <答>内部的に算出しているが、公表はしていない。 <問い>公表すべきでは。 <答>地域包括ケア推進プランの策定過程で推計人口を公表していくことになる。 <意見>早期対策が重要。 健康診断での検査や物忘れ相談等の取り組みが必要。 【児童虐待の発生予防】 <問い>児童相談所担当者は一人当たり百件を超える虐待問題を抱えることもあり、あと一歩足りず救えない命もある。 本市の取り組みは。 <答>家庭児童相談室の職員を増員し、平成27年度からは福祉専門職採用の職員を配置。 今後も子ども家庭総合支援拠点の整備にあわせて人材確保に努めていく。 【市立スポーツセンター前道路の渋滞対策】 <問い>プール営業期間の渋滞予想日の対策を求めたが、本年も大渋滞で危険だった。 なぜ昨年まで利用可能だった武庫川河川敷の臨時駐車場が使えなくなったのか。 <答>防災の視点から平成29年度以降許可していない。 昨年度は経過措置で許可。 <問い>河川管理者の県と河川敷利用を協議してほしい。 <答>県と意見交換しながら安全を前提に検討したい。 --------------------------------------------------------------------------- 公害防止と生活道路の整備 --------------------------------------------------------------------------- 市民ネット宝塚 たなかだいしろう 【生活道路の安全と整備】 <問い>車での利便性より、地域住民や歩行者の安全を優先すべきだが市の対策は。 <答>安全な歩行空間確保のため、市都市計画道路整備プログラムなどに基づき、計画的に整備を進める。 <問い>生活空間としての機能を充実させるべきでは。 <答>地域ニーズに合った整備と道路アドプト制度等により、地域が愛着を持てるような道路行政を進める。 <意見>ゾーン30指定は交通安全確保に有意義。 行政として増やす努力を。 【市道1071号線の今後】 <問い>生活道路ではあるが、抜け道利用により多くの歩行者の安全が脅かされている。 周辺住民等への配慮は。 <答>なかすじいたみ線の4車線拡幅事業が完成すれば、通過交通が抑制され、安全性が向上するものと考える。 <問い>歩道設置や路肩グリーン舗装の実施により、さらに安全性が増すのでは。 <答>行政のなすべきことは、道路網整備による不必要な進入・通過交通の排除。 幹線道路整備による問題解消と並行して、地域と協議し、必要な整備を進める。 【公害の防止】 <問い>公害の発生防止は市の大きな責任。 大気汚染防止に対する市の取り組みは。 <答>大気汚染に係る事務権限を持つひょうご県と協力し、市民の健康が損なわれることがないよう取り組む。 --------------------------------------------------------------------------- 「歌劇のまち」を市民と共に --------------------------------------------------------------------------- たからづか真政会 あさたにあき 【歌劇のまち宝塚条例】 <問い>市民がより歌劇に親しみを感じる環境づくりは。 <答>宝塚歌劇市民貸切公演、宝塚大舞踏会等を開催。 <問い>歌劇団の5つの組の「花月雪星宙」をモノ・コト・バのコンテンツとし、 それにまつわるものを提案してもらえば歌劇のイメージが町中にあふれるのでは。 <答>ブランドの向上と歌劇条例が浸透するよう、さまざま工夫して考えていく。 【国民健康保険における保険者努力支援制度】 <問い>獲得得点で交付金額が決まり、国保収支均衡を図る上で大変重要。 本市は県平均を下回り、特定健診、特定保健指導の項目がゼロ点。 得点確保策は。 <答>健康センターにおいて指導対象になり得る方に対し、健診当日に面接し意識づけしたり、他市の取り組みを研究し、可能なものは積極的に取り入れたい。 <問い>収納体制の得点は収納率が影響する。 収納率向上に向けた有効な方策は。 <答>納税案内センター等への業務委託の検討をしており、口座振替を積極的に推奨したい。 <問い>個人インセンティブの評価項目に地域の商店街との連携がある。 研究は。 <答>健康マイレージ制度等、他市を参考に研究を続け、着実な得点に努めたい。 <意見>関係課の連携や市民の協力を仰ぎ、得点を。 --------------------------------------------------------------------------- 不登校対策の充実を --------------------------------------------------------------------------- たからづか真政会 いしくらかよこ 【いじめ・不登校について】 <問い>学校いじめ防止基本方針を改訂したが、具体的にどう変わったのか。 <答>いじめ調査アンケートの実施回数の増、教職員研修の強化等が変わった。 <問い>Pal宝塚小学部の課題は。 <答>欠席率50%以上の不登校小学生が30人おり、この人数を受けられる職員と活動場所の確保が必要。 <意見>子どもたちは怠けているわけではなく、つらくて学校に行けない。 対応職員と活動場所の確保を。 【観光施策を進めるために】 <問い>日本遺産に認定された、大本山中山寺の歴史や観光振興についての考えは。 <答>巡礼道を重要な資源と考え、観光マップの作成、まちあるきツアーを開催し、魅力発信に取り組んでいる。 <意見>日本遺産への登録は大きな財産。 市内各所と連携を図ってほしい。 【市立病院の役割について】 <問い>退院後も医薬品を正しく服用するための対応は。 <答>市立病院退院時に薬剤情報提供書を作成し、地域の医師や薬剤師に提供し好評である。 今後もかかりつけ医や薬局と連携をとる。 【認知症の啓発について】 <問い>高齢者の認知症の啓発についての取り組みは。 <答>認知症サポーター養成講座を開催し、また小中学校ではキッズサポーター養成講座も開催している。 【14〜15面】 ************************* 視察報告 ************************* 宝塚市議会では、議会の調査・研究活動の一環として、他の自治体で取り組まれている先進的な事例を調査し、 市への提案につなげています。 今回は、7月および8月に行われた、総務・文教生活・産業建設の各常任委員会の視察の概要を各委員会の議員がご報告します。 --------------------------------------------------------------------------- 総務常任委員会 --------------------------------------------------------------------------- 8月19日、20日にあいち県あんじょう市といちのみや市を視察しました。 8月19日 あんじょう市 あんじょう市では、PFI方式(民間の資金やノウハウを活用して公共施設の整備や運営を行うこと)で 中心市街地拠点施設「アンフォーレ」という名の施設が整備されています。 図書館を核とし、健康、子育て、ビジネスの支援、広場などの機能を持たせ、地域の活性化と賑わいの創出を狙った官民の複合施設です。 さまざまな機能を持ったスペースが吹き抜けの構造になっていることで、賑わいの相乗効果が生まれ、図書館単体で施設運営していたときに比べ、 1日の施設利用者数が倍増したとのことです。 図書館の運営は市直営、施設の維持管理は民間企業が担っており、月に1回情報共有のための連絡会議の場を持ち、サービス向上に努めていました。 コスト面においても公共施設部分をPFI方式で、民間商業施設と駐車場を定期借地権方式で建てたことで、公設公営で施設を建設運営するよりも 9.5%費用を縮減することができたそうです。 宝塚市は、今年度、公共施設保有量最適化方針を策定しました。 行政機能を集約し、施設の複合化を進めることは、施設管理の効率化と保有量最適化のために有効な手法の一つです。 民間の力を活用したPFI方式による公共施設の整備、運営についても先進自治体の事例を研究することで、 本市での導入の可能性を検討していく必要を感じました。 (むらまつ) 8月20日 いちのみや市 いちのみや市では、市税業務等の事務処理の一部にRPA(ロボットによる業務自動化)を導入されています。 大量の定型的なデータの単純入力作業では職員が手入力を行うよりも作業時間が大幅に削減されたとのことでした。 しかし手書きの書面を認識するOCRを用いた業務においては、大幅な作業時間の削減とはならず、 OCRで読み取りやすい帳票レイアウトが必要とされるなど課題も認識することができました。 また、RPA導入による費用対効果については、業務によって得られる削減効果に差があることから、 導入する業務選定の重要性やPC端末ごとにRPAソフトのライセンス費用が発生するため、同一端末で複数業務を行えるようにするなどの工夫をしていくことにより、 導入コスト・ランニングコストを抑え、より高い費用対効果を得られることが分かりました。 本市においても市税業務等では繁忙期に業務が集中し時間外勤務が発生しているため、RPAを導入することにより人件費の削減はもとより職員の負担を軽減し、 働き方改革にも繋げられるのではないかと期待が持てました。 本市も導入に向けて動き出しているRPAについての可能性や課題を直接感じることができた視察となりました。 (くわはら) --------------------------------------------------------------------------- 文教生活常任委員会 --------------------------------------------------------------------------- 8月7日、8日にとやま県とやま市とにいがた県いといがわ市を視察しました。 8月7日 とやま市 まちなか総合ケアセンターとは質の高い暮らしの提供をテーマに地域包括ケアの拠点として考えられている施設です。 主な取り組みは子育て支援、在宅医療の推進、地域コミュニティの醸成です。 施設には市民交流の場があり、多くの団体が活動をし、民間と連携して体験・交流・発表・物販が行われ、幅広い世代が通う場となっています。 また、(1)子ども発達支援室(2)産後ケア応援室(3)病児保育室という子育て支援の設備があり、(1)では発達の遅れが心配される子どもへの支援が行われています。 (2)は母親の心身の回復を支援しています。 中でも子どもを助産師に預け、母親は個室で睡眠、休憩ができるというサービスには感動の一言でした。 (3)では保育所で体調を崩した子どもを、施設スタッフがタクシーで迎えにいくという制度もありました。 最後に施設での中心とも言える「まちなか診療所」という在宅医療推進病院です。 民間の病院で在宅受け入れが難しいさまざまな背景や事情のある患者さんの受け入れを行い、主治医不在時の往診代行を通して医師のサポートをしています。 施設を中心に人が集い、人が賑わう、誰もが生き生きと活動できるまちが創られていました。 本市も市役所、文化芸術センターを中心に質の高い暮らしを提供できるようにしていく必要があると感じました。 (いば) 8月8日 いといがわ市 日本初の世界ジオパーク「いといがわジオパーク」(現在は「いといがわユネスコ世界ジオパーク」)に認定された、 人口約4万2千人のいといがわ市は、深刻な人口減少・少子高齢化の対策の一つとして、「生まれ育ったいといがわを愛し」、「一人ひとりの個性を生かしてその能力を十分に伸ばし」、 「成人した後も、いといがわで育って良かったと実感できる子どもを育てる」を目標に、0歳から18歳までの一貫教育を始めました。 具体的には「いといがわジオパーク学習」や「早寝早起きおいしい朝ごはん事業」、「中学生海外派遣事業」、そして教職員、保護者、民生委員等による「教育懇談会」など、 地域全体で子どもの成長に合わせた取り組みをされていました。 特に、乳幼児や障害福祉課も含めた子ども関係事業を一本化した「子ども課」の創設は、幼・保・小・中の連携はもちろん、 保護者も相談しやすく、宝塚市でも検討したいと考えさせられました。 その成果として、小学生の高齢者見守り隊の活躍や中学3年生の80.3%がいといがわ市にふるさととして愛着を感じており、 郷土愛が醸成した子どもたちの今後の活躍が期待されます。 宝塚市の子どもたちが、郷土と感じ、魅力を語れる教育のグランドデザイン。 地道ですがとても大切な取り組み。 宝塚市の子育て環境にも取り入れていきたいと感じました。 (かざはや) --------------------------------------------------------------------------- 産業建設常任委員会 --------------------------------------------------------------------------- 7月29日、30日にあおもり県はちのへ市ととわだ市を視察しました。 7月29日 はちのへ市 はちのへ市は、あおもり県の太平洋側に位置する人口約22万人(宝塚市とほぼ同じ)の都市です。 江戸時代は南部はちのへ藩の城下町としてさかえ、近年では水産業(イカの漁獲量は日本一)とともに、北東北随一の工業都市としても発展してきました。 ところが平成に入ってから、市の中心部はかつての賑わいを失い、民間の商業施設も相次いで撤退しました。 そこで、市の中心部にかつての賑わいを取り戻すため、「まちの顔」となるような施設が必要であるとの意見が市民の間に高まり、平成22年に開設されたのが、 はちのへポータルミュージアム「はっち」です。 はっちは、はちのへ市の中心市街地活性化を担う観光・交流・創造拠点として、シアター、ギャラリー、物産スペース、子育て支援の場などを設置。 「人の流れを呼び戻し、まちなか文化施設の新たなあり方を提示した」と評価されています。 はっちから街路をはさんだ向かい側には、ガラス屋根で覆われたまちなか広場「マチニワ」や、ブックセンター(市が運営する書店)も併設されていて、 市民は冬でも雪に閉じ込められずにイベントに参加したり、市民同士の交流を育むことができます。 街に再び賑わいを取り戻すことができた成功例として、参考にすべきところがたくさんあると思いました。 (たなかだいしろう) 7月30日 とわだ市(とわだ市現代美術館等) とわだ市では「官庁街通り」全体を美術館と見立て、現代美術館、アート作品、アートプログラムの 3つの要素からなるまちづくりのためのプロジェクトを推進し、オンリーワンのまちづくりを市民との協働によって推進しています。 インバウンド対策には特に力を入れており、外国人観光客は3年間で約4倍も増加していました。 とわだ市現代美術館を訪れる観光客の85%(うち美術館周辺は57%)は市内で飲食をされており、宿泊をされる方は全体の62%にもおよび、しっかり経済効果を出していました。 指定管理者は他市においても実績のあるとうきょうに本社をおくコンサルタント会社と契約し、イベント・企画展・広報広聴も含めて計4名もの学芸員を採用することにより、 より芸術性の高い「企画・イベント」が常時開催されています。 また、本市とは少し状況は異なりますが、整備事業費の90%以上は国の補助金を活用している点など、今後の課題として学びがあります。 来春にオープンする宝塚市立文化芸術センターも、とわだ市のように近隣他市にないような、オリジナリティにあふれる魅力ある施設になるように、 この視察を教訓にして、市民の皆さまに愛されるような施設になるようにしていこうと思います。 (いけだ) 【16面】 ------------------------------------------------------- 議会報告会 ------------------------------------------------------- 11月9日に東公民館で開催しました議会報告会に、多数ご参加いただきありがとうございました。 開催日 2020年1月25日(土曜日) 時 間 午前10時〜正午(開場:午前9時30分) 会 場 男女共同参画センター 学習交流室1 A・B(ソリオ2、4階)     ソリオ2は阪急宝塚駅改札を出て右に徒歩1分 内 容 12月定例会の報告 ※一時保育を実施しています。申し込みは1月16日(木曜日)まで。 また、手話通訳、要約筆記は1月9日(木曜日)までにご連絡ください。 参加無料 申込不要 皆さまのご参加をお待ちしています。 問い合わせ 議会事務局 議事調査課 電話:0797-77-2168 ファックス:0797-74-6902 電子メール:m-takarazuka0178@city.takarazuka.lg.jp ------------------------------------------------------- 12月定例会を傍聴しませんか ------------------------------------------------------- 市議会の本会議や委員会は一般に公開されており、どなたでも傍聴できます。 議員の活動や市政の動向等を知る機会でもありますので、ぜひ傍聴にお越しください。 本会議(傍聴席は84席)の受付は市庁舎4階本会議場、委員会(傍聴席は10席程度)の受付は市庁舎3階議会事務局です。 開催中の12月定例会の日程は、下記のとおりです。 12月9日 月曜日 議会運営委員会 12月10日 火曜日 本会議(一般質問) 12月11日 水曜日 本会議(一般質問) 12月12日 木曜日 本会議(一般質問) 12月13日 金曜日 本会議(一般質問予備日) 12月18日 水曜日 議会運営委員会 12月19日 木曜日 本会議 12月20日 金曜日 本会議(予備日) ■手話通訳・要約筆記 ご希望の方は、障害福祉課へご相談ください。 ファックス:0797−72−8086 ------------------------------------------------------- 議員が議場でAED講習 ------------------------------------------------------- 市議会では10月4日、議場において、心肺蘇生法やAEDの使用方法を学ぶ救命講習を実施しました。 市消防本部救急隊員らの指導を受け、市民の生活と安全を守る意識向上を目指し、全議員26名が真剣に取り組みました。 ------------------------------------------------------- 市議会の情報 ------------------------------------------------------- ◆インターネット 本会議の模様を動画で配信しています。 スマートフォン・タブレットでも視聴可能です。 ◆フェイスブック 本会議や委員会の開催日程のほか、市議会主催イベントの情報などをお知らせしています。 ◆エフエム宝塚 83.5メガヘルツ 毎週2回(月曜日・木曜日)11時55分から5分間、市議会の話題をお届けしています。 また、来年1月20日には、決算特別委員会正副委員長インタビューを放送する予定です。 ------------------------------------------------------- 編集後記 ------------------------------------------------------- ◆今年も残りわずか。 表紙と特集記事は、いよいよ来春にオープンする「文化芸術センター・庭園」です。 新しい年も、身近な議会、読みやすい誌面作り、ニーズにあった情報発信方法を考えていきます。 皆さまのご意見やご感想を、ぜひお聴かせください。(かわぐち) ◆最後までご覧いただき、ありがとうございます。 会期中、各議員はかけはしに掲載しきれない多くの白熱した議論を交わしています。 どれも市民の皆さまの生活に密着した内容です。 これからも関心をお寄せいただき、ぜひ、傍聴へもお越しください。(むらまつ) ※議会報かけはし定例会号は、年4回発行しています。次号は、令和2年2月1日発行予定です。