《宝塚市議会報かけはしテキスト版》 第270号 令和7年(2025年) 12月1日(月曜日)編集発行 宝塚市議会 宝塚市議会報かけはしテキスト版は、宝塚市議会報かけはしの写真や画像、一部表グラフなどを省いてテキスト形式で編集しています。 文書読み上げソフトによっては、正しく読み上げできないこともあります。 誌面へのご意見やご感想は、議会事務局までお気軽にお寄せください。 宝塚市議会事務局 〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 電話 0797-77-2168(直通) ファックス 0797-74-6902 【1面】 ○中学生のトライやる・ウィーク~議会で職場体験やってみた!~  ◯9月定例会の概要 ◯視察報告 ◯松江市・宝塚市 議員交流研修会 【2面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 中学生のトライやる・ウィーク ~議会で職場体験やってみた!~ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 令和7年9月8日と9月10日に、山手台中学校2年生が各3名ずつトライやる・ウィークで議会事務局の仕事を体験しました。 その中で、仕事の一つでもある議会報づくりにも参加し、この記事構成を一緒に考えました。参加した「中学生の声」をお届けします。 議会事務局のイメージは? ◆最初、議会は堅くて議員同士の言い合いがあるようなピリピリしたイメージでしたが、気軽に話ができる人たちがいるところでした。 ◆最初は怖い人やとっつきにくい人が多いと思っていましたが、優しくてどんどん話してくれて、最初とは違った雰囲気でした。 議員との交流(会派控室訪問) 議会のお仕事体験 ◆会議を傍聴したり、議員さんの写真を撮ったりしました。傍聴の中で難しい話もあったけど、自分たちに身近な話は分かりやすかったです。撮るときに少し工夫が必要でした。 ◆急な仕事が入ることもあると知りました。 ◆会議の案内の放送で、すごく緊張しましたが、ミスなく読めたのでホッとしました。 市役所庁内放送で委員会の開会アナウンスを行いました 気付いたこと ◆議場がバリアフリーを考えて造られていることを知りました。 ◆議会図書室には、宝塚ならではの本や議員さんのお仕事に必要な本が置いていて興味深かったです。 ◆宝塚市をよくするために、宝塚市の歴史の本や仕事に関わる本が多いと思いました。 議員との交流 ◆会派控室を回って、議員さんはとっつきにくくて堅苦しいイメージがありましたが、フレンドリーでなじみやすいと思いました。とても緊張しましたが話せて良かったです。 ◆議長さん、副議長さんは2人ともとても話しやすくていい人でした。 仕事体験を終えて ◆身近な生活が仕事につながっていることが分かりました。 ◆議会の中で同じ考えの人たちのグループ(会派)があるのを知りませんでした。一つ一つの部屋にも意味があるのだと感じました。 ◆議場で普段触ることができないマイクや議長席、演壇などで話したり操作したりするのが楽しかったです。 ◆普段の生活だと市役所の1、2階しか行くことがありませんが、4階に来ていろいろ知れて楽しかったです。 常任委員会を傍聴 議場体験 トライやる・ウィークとは 兵庫県では、平成7年の阪神・淡路大震災や平成9年の神戸市須磨区での世間を震撼させた事件をきっかけに、子どもの「心の教育」の充実を図るため、平成10年度から地域に学ぶ「トライやる・ウィーク」が始まりました。 この取り組みは、市立中学校および特別支援学校中等部の2年生が地域や事業所などで職場体験などの社会活動を通して、地域に学び、共生や感謝の心を育むことを目的としています。 学校・家庭・地域が協力しながら中学生の活動を見守っています。 受け入れ先として、議会事務局を含む市役所の他、飲食店や美容院、保育施設などがあり、地域のさまざまな場所で実施されています。 背景色について 「山手台中学校の周りに緑と木が多いので、それをイメージして緑に」という生徒の意見を、誌面に反映しました。 【3面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  9月定例会の議案審議 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 9月定例会では市長から提出された議案、市民の皆さまから提出された請願など74件を審議しました。 主な議案審議の概要についてご報告します。 なお、提出された議案のうち、令和6年度宝塚市一般会計および各特別会計の決算案計7件については、慎重審議を行うため、決算特別委員会を設置し閉会中の継続審査としたので、次号のかけはし定例会号(2月1日発行)でその内容を報告します。 市長提出議案 69件 議員提出議案 3件 請願 2件 ◆常任委員会への主な付託議案等◆ 総務常任委員会 ■令和7年度宝塚市一般会計補正予算(第5号) ■令和7年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費補正予算(第2号) ■宝塚市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて  など 8件(4面) 文教生活常任委員会 ■ 宝塚市学校給食の実施に関する条例の一部を改正する条例の制定について ■令和6年度宝塚市病院事業会計決算認定について ■教育環境の整備をもとめる請願  など 39件(5面) 産業建設常任委員会 ■令和6年度宝塚市水道事業会計決算認定について ■令和6年度宝塚市下水道事業会計決算認定について ■ 工事請負契約((都)荒地西山線道路新設改良工事(その3))の変更について  など 16件(6面) 【4面】 --------------------------------------------------------- 地域生活支援事業等、一般会計予算を増額補正[全員一致可決] --------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和7年度宝塚市一般会計補正予算(第5号) 令和7年度一般会計の歳入歳出予算を、624万円増額するものです。歳出予算では、企画調整事業、地域生活支援事業、私立保育所助成金などを増額、歳入予算では、防災・安全交付金、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金などを増額するものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 重度訪問介護利用者の大学修学支援事業について、支援の項目としては以前からあったが、対象者がいなかったため予算を計上しておらず、今回は対象者がいるため予算を計上しているのか。 答え 大学や保護者等の家族が支援できる場合は予算要求を行わないが、今回は修学に必要な支援を必要とする方が1名いるため、予算を計上した。 問い 保育所等におけるICT化推進事業は令和4年度にも実施されているが、今回改めて補正予算で計上されている理由は何か。 答え キャッシュレス決済に関する機能が本補助金のメニューに新たに追加された。また、令和7年度より国の施設型給付費において、1歳児配置改善加算が新設され、その加算要件の一つとして今回のICTシステムの導入が求められている。この2点が今回当該事業を実施する理由である。 --------------------------------------------------------- 国民健康保険診療所の医科診療時間を拡充[全員一致可決] --------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和7年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費補正予算(第2号) 特別会計国民健康保険診療施設費の歳入歳出予算を245万円増額するものです。 歳入予算では医業を増額し、歳出予算では診療収入を増額するものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 今回の補正予算245万円の積算根拠と現在の診療所の診療時間と今後の予定は。 答え 現在火曜日の終日と、金曜日の午前中が医師不足により閉まっており、火曜、金曜の午前中を開院するため、今回の補正予算を計上した。245万円の根拠は、医師の派遣手数料単価5万円に、10月から来年3月までの火曜、金曜の日数49日を乗じて算出したもの。 --------------------------------------------------------- 宝塚市教育委員会委員の任命に同意[全員一致同意] --------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■宝塚市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて かわかみやすひこ氏を宝塚市教育委員会委員に任命するものです。 ◆主な審議内容◆ 問い かわかみ氏は、本市の教育課題をどのように考えているか。 答え 本市教育環境審議会の委員の立場から、学校の配置の在り方や校区の規模などを課題と認識している。また、教育環境全体を見たときに学校運営にも着手すべき課題があると考えている。 問い 前任者が弁護士であり、法的な問題が分かる人であったが、今回法的な専門性をどのように考え、本市の教育行政として何を重視しているのか。 答え スクールロイヤー制度を導入したことや教育委員会専属の顧問弁護士もいることから、法的な問題には適切に対応できている。今回の選任は、今後教育課程、カリキュラム等を含めて、学びについてしっかり取り組んでいく必要があることから、学校経営も含めた教育課程に知見のある教育関係者が必要と考えた。 【5面】 --------------------------------------------------------- 学校給食費の額を条例から規則で定めることに変更[全員一致可決] --------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■宝塚市学校給食の実施に関する条例の一部を改正する条例の制定について 急激な物価高騰や国の交付金の活用、今後の給食費無償化の動きなどに速やかに対応するため、学校給食費の額を規則で定めることができるよう、条例の一部を改正するものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 市民や議会の意見を反映する機会が減るのではないか。 答え 条例と比較すると市議会の関わりは希薄になる。情報提供することで十分に審議する機会を設けたい。 問い 子どもや保護者へのメリット・デメリットは。 答え 物価上昇や近隣市の状況をぎりぎりまで勘案し、より情勢に適した額にできる。国から示される交付金に対しても柔軟に対応が可能。デメリットは特にない。 --------------------------------------------------------- 令和6年度宝塚市病院事業会計決算を認定[全員一致認定] --------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和6年度宝塚市病院事業会計決算認定について 宝塚市病院事業会計における令和6年度決算について、地方公営企業法の規定により、議会の認定に付するものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 市民が安心できる病院になるために、どのような分野を重点的に強化、改善してきたのか。 答え 収支均衡の目安となる1日290名の入院患者を意識した。また、全診療科で非常勤医師に係る経費の10%を削減できた。 問い 人件費を抑えることができた理由は。 答え 時間外のカンファレンス等を時間内に行うように努め、1回当たりの医師の当直手当を引き下げた。 ◆令和6年度病院事業会計決算の概要◆ 収益的収支(事業運営に係るもの) 収入総額 136億527万4687円 支出総額 137億6349万7142円 差し引き マイナス1億5822万2455円 当年度純利益(消費税等の経理処理後) マイナス1億5,832万9,317円 資本的収支(設備投資に係るもの) 収入総額 9億6318万7193円 支出総額 16億166万9939円 差し引き※ マイナス6億3848万2746円 ※損益勘定留保資金等で補填 --------------------------------------------------------- 子どもたちの健やかな成長には教育環境の整備が急務[賛成少数不採択] --------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■教育環境の整備をもとめる請願 子どもたちの多様なニーズに対応するため、専門スタッフの拡充と、子どもたちが安全で安心して学ぶことができる環境を整えることを求めるものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 専門スタッフの配置やエレベーターの設置には、どれぐらいの予算が必要か。 答え 全てが一度に実現することは難しいと考えており、金額的な換算はしていない。 問い 設備修繕の必要性について、長期に放置されているのか。 答え 放置はしていない。全面的な修繕が困難でも最低限の対応はしている。 ◆各議員の賛否◆ 賛成 おおしまときこ おだたかこ かじかわみさお かわぐちじゅん きたのさとこ きたやまてるあき たなかこう てらもとさなえ みとみちえこ (五十音順) 反対 あさたにあき いけだみつたか いずみゆき いばさとし おおしまちとせ くわはらけんざぶろう さかもとあつし すえながやよい なかのただし なかやまゆうすけ ふじおかかずえ みやけこうじ むらまつあんな もちだちえ もりがのぶよ (五十音順) ◆とみかわこうたろう議長の表決権について 議事は、原則として出席議員の過半数で決定しますが、議長はその表決に加わることができません。賛成と反対が同数となったときは、議長が決定します。 【6面】 --------------------------------------------------------- 令和6年度宝塚市水道事業会計決算を認定[全員一致認定] --------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和6年度宝塚市水道事業会計決算認定について 宝塚市水道事業会計における令和6年度決算について、地方公営企業法の規定により、議会の認定に付するものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 令和元年度から6年連続の赤字となっている。今後の人口減少により、これから5年で2割程度の減収が予想されるが対策は。 答え 料金収入で事業運営に要する費用が賄えるよう令和8年度からの経営戦略の中で示したい。 問い 管路耐震化の進捗は。 答え 令和6年度末で14.4%となり、目標には達していない。次期水道ビジョンでは基幹管路に特化し更新率を上げていきたい。 ◆令和6年度水道事業会計決算の概要◆ 収益的収支(事業運営に係るもの) 収入総額 50億6万625円 支出総額 49億9495万7231円 差し引き 510万3394円 当年度純利益(消費税等の経理処理後) マイナス1億4021万3232円 資本的収支(設備投資に係るもの) 収入総額 15億3380万2815円 支出総額 23億9162万8077円 同意等債収入 2億1280万円 差し引き※ マイナス10億7062万5262円 ※損益勘定留保資金等で補填 供給単価と給水原価(1㎥当たり) 供給単価 令和5年度 152.0円 令和6年度 165.2円 給水原価 令和5年度 186.6円 令和6年度 189.2円 差し引き 令和5年度 マイナス34.6円 令和6年度 マイナス24.0円 --------------------------------------------------------- 令和6年度宝塚市下水道事業会計決算を認定[全員一致認定] --------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和6年度宝塚市下水道事業会計決算認定について 宝塚市下水道事業会計における令和6年度決算について、地方公営企業法の規定により、議会の認定に付するものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 向月町の浸水対策について、詳細設計はどの程度進んでいるか。 答え 現在、修正設計中だが、付近の交通量が多く、難易度の高い設計となっており県と協議しながら進めている。 問い 建設改良費の投資計画の進捗度が目標より低いが。 答え 雨水対策に関しては、難易度の高い設計をする中、予算執行を次年度に繰り越すケースがあり進捗度が上がらない現状がある。 ◆令和6年度下水道事業会計決算の概要◆ 収益的収支(事業運営に係るもの) 収入総額 42億3562万4290円 支出総額 41億8610万5135円 差し引き 4951万9155円 当年度純利益(消費税等の経理処理後) 1634万6967円 資本的収支(設備投資に係るもの) 収入総額 12億7388万5755円 支出総額 27億386万9376円 翌年度繰越額 897万5000円 差し引き※ マイナス14億3895万8621円 ※損益勘定留保資金等で補填 使用料単価と汚水処理原価(1㎥当たり) 使用料単価 令和5年度 96.8円 令和6年度 96.9円 汚水処理原価 令和5年度 116.1円 令和6年度 117.0円 差し引き 令和5年度 マイナス19.3円 令和6年度 マイナス20.1円 --------------------------------------------------------- 都市計画道路荒地西山線の工事契約を一部変更[全員一致可決] --------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■工事請負契約(都市計画道路荒地西山線道路新設改良工事(その3))の変更について 現地状況等を踏まえた受注者との協議により工事内容に変更が生じたことから、契約金額を5827万300円増額し、5億5701万300円に変更するものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 今回の変更による工期への影響はないか。 答え 今回の変更契約では、工期延長は行わない。ただ、この変更とは別に湧き水の問題があり、その対策のために追加工事が発生し工期が延びる可能性がある。 問い 今回の変更工事でコンクリート擁壁を撤去するが、近隣住民への影響は。 答え 工事中に通行止めが生じる場合もあるが、仮設道路設置等の対策を講じる。 【7面】 --------------------------------------------------------- その他の賛否が全員一致した議案 --------------------------------------------------------- ◆市長提出◆ ■名称/結果 令和7年度宝塚市特別会計介護保険事業費補正予算(第2号)[可決] 宝塚市個人番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について[可決] 宝塚市議会の議員及び宝塚市長の選挙における選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例及び宝塚市議会の議員及び宝塚市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例の制定について[可決] 宝塚市立子ども発達支援センター条例及び宝塚市立身体障碍者支援センター条例の一部を改正する条例の制定について[可決] 宝塚市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について[可決] 宝塚市火入れに関する条例の一部を改正する条例の制定について[可決] 財産(救急自動車)の取得について[可決] 財産(高度救命処置用資機材)の取得について[可決] 公の施設(宝塚市立中山台コミュニティセンター等)の指定管理者の指定について(32件)[可決] 公の施設(宝塚市総合福祉センター)の指定管理者の指定について[可決] 公の施設(宝塚市立大型児童センター及び宝塚市立老人福祉センター)の指定管理者の指定について[可決] 公の施設(宝塚市立西谷児童館及び宝塚市立地域利用施設西谷会館)の指定管理者の指定について[可決] 公の施設(宝塚市立国際・文化センター)の指定管理者の指定について[可決] 公の施設(宝塚市立農業振興施設)の指定管理者の指定について[可決] 公の施設(宝塚市立宝塚園芸振興センター)の指定管理者の指定について[可決] 市道路線の認定及び認定変更について[可決] 市道路線の認定、認定変更及び全部廃止について[可決] 市道路線の認定について(3件)[可決] 宝塚市固定資産評価員の選任につき同意を求めることについて[同意] 宝塚市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について[可決] 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて[適任] ◆議員提出◆ ■名称/結果 議席の一部変更について[可決] 市議会の権限に属する事項で市長が専決処分することができる事項の指定について[可決] 議員の派遣について[可決] --------------------------------------------------------- 請願 --------------------------------------------------------- ■名称/結果 宝塚市立病院の名称変更についての請願[取り下げ] --------------------------------------------------------- 陳情 --------------------------------------------------------- ■名称/所管委員会/結果 宝塚市消防本部における新生児搬送用保育器の配備についての陳情/産業建設常任委員会[結論を得ず] --------------------------------------------------------- 請願・陳情の提出方法 --------------------------------------------------------- 市の行政について、意見や要望があるときは、市議会に請願や陳情を行えます。議員の紹介があるものを「請願」、ないものを「陳情」として取り扱います。 ◆作成方法について  ①日本語で作成  ②宛先は宝塚市議会議長   ③件名・趣旨・項目、提出年月日、請願者・陳情者の住所(法人、団体の場合はその所在地および名称)を記載  ④請願者・陳情者(法人、団体の場合は代表者)の署名または記名押印   ⑤請願書の場合は、紹介議員(1名以上)の署名または記名押印 ◆提出方法について  ①書面で提出(議会事務局へ持参)  ②紹介議員へ電子メールで提出(請願のみ)  ③兵庫県電子申請共同運営システムで提出  ④郵送(陳情のみ。原則、議長供覧となり、審査は行われません。) ※提出時期により、審査される定例会が異なりますので、お問い合わせください。 ◆会派異動 おだたか子議員が、たからづか真政会から無所属に異動しました。(9月5日付) ◆委員会の構成が変わりました ・議会運営委員会 ・議会改革検討委員会 ・広報広聴委員会 【8面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  一般質問 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 一般質問では、議員が市政全般におけるさまざまな課題を積極的に取り上げ、市や教育委員会などの考え方、取り組み姿勢、今後の方向性などをただします。 9月定例会では、23名の議員が一般質問を行いました。 ここでは、その要旨を掲載します。 ■シニアライフが充実するまちに たからづか真政会 あさたにあき 【介護予防の重要性の認識】 問い 自立支援インセンティブ事業の対象者は。 答え 要支援認定者が対象だが、要介護認定者にも広げることを考えている。 問い 訪問型サービスについて、地域ボランティア団体等が生活支援を行えるようになったが、事業者の手が届きにくい西谷地域における地域団体の登録状況は。 答え 西谷地域を受け入れる団体の登録が課題である。サービス提供体制が構築できるよう地域の方々に事業の担い手になってもらえないか働きかけを行っている。 意見 大人も高齢者も未来がある。10年、20年先に宝塚に住んで良かったと思ってもらえる取り組みを。 【高齢者の移動支援】 問い 支援の必要性は。 答え 移動手段の確保は、高齢者に限らず、市民が安全・安心に生活するために重要である。今後も福祉と交通の各施策の連携について国の動向を注視していく。 問い 高齢者バス・タクシー運賃助成事業の見直しを行うほど、財政難の理由は。 答え 新ごみ処理施設建設と病院の建て替えが同時期になった等が挙げられる。 意見 福祉と公共交通部門が連携し、財政負担を軽減する代替策の検討を。 ■災害に備えた事業者連携 公明党議員団 みやけこうじ 【総合防災課が進める事業者との連携について】 問い 事業者連携の現状は。 答え 市内事業者を中心に、災害時に必要な食料や飲料水、生活必需品などの物資供給、インフラの応急復旧、医療福祉などのさまざまな分野で57件の協定を締結している。 【上下水道局が進める事業者連携】 問い 大規模災害時は市内の事業者が頼りとなる。平時からうまく連携をつくり、市内事業者との計画づくりを期待したいが。 答え 市内水道事業者で構成される宝塚水道工事業協同組合とは、災害時に緊密に連携する必要があるため、平常時から漏水の緊急対応において連携している。災害時にもその経験を生かし、同様に対応していければと考えている。 【花屋敷グラウンド周辺整備について】 問い 周辺整備基本構想案発表から長い時間が経過し、地域の要望も変化している。地域の声をもう一度しっかり聞いた上で、一度案を白紙にしてでも、周辺整備の在り方そのものを見直してほしいが。 答え 議会の協力も得て、近い将来、さまざまな提案を行いたい。 ■一層の熱中症対策を 公明党議員団 さかもとあつし 【熱中症対策について】 問い 市内の救急搬送数は。 答え 本年は197件。全国では増加傾向だが、本市では昨年より減少している。 問い 搬送の半数を占める高齢者への周知は。 答え 事業者や地域包括支援センターの協力によりポスター作成やチラシ配布を行っている。 問い 市職員への対策は。 答え 改正労働安全衛生規則が施行され早期発見や重篤化防止に取り組んでいる。 問い 子ども議会でウォータークーラー設置を求めた質問があった。コロナ禍には全小・中学校にウォーターサーバーが設置されていた。再度設置を検討しては。 答え 先進自治体の例を参考に効果的な熱中症対策、水分補給の方法を検討する。 【デジタル障害者手帳アプリの活用】 問い アプリが利用可能な市内の公共施設は。 答え 手塚治虫記念館や文化芸術センターなど。 問い アプリの周知は。 答え 利便性が高いと認識しており、国でも一部で活用推奨されている。国の動向を注視し啓発を検討する。 意見 中央図書館の駐車場割引も利用でき、周知が大切。ホームページやハンドブックに掲載を。 【9面】 ■令和6年度事務事業見直しの進め方 ともに生きる市民の会 かじかわみさお 【対話を重視した事務事業見直しを】 問い 見直し対象事業の当事者へは丁寧な説明が必要ではないか。 答え 事務事業見直しを含む行財政改革のための取り組みについては、市議会や市民との対話により実現できるものと考えている。そのため対象事業の当事者や関係団体の方々に対して、積極的に対話を行っていく。 【職員配置の適正化】 問い 現在の職員配置は適正だと思っているか。 答え 職員配置については毎年行っている各部局へのヒアリングにより、各職場の状況を把握し、職員採用を行っていることから、実態と計画に沿った適正な職員配置ができていると考えている。 問い 地域児童育成会の支援員などの欠員職場についての対応は。 答え 欠員の見込みが生じた時点で早急に採用試験を実施し、早期の欠員解消に努めている。職種によっては十分な応募がない場合があるが、再度採用試験を実施するなど欠員の解消に努めている。 意見 職員を適正配置することは事務処理ミスをなくし、市民サービスの向上に資するものと考える。 ■給食の牛乳やパン選択制の通知を正しく 日本維新の会宝塚市議団 いばさとし 【ロジックモデルの導入】 問い ロジックモデルを活用した評価設計の導入の考えは。 答え ロジックモデルの可能性は認識しており、事務負担が増大しない範囲で、効果的な事業評価の在り方を検討する。 意見 なぜその事務事業をするのかという部分と問題点に対する原因の部分を明確に。 【健康被害救済制度をつながる支援に】 問い 新型コロナウイルスワクチンの接種により健康被害を受けた方に対する支援や情報提供は。 答え 予防接種の副反応等の相談があれば、症状等を丁寧に聞き取るとともに、必要に応じ福祉制度の窓口へつないでいる。遅発性等の症状で受診が必要な場合は県が整備する専門医療機関の情報提供を行っている。 【選べる学校給食】 問い 牛乳やパンの選択制を保護者に通知しているか。 答え 年度当初の給食に係る通知において、食物アレルギーや乳糖不耐性その他家庭の事情等により停止希望の場合には学校に相談するよう周知している。 意見 学校への相談ではなく、申請書等の書面を整備し、明確に周知を。 子どもにとって最善の利益を たからづか真政会 もちだちえ 【行財政経営方針に基づくまちづくり】 問い 職員のパラレルキャリアについての考えは。 答え 役所組織の価値観だけでなく職員の私的な面を伸ばすことにより、組織運営によい影響があるように今後の人事行政を進めたい。 問い 市民から新しい課題が示された場合、組織としてどう対応するのか。 答え 職員が日々感じている課題、アイデアを会議の場などにおいて共有できるような運営を行い、政策の積み上げを図りたい。 【宝塚市の教育の現状】 問い 学校の給食現場を見て、どのように感じたか。 答え 子どもたちが給食の時間を楽しめるように、当日メニューの発表や放送など工夫されていた。 意見 楽しい給食ができていない学校もあるという視点を持って確認を。 問い 働き方改革による子どもの体験等への影響は。 答え 働き方改革が子どもにとってマイナス要素になってはならないと考える。体験が減少した分、子どもたちに何が還元できるか、教育の本来あるべき本質を見極め、取り組んでいく。 意見 子どもにとって最善の利益を徹底的に追及してほしい。 ■発達障がいへの理解と支援充実を 日本維新の会宝塚市議団 なかやまゆうすけ 【発達障がい支援】 問い 発達障がいに関する最新知識を、どのようにして教職員へ届けているか。 答え たからづか支援学校のセンター的機能を活用し、研修や会議を行っている。 問い 不登校の子は放課後等デイサービスを利用できないという通知は適切か。 答え 不登校の方もこの制度を利用し療育を受けられるよう国の方針が変わった。丁寧に説明していきたい。 問い 大人の発達障がいへの支援体制は。 答え 丁寧に状況を聞き取り、各種手帳や相談支援機関の案内を行っている。 【校則の在り方】 問い 生徒が自ら校則を作る取り組みは進んでいるか。 答え 全校生徒による学級活動で校則を見直し、校則改訂を実現した学校もある。 問い 明文化されていない「見えない校則」の改善は。 答え 具体的な例は把握していないが、動向を注視していく。 【個別最適化された学び】 問い 個別最適化された学びを実現するための方策は。 答え 理解度に応じて学習内容や方法を柔軟に設定し、ICTを活用した学習の個性化を進めている。 意見 他市の実践例を参考に、教育の再構築を。 【10面】 ■誰もが生き生きと暮らせるまち、宝塚へ 日本共産党宝塚市会議員団 みとみちえこ 【多文化共生のまちづくり】 問い 本市においても外国にルーツを持つ方々が増えている。学習の遅れや孤立感を抱える子どもへの支援、保護者同士の橋渡しは。また、教員側の多文化理解に関する研修の取り組みは。 答え 保護者との橋渡しとして家庭訪問や懇談会で通訳や説明を行い、学習の遅れや孤立が生じないよう努めている。多文化共生理解促進のため、外国人児童生徒の学習保障をテーマとした研修会を実施している。 【高齢者バス・タクシー運賃助成制度の存続を】 問い 行財政改革に関する中間報告では、見直しを検討する事業の一つに、この運賃助成制度が挙がっている。代替案は検討しているのか。 答え 一つの事業を見直して、代わりに新しい事業をするという考えではない。健康寿命延伸、社会参加促進など、個人ではなく全体に波及する施策へと転換をしていきたい。 意見 財政難は理解するが、高齢者の移動の自由、人の尊厳を守る施策として、運賃助成制度の継続を強く求める。年を重ねても、誰もが安心して暮らせる「支え合いのまち、宝塚」の実現を心から願う。 ■財政再建のため省インフラを 公明党議員団 なかのただし 【公共施設(建物施設)保有量最適化方針におけるコミュニティー施設】 問い 共同利用施設の削減についての進捗状況は。 答え 在り方を検討し、5年後の後期期間に取り組む。 問い 地域コミュニティーの機能は残すべきでは。 答え 施設の地域への譲渡や他の公共施設との複合施設化等も検討していきたい。 問い 公共施設の機能統合を検討する上で、学校施設の利用が大切では。 答え 庁内組織の公共施設マネジメント推進会議で再編方針の検討を進めている。 【メタバースが開く行政サービス】 問い インターネット上の仮想空間メタバースを行政サービスに活用する事例が増えているが本市の対応は。 答え 急速な技術の進展や他自治体の事例を注視し研究していく。 意見 宝塚で生まれ育ち、宝塚のまちのためにと願い、この分野で起業した方もいる。他市の積極的取り組みを参考に、未来への投資を。 【包括連携協定で安全安心なまちづくりを】 問い 連携協定で事業者のバイクのドライブレコーダーを防犯カメラとして活用できないか。 答え 可能性を検討する。 ■子どもが未来へと伸びていける教育環境 結志の会・たからづか改革の道 いずみゆき 【学級運営体制の検討】 問い 担任制と学年担任制のメリット・デメリットは。 答え 担任制は1人の担任が長時間子どもに関わるため、児童理解や保護者との関係づくりに強みがあるが、業務が担任に集中しやすい。一方、学年担任制は複数の教職員で子どもを見守るため、負担の分散や多角的な理解につながるが、児童生徒や保護者との関係性が薄れる恐れがある。 問い 先進的な取り組みをしている小学校では、教職員が共通理解を持つ時間を確保するため、40分授業や午前中に5時間目までの授業を実施し、下校時間が早まっている。本市で実施した場合、地域児童育成会等の受け入れは可能か。 答え 十分に対応可能。 問い 柔軟な時間の使い方により、子どもたちの成長や学校の特色に応じた学びを保障できる。市の考えは。 答え 2030年には次期新学習指導要領の改訂がある。各校長等と話しながら、柔軟に対応していきたい。 意見 40分授業で午前中に5時間目までの授業実施や学年担任制など、学校全体で子どもを見守る体制づくりが大切。本市でも同様の取り組みをする学校があれば、市も協力してほしい。 ■市民の「いのちとくらし」を守るために 日本共産党宝塚市会議員団 たなかこう 【自殺防止に全力を】 問い 不登校から見えるSOSにどう応えるのか。 答え しんどさを抱える子どもに寄り添い見守る支援には、子どもの状況に応じて挑戦していくことをサポートすることが重要であると考え、不登校児童生徒の心理的安全・安心を保障する居場所づくりに力を入れている。教育支援センターや各学校内に別室を設置し、これらの支援を通じて子どものSOSを受け止め、適切な支援につなげていく。 問い 海外で生成AIの利用をきっかけに少年が自ら命を断つ事例があったが、AIの影響への認識は。 答え 本市の児童生徒用タブレット端末では生成AIは利用できないが、日常でAIに触れる機会が増えていることから、学校では、情報モラル教育を通じてAIの得手不得手について理解を深める機会をつくることが重要だと考えている。 【国民健康保険税の軽減】 問い 国民健康保険税の引き下げを必要な施策として認識しているか。 答え 負担軽減を図る必要性を十分理解しており、新たな公費の投入や国の負担割合の引き上げ、子育て世代の保険税負担軽減拡大などを国へ要望している。 【11面】 ■市営住宅に安心して住めるように たからづか真政会 おおしまちとせ 【市営住宅について】 問い 市営住宅における入居者トラブルで、市だけの対応が難しい場合、どのように対応しているのか。 答え 警察に対応可能か確認したり、今後の対応について相談したりしている。また、法律的な観点から検討するため、弁護士相談を行うなどして対処している。 問い 市内でも孤独死が発生している。安否確認などを目的として、単身世帯の把握など、自治会との情報連携はできないか。 答え 入居の際は緊急連絡先を登録することになっている。自治会員のどなたかを緊急連絡先に登録することで情報連携ができると考える。 【地域猫活動について】 問い 本市は、他市に比べると捕獲する猫の数が少ない。PR不足ではないか。 答え 地域猫活動や手術の内容が分かるチラシを作成している。今後、市ホームページへの掲載や、公共施設、動物病院などに配布し、広く知ってもらいたい。 問い 手術費用だけでなく、捕獲・搬送支援費用の助成の検討は。 答え 捕獲・搬送支援費用の助成も含めた他の自治体の取り組みについて今後研究していきたい。 ■健康を守るための負担軽減策の推進を ともに生きる市民の会  かわぐちじゅん 【医療行為以外の患者負担の軽減を】 問い 市立病院への移動の実証実験の結果と課題は。 答え 一定の需要は確認できたが、利用実績等から直ちに本格的な運行は困難。 問い 待ち時間の把握は。 答え 患者満足度調査により把握。診察時の平均待ち時間は他病院より15分短い。 意見 医療行為以外の患者負担を最小限にし、療養に専念できる環境づくりを。 【健康を守るため通学時の荷物の軽減を】 問い 通学時の荷物の重さの把握と軽減の取り組みは。 答え 全国平均で4から6キログラム。来年度からモニターとキーボードを分離できる端末を導入予定。 問い 健康への影響と重さについての市長の考えは。 答え 大きな危惧を感じる。教育委員会と連携し、真摯に研究を進める。 意見 大人が環境を整えるべき課題と考える。 【共働き家庭の負担軽減を】 問い 育成会の長期休業中の昼食提供の進捗は。  答え 今年度は市内23校中14校でイベント的に実施。 問い 阪神間の導入状況は。 答え 尼崎市、川西市、芦屋市、伊丹市で実施。 問い 保護者のニーズは。 答え 約98%が実施希望。 ■香害をなくす 人権尊重の観点から重要 市民ネット宝塚 てらもとさなえ 【香害と学ぶ権利・知る権利・参政権の保障】 問い 全国1万人の児童生徒を対象にした学術調査の結果、学校で香害による体調不良を起こした子どもが約10%、不登校傾向にある子どもが約2%と判明。どう対策に取り組むか。 答え 教職員や保護者へ通知、給食白衣の自由化や独自調査を実施。対策マニュアルを見直し、引き続き効果的な周知啓発に取り組む。 問い 図書への移香で図書館利用困難な人への対策は。 答え 香りへの配慮をポスター等で啓発し、市民団体主催のパネル展も開催した。強い香りの本は外気にさらして消臭し誰もが安心して利用できる図書館を目指す。 問い 香害に配慮したフレグランスフリーの投票所設置は。 答え 空気清浄化装置の設置による効果の検証はできていないが、今後、対応策の実施に向けて検討する。 意見 大事な権利が損なわれている事態を理解し、クリーンな市役所へ。 【性犯罪から子どもを守る】 問い 学校園や児童福祉施設等での盗撮防止対策は。 答え 校内研修、密室状態の回避、施設内の定期点検など、教職員が一丸となり未然防止に取り組んでいる。 ■子どもや若者を切れ目なく支援・応援を 公明党議員団 ふじおかかずえ 【プレコンセプションケア】 問い 啓発のためのホームページの公開予定は。 答え 年度内の公開を目標にしている。 【第2次宝塚市教育振興基本計画(後期計画)策定】 問い 具体的な取り組みは。 答え アクティブラーニングを引き続き進め、次期学習指導要領の中核となる探究的な学びを取り入れる研究も進めていく。 【子ども・若者総合相談機能の充実・強化】 問い 現在の支援体制は。 答え 関係する部署間の連携により、居場所づくりや社会参加の促進、自立支援に取り組んでいる。 問い 切れ目のない支援・応援体制が必要では。 答え 優先順位の高い青少年や現役世代の支援策をしっかり考えていく。 意見 子ども・若者を丸ごと守るシステムの構築を。 【平和学習の在り方】 問い 語り部の高齢化などの課題解決に向けた具体的な考えは。 答え 新たな担い手の発掘や、広島、長崎、沖縄での平和学習など多様な学習方法を検討する必要がある。 意見 発達段階に応じた伝え方を考え実践していくのが教育委員会の重要な役割である。前向きに検討を。 【12面】 ■次世代への平和継承を ともに生きる市民の会 おおしまときこ 【戦後80年、私たちは何をすべきか】 問い 戦後80年を迎え、市として平和の継承をどのように行うか。 答え 世界の恒久平和を願う平和の鐘の打鐘等、平和に対する思いや関心を深める事業を推進していく。 問い 記憶の継承を行う語り部を教育委員会としてどう考えるか。 答え 語り部の高齢化は大きな課題だと認識している。新たな担い手の発掘や、高齢の方の記憶をデジタル教材として残し、多様な学習手法を検討していく。 【中学校部活動地域移行】 問い 文化芸術系の部活動全般の進捗状況は。 答え キャリア教育や着付け等、これまでになかった活動種目に取り組む団体の設立が見込まれている。 問い 吹奏楽部の練習場所、楽器の使用、市助成金についての検討状況は。 答え 収益性のない団体で、部活動ガイドラインの遵守等を誓約した団体には、学校施設の開放や楽器などの備品を無償で貸与する。助成金については現時点では想定していないが、地域移行に係る補助制度創設を国や県に要望し、市民や企業にも寄付を呼びかけるなど、支援の輪を広げていく。 ■行動変容を促すため新しい技術の導入を 日本維新の会宝塚市議団 もりがのぶよ 【広聴AIを活用したソーシャルマーケティング】 問い 届いた市民の声を一カ所に集約していないのか。 答え 市民相談課に寄せられた意見はデータと紙で保存しているが、担当課に寄せられた意見の保存は各担当課の判断となっている。 問い 広聴AIを活用し市民の意見を収集する取り組みを行う予定は。 答え データ抽出の仕組みが不透明で信頼性の確認が難しい、SNS利用層の偏りや発言真意の確認が難しい等の課題を踏まえた上で、他市の実用事例を研究する。 問い 市の問題を市民と共有し行動変容を促す施策策定に、ソーシャルマーケティングを導入する方針は。 答え マーケティングの手法で社会課題の解決を図るこの手法は、市民と課題を共有し行財政改革を進める本市の姿勢と方向性は同じだが、行動変容の成果設定などに課題があると考える。 問い 広聴AIを生かしたソーシャルマーケティングを行う予定はあるか。 答え 多様な市民の声を反映するのに有効だが、信頼性などの課題もあり、現時点で実施予定はない。 意見 AIを活用した手法により、全体的な視点で業務を整理しスリム化を。 ■子どもの安全と市政改革、信頼の市政へ たからづか真政会 くわはらけんざぶろう 【行財政改革】 問い 行財政改革の先にある本市の将来像は。 答え 市民が安心して暮らせるまちを目指す。本市の財政状況を鑑み、中長期的な収支均衡を目指してスピード感を持って取り組む。 【「育成会の安全」子どもの命を守る体制づくりを】 問い 育成会で指導員が持っていた熱いお茶が児童にかかり大やけどを負う事故が発生した。応急対応や事後対応が不十分で本市の信頼を損なう結果となった。事故防止に向けた全市的な安全対策は。 答え 危機管理対応マニュアルを一部改訂し、全地域児童育成会に共有した。また、消防本部職員を講師とし、やけどへの応急救護の講義を研修に追加した。来年度は判断能力向上を目的とした研修を実施する予定。 意見 2年前にも同様の事故が起きており、教訓が生かされていない。火気類の使用禁止や動線分離等の対策が必要。 【道標の保存と活用】 問い 売布神社駅北側の道標が撤去対象とされ、市民から保存を求める声がある。歴史的資産としての保存、活用をどう考えるか。 答え 価値あるものを後世に引き継ぐ方法を検討する。 ■市立病院 建て替え進捗と市民の願い 無所属 おだたかこ 【たからづかモデルに向け】 問い 強みの診療科目や特色、効率的な動線と配置など課題は山積。計画スケジュールや連携の検討状況は。 答え 計画策定が1年遅れたが、令和13年度中の開院を目指す。10月からの市民と専門家による懇話会などで検討内容への意見を請う。 問い 既存棟の改修活用は。 答え 回復期病院誘致案や施設統合の検討をしている。 問い 物価高で建築費が高騰しコスト削減も重要。優先順位や複数プランを比較検討する時期を設けるか。 答え 指摘のとおり認識し、バランスを考え検討する。 意見 多世代に優しい受付や市民用保育室も検討を。交通課題も乗車率を改善し、各線を減らさず維持を願う。 【公共交通 昨年実施した実証実験のその後について】 問い 市立病院へニーズは。 答え いずれの地区でも一定の需要が確認できた。 問い 年度内に3地域を検証する公共交通専門機関が、道路状況や需要を分析し市へ提案。市はそれを地域住民と検討し、どの地域に何が導入可能か判断するのか。 答え そのとおりである。 意見 年度末の検証結果を待つが、地域の意見も聞き交通空白地の解消と高齢者と住民の移動手段確保を。 【13面】 ■中山台ニュータウン再生事業 市民ネット宝塚 きたやまてるあき 【土砂災害対策】 問い 中山五月台6丁目2番の防災対策工事の実施は。 答え 来年度に落石防護柵工などの設置に向けた詳細設計業務を実施予定。 【中山台ニュータウン】 問い 旧中山五月台小学校・幼稚園の有効活用は。 答え 昨年度にサウンディング調査を実施し、一定の市場性があることを確認した。現在、跡地の利活用に関する地域や市の計画、利活用の方針等を示した旧中山五月台小学校等跡地利活用方針を市ホームページに掲載している。来年度には公募型プロポーザルを実施し、事業者選定を行う予定。 問い 小中一貫校の導入は。 答え 中山台地区教育環境適正化検討委員会において議論を進めている。中山台ニュータウン再生事業と連携し、新たなまちづくりと一体となった小中一貫校の検討が必要と考えている。 【武田尾駅および駅周辺の防犯対策】 問い エレベーター設置に伴う防犯対策は。 答え JR西日本からは、防犯カメラをエレベーター内に1基、改札がある2階に2基設置予定と聞いている。駅前のロータリー付近には、市が設置した安心・安全カメラが1基ある。 ■道標を保全しまちの魅力を後世へ 市民ネット宝塚 きたのさとこ 【史跡の保全とまち歩き】 問い 昔ながらの道しるべ(道標)の維持管理は。 答え 道標は道路施設の維持管理対象外だが、交通の支障となれば撤去する。文化財として後世へ引き継いでいく方法も検討する。 問い 「歩く史跡」である道標の保全への見解は。 答え 貴重な地域の財産の一つとして保全する取り組みがまちの魅力を持続する原動力になると考えている。 【多文化共生社会の実現を】 問い LGBTQプラスの啓発リーフレット「ありのままに自分らしく生きられるまち宝塚」改訂後の取り組みと今後の課題は。 答え 改訂版ではカミングアウト、アウティングの項目を追加した。学校、病院の対応など課題は多い。今後も引き続き啓発に努める。 問い 市立病院では診察券の性別表記を廃止し、同性パートナーを家族として扱うが、他病院でも同様の取り組みができないか。 答え 市内病院連絡会議で市の取り組みを伝えていく。 問い 外国人差別等のない市民の安心を支える多文化共生のための市の見解は。 答え 国籍問わず、さまざまな文化を持った私たちが共生していくことは必須だと思っている。 ■持続可能で公平な仕組み設計が必要 結志の会・たからづか改革の道 すえながやよい 【宝塚市一般廃棄物処理】 問い 新ごみ処理施設の建設費に係る事業債の償還期間を20年から30年に引き延ばすことによる市民負担をどのように認識しているか。 答え 将来施設を利用する世代を含め、市民に公平に負担してもらい、市民負担の平準化を図っていく。 問い 施設建設後の基幹改修工事の想定額30億円は財政見通しに入っているか。 答え 工事の詳細が分かった時点で速やかに反映していきたい。 意見 人口減少が進み、将来世代に大きな負担がかかる。手数料などの収入を積み立てる基金創設やごみ袋有料化の模索を。 【持続可能な学校給食の在り方】 問い 児童生徒数が減少した小規模校の給食調理場の統合など、調理体制の効率化の可能性は。   答え 受け渡し用プラットフォームの新設、給食配送専門のトラックや運転手の確保など複数の課題がある。 問い 市立病院などの公共施設の建て替えに合わせて給食調理場の在り方を検討する可能性はあるのか。 答え 今後の時代に合うのかを毎回考えていく。全ての可能性を排除するつもりはない。 ■待機児童ゼロ、スピード感持って実施を 日本維新の会宝塚市議団 むらまつあんな 【放課後児童クラブ】 問い 待機児童解消のための新たな手法の検討状況は。 答え 民間放課後児童クラブの公募、地域児童育成会の定員拡充や校区外利用の検討、新しい放課後の子どもの居場所づくり、夏期臨時地域児童育成会の継続開設などの検討を進めている。 問い 夏休み後に放課後児童クラブを退所する児童が一定数いる。夏期臨時地域児童育成会のみ利用申請ができれば、保護者の申請負担軽減と年度当初の待機児童数減少につながるのでは。 答え 来年度は地域児童育成会と夏期臨時地域児童育成会の利用申請一元化の検討を進めている。 【財政シミュレーション】 問い 10年後の介護保険事業費への繰出金を43億2千万円と試算しているが、本市は一人当たりの給付費が高く、75歳以上の人口増加割合も国を上回る。想定が控えめではないか。 答え 今後の人口推計は、令和12年が最大となる見通し。高齢者の健康寿命を延ばす施策で、介護給付費を縮減していきたい。 意見 元気な高齢者を増やすことが市の財政改善にも寄与する。高齢者の生きがい創出が市の課題解決につながるような施策を望む。 【14〜15面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆ 視察報告 ◆◆◆◆◆◆◆◆ 市議会では、調査・研究活動の一環として先進自治体の視察調査を行い、政策提案等につなげています。今号では、2つの常任委員会の視察内容を参加議員が報告します。11月に実施した総務常任委員会の視察報告は次号に掲載します。 ◆文教生活常任委員会◆ -------------------------- 8月21日 神奈川県川崎市 育ちを支える子ども夢パーク -------------------------- 川崎市にある「子ども夢パーク」は子どもの育ちを支える場。年齢や障がいの有無に関係なく、誰もが自分のペースで過ごし「やりたい事を自分で決める」ことを大切にしています。 開設当初、地域には1300人の不登校児童が存在し、子どもたちが安心して過ごせる居場所が求められていました。地域や保護者から安全や騒音等への不安や反対の声がありましたが、年に一度の意見交換会や町会との親睦会を開催し、NHKや新聞等でも紹介されることで理解を広げました。 遊具は大人と子どもが協力して手作り。遊びを通じての自己表現を育みます。 また、施設では、不登校は子どもの責任ではなく社会全体の課題と捉え、子どもに寄り添う姿勢を大切にしています。 子どもたちの見守りに徹するスタッフの姿勢は、不登校や発達課題のある子どもにとっても安心して過ごせる、「ここに居てよい」とのメッセージを実感できるものでした。 制度や枠に縛られず現場の声を取り入れ、子どもの最善の利益を優先する運営の在り方は、宝塚においても参考にできる取り組みだと考えます。 (おおしまちとせ) -------------------------- 8月22日 東京都八王子市 電子書籍サービスの導入 -------------------------- 東京都八王子市では、市立図書館の利用者向けに、電子書籍サービスを導入しています。 これは、「読書のまち八王子推進構想」の「いつでも、どこでも、だれでも、自主的に読書活動を行うことができるよう、市民・市民団体・事業者・教育機関・行政などが連携して環境の整備を図り、積極的に読書活動を推進する」という指針に基づき、2018年から運用を開始したものです。 このサービスの特徴として、文字拡大機能や読み上げ機能を備え、近隣に図書館がない地域でも24時間いつでも電子書籍を借りて読むことができます。 また、雑誌閲覧サービス、読み放題パック、青空文庫、市独自の資料提供といった多様なコンテンツを提供。高齢者向けのスマートフォン操作講座なども実施し、デジタル機材の利用促進に取り組み、高齢者や障がい者など、幅広い市民が生涯にわたって読書に親しむことができる環境づくりを進めています。 本市においても、このような事例を参考にして、図書館利用の意義を広めるとともに、利便性向上の取り組みを検討していく必要があると思います。 (みとみ) ◆産業建設常任委員会◆ -------------------------- 7月31日 神奈川県横須賀市 民官連携による公園管理と活用 -------------------------- 横須賀市では、民官連携による公共施設・パークマネジメントが進んでいます。 野比海岸の「ジハングンヨコスカ」は、SNSで映えるモニュメントを置いたアート&フォトスポット。大きなお金をかけず、少しの「いいな」を提供するスポットにすることで赤字を解消した取り組みは、示唆に富んでいました。 旧市営田浦月見台住宅は、リノベーション後に店舗と住居を併設した「なりわい居住のまち」として入居者を集めていました。 この事例で参考になる点は、ターゲティングの視点です。「どういった属性の人にこの施設に入ってほしいか」を明確化し、対象者にとって魅力的な場にしようとする取り組みでした。 公園の管理では、各公園の「公園レベル」を設定し、レベルごとに適切な役割を割り振ることで、全ての公園に対して総花的な取り組みがされることを防いでいます。現地視察を行った三笠公園は、公園内をエリア分けし、それぞれに独立した集客を行いつつ、来場者の相互作用を狙うという明確なイメージを持って改修工事が進んでおり、まさに本市の公園が進むべき方向性であると感じました。 (なかやま) -------------------------- 8月1日 静岡県浜松市 下水道事業のウォーターPPP -------------------------- ウォーターPPPとは、水分野の公共施設を対象とした新しい官民連携方式。具体的には、上水道、下水道、工業用水道などの事業において、施設の建設や維持管理、運営を官民が連携して行うことを指します。 老朽化施設の増大や人口減少などによる水道使用料収入の減少、職員不足や技術不足といった課題を抱える上下水道事業の解決策として期待されています。 浜松市での本制度導入の発端は、静岡県からの下水道事業の移管でした。 制度導入に当たっては、以下の3点を評価ポイントとし、情報開示に努め事業者の意欲をそがぬよう工夫したそうです。  ①自由で多様な提案  ②運営提案と技術提案  ③運営権対価による競争 また、民間に委ねる範囲と市が管理する範囲の整理が重要であったと説明がありました。 導入の効果として、行政のスリム化やコスト削減だけでなく、脱炭素やウナギ養殖の事業化など、効果は多岐にわたっていました。 宝塚市では下水道ウォーターPPPの導入を検討している段階ですが、浜松市と重複する課題もあり参考になる視察でした。 (さかもと) ◆松江市・宝塚市 議員交流研修会◆ 松江市と宝塚市は、特急「やくも」と「まつかぜ」の宝塚駅停車が取り持つ縁で、昭和42年(1967年)8月1日に姉妹都市協定を締結し、それ以降、観光、スポーツ、文化、教育等の幅広い分野で交流を進めてきました。 市議会同士の交流も継続的に行っており、10月8日、9日には松江市で議員交流研修会が開催されました。 研修会の講師であるこいずみぼんさんは、こいずみやくもとセツさんのひ孫で、島根県立大学短期大学部の名誉教授。小泉八雲記念館の館長も務めておられます。 講演では、日本と松江の文化を慈しんだこいずみやくものこと、そして、彼が大切にしたオープンマインドの思想や、自然との共生といった視点が解き明かされ、現代に生きる私たちへのメッセージを感じ取ることができました。 【講演】 現代によみがえるこいずみやくもとセツ、そして「怪談」 ~「ばけばけ」をもっと楽しむために~ 講師 小泉八雲記念館館長 こいずみぼん氏 議員交流研修会の様子 ■松江市 松江市は島根県の県庁所在地で、国宝である松江城を中心に歴史的景観が広がる城下町です。小泉八雲記念館や堀川遊覧船など、文化と情緒を感じられる観光資源も豊富で、水の都としても知られています。地域資源を生かしたまちづくりが進められています。 ■松江市と宝塚市 所在地 松江市 島根県 宝塚市 兵庫県 人口※ 松江市 約19.3万人 宝塚市 約22.7万人 面積 松江市 約573㎢ 宝塚市 約102㎢ 議員定数 松江市 31人 宝塚市 26人 ※2025年9月末現在 【16面】 【報告】議会報告会 宝塚市議会では、定例会ごとに主な議案についての報告会を行っています。 9月定例会の議会報告会は、令和7年10月17日(金)に市立男女共同参画センターの会場とオンラインの双方で開催し、会場には3名、オンラインには5名、計8名の方にご参加いただきました。 次回の議会報告会は左記のとおりです。お気軽にご参加ください。 次回のご案内 開催日 令和8年(2026年)1月18日(日曜日) 時間 午前10時~正午 場所 市立男女共同参画センター 内容 12月定例会の報告 ※現地とオンライン(ズーム)で同時開催の予定です。 ※手話通訳・要約筆記・一時保育希望は議事調査課までご連絡ください。(締切:1月5日(月曜日)) 議会事務局議事調査課 電話 0797-77-2168 ファックス 0797-74-6902 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12月定例会の予定 開会中 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12月9日 火曜日 議会運営委員会 12月10日 水曜日 一般質問 12月11日 木曜日 一般質問 12月12日 金曜日 一般質問 12月15日 月曜日 一般質問(予備日) 12月17日 水曜日 協議会+常任委員会③ 12月18日 木曜日 議会運営委員会 12月19日 金曜日 本会議 12月22日 月曜日 本会議(予備日) ※日程については変更する場合があります ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 市議会 ホームページ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 会議日程や議案審査の結果等をご覧いただけます。また、本議会や委員会の会議録検索もできます。 宝塚市議会で検索 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ インターネット 中継・録画配信 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 本会議や一部の委員会の模様を動画で配信しています。スマートフォン・タブレットでも視聴可能です。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ フェイスブック ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 本会議や委員会の開催日程のほか、議会報告会や意見交換会など市議会主催イベントの情報をお知らせしています。フォローをお願いします。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 83.5メガヘルツ FM宝塚 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 毎週2回(月曜日・木曜日)11時55分から5分間、市議会の話題をお届けしています。一般質問(録音)や議長インタビューなども放送しています。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 傍聴のご案内 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 市議会の本会議や委員会は原則として公開となっており、どなたでも傍聴することができます。 議員の活動や市政の動向等を知る機会でもあります。ぜひ傍聴にお越しください。 ■本会議場の傍聴受付 市庁舎5階、本会議場傍聴席入り口。傍聴席数は84席(車いす席、磁気ループ席あり)。 ■手話通訳・要約筆記 ご希望の方は、障碍福祉課(ファックス0797-72-8086)へお問い合わせください。 ● 最後までお読みいただき、ありがとうございます。誌面へのご意見、ご感想は、議会事務局までお気軽にお寄せください。 宝塚市議会事務局 〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 電話 0797-77-2168(直通) ファックス 0797-74-6902 ● 議会報「かけはし」は、全ての世帯と事業所のポストに宅配でお届けしています。発行日を過ぎても届かない場合は、下記へご連絡ください。 ジャパンメッセンジャーサービス㈱ フリーダイヤル0120-240-324(9時から18時まで) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 編集後記 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆松江市との交流では、人と人とのつながりを感じました。堀川巡りや松江城の景色に心が和みました。中学生の取り組みにも地域の力を感じます。結び付きをこれからも大切に。(いずみ) ◆松江市との交流研修で、文化とスポーツを一つの課で推進する話や施設の充実に心が震えました。宝塚でもこの息遣いを感じられる取り組みを育てたいと静かに決意しました。(おおしまちとせ) ◆兵庫県のつらい過去から生まれたトライやる・ウィークですが、学校・家庭・地域が協力し、中学生に生きる力を育んでほしいとの熱い思いが、今では全国に広がっています。(おおしまときこ) ※次号は、令和8年(2026年)2月1日発行予定です。