《宝塚市議会報かけはしテキスト版》 第272号 令和8年(2026年)5月1日(金曜日) 編集発行 宝塚市議会 宝塚市議会報かけはしテキスト版は、宝塚市議会報かけはしの写真や画像、一部表グラフなどを省いてテキスト形式で編集しています。 文書読み上げソフトによっては、正しく読み上げできないこともあります。 誌面へのご意見やご感想は、議会事務局までお気軽にお寄せください。 宝塚市議会事務局 〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 電話 0797-77-2168(直通) ファックス 0797-74-6902 【1面】 春を呼ぶ議場コンサート ◯令和8年度一般会計・特別会計予算を可決 ◯3月定例会の概要 ◯新病院建設に向けて勉強会を開催 ◯高校生との意見交換会 【2〜3面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 令和8年度 一般会計・特別会計予算を可決 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  令和8年2月13日に市長から、令和8年度宝塚市一般会計予算および7件の特別会計予算が提案され、予算特別委員会を設置して、審査を行いました。  議案第1号令和8年度宝塚市一般会計予算については、市立温泉利用施設大規模改修負担金等に係る債務負担行為についてさらなる精査を求める質疑があったことから審査途中で議案が撤回され、当該部分を削除した議案第45号令和8年度宝塚市一般会計予算が改めて提案されました。  その後、3月26日の本会議において、一般会計および特別会計の全ての予算案が可決されました。 予算特別委員会委員 委員長 てらもとさなえ 副委員長 みとみちえこ 委員 おおしまちとせ おだたかこ かわぐちじゅん きたやまてるあき くわはらけんざぶろう すえながやよい ふじおかかずえ みやけこうじ むらまつあんな もりがのぶよ (五十音順) ◆予算概要◆ 〈一般会計目的別構成比〉 歳入 1063.7億円 100% 市税 35.1% 国庫支出金 22.8% 市債 10.8% 地方交付税 8.1% 県支出金 7.2% 地方消費税交付金 5.3% 繰入金 2.6% 使用料および手数料 2.0% 諸収入 1.6% 寄付金 0.8% 分担金および負担金 0.7% 株式等譲渡所得割交付金 0.7% その他 2.3% 歳 出 1063.7億円 100% 民生費 43.4% 衛生費 19.5% 教育費 11.3% 総務費 9.2% 公債費 6.7% 土木費 6.2% 消防費 2.6% 議会費 0.4% 商工費 0.3% その他 0.4% 〈各会計別歳入歳出予算額〉 一般会計(A) 令和8年度 1063億7千万円 令和7年度 954億5千万円 増減額 109億2千万円 増減比(%) 111.4 特別会計(B) 令和8年度 519億9728万2千円 令和7年度 514億5674万8千円 増減額 5億4053万4千円 増減比(%) 101.1 国民健康保険事業費 令和8年度 208億3180万円 令和7年度 213億9850万円 増減額 マイナス5億6670万円 増減比(%) 97.4 国民健康保険診療施設費 令和8年度 1億3770万円 令和7年度 1億2380万円 増減額 1390万円 増減比(%) 111.2 介護保険事業費 令和8年度 246億930万円 令和7年度 239億6640万円 増減額 6億4290万円 増減比(%) 102.7 後期高齢者医療事業費 令和8年度 60億6090万円 令和7年度 55億8830万円 増減額 4億7260万円 増減比(%) 108.5 財産区 令和8年度 1億1973万1千円 令和7年度 1億7377万4千円 増減額 マイナス5404万3千円 増減比(%) 68.9 宝塚市営霊園事業費 令和8年度 2億3785万1千円 令和7年度 2億597万4千円 増減額 3187万7千円 増減比(%) 115.5 計(A)+(B) 令和8年度 1583億6728万2千円 令和7年度 1469億674万8千円 増減額 114億6053万4千円 増減比(%) 107.8 ◆委員会での主な質疑◆ 一般会計 自転車反則金制度 問い 自転車反則金制度が本年4月から施行されるが、安全教育への投資が極めて小さいように感じる。自転車安全対策をどのように位置付けているのか。 答え 新制度導入に伴う啓発予算は確保していないが、本市では従来から宝塚警察と連携して子どもから高齢者まで全ての世代に対して、反則金制度に関する啓発も含め、交通安全の啓発活動に取り組んでいる。 思春期ひろば事業 問い 不登校やひきこもり当事者の居場所づくりを目的としているが、利用者の半数以上が市外住民となっている。事業の見直しを行う予定はあるか。 答え 新規利用者の受け入れを市民に限定し、委託団体と連携しながら市民の利用者を増やすための取り組みを進めていきたい。 MICE誘致 問い 観光振興・宣伝事業の新規事業としてMICE誘致補助金が計上されているが、誘致を行う必要性は。 答え 現状は日帰り観光が9割を占めるが、学会等の誘致により宿泊需要を増やしていきたい。宿泊、飲食等の利用により、補助金の10倍程度の消費喚起を見込んでいる。 マンガ・アニメの聖地化 問い 聖地化による観光消費の拡大を目指しているが、どのような実績があるのか。 答え 手塚治虫記念館周辺店舗で、企画展コラボメニューを展開しており、その実績を集計している。このような取り組みを全市的に広げることを考えていきたい。 備蓄倉庫更新 問い 末広中央公園と旧中山五月台幼稚園に設置している備蓄倉庫が更新対象外となっている理由は。 答え アルミ製のコンテナタイプの備蓄倉庫は耐用年数を大幅に超過しているため順次更新している。対象外の2カ所は、鉄骨造、鉄筋コンクリート造であり、まだ使用可能であるため、更新対象外としている。 部活動地域移行 問い 中学校の部活動地域移行により、保護者負担が月3千円から5千円必要となるが、経済的理由で部活動に参加できない生徒への支援策は。 答え 経済的困窮世帯には国の補助メニューを活用して支援したい。また、学校施設を使用する地域クラブ団体に対しては、施設を無償で貸し出すことで参加費を下げてもらうよう働きかけている。 宝塚ハーフマラソン大会 問い 大会にかかる予算が計上されていないことについて、実行委員会にどのように説明したのか。 答え 物価高騰による事業運営費の増大やボランティアの高齢化・固定化などの課題について共通認識を持つ必要があると説明している。 市役所前ひろば貸し出し 問い 有料貸し出しの利用促進への考えは。 答え 本来は公共目的でしか利用できないが、目的外使用を可能とするため歳入予算を計上している。状況を見て運用を拡大していきたい。 特別会計 短期集中リエイブルメント型事業 問い 要介護認定等の申請者に対し、リハビリテーション専門職の介入により、介護認定に至らないよう回復を図る事業だが、介護認定を受けていない方に約500万円を投資することになる。どのように対象を選定するのか。 答え 国からも事業の推進が求められており、利用者は自己負担なしでサービスを受けられる。65歳を超えていれば誰でも対象ということではなく、チェックリストを用いて該当者を対象に実施していく。 ◆委員会での討論◆ 国民健康保険事業費予算および後期高齢者医療事業費予算に反対  子ども・子育て支援金制度の開始により、国民健康保険税や後期高齢者医療の保険料に上乗せする形で新たな負担が生じることが前提となっており、被保険者の生活への影響を懸念している。子育て支援の充実は重要であるが、その財源は被保険者への負担ではなく、国の責任において国庫負担で対応すべきであると考え、反対する。 ◆本会議での結果◆ 一般会計予算[全員一致可決] 特別会計予算(国民健康保険診療施設、介護保険、財産区、市営霊園)[全員一致可決] 特別会計予算(国民健康保険、後期高齢者医療)[賛成多数可決] ◆本会議での各議員の賛否◆ 特別会計国民健康保険事業費予算 賛成 あさたにあき いけだみつたか いずみゆき いばさとし おおしまちとせ おだたかこ かわぐちじゅん きたのさとこ きたやまてるあき くわはらけんざぶろう さかもとあつし すえながやよい てらもとさなえ なかのただし なかやまゆうすけ ふじおかかずえ みやけこうじ むらまつあんな もちだちえ もりがのぶよ (五十音順) 反対 おおしまときこ かじかわみさお たなかこう みとみちえこ (五十音順) 特別会計後期高齢者医療事業費予算 賛成 あさたにあき いけだみつたか いずみゆき いばさとし おおしまちとせ おだたかこ かわぐちじゅん きたのさとこ きたやまてるあき くわはらけんざぶろう さかもとあつし すえながやよい てらもとさなえ なかのただし なかやまゆうすけ ふじおかかずえ みやけこうじ むらまつあんな もちだちえ もりがのぶよ (五十音順) 反対 おおしまときこ かじかわみさお たなかこう みとみちえこ (五十音順) 【4面】 ◆◆◆◆◆◆◆ 代表質問 ◆◆◆◆◆◆◆  市議会では、2月26日、27日、3月2日の3日間、各会派を代表する7人の議員が、市長の施政方針や新年度予算の内容、考え方を問う代表質問を行いました。 日本維新の会宝塚市議団 ⬥行財政改革の方向性 ⬥子育て・教育 ⬥安全・都市基盤 ⬥健康・福祉 ⬥観光・産業・文化 たからづか真政会 ⬥国の地域未来戦略 ⬥売布東の町に整備される福祉の拠点 ⬥事業見直しでの高齢者バス・タクシー運賃助成廃止 ⬥重要な地場産業としての花き・植木産業の振興 公明党議員団 ⬥医療の拠点と福祉の拠点と市長の考え方は ⬥公共交通の持続可能な構築について ⬥商品券配布事業について ⬥学校体育館の空調設備の使用料について 市民ネット宝塚 ⬥手塚治虫氏生誕100年 ⬥人権尊重のまち ⬥市立病院の医療体制強化 ⬥放課後の児童の居場所についての包括的取り組み ともに生きる市民の会 ⬥事業見直しで厳しい生活を強いられる方への救済は ⬥地域児童育成会の待機児童対策 ⬥公共交通 ⬥ハーフマラソン大会 結志の会・たからづか改革の道 ⬥放課後の児童の居場所 ⬥ひきこもりへの支援 ⬥新ごみ処理施設整備 ⬥市政運営について 日本共産党宝塚市会議員団 ⬥市民の暮らし最優先の都市経営 ⬥公的責任で支える医療・福祉の充実 ⬥全ての子どもの成長を保障する子育て・教育を ⬥市民生活と両立する観光・産業・文化・スポーツ振興 ■本市の行財政改革の方向性は 時代に即した政策転換へ 日本維新の会宝塚市議団 なかやまゆうすけ 【行財政改革の方向性】 問い 本市の行財政改革の方向性は。 答え 事業を整理し、公平性の確保など時代に即した政策への転換に取り組み、市民サービスを持続可能にするとともに新たな政策の実現を基本方針としている。 問い 行財政改革中である以上、事業の創出には慎重にならねばならないのでは。 答え 行政の事業は範囲が決まっているため、新しい方向性を示し、そこに基づいた整理が必要と考える。 問い たからづかモデルの中長期ビジョンは。 答え 医療・福祉・介護・保健の連携を図り、市民サービスを向上させ、持続的に提供可能な仕組みを構築するもので、令和7年度内に報告書を公表する予定。 問い 福祉の拠点について、施設を造る構想が先に出されるという順番は問題では。 答え 施設建設が目的ではなく寄付者の意向を考えた上で、公共施設マネジメントの観点からいうと施設の集約、統合が必要と考える。 意見 寄付等の周辺環境により行政の意思決定が左右されないことを求める。 【子育て・教育】 問い 国際バカロレア教育の西谷地域での導入について具体的なスケジュールは。 答え IB機構が行うため具体的なスケジュールは言えないが、候補校から認定校になるには2年から3年必要だとされている。 【安全・都市基盤】 問い シェアサイクル事業の駅前地域以外での整備は。 答え 駅から離れた施設や公園への整備も検討する。 問い 前回の水道料金改定では値上げを明記せず広報がされ、最後に値上げが記された。これは伝え方として問題では。今後の姿勢は。 答え 当時は答申前であり、値上げ前提の広報は難しいと判断した。今回は経営戦略の中で料金改定の必要性を示した上で審議を進めるため、最初から方向性を明らかにした広報を行いたい。 【健康・福祉】 問い 市立病院の経営強化に向けた取り組みは。 答え 全病棟を稼働させ受け入れ体制を拡充する。産婦人科の入院診療を再開し手術支援ロボットを用いた手術も開始する。アクセス向上のため新病院整備工事期間中のバスロータリーや駐車場確保を検討している。 【観光・産業・文化】 問い 手塚治虫氏生誕100年に合わせたマンガ・アニメの聖地化への具体策は。 答え 関係団体による協議会を立ち上げ、官民連携のイベントやプロモーションを検討、実施していく。 【5面】 ■運賃助成廃止の代替策を 直接でなく高齢者施策で検討 たからづか真政会 あさたにあき 【国の地域未来戦略】 問い 強い経済と地方の暮らしの安定を実現するために地域経済の拡大を目指すとされる国の地域未来戦略に対する本市の具体策は。 答え これまでは厳しい環境にある地方を助ける側面が強かったが、今回は地方の経済力を高める自立支援の方向性が示された。新たに産業・文化にも交付金が使えるため、それも含めて本市がしたいことにどう使えるかという方向性で具体的なメニューを見ながら精査したい。 【売布東の町に整備される福祉の拠点】 問い 建設費の3〜4倍といわれる維持管理費について、整備決定の際にあらかじめ検討が必要ではないか。 答え 維持管理費も意識しながら設計などを進めなければいけないと考えている。 問い 公共施設等総合管理計画に掲げる総量規制の観点からも、既存施設との機能融合、集約化は必須。設置目的と合致する総合福祉センターは集約可能だろう。新施設は多様性を認め合う場と施政方針にあるが、幅広い機能を持つ施設として整備されるのか。 答え 福祉が中心だが、ウエルビーイングの視点での福祉拠点であることを重点とし検討したい。行政分野の福祉に限らない幅広い機能については検討に値する。 意見 幅広い機能を持つ新施設として、多文化共生の視点で国際文化センター、ウエルビーイングの視点で消費生活センターなど、集約の可能性について検討を。 【事業見直しでの高齢者バス・タクシー運賃助成廃止】 問い 近隣市で本市だけが助成を廃止した。外出の気力を奪われたなど利用者の声を多く聞く。相談窓口での対応ではなく、具体的な代替策の検討が必要では。 答え 事業見直しとして進めており、直接の代替策はないが、さまざまな高齢者施策や元気に長生きしてもらえる施策を検討する中で対応していきたい。 意見 廃止が介護予防に逆行する部分もあると認識し、直接の代替策でなくても継続的な配慮の検討を。 【重要な地場産業としての花き・植木産業の振興】 問い 具体的な振興策は。 答え 植木まつりなどの花き・植木に触れる機会の創出や小学生対象の接ぎ木技術講習会を実施。花き園芸協会と連携し、本市の園芸の歴史などを紹介するデジタルパンフレットの作成を進めている。市内事業者と意見交換し、行政としてどのような事業展開ができるか検討を続けている。 ■医療と福祉の拠点への考えは 将来につながる施策を展開 公明党議員団 なかのただし 【医療の拠点と福祉の拠点と市長の考え方は】 問い 市立病院建て替えを契機とした医療拠点や福祉拠点の発想からすると、今後は文化・スポーツ・教育など他分野でも、地域ごとの拠点化の検討も有効だと考える。また、行政手続きのデジタル化により庁舎機能の在り方も変化する可能性があるが、市長が掲げる「いのちを守るまち」「暮らしを守るまち」「未来につづくまち」の実現にどこまで近づいているのか。 答え 医療・福祉の拠点化によりサービス向上と公共施設の集約・効率化を図り、財政面・社会面の持続可能性を高めながら、まちづくりを進めている。また、教育や文化などは拠点的な取り組みではないが、市の魅力が発展し始めている。 【公共交通の持続可能な構築について】 問い 令和6年度に実施した市内公共交通の実証実験後の取り組みについて今後どのようにするのか。 答え 地域の実情に即した公共交通の構築に取り組む。 意見 市立病院へのアクセス確保が重要な課題であるならば、過去に提案した宝塚駅と市立病院を結ぶ無料ピストンバスの導入を改めて検討するよう要望する。 【商品券配布事業について】 問い 事務費が約1億8千万円で総事業費の約17%を占めている。水道基本料金の減免であれば事務費を抑え、その分を支援に充てられたと考えるが、商品券にした理由は。 答え 国の交付金で食料品の物価高騰対策が必須項目とされていたことや、利便性を考慮し商品券を採用した。また、子ども給付とのバランスや高齢者バス・タクシー運賃助成廃止も踏まえて判断した。 意見 高齢者に配慮した判断であると市民に周知すべき。 【学校体育館の空調設備の使用料について】 問い ランニングコストの負担についての考えは。 答え 学校体育施設開放で社会体育団体が使用する場合は空調使用分を実費相当で徴収する方針。一方で、中学校部活動の地域展開を促進するため、生徒負担軽減や地域の居場所づくりの観点から、一定の減免措置が必要だと考えている。 意見 受益者負担を掲げながら減免を設けることは公平性の面で矛盾がある。また、空調費が払えない団体が従来の扇風機も使えなくなる状況は厳しい。近隣市では無料の例もあるので、利用団体の実情も踏まえた負担の在り方を検討すべき。 【6面】 ■手塚治虫氏の魅力の発信を 記念館周辺を発信交流拠点に 市民ネット宝塚 きたのさとこ 【手塚治虫氏生誕100年】 問い 作品の根底に流れている生命の尊さ・地球環境保護、平和の大切さは、現代社会への警鐘とも取れる。宝塚昆虫館でオサムシという昆虫を発見したことや宝塚歌劇の影響を受けて描いたリボンの騎士等、手塚治虫氏の魅力や宝塚市との関係性を発信する取り組みは。 答え 手塚氏が宝塚で約20年間を過ごした経験が作品の原点になっていることから手塚治虫記念館が宝塚に存在している。生誕100年の企画展と文化芸術センター等との連携に向け手塚プロダクションと検討を進めている。周辺をマンガ・アニメの発信交流拠点とすることで観光・文化・産業を結びつけるプラットフォームとする。 問い 宝塚歌劇で手塚治虫記念館開館記念として「ブラック・ジャック危険な賭け」ショー「火の鳥」の公演が行われた。生誕100年で再演できないか。 答え 積極的に歌劇団に働きかけていこうという声もあり、手塚プロダクションにも伝え、進めていきたい。 【人権尊重のまち】 問い 差別・いじめ・ハラスメントを一体的に捉える北欧のオンブズパーソン制度のような取り組みは。 答え 北欧では差別是正の監督を、国内では人権救済に向けた役割を担うオンブズパーソンの事例がある。これらの事例研究を進める。 【市立病院の医療体制強化】 問い 医療体制強化と職場風土の醸成は。 答え 入院患者の受け入れ拡充、産婦人科の入院診療再開、手術支援ロボットの使用、救急医療に一層注力する。「患者に寄り添い地域から信頼される病院に」の理念を全職員に周知する。 【放課後の児童の居場所についての包括的取り組み】 問い 取り組みには本市が堅持してきた直営の地域児童育成会拡充を含むのか。 答え 地域児童育成会の定員拡充や、新たな居場所の検討、営利企業が民間放課後児童クラブの運営に参入できる仕組みの導入などを取りまとめ、全ての子どもが放課後に安心して過ごせる環境づくりを進める。 問い 未配置があった支援員の確保はできているか。 答え 募集要項への支援員インタビュー記事の掲載やSNSでの採用情報発信に努め、6名の応募があった。 問い 営利企業の参入とは習い事などとどう違うのか。 答え あくまでも放課後健全育成事業をベースに、子どもの適切な遊びや生活の場を提供するという趣旨で取り組んでもらう。 ■厳しい生活者への救済は 責任を持って使命を果たす ともに生きる市民の会 かじかわみさお 【事業見直しで厳しい生活を強いられる方への救済は】 問い 高齢者バス・タクシー運賃助成の廃止などで、さらに厳しい生活を余儀なくされる方々への救済策は。 答え 目指す市政実現のためには、財政を持続可能なものにすることが不可欠。不便をかける点は心苦しく思う。生活者に寄り添い行政の使命を果たすよう取り組む。 【地域児童育成会の待機児童対策】 問い 民間放課後児童クラブの開設に向けて、どんな工夫をしたのか。 答え 運営費の補助基準額を見直すとともに、市外の社会福祉法人や株式会社も応募できるようにする。また、学校施設の活用による地域児童育成会の定員も拡充する。 問い 地域児童育成会の支援員の欠員を解消するには、雇用形態の見直し、処遇改善などが必要ではないか。 答え 支援員の所定労働時間が短く正規職員化は困難。 意見 夜7時までの延長保育、夏休みの早朝保育などで勤務時間が延びてくる。育成会の体制見直しを。 【公共交通】 問い 南部地域では、令和4年4月から阪急バスが大幅に運行計画を見直し、安倉地域から市立病院への便が廃止されるなど生活が不便になったが対策は。 答え 令和6年度に市内3地域で行った実証実験を踏まえ、検証結果を3月末までに取りまとめ、地域の実情に即して取り組む。 問い 西谷地域では、令和9年3月末で阪急バス武田尾線が廃止される。西谷地域の活性化と国際バカロレア教育導入に向けて、移動手段を確保するための具体的な方策は。 答え 国の補助金を活用し、新たな移動手段導入に係る試験運行を令和8年度下半期に実施予定で、現在、事業者の選定を進めている。 【ハーフマラソン大会】 問い なぜ令和8年度は休止するのか。 答え 物価や人件費高騰による事業費の増加、ボランティアスタッフの確保の問題などで、従前どおりの大会実施が困難となっている。 問い 2月に実行委員会で今後どうするかを協議したが、その時点で来年度予算が計上されていなかったのは問題ではないか。 答え どんな形で実施できるか分からない状態では予算計上できなかったが、やらないと決めているわけではない。 意見 宝塚では人を集められる事業が減ってきている。ぜひ開催を。 【7面】 ■聖域を設けない見直しとは 財政健全化で持続可能な市へ 結志の会・たからづか改革の道 いずみゆき 【放課後の児童の居場所】 問い 放課後の児童の居場所に関する市の取り組みの全体像は。 答え 持続可能な居場所づくりを進めるため、放課後児童クラブの定員拡充だけでなく、児童の成長度合いに応じて選択できるさまざまな放課後の居場所を同時に確保しながら待機児童を解消し、全ての子どもが放課後に安心して過ごせる環境づくりを進めていく。 意見 待機児童解消に向けた対策を進めるとともに、地域による不公平感が生まれないよう制度の見直しについても検討を。 【ひきこもりへの支援】 問い ひきこもりの実態についての把握方法は。 答え 令和7年10月の広報誌でひきこもりについての特集記事を掲載した。記事に二次元コードを掲載し、ウェブでのアンケートの実施により、実態の一部を把握することができた。 問い 今後の支援の方向性は。 答え 令和8年度は、福祉サービス従事者が把握しているひきこもり状態にある人を支援につなげるために、それぞれの現場での事例や課題を調査し、より効果的な支援策を検討する。また、当事者からも自身の体験を丁寧に聞き取り、効果的な支援の充実を図りたい。 【新ごみ処理施設整備】 問い 事業費の見込み額は。 答え 新ごみ処理施設整備は令和4年度から令和14年度までの工事期間としており、令和8年度以降の残工事に係る事業費は約448億円となっている。 問い スライド条項により事業費が増額となる恐れはあるか。 答え 昨今の物価・賃金などの上昇を鑑みると、事業者からスライド条項の適用を求められる可能性があり、適用すると市の財政に影響があると考える。 問い 将来的な財政負担についての認識は。 答え 国の循環型社会形成推進交付金や一般廃棄物処理事業債等を引き続き活用し、市の負担軽減に努める。 【市政運営について】 問い 財政硬直化の主な要因は何か。また、改革を進めるために何を優先的に見直すのか。 答え 少子高齢化の進行等、社会情勢の変化への対応の遅れや、過去より積み残された市政課題が本市の財政硬直化の主な要因である。行財政経営行動計画に掲げる取り組みの中で、収支改善につながる可能性があり、優先度が高いと判断した取り組みについて見直しを進めている。 ■市民生活に寄り添った対応を 想像力を持って対応する 日本共産党宝塚市会議員団 たなかこう 【市民の暮らし最優先の都市経営】 問い DX・生成AIの導入に関し、利便性の向上を図りつつ、個人情報保護と公務の質の確保をどのように担保していくのか。 答え 高度なセキュリティーを確保した安全な環境下で、業務の効率化による行政サービスの向上を目指す。個人情報の保護については、法令違反や他者の権利侵害に当たらないよう留意する。 問い 国の一部で非核三原則を見直す議論もあるが、本市の見解は。 答え 本市は非核平和都市宣言をし、核兵器廃絶平和推進基本条例に基づいて運営している。全ての人の権利や命、暮らしを守る信念の下、平和事業を通じメッセージを発信していきたい。 【公的責任で支える医療・福祉の充実】 問い 高過ぎる国民健康保険税の負担軽減のため、何が必要と考えるか。 答え 本市では近隣自治体と比較して手厚い減免を実施している。負担軽減の必要性は十分認識しており、今後も生活実態を踏まえた丁寧な対応に努める。 問い 市民からの相談などに対し、職員は自分ごととして寄り添えているか。 答え 自分が経験していないことを想像する必要がある。不足があるかもしれないと常に想像力を持ち続けて対応していきたい。 【全ての子どもの成長を保障する子育て・教育を】 問い 地域子育て相談機関の設置により、既存の相談センター「あのね」等とどのように連携を深めるのか。 答え 地域子育て相談機関では「あのね」や健康センターに相談することをためらうような子育てに関する日常的な疑問や相談を中心に対応すると想定している。あらゆる子育て世帯の不安に対応し、機関相互の連携を深め、地域の子育てに関する問題解決に努めていく。 問い 部活動の良さには、先輩後輩や顧問の先生との関係性など放課後の心理的結び付きもあると考える。部活動地域移行によりその関係性がなくなる可能性があるが、市の考えは。 答え 部活動地域移行の役割の一つである教職員の働き方改革により、子ども一人一人に向き合う時間を確保し、子どもたちに寄り添った対応をしていきたい。 【市民生活と両立する観光・産業・文化・スポーツ振興】 問い 宝塚ハーフマラソンの継続について市の考えは。 答え 運営的な課題が大きい。方向性を検討していきたい。 【8面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  3月定例会の議案審議 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 3月定例会では市長から提出された議案、市民の皆さまから提出された請願など51件を審議しました。主な議案審議の概要についてご報告します。 提出された議案は一部を除き、3つの常任委員会(総務・文教生活・産業建設)に付託し、慎重に審査しました。 なお、予算特別委員会を設置して審査した令和8年度宝塚市一般会計予算案および6件の特別会計予算案の審議概要については、1~3面をご覧ください。 市長提出議案 48件 議員提出議案 1件 意見書 1件 請願 1件 ◆常任委員会への主な付託議案等◆ 総務常任委員会 ■職員の勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について ■宝塚市特別職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について ■令和7年度宝塚市一般会計補正予算(第10号) など 11件(9面) 文教生活常任委員会 ■令和8年度宝塚市病院事業会計予算 ■宝塚市特定乳児等通園支援事業の運営に関する基準を定める条例の制定について など 9件(10面) 産業建設常任委員会 ■令和8年度宝塚市水道事業会計予算 ■令和8年度宝塚市下水道事業会計予算 ■宝塚市立温泉利用施設条例を廃止する条例の制定について など 17件(11面) 【9面】 --------------------------------------------------------------------------- 孫の育児を休暇制度の対象に [賛成多数可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■職員の勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について 育児にかかる休暇制度を孫の育児についても対象とするほか、介護休暇の取得期間を拡大するなど、所要の整備を行うため、条例の一部を改正しようとするものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 育児休暇制度に孫までを対象とするのは全国的にも事例が少ないが、採用に至った経緯は。 答え 60歳以上の労働力を確保することと、祖父母世代が育児支援することで子育て世代を支える形を作りたいと考えた。 問い 介護休暇の利用者が少ない中で、取得期間を3年にする理由は。 答え 過去に介護休暇取得者で仕事の継続が難しくなり退職せざるを得なかった職員がいたため、取得期間を拡大した。 ◆各議員の賛否◆ 賛成 あさたにあき いけだみつたか いずみゆき いばさとし おおしまちとせ おおしまときこ おだたかこ かじかわみさお かわぐちじゅん きたのさとこ くわはらけんざぶろう さかもとあつし すえながやよい たなかこう なかのただし なかやまゆうすけ ふじおかかずえ みとみちえこ みやけこうじ むらまつあんな もちだちえ もりがのぶよ (五十音順) 反対 きたやまてるあき てらもとさなえ (五十音順) --------------------------------------------------------------------------- 特別職の職員の給与減額を継続 [賛成多数可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■宝塚市特別職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について 市の財政状況を考慮し、特別職の職員の給料月額の減額を継続するとともに、特別職の職員の給与に関する法律の改正に準じて、特別職の職員の期末手当に関する規定を改正しようとするものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 市長給与の50%減額をやめる目安はあるのか。 答え 財政見通しにおける今後10年間の累積収支の不足額が10億円を下回るというところを一つの目安としている。 問い 市長給与50%減額についての市民の反応は。 答え 2月のコールセンターでは、厳しい行財政改革の中で、市長給与はどうするのかなどの意見があり、ほとんどの方が市長給与減額を知らなかった。もっと周知する必要性を感じた。 ◆各議員の賛否◆ 賛成 あさたにあき いけだみつたか いずみゆき いばさとし おおしまちとせ おおしまときこ おだたかこ かじかわみさお かわぐちじゅん くわはらけんざぶろう さかもとあつし すえながやよい たなかこう なかのただし なかやまゆうすけ ふじおかかずえ みとみちえこ みやけこうじ むらまつあんな もちだちえ もりがのぶよ (五十音順) 反対 きたのさとこ きたやまてるあき てらもとさなえ (五十音順) --------------------------------------------------------------------------- 一般会計予算を約35億5820万円増額 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和7年度宝塚市一般会計補正予算(第10号) 令和7年度一般会計の歳入歳出予算を35億5820万9千円増額するものです。歳出予算では、基金管理事業、企画調整事業などを増額、歳入予算では、地方交付税、国庫支出金(施設型給付費負担金、学校施設環境改善交付金)などを増額するものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 土地開発公社の保有土地の買い戻しで、湯本町の土地を選定した理由は。 答え 土地開発公社の経営健全化を図るために、長期保有土地のうち、市が再取得する予定となっている土地から、財政状況を鑑みて、民間活用の暫定的な有効利用が図られている土地の中から、湯本町の土地を買い戻すことにした。 問い 障害福祉サービス費給付費の重度訪問介護と共同生活援助は、近隣市と比較してその割合・件数が多いのか。 答え 重度訪問介護の利用者数は、他市と比較して高い方であると認識している。共同生活援助については、事業所数も増えており、利用者数も他市と同様伸びている状況である。 【10面】 --------------------------------------------------------------------------- 令和8年度宝塚市病院事業会計予算を可決 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和8年度宝塚市病院事業会計予算 令和8年度の年間入院患者数延べ11万1690人、年間外来患者数延べ20万1690人、1日平均の入院患者数306人、外来患者数830人と見込んでいます。 ◆主な審議内容◆ 問い 1日当たり患者数306人の目標を具体的にどのように達成するのか。 答え 婦人科再開での5床確保や、ダビンチ導入による患者数の増加を見込んでいる。また、国指定のがん診療連携拠点病院になることで、がん患者の集患を期待している。 問い 支出を抑えられるところはどこだと考えるか。 答え 大きな費用として、給与費、材料費、経費がある。しかし、材料費は基本的に薬品費、経費はほとんどが契約委託料であるため、削減が難しい。時間外勤務をなるべく削減し、給与費の縮減に努めたい。 問い 手術支援ロボットの維持費と保守費の見込みは。 答え 診療材料費は手術1回当たり平均で税抜き17万5千円程度かかる。保守費はメーカーが設定しているもので税抜き年間1950万円かかる見込みである。 ◆令和8年度病院事業会計予算の概要◆ 収益的収入および支出 収益的収入 152億6415万5千円 収益的支出 155億2403万6千円 差し引き マイナス2億5988万1千円 資本的収入および支出 資本的収入 7億4078万円 資本的支出 16億3398万6千円 差し引き※ マイナス8億9320万6千円 ※損益勘定留保資金等で補塡 --------------------------------------------------------------------------- こども誰でも通園制度が始まる [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■宝塚市特定乳児等通園支援事業の運営に関する基準を定める条例の制定について 子ども・子育て支援法の一部改正により、特定乳児等通園支援事業の運営に関する基準を新たに定める必要があるため、条例を制定しようとするものです。 ◆主な審議内容◆ 問え こども誰でも通園制度の受け入れ体制は。また、認可した5園が左岸側に偏っているが、どう考えているのか。 答い 施設の定員を超える需要がある場合は適切な整備を行う。施設についても、利用実績等を確認し、追加募集する際は地域のことも考えていく。 問え 市の監督指導体制は。 答い 年に1回実地による監査を実施することで適切な運営ができているか確認する。 【11面】 --------------------------------------------------------------------------- 令和8年度宝塚市水道事業会計予算を可決 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和8年度宝塚市水道事業会計予算 業務の予定量 給水人口22万5471人、年間総配水量2393万1833立方メートル 主要施策 管路耐震化(更新)事業、配水池加圧所耐震化(更新)事業、配水池加圧所機械設備等更新事業、液体クロマトグラフ質量分析装置導入など ◆主な審議内容◆ 問い 液体クロマトグラフ質量分析装置の導入が予定されているが、導入時期、検査間隔は。 答え 12月末までに導入予定。検査頻度は法定では3カ月に1回だが、毎月1回実施したい。 問い 供給単価と給水原価の差が開き、水を売るほど赤字の状態だが、どう改善するのか。 答え 企業債の抑制を図るなどの対策を行うが、収入面でも経営的に成り立つよう審議会に諮問したい。 ◆令和8年度水道事業会計予算の概要◆ 収益的収入および支出 収益的収入 52億5404万円 収益的支出 53億9231万8千円 差し引き マイナス1億3827万8千円 資本的収入および支出 資本的収入 12億1500万円 資本的支出 24億3498万2千円 差し引き※ マイナス12億1998万2千円 ※過年度分損益勘定留保資金等で補塡 --------------------------------------------------------------------------- 令和8年度宝塚市下水道事業会計予算を可決 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和8年度宝塚市下水道事業会計予算 業務の予定量 水洗化人口22万2541人、年間総処理水量2628万9018立方メートル 主要施策 浸水対策事業、武庫川ポンプ場改築事業、管路等更新事業など ◆主な審議内容◆ 問い 厳しい経営状況であるが、どうするのか。 答え 資金枯渇が近づき事業存続も危ぶまれる。審議会に諮り、持続可能な経営に取り組む。 問い 下水道ウォーターPPP導入に当たり、市内事業者の育成保護をどう進めるのか。 答え 市内事業者が参入できる仕組みを考えたい。 問い 向月町の浸水対策では大堀川上流の対策も必要ではないか。 答え 県に要望したい。 ◆令和8年度下水道事業会計予算の概要◆ 収益的収入および支出 収益的収入 42億4097万1千円 収益的支出 46億7944万1千円 差し引き マイナス4億3847万円 資本的収入および支出 資本的収入 12億8875万8千円 資本的支出 26億8580万2千円 差し引き※ マイナス13億9704万4千円 ※過年度分損益勘定留保資金等で補塡 --------------------------------------------------------------------------- ナチュールスパ宝塚の新たな活用方策検討へ [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■宝塚市立温泉利用施設条例を廃止する条例の制定について 市の重要な地域資源である市立温泉利用施設ナチュールスパ宝塚が、老朽化に伴う設備の故障などにより修繕が必要であることから、本年6月末をもって休館し、温泉を利用した新たな活用方策の検討を進めることとしたため、条例を廃止しようとするものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 普通財産に変更して賃貸借による運営に転換するとのことだが、引き受け事業者のめどはあるのか。 答え 令和6年度にサウンディング調査を行ったところ、複数の事業者から参加意向があった。 問い 10年間で2億6千万円の改修工事を予定しているが、温泉配管の改修は。 答え 空調設備、屋上防水、外壁、電気設備改修を予定しているが、温泉配管改修の予定はない。 【12面】 --------------------------------------------------------------------------- その他の賛否が全員一致した議案 --------------------------------------------------------------------------- ◆市長提出◆ ■名称/結果 専決処分した事件の承認を求めることについて(令和7年度宝塚市一般会計補正予算(第9号)) [承認] 宝塚市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 執行機関の附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市ふるさとまちづくり基金条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市行政手続条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市立健康センター条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担等に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市乳児等通園支援事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市立西谷認定こども園条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市自動車駐車場附置条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市火入れに関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市水道事業給水条例及び宝塚市下水道条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市公園等の設置を必要とする開発行為の面積の緩和に関する条例の制定について [可決] 基本協定(都市計画道路競馬場高丸線と阪急電鉄今津線との立体交差工事)の締結について [可決] 市道路線の認定及び認定変更について [可決] 市道路線の認定について(3件) [可決] 市道路線の認定変更について [可決] 令和7年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第4号) [可決] 令和7年度宝塚市特別会計介護保険事業費補正予算(第5号) [可決] 令和7年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第4号) [可決] 令和7年度宝塚市特別会計宝塚市営霊園事業費補正予算(第4号) [可決] 令和7年度宝塚市水道事業会計補正予算(第1号) [可決] 令和7年度宝塚市下水道事業会計補正予算(第2号) [可決] 宝塚市公平委員会の委員選任につき同意を求めることについて [同意] 宝塚市市民栄誉賞の受賞者の決定につき議会の同意を求めることについて [同意] 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて [適任] --------------------------------------------------------------------------- 継続審査になった議案 --------------------------------------------------------------------------- ◆議員提出◆ ■名称/結果 宝塚市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について [継続審査(可否同数)] ※賛成と反対が同数となったためとみかわこうたろう議長が裁決権を行使し、継続審査とすることを決定しました。 継続審査に対する各議員の賛否 賛成 いずみゆき おおしまときこ かじかわみさお かわぐちじゅん きたのさとこ さかもとあつし たなかこう てらもとさなえ とみかわこうたろう 議長裁決 なかのただし ふじおかかずえ みとみちえこ みやけこうじ (五十音順) 反対 あさたにあき いけだみつたか いばさとし おおしまちとせ おだたかこ きたやまてるあき くわはらけんざぶろう すえながやよい なかやまゆうすけ むらまつあんな もちだちえ もりがのぶよ (五十音順) --------------------------------------------------------------------------- 請願 --------------------------------------------------------------------------- ■名称/所管委員会/結果 保育士配置基準の引上げの早期完全実施とさらなる改善を求める意見書提出を求める請願/文教生活常任委員会[趣旨採択(全員一致)] --------------------------------------------------------------------------- 意見書 --------------------------------------------------------------------------- ■名称/送付先/結果 各市町村自治体の減額免除制度の確立支援に向けた意見書の提出について[衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣] [可決(全員一致)] 【13面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  新病院建設に向けて勉強会を開催 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 試練の時代の自治体病院経営 宝塚市立病院の経営を考える 講師 いせきともとし氏(城西大学経営学部教授) 埼玉県庁職員等を経て、現在、城西大学経営学部教授として行政マネジメントを教える。研究分野は行政学、研究テーマは自治体病院の経営、地域医療問題、保健・医療・福祉のマネジメント。国・地方自治体の公立病院関連の各種委員を務め、自治体病院の経営改革、地域医療の専門家としてアドバイスを行っている。  2月5日、市立病院主催の合同勉強会を本会議場で開催し、市立病院関係者、市職員と共に、市議会議員も参加しました。  これは、本市において新病院建設検討が進む中、新時代にふさわしい病院経営の在り方を共に学ぶために開いたものです。  講師のいせきともとし教授は、勉強会の2日前に来宝。市内にある総合病院の現地調査を実施の上、本市の実情を踏まえた講演をいただきました。 【講演の概要】 ●全国の病院の10%が自治体病院で、コロナ禍でも患者を積極的に受け入れるなど大きな役割を担ってきたが、ほとんどの病院で急激に収益が悪化している。 ●医療の高度・専門化に対応した急性期病院に該当する宝塚市立病院は、国が経営強化を迫る中、普通交付税や特別交付税を活用して頑張ってほしい。 ●女性医師の活用が鍵となる。女性が働きやすい病院を目指すべき。 ●都市部での看護師不足も問題。男性看護師も含め働きやすさを追求することが大切。 ●病院の人件費、歳出の削減が難しいため、入院患者増で医業収益を増やすとともに、働きがいがあり、経営の安定した、若い医療人材に選ばれる病院となることが必要。 ●新病院建設には、発注者の代理人として設計や施工の管理・調整を行うコンストラクション・マネジャーを採用し、建設費の抑制に尽力してもらうのが良い。 ●全室を個室とし、かつ個室料を取らないことで、利用率向上、感染症対策、男女別配慮の課題に対応を。  このような貴重なヒントを多数いただき、とても有意義な勉強会となりました。 【14-15面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 高校生との意見交換会 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆高校生と共に、まちづくりを考える◆  市議会では、昨年7月(県立宝塚高校・宝塚北高校)に続き、今年1月・2月にも県立宝塚東高校・宝塚西高校生との意見交換会を開催しました。日頃の通学や暮らしの中から生まれた意見やアイデアを、生徒の皆さんから直接伺うことができたのは市議会議員にとって貴重な体験であり、また、参加した生徒の皆さんにとっても、身近にある地域のことを自分たちの問題として考えてみる良い機会となりました。  市議会では、この意見交換会から生まれた多くの気付きを、今後の市政に役立てていきたいと考えています。 ◆1月27日 宝塚東高校 スクールバスを作る バス便が少ない 一般の乗客に迷惑も 市内の医療体制は? 医療費負担が心配 市立病院の建て替え計画 若い世代に分かりやすい情報提供を 学習支援、学習意欲向上のために 学習アプリの導入 ポイント制で動機付けを ゲーム要素を取り入れる 公園のトイレ、きれいに使うには ビフォーアフターの写真を掲示 夜のまちを魅力アップしては? ライトアップ、夜のカフェラリー ◆2月3日 宝塚西高校 花火のできる公園があればなぁ 住民の合意があればできるかも 花火大会の復活は 形を変えたイベントではどうか ごみ捨てのマナーが悪い まちにごみ箱が少ない 地域の美化は住民の意識から 下校時のバス最大120分待ち 信号の間隔と渋滞の関係、調査してみた AI活用し信号の間隔を変えては 時刻表に縛られない柔軟運行ができたら アピア付近の鳥(鳴き声、ふんの害) 街路樹の剪定回数、樹種を変えては 通学バスの定期代が月1万円 通学費用の助成ができないか 【16面】 【報告】議場コンサート 「市民に開かれた議会」「市民に信頼される議会」「市民に親しまれる議会」を目指した活動の一環として、3月定例会の初日である2月13日、本会議開会前に、議場コンサートを開催しました。 今回の出演者は、サクソフォン奏者のさいしょうきさん、もりわきたくとさん、ただせいしろうさん、まつしまめいさんでした。 さいしょうきさんは、ソリストとして演奏活動を行うとともに、大阪音楽大学や神戸女学院大学音楽学部などで後進の指導にも当たられています。 また、宝塚市内では、小学校の音楽鑑賞会や宝塚ホテルロビーコンサートなどでも演奏されています。 今回は、さいさんに師事されたたださん、まつしまさん、もりわきさんとの四重奏で「情熱大陸」や「タカラヅカ・フォーエバー」などを、満席の議場で繊細かつダイナミックに披露していただきました。 傍聴席の皆さまに心地よいひとときを過ごしていただくことができました。 6月定例会の予定 5月21日 木曜日 議会運営委員会 5月22日 金曜日 本会議(提案理由説明) 5月27日 水曜日 総務常任委員会①+協議会 5月28日 木曜日 文教生活常任委員会①+協議会 5月29日 金曜日 産業建設常任委員会①+協議会 6月1日 月曜日 総務常任委員会② 6月2日 火曜日 文教生活常任委員会② 6月3日 水曜日 産業建設常任委員会② 6月4日 木曜日 常任委員会②(予備日) 6月15日 月曜日 議会運営委員会 6月16日 火曜日 本会議(一般質問) 6月17日 水曜日 本会議(一般質問) 6月18日 木曜日 本会議(一般質問) 6月19日 金曜日 本会議(一般質問・予備日) 6月23日 火曜日 協議会+常任委員会③ 6月24日 水曜日 議会運営委員会 6月25日 木曜日 本会議 6月26日 金曜日 本会議(予備日) ※日程については変更する場合があります ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 市議会ホームページ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 会議日程や議案審査の結果等をご覧いただけます。また、本議会や委員会の会議録検索もできます。 宝塚市議会で検索 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ インターネット中継・録画配信 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 本会議や一部の委員会の模様を動画で配信しています。 スマートフォン・タブレットでも視聴可能です。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ Facebook ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 本会議や委員会の開催日程のほか、議会報告会や意見交換会など市議会主催イベントの情報をお知らせしています。フォローをお願いします。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 83.5MHz FM宝塚 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 毎週2回(月曜日・木曜日)11時55分から5分間、市議会の話題をお届けしています。一般質問(録音)や議長インタビューなども放送しています。 ◆このメンバーで1年間「かけはし」を編集しました!◆ 広報広聴委員会委員 委員長 いばさとし 副委員長 みとみちえこ 委員 いずみゆき おおしまちとせ おおしまときこ きたのさとこ みやけこうじ (五十音順) ◆◆◆◆◆◆◆◆ 編集後記 ◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆議場コンサートでは音符の帯を締めて、心弾む時間を過ごしました。代表質問にも思いを込めて挑みました。今年度は議員4年目になり日々の活動も少しずつ充実しています。(いずみ) ◆市内の高校生と対話を重ねた。自由な発想や真っすぐな思いに、大人の私たちは驚くばかり。真剣なまなざしに、まちの未来への希望が見えた。この宝物を次へとつなげたい。(おおしまちとせ) ◆新たな一歩を踏み出された皆さん、宝塚市も財政再建の先にある姿を目指し進んでいます。その一つが市立病院を核とした医療・福祉・介護・保健の連携です。ご期待を!(おおしまときこ) ●議会報「かけはし」は、全ての世帯と事業所のポストに宅配でお届けしています。発行日を過ぎても届かない場合は、下記へご連絡ください。 ジャパンメッセンジャーサービス㈱ フリーダイヤル0120-240-324(9時から18時まで) ●最後までお読みいただき、ありがとうございます。誌面へのご意見、ご感想は、議会事務局までお気軽にお寄せください。 宝塚市議会事務局 〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 電話 0797-77-2168(直通) FAX 0797-74-6902 次号は、令和8年(2026年)8月1日発行予定です。