「地域からエネルギーを考えよう」シリーズ第2回
今回のテーマは…「地球温暖化への対策」
今号では、地球温暖化について考えます。
地球は長い歴史のなかで、自然による気候の変動を繰り返してきました。気候変動のうち、二酸化炭素などの温室効果ガスについては、通常、森林や海洋に、一定量吸収されますが、吸収できる以上に排出され続けると、大気中の濃度が高くなると熱を閉じ込めて放出しなくなり、地球温暖化を引き起こすとされています。
現在、観測されている温暖化の現象は、私たち人間が経済成長や人口増加の過程で引き起こした可能性が極めて高く、このまま平均気温の上昇が続くと、異常気象の発生や動植物の生態系への影響だけでなく、農作物の収穫や健康被害など様々な影響が出ると危惧されています。
宝塚市では、市民の皆さまが安定した環境の中で生活が送れるよう「継続的な低炭素社会」を目指しています。温室効果ガスを2020年度(1990年度比)に22%削減すると定めた「地球温暖化対策実行計画」を策定し、毎年市内の温室効果ガス排出量を把握しています。宝塚市域内では、民生部門(※民生業務…オフィスビル、店舗など・民生家庭…家庭など)の温室効果ガスの排出量の割合が大きいのが特徴です。
小さな取組の積み重ねを多くの人が取り組むことにより、大きな効果につながりますので、家庭や事業所で省エネルギーに取り組む人やそれに関わる人を増やすことが重要です。
「環境都市宣言」や「環境基本条例」で謳われている宝塚のすばらしい環境を将来の世代に引き継いでいくためには、身近にできることから実践するとともに、温室効果ガスの削減に向けて、市民・事業者・市が協働して取り組むことが必要です。
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