『みんなで行こう!阪急電鉄車両見学』を実施しました!(8/21、8/24)

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ID番号 1013172 更新日  2023年8月31日

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阪急電鉄1000系車両見学会

平成27年(2015年)8月21日(金曜日)、8月24日(月曜日)の両日、阪急電鉄株式会社のご協力のもと、環境配慮型車両1000系の車両見学会を平井車庫で実施しました。2日間で99名の方に参加いただきました。

このイベントは、宝塚市地球温暖化対策実行計画で対策の一つとしている「公共交通機関の利用の促進」のため、また、夏の時期にご家族で出かけて頂き、楽しみながら節電していただくとともに、普段の生活の中でエネルギーのこと、省エネのことを考えていただくことを目的として実施したものです。

平井車庫の見学の前に、集合場所のひらい人権文化センターで事前のガイダンスや注意事項などの説明を行いました。
冒頭、地域エネルギー課より、このイベントの趣旨を説明し、電気をはじめとするエネルギーを考えるきっかけとしていただきたいことなどを話しました。
続いて「地球温暖化ってなぁに?」と題し、紙芝居形式で、そもそも地球温暖化とはどういう事なのか、また今回の車両見学と地球温暖化のつながりを説明するとともに、このまま地球温暖化が進むと今は「赤い」リンゴが将来的には「白い」リンゴとなってしまうかもしれない事、そのためには、みんなが普段の生活から小さな取組を積み重ねる事が大切であるなど、簡単に事例を引きながら説明を行いました。
参加者からは地球温暖化と言われると身近に思えないことが多いが、今回の説明はすごく分かりやすかったとのご意見をいただきました。

阪急電鉄車両見学の様子

説明終了後、阪急電鉄平井車庫に移動し、車両見学がスタートしました!
人数が多いため、2班に分かれ、順番に出発しました。
普段は電車の検査・整備作業を行っている阪急電鉄職員の方から、時にはクイズを交えながら整備作業などについて説明をうけ、車庫内を進んでいきました。ブレーキ部品の説明では、新しいブレーキに交換したものが実際に走った後、どのくらい減ってしまうのか現物を見せてもらいながらであったため、参加者はその減り方に興味津々であり、驚きの声があがっていました。
新型車両1000系では、このブレーキによって発生したエネルギーを無駄にしないため、「回生ブレーキ」と言う仕組みを取り入れ、電力として利用しているとのことでした。

見学の最後は実際の1000系車両(当日は期間限定のリラックマ号1000系)に乗っての洗車体験でした。
普段車両に乗ることはあっても車両の洗車を見る事がないため、終了後、参加者からは「初めて見た!」「滅多にない貴重な体験でした」などの声が寄せられました。

車両乗車中には阪急電鉄技術部の蔵本さんより1000系車両は回生ブレーキだけでなく、車内の照明がLED化されていること、アルミ車両であるため車体重量が軽く、少ない電力で動かすことができ、従来の車両に比べて半分のエネルギーで走れることなど、環境にやさしい車両であることなどを説明していただきました。
 

最後は全員で1000系の前で集合写真を撮り、見学を終了しました。
帰り際には阪急電鉄の方からお子さん限定で下敷きのプレゼントがありました!
思いがけないプレゼントに子どもたちは大変喜んでいました。

今回のイベントでは、普段、じっくりと見たり聞いたりすることのない話に、多くの方にとても楽しかったと感想をたくさんいただきました。
今年度の夏の節電等に関するイベントはこれでいったん終了となりますが、今後もみなさんに「楽しく」節電に取り組んでいただけるよう、また、時には違った視点から地球や日本、宝塚の環境のことを考えていただくきっかけとなるようなイベントの実施、情報提供に努めていきますので、これからのイベントにもご参加いただきますようよろしくお願いします。

当イベントにご参加いただいたみなさま、ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

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このページに関するお問い合わせ

環境部 環境室 地域エネルギー課
〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 本庁舎2階
電話:0797-77-2361 ファクス:0797-71-1159
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