考えよう!広めよう!「新エネルギー」第11回

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ID番号 1000319 更新日  2014年11月10日

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今号では、前号に引き続き宝塚市の新エネルギーに関する調査結果について取り上げます。

住宅の可能性

前号では、宝塚市は太陽エネルギー(太陽光発電、太陽熱利用)が全国平均と比べ恵まれていることを説明しました。下図は、「本市では太陽光発電をどの施設にどれだけ導入することができるのか」の可能性を調査した結果です。

太陽光発電導入可能量


この結果は、一戸建て・持ち屋住宅を中心に設置が進めば、より多くのエネルギーを自分たちの地域でまかなっていけることを示しています。また、これに加え、分譲マンション、公共施設、耕作放棄地への導入が実現すれば、民生家庭部門の電力消費量の約28%相当をまかなえるようになると想定されています。

住宅のイラスト

行政の役割

昨年度に実施した宝塚市再生可能エネルギー推進研究会議では、再生可能エネルギー推進のための主な行政の役割として、次の4つの提案がありました。

  1. 率先した導入と普及啓発から政策パッケージによる枠組みづくりへとシフトする。
  2. 市民懇談会や地元NPOとの連携など、合意形成の場づくりを行う。
  3. 多数の部署にわたっての内部調整を進める。
  4. 公共施設の有効活用のための制度整備の検討を行う。

再生可能エネルギー推進にあたっては、行政、市民、事業者、NPOなど、それぞれの役割を補完しながら取り組んでいくことが必要となります。

このページに関するお問い合わせ

環境部 環境室 地域エネルギー課
〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 本庁舎2階
電話:0797-77-2361 ファクス:0797-71-1159
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。