認知症予防
正しい知識と生活改善で認知症を予防しましょう
認知症は他人ごとではありません!
認知症は脳の障害による病気であり、誰もがかかる可能性があります。原因によっては生活習慣を変えることでその発症を遅らせたり、症状を軽く抑えたりすることのできる場合もあります。「自分には関係ない」「もし認知症になればあきらめるしかない」などと思わず、予防につとめて、いつまでも健康な生活を送りましょう。
認知症の約半数はアルツハイマー病によるものです。アルツハイマー病による認知症は、脳の変化が長い時間をかけて少しずつ進むという特徴があります。アルツハイマー病の次に多いのが脳血管性認知症で、動脈硬化、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの重症化により脳血管障害を起こした後に起こるものです。これらの病気のコントロールが予防につながります。
アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症の比較
アルツハイマー型認知症 | 脳血管性認知症 | |
発症年齢 | 70歳以上に多い | 60~70歳に多い |
男女比 | 女性に多い | 男性に多い |
自覚症状 | なし |
初期の段階にある (頭痛、めまい、物忘れなど) |
経過 | 少しずつ進行する |
段階的によくなったり 悪くなったりする |
人格的な変化 | しばしば明らかにみられる | 比較的少ない |
合併する病気 | なし | 高血圧、糖尿病、心疾患、動脈硬化など |
特徴的な症状 |
落ち着きがなくなる、 多弁、奇異な屈託のなさ |
感情失禁、うつ状態、せん妄 |
認知症の予防につながる習慣として
楽しく集中できる趣味を持ちましょう |
食事と運動で生活習慣病を予防し、 認知症の発症を遅らせましょう |
本を読んだり、趣味に取り組んだり、 さまざまな活動をとおして生活を 楽しみましょう。 |
野菜やくだものを食べましょう。 青背の魚を積極的に食べましょう。 有酸素運動(ウォーキング、水泳、体操、サイクリングなど)を 積極的に行いましょう。 |
自分でできる認知症の気づきチェックリストをしてみましょう
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