平成28年8月号 試供品を注文したつもりが、定期購入になっていた!?【事例編】

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ID番号 1016940 更新日  2016年7月28日

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試供品が定期購入に!?

【事例】 1ヶ月前インターネット通販で、送料500円のみ負担の、ダイエットサプリメントの試供品を注文した。直ぐに商品が届いたので、コンビニから500円を支払った。昨日注文していないのに、同じサプリメントが届き、5980円の請求書が同封されていた。インターネットの申込画面を確認したら、「定期コースの申し込みとなります。初回は特別価格で提供しているので、6か月の継続を約束してもらいます。2回目以降は5980円となります」と書かれていた。注文時には定期購入と気付かなかった。2回目の商品を返品して、定期購入を解約したい。

 サプリメントや化粧品の試供品を注文したつもりだったのに、定期購入の契約だったという相談が急増しています。初回は送料のみなどの低価格です。しかし2回目からは価格が高くなり、3回以上の継続購入が条件となっています。

 事例の場合は、インターネットの広告画面で、「試供品、送料のみ」の文字が、大きく目立つ色で点滅して、目を引くようになっていました。その下に定期購入について書かれていたのですが、相談者は気付きませんでした。2回目の商品が届いて初めて定期購入だったと気がつきました。

 通信販売では広告に書かれた約束に縛られます。6か月の定期購入が条件と明記されていたら、試供品だけを受け取って、2回目以降の定期購入を解約することは困難です。

 「試供品、送料のみ」などの広告にまどわされずに、契約内容をしっかりと確認してから、注文するようにしましょう。インターネット通販で化粧品の試供品だけを注文したつもりが、定期購入になっていたという相談が急増しています。発注の際には、契約内容をしっかり確認しましょう。

 暮らしに関する質問や相談は消費生活センター(☎81・0999)、消費者ホットライン(☎188)

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