平成29年4月号 身に覚えのない引き落としはありませんか?
身に覚えのない引き落としはありませんか?
【事例】
クレジットカードの明細書に、毎月540円の請求が上がっていることに気付いた。身に覚えがないのでカード会社に確認すると、10年以上前に契約したオンラインゲームの月額利用料だと分かった。5年前に解約したと思うので、さかのぼって5年前からの料金を返金してもらいたい。
このように「身に覚えのないお金が毎月請求されていたことに気付いた」という相談を受けることがあります。
今回の相談では、ゲーム会社に問い合わせたところ、相談者が解約したという記録がありませんでした。5年前に解約を証明することができなかったため、相談者はさかのぼって返金を受けることができませんでした。今後の請求を止めるために、相談者は解約しようとしましたが、IDやパスワードを忘れていたことや、契約時と住所が変わっていたことで、解約できるまでにかなりの時間がかかりました。
契約してから年月が経過していると、契約内容の確認や解約が難しくなる場合があります。また、さかのぼって返金を求めることは、よほどの根拠がない限り困難です。
こまめに預金通帳を記帳する、クレジットカードの請求書を確認するなどしましょう。
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