平成29年6月号 注文していない物を送ると言われた!
注文していない物を送ると言われた!
【事例1】
業者名を名乗らず、「仏像を届ける」と電話があった。「頼んでいない」と答えると、「1年前に注文を受けたので忘れている人が多いです」と言われた。(相談者80歳代)
【事例2】
業者から「健康食品を送る」と電話があった。「頼んでいない」と答えると、すぐに電話を切られた。(相談者70歳代)
【事例3】
業者から「冷凍でカニなどを送る」と電話があった。「少人数であり、要らない」と断ったが、一方的に「送る」と言われ、電話を切られた。(相談者70歳代)
これらは、相談者に申し込んだかのように思わせて、商品を送り付ける手口で、特に高齢者に多い相談です。相談者は、商品が届く可能性があるため、不安に思い相談されました。注文した覚えのない商品については、「注文していない」ときっぱり断り、電話を切ることが大事です。
事例の場合は商品が届きませんでしたが、仮に届いた場合は、宅配業者に事情を伝え受け取り拒否をしてください。そして、送り状の依頼人欄に記載されている住所や依頼人、電話番号を記録してください。電話では断りきれず、配達されて受け取った場合は、電話勧誘販売としてクーリング・オフ(無条件解除)の通知を出すことも検討できますので、相談してください。代金引換え配達で届くことが多いですが、いったん代金を支払ったら、取り戻すことは容易ではありませんので絶対に支払わないでください。
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