平成30年1月号 還付金詐欺に注意しましょう
還付金詐欺に注意しましょう
【事例】
市役所の健康保険課を名乗る男性から電話があった。「4ヶ月前に医療費の還付手続きの書類を送ったが、手続きがされていない。今日の15時までなら大手銀行のATMで手続きができる。すぐに健康保険証とキャッシュカードと携帯電話を持ってATMに行き、着いたら操作方法を教えるので電話してほしい」と言われた。
市役所などの職員をかたって「医療費を還付します」とATMに誘導し、お金を振り込ませる還付金詐欺が後を絶ちません。被害者の多くは高齢者です。医療費が還付されると思いATMで指示通りに操作したら、お金を受け取るのではなく相手の口座にお金を振り込んでしまっているのです。一度振り込んでしまったお金を取り戻すことは、極めて困難です。事例の相談者は、ATMに行く前に消費生活センターに相談し、被害に遭いませんでした。
公的な機関が、還付金の返還をATMで行うことは絶対にありません。「今日中に手続するように」とせかされても慌てないようにしましょう。「医療費の還付金があるのでATMへ行くように」と言われたら、還付金詐欺です。毅然とした態度で断りましょう。
暮らしに関する質問や相談は消費生活センター(☎81・0999)、消費者ホットライン(☎188)へ。
このページに関するお問い合わせ
産業文化部 産業振興室 消費生活センター
〒665-0852 宝塚市売布2丁目5番1号 ピピアめふ1・5階
電話:0797-81-4185 ファクス:0797-83-1011
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。