平成30年2月号 「仮想通貨」の新しい制度
「仮想通貨」の新しい制度
仮想通貨は、インターネット上で取り引きされる、通貨のような機能を持つ電子データです。
昨年4月から、仮想通貨交換業に関する新しい制度(改正資金決済法)が開始され、仮想通貨と日本円などの法定通貨を交換したり、仮想通貨同士を交換したりする仮想通貨の交換サービスについて整備されました。
このような仮想通貨交換業を行う事業者は、金融庁・財務局の登録(※)が必要です。また、事業者には仕組みやリスク、手数料などを利用者へ説明し、事業者と利用者の財産を分別して管理することが義務付けられています。他にも、一定の取り引きをするときは本人確認をする義務があります。
仮想通貨は法定通貨ではないため、価値が保証されていません。価値が上がることもあれば下がる場合もありますので、契約内容やリスクを十分に理解した上で、取り引きを行うか判断しましょう。また、「必ず値上がりする」「絶対に儲かる」といった詐欺の勧誘もありますので注意しましょう。
※事業者の登録の有無は、金融庁のHPで確認できます。
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