平成30年11月号 パソコンでインターネット検索していたら、突然警告画面が表示された!
パソコンでインターネット検索していたら、突然警告画面が表示された!
《事例》突然、パソコンの画面に「セキュリティの重要な警告」とポップアップが表示され、大音量のアラームが鳴り響いた。驚いて画面に出ていた番号に電話し、勧められたセキュリティソフトを購入して代金をクレジットカード決済してしまった。取り消したいが、業者名も連絡先も分からない。
事例のような画面に音声案内や激しい警告音が流れる―これらは「偽警告」です。偽警告はウイルス感染が原因ではなく、一種の広告のようなものですので、決して鵜呑みにしないでください。
もし誤って契約してしまった場合は、すぐに解約を申し出ましょう。契約先や内容が分からなくても、注文確認メールや決済完了メール、クレジットカード明細などから確認が取れる可能性があります。
また、継続課金になっている契約もありますので、クレジットカード会社に事情を説明してカード番号等の変更を依頼すると良いでしょう。ソフトをアンインストールするなどの操作手順については(独)情報処理推進機構(IPA)のウェブサイトに詳しく書かれています。
事例では、クレジットカード会社への請求元情報から業者名が確認できたので、業者宛に解約通知メールを送付するよう助言しました。その後、相談者より「業者から『契約をキャンセルし返金処理をした』との返信があった」と報告を受け、相談を終了しました。
暮らしに関する質問や相談は、消費生活センター(☎81・0999)、消費者ホットライン(☎188)へ。
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