令和元年5月号 「長期使用製品安全点検制度」をご存知ですか?
「長期使用製品安全点検制度」をご存知ですか?
製品を長期間使用すると、部品などの劣化(経年劣化)により、火災や死亡事故などを起こすおそれがあります。そこで、平成21年(2009年)4月から、「長期使用製品安全点検制度」が設けられています。
この制度は、長期間使用する製品(特定保守製品)について、経年劣化による製品事故を防ぐため、製品を購入した所有者に対して、メーカーや輸入業者から点検時期をお知らせし、点検(有料)を受けていただくことで、火災などの事故を防止するためのものです。販売業者等は購入者に、点検を受けるための登録の内容を含めた説明義務がありますので必ず説明を受けてください。
対象となる特定保守製品は、(1)石油給湯機(2)石油ふろがま(3)FF式石油温風暖房機(4)浴室用電気乾燥機(5)ビルトイン式電気食器洗機(6)屋内式ガス瞬間湯沸器(都市ガス用・LPガス用)(7)屋内式ガスふろがま(都市ガス用・LPガス用)です。(平成21年(2009年)4月1日以降に製造・輸入された製品が対象となります)
特定保守製品は、安全に使う目安となる設計上の「標準使用期間」を設けています。制度が導入されたころに所有者登録をされた方には点検通知が届き始めています。通知が届いたら安全のため、異常がなくてもメーカーに連絡をして点検(有料)を受けましょう。
また、平成21年(2009年)4月1日よりも前に製造・購入された特定保守製品についても、製造時期を確認し、10年程度経過しているものはメーカーによる点検を受けましょう。なお、製造時期や登録状況等の詳細が不明な場合は、メーカーに問い合わせて確認してください。
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