令和3年3月号 クレジットカードが不正に利用された!?
クレジットカードが不正に利用された!?
【事例】
普段使用していないクレジットカード会社から覚えの無い請求がきた。どうしたらよいか。
クレジットカードは、審査を受けて認められたクレジットカード会員(名義人)に対して発行され、利用した代金は名義人に請求されます。名義人は、カード会社の会員規約に従い、カードを紛失したり、盗難に遭わないよう適切に管理しなければなりません。また、家族を含め他人とカードを貸し借りすることはできません。
カードは、以下の点を特に注意して管理してください。
(1)カードの署名欄に署名。
(2)暗証番号(生年月日など推測されやすい番号は不可)は絶対に他人に知らせない。
(3)カード番号とカード会社の連絡先を控えて第三者に見られない場所に保管する。
(4)利用明細(利用日、金額、支払方法)は必ず確認する。
しかし、事例のように、普段利用していないカードが何者かに悪用されるという被害も少なくありません。長期間使用していないカードは解約することをお勧めします。第三者による悪用被害であっても、カード会社から利用者本人の管理に問題があると判断され、被害の救済が受けられない場合があります。カードの不正利用に気づいたら、金額にかかわらず、すぐにカード会社に連絡してください。
事例では、後日相談者から『カード会社が調査した結果、不正利用が認められ請求は取り消された。併せてカード番号が改番された』と報告を受けました。
商品やサービスに関する契約トラブルの相談は
相談専用電話(☎81・0999)、消費者ホットライン(☎188)へ。
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