ひきこもりとは?~8050問題について考えよう~講演会を開催しました
イベントカテゴリ: セミナー・交流
当日の開催概要
〇ひきこもりの定義について
様々な要因の結果として社会的参加を回避しており、原則的に6 ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態をいいます。他者と関わらない形で外出可能な人たちも含まれます。これまでにいろいろな調査が行われていますが、結果により、ばらつきがあり、全国に60万とも100万人いるといわれています。また、このような調査には中高年・高齢者のひきこもりなどが含まれておらず、実際には約200万人いるともいわれています。
〇8050問題について
ひきこもりが長期化することによって、親も高齢となり、収入や介護などの問題が発生してきます。80代の親と50代の子の親子関係から、8050問題と呼ばれるようになりました。外部へ相談が難しいことが長期化に繋がり、社会から孤立しやすい状態になっています。相談が難しい理由は様々ですが、知られたくないという思い、再スタートを切りにくい社会構造、行政の支援の手薄さなどが挙げられます。
〇家族、周囲のかかわり方、支援方法
子ども、家族ともに支援者と繋がることが重要なため、外部での居場所つくりや誰かに相談することが大切です。また、様々な理由が存在するため、トラウマのケアが必要です。叱咤激励やアドバイスばかりだと逆に話しをしてくれないことが多いので、相手の立場を理解すること、ポジティブなコミュニケーションを増やすことが重要で、今までと違う方法を試してみるなど、諦めずに対応することが大事です。家族だけで抱え込んでしまうと家族が疲れてしまい、諦めやすくなります。誰かと繋がることが重要です。
〇関連リンク
メンタルワークス大阪HP https://www.mental-works.net/
- 日程
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令和2年11月23日(月曜日)
- 開催時間
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午後1時30分から午後3時まで
受付 午後1時~
- 対象
どなたでも
- 施設
公民館
宝塚市立東公民館 ホール- 内容
ひきこもりとは?~8050問題について考えよう~
近年「ひきこもり」や「8050問題」という言葉を聞かれるようになりましたが、「ひきこもりってどういうこと?」「どう対応するのが良いの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
ひきこもりとなるきっかけや支援内容、当事者やその家族が抱える悩みや問題について学び、この社会問題について理解を深め、考えるきっかけづくりにどなたでもお気軽にご参加ください。
〇申込み:令和2年11月4日(水曜日)午前10時から電話で社会教育課へ
電話番号 0797-77-2029
〇一時保育:あり(費用不要)
令和2年11月13日(金曜日)午後5時までに電話で社会教育課へ
1歳~未就学児対象(先着5名程度)- 講師
メンタルワークス大阪 代表
臨床心理士 岡崎 剛 氏- 定員
先着80名
- 費用
不要
- 主催
-
宝塚市教育委員会
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このページに関するお問い合わせ
教育委員会 社会教育部 生涯学習室 社会教育課
〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 本庁2階
電話:0797-77-2029 ファクス:0797-71-1891
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