人権・同和学習 参観懇談
今日は1・3・5年生の人権・同和参観、学級懇談会が行われました。
1年生は「だれのをさきにしようか」という教材でした。この教材は「一日に一つだけしか作れないうさぎさんの洋服屋」での話です。一番に注文に来たさるさんは「明日開かれる、自分のおたんじょう会のための洋服」を、二番目に来たのはこわいライオンさん。「パーティーのためにさっさと作ってくれ。」といってさっさと行ってしまいました。三番目に来たのがなかよしのパンダさん。「あしたピクニックに行くすてきなようふくをたのんだよ。」
さぁ、うさぎさん、どうしよう…。さてあなたならだれのを作りますか?
1年生は自分の考えをしっかりプリントに書き込んでいました。「ライオンさにいじめられたらいやだからさイオンさんから。」「じゅんばんどおりに一番に来たさるさんから!」「なかよしのパンダさんのを先に作ってあげたい。」どの思いもよくわかります。この教材を通して「公正・公平」とはどういう行動をとるかということを学びます。毎日の生活の中でも起こるいろいろなことがらや道徳の学習を通して「公正・公平」な態度や言動を大切にできる人になってほしいと思います。
3年生は「言い伝えについて考えよう」という学習でした。東と西の村には昔から言い伝えがあって、どちらの村も「あっちの村の者はらんぼうものだから口をきいてはならない」と言い合っていた。しかし子どもたちはあることをきっかけに隣の村の人たちが決してらんぼうものではないことを知る。「言い伝え」がおかしなことだと気づいたり、自分だったらどうするかという「自分事」としてとらえたり、どう解決していくかについて考えたりする学習でした。子どもたちにはこれから「うわさ」をうのみにするのではなく、「自分の目や耳、心」で見たこと、聞いたこと、感じたことや知った事実をもとに行動していけるような人になってほしいと思います。
5年生は「権利の熱気球」。これはいくつかある「権利」から本当に必要だと思う権利だけを残していく学習です。どの権利が自分にとって必要なのかを考えることで、生きる上で重要な権利があることを知ります。そして自分以外の人が選んだ権利を尊重することや理解することの大切さを知る学習です。これから高学年になり、さらに自他を意識し共に生きていくことになります。そのときに自分と同じ権利を相手も持っていることやそれぞれの価値観の違いを大切にできる人になっていってほしいと思います。
懇談会の様子です。それぞれの学級では最近の様子や、本日の授業の感想などについて話をしていただきました。学校生活の中で人権学習は何より大切な学習です。「一人一人の在り方を認め合い、あらゆる差別を許さない光明っ子に」を合言葉に、これからも学校・家庭・地域で子どもたちを見守り育んでいきたいと思います。
今日は20分休みに「運動場の草引き」をしました。保護者の方にも参加を募ったところたくさんの保護者の方が来てくださいました。そして全校生で運動場の草引きをしました。お忙しい中ご参加いただいた保護者のみなさま、学校のため、子どもたちのためにありがとうございました。児童のみんなもよくがんばりましたね。また雨上がりの休み時間にはお手伝いしてくださいね!ありがとうございました。