4年 福祉体験学習 手話を学ぼう

ID 6009615 更新日  2023年10月4日

印刷大きな文字で印刷

手話体験
 今日は4年生で福祉教育の一環として「手話」を学びました。講師の先生に来ていただき「聞こえないってどういうことなのか」「私たちにできることは何なのか」について考えるお話をしていただきました。手話通訳の先生も来てくださり、通訳の先生に子どもたちの声を届けてもらったり、先生のお話を手話とともに聞くことができました。
手話
 耳が聞こえない人とどうやってコミュニケーションをとるのかを考えたとき「筆談」「手話」以外にもどんなことができるか考えました。「身振り手振り(ジェスチャー)」「指文字」「空書き(平仮名や漢字を指で空間に書く行為)」などがあることを教えてもらいました。また耳が聞こえないときに困ることの一つに「目覚まし時計」があることを知った子どもたち。「確かに耳が聞こえないとどうやって起きられるの?」それは、枕の下に振動で伝えてくれるものを置くのだそうです。また電話などが鳴っても聞こえないときはサイレンのような光で教えてくれるものもあるそうです。
 次に子どもたちは先生から「おはよう」「ありがとう」「ライン」「メールを送る・届く」などの簡単な手話や指文字を教えてもらいました。
光明小学校には2階の東側のかべに「指文字一覧」(卒業した子どもたちが実際に高学年の時に指文字をしながら撮った写真ポスター)があります。ぜひその一覧で指文字を「あ」~「ん」まで覚えてみてください。
 子どもたちのふりかえりには「地震や大きな災害の時、周りの人たちが逃げている様子などみていると、何が起こったかわからなくて怖いだろうな。」「不安なことが多いだろうな。」「自分が大きくなった時に手話で会話ができるようになったらいいなと思う。」「耳の聞こえない人と一緒にお話ができるようになりたい。」という声がありました。
 子どもたちは今回の学習でも「自分にできること」が何かをじっくり考えながらお話を聞いたり、体験したりすることができました。
 お家でも知っている手話や身近な生活の中での手話など調べて使ってみてください。また身振り手振りや口をしっかり使ってお話をすることでコミュニケーションをとることができることもお話してみてください。