1年生 環境体験学習

ID 6009749 更新日  2023年10月30日

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1年生環境体験学習
 10月25日(水曜日)に武庫ネイチャークラブの方々が講師として来てくださり、1年生児童との「校内環境体験学習」を行いました。まずは、小グループに分かれて校庭の草木や昆虫を見つけたり、植物の特徴や意外な豆知識を教えてもらったりしました。
 みんながよく見るクローバー(シロツメクサ)に似ている「カタバミ」という植物がありますが、そのカタバミで10円玉を磨くとなんと不思議!ピカピカになります。なぜかというと、この植物にはシュウ酸という成分が葉の中に含まれています。このシュウ酸が10円玉の表面についた錆(さび)を落としてくれるのだそうです。
 そのようなお話も武庫ネイチャークラブの先生方に聞きながら子どもたちは校庭や裏庭を散策しました。
環境体験学習
 裏庭には学年園や柑橘系の木々があります。その木に実がたっぷりとついています。その一つがはじけていました。それを発見した子どもが「あっこれよく見たらみかんじゃない?」「食べられるの?」と不思議そうでした。子どもたちは食べごろの黄色(オレンジ色)のみかんは見たことがあるけれど、木になっているみかんや緑色のみかんはあまり目にしたことがないようでした。光明小学校には「夏みかん」「レモン」「りんご」の木があります。子どもたちがお店で売られているのではなく自然になっている果実を見て、「みかんってこんなふうにできるんだ!」「りんごがなってる!!」と新しく発見することも「環境体験学習」の学びです。
 「ひっつき虫」が網にたくさんひっつきました。子どもの中には本当の虫だと思っていた子もいて、「ひっつき虫って虫じゃなくて草の仲間だったんだ!知らなかった~!!」と本当にいろいろ新しい気づきや学びがあふれていました。

環境体験学習

環境体験学習
 校庭の散策を終えた子どもたちは自分たちが採取してきた校庭の植物や武庫ネイチャーさんが持ってきてくださった「秋の植物」をふんだんに使って作品を作りました。題名は「どんぐりむら」「かくれミッキー」「たいようのとう」などさまざまでした。子どもたちのイメージから必要な植物を使って作品を作っていました。
 作品作りが終わるとみんなで発表会をしました。どの子の作品も植物の形や色、特徴を生かして頭に浮かんだイメージを作り上げているようでした。
 作品は11月2日(木曜日)のオープンスクールの日に教室前に展示していますのでどうぞご覧ください。