避難訓練

ID 6009799 更新日  2023年11月7日

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避難訓練
 今日は予告なし(何時間目にするか)の「火災避難訓練」でした。子どもたちはサイレンの音に驚きながらも、落ち着いて先生や放送の指示を聞いて速やかに行動していました。また集合してからも静かに先生たちのお話しに耳を傾けていました。一人一人は消防署の方の質問に「おちついて行動できた。」「おしゃべりせずに静かに行動できた。」「自分の取るべき行動がわかった。」と手を挙げてこたえていました。
避難訓練
 消防署の方のお話では訓練は「自分の命の守るための訓練」「毎年、いつでも訓練に参加してどんな時でも自分の命を守る方法を知っておいてほしい。」というお話を聞きました。また「お・は・し・も」に「ち」をつけて「お・は・し・も・ち」の5つの行動を心がけてほしいと教えてもらいました。おうちでも「お・は・し・も・ち」の行動とはどんな行動かご家族で話して確認してみてください。
避難訓練
 校舎を見てください。何か気づきますか?
 自分たちのクラスの窓やカーテンはどうなっていますか?


 校長先生のお話の中に入っていましたね。
 「火事の時と地震の時では、窓やカーテンの開閉を意識することによって、より多くの命を守ることができるかもしれないことを知っていますか?またその違いを知っていますか?」
 
 火事・・・窓は閉める(酸素の通り道を遮断し、火が大きくなるのを防ぐため) 
      窓の鍵は開けておく(要救助者を見つけたら、すぐに救出できるようにするため)
      カーテンはあける(中の様子が見え、逃げ遅れた人がいないかわかりやすくするため)

 地震・・・窓は開ける(避難路確保につながるため)
      カーテンはしめる(窓ガラスが割れたときなど飛び散るのを防ぐため)

 のような違いがあります。また火事の場合多くの方が煙にまかれて命を落とすことが多いです。ハンカチなどの布で口と鼻を覆い、できるだけ低い位置で呼吸しながら逃げるようにしてください。煙や熱い空気は、上の方へ上がる性質があるそうです。そのため下の方に比較的きれいな空気が残っている可能性があるので、できるだけ姿勢を低くして避難したらいいということです。おうちでも火事の時にどうしたら避難できるか、初期消火できるか、などについて、この秋の全国火災予防週間(11月9日(木曜日)~15日(水曜日))の機会に皆さんで確認してみてください。
 

避難訓練

避難訓練
 この後、1年生の児童がポンプ車の見学をさせてもらいました。ポンプ車の仕組みや消防署の人たちがどのような活動をされているのかについてお話を聞きました。「ヘルメットはとても硬くて上から物が落ちてきても頭を守ってくれるよ。」「ヘルメットについているのは首元に火の粉が入ってこないようにするためのカバーだよ。」「朝の9時から次の日の朝9時まで働いているよ。」ことを知って子どもたちは「24時間チャレンジみたい!」「大変な事って何ですか?」と質問したところ「大変だと思うことはありません。というか全部が大変です!」と教えてくれました。そうですよね。私たちの命を守ってくださる本当に大変なお仕事だと思います。私たちは、火事は起こさないようにすることが一番ですが、今日の訓練を通して、自分の命の守り方をしっかり学べた一日でしたね。