ハーモニカの魔術師

ID 6009954 更新日  2023年12月7日

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文化教室
 今日は3・4時間目に文化教室が行われました。「ピアニカの魔術師」という演奏家の方々のピアニカやドラム・カスタネット・ギターの演奏を聞きました。ピアニカは子どもたちにもなじみのある楽器ですが、プロの方の演奏は同じ楽器とは思えないほどの巧みな技法を使った「すごい!」演奏を聴きました。息使い一つでピアニカの音程や演奏方法の幅がこんなに広がるのかと驚く演奏でした。
文化教室
 3名の演奏家の方々は、それぞれハーモニカ(メロディ担当)・ギター(伴奏担当)・ドラム(リズム担当)という役割で演奏をされていて、いろいろな国の音楽を演奏してくださいました。実際に魔術師さんがインドネシアでハーモニカを教えに行かれた時には、音楽室から聞こえてきた音楽が「ドラえもん」の主題歌だったそうです。インドネシアでは日本のドラえもんが流行っているのだそうです。インドネシアではドラえもんもインドネシアの言葉を使っているのですが、「タケコプター」は「バリバリバンブー」というそうです。みんな大爆笑でした。アメリカは「聖者の行進」を紹介してくださいました。これはジャズでの演奏でした。アメリカのルールで音で会話をするということをするそうですが、一つの楽器でかなでた音を違う楽器の演奏者が耳コピ―をして返すという技を見せてくださいました。そのあとには子どもたちにも手拍子のリズムを手拍子で返すという経験をさせてもらいました。難しいリズムにも子どもたちはよく聞いていて完全コピーをして返していました。とても楽しい演奏の数々でした。

文化教室

文化教室
 最後には、音楽って体でも表現ができるということから「4・5・6年生で前に来てダンスしてくれるお友だちはぜひこちらに来てください!」というアナウンスとともに数名の児童が前で「ルパン三世」の曲に合わせてダンスをしました。それを見ていた1・2・3年生の児童も出たくてたまらなかったようで「私も!ぼくも!」と手を挙げていました。すると「1・2・3年生も出てきていいよ!」ということで全校生の半分くらいの児童が前で出てダンスを楽しみました。
 光明の子どもたちは自己表現・自己開放・他者理解ができる子どもたちです。演奏者の方々も驚いておられて「こんなにみんなで盛り上がり、みんなが恥ずかしがらずに表現ができる、またその様子を楽しんでみている周りの子どもたち。とても温かい学校ですね。」と言ってくださいました。
 全校生で取り組む行事が多いので、みんなで一緒に盛り上がるという方法を知っていることが生きているのだと思います。これからもこのように1年生から6年生までが同じ空間で一緒に学習や体験活動をして、盛り上がるということ、一つになるということを経験していきたいですね。「ピアニカの魔術師」さんありがとうございました。また機会があれば光明小学校にすてきな音楽・演奏をしに来てください。