ネット・ゲームの付き合い方

前半は5・6年生の児童対象で「ネット・ゲームの付き合い方~親子で考える依存の予防~」についてお話を聞きました。
依存とは自分で自分のコントロールができなくなることだということです。

○ネットやゲームを何よりも優先させてしまう
○成績が下がるなどの生活面での悪影響が出てもゲームを続ける
などだそうです。
また依存のメカニズムは(1)ゲーム内でのレベルが上がること (2)友達から「すごい」と言われること (3)ゲームで勝つことで達成感を味わったことで、さらに欲求が高まるのですが、
○ゲームをしていないとイライラする、
○落ち着かない、
○ゲームをしている時はつらいことを忘れられる、
○ゲーム中は何も考えなくていい
という感情が依存へと導かれることだと教えていただきました。

子どもたちはときおり「あー確かに。」「そうなんや。」と、うなずいたり、驚いたりしながら話を聞いてました。
今日の研修会は保護者の方も数名参観されました。保護者としても考えさせられる内容でした。親世代が生まれ育った1970年代~1990年代とは時代が変わりネットなしでは生活ができないようになっています。また今後はタブレットやネットでの生活が主になっていく世代です。ネットなしの生活はかえってこれからの世の中を生きにくくなることが考えられるので、これから必要不可欠となるネット生活で依存にならないためのルール作りを、各ご家庭でも話し合ってください。そしてだれもが気持ちの良い生活が送れるような社会にしていってほしいと思います。