1.17を忘れない 地震避難訓練実施 ID 6010134 更新日 2024年1月17日 印刷大きな文字で印刷 今日,1月17日は29年前に「阪神・淡路大震災」が起こった日です。子どもたちにとっては「1.17 大地震があった日」という言葉は聞いたことがあっても,実感したことはなかったと思います。しかし、今年は1月1日に起こった「能登半島大地震」によって実際の揺れを感じたことや、ニュースから流れるさまざまな映像,増える被害者数,など本当に地震は来るんだということ,人間は自然の驚異からは逃れられない、なす術がないということを感じる「1.17」だったのではないでしょうか。昨年に比べて,児童や教職員の緊迫感が違いました。みんな放送をよく聞き、落ち着いて、誰一人ふざけることなく避難しました。運動場での校長先生や防災担当の先生のお話も,動きを止めて静かに聞いていました。 防災の先生からは「今日はみんな放送をよく聞いていました。でも本当に地震の時は電気が止まるかもしれないし,自分や友達がけがをして避難することが難しくなってしまうかもしれません。その時に自分はどう行動するかを考えてみてほしいです。」というお話がありました。「もしも…」を想定しておくことは大切です。ぜひご家庭でも「もしも…地震の揺れで家のドアが開かなくなったら。」「もしも電話がつながらなかったら…。」「もしも携帯電話の充電が切れてしまったら。」「もしも家に誰もいない時間に地震が来たら…。」ということなどを話し合ってみてください。 今日のこの日を忘れないためにも経験したことを語り継いだり、学習したことを自分の生活に生かそうとしたりすることが大切です。 給食は防災給食でした。メニューは 「ごはん・やきのり・豚汁・ツナのフレーク・みかん」でした。ごはんは「アルファ化米」といってお水からでも白ご飯になるお米です。被災したときに電気やガスがなくてもごはんにして食べられるお米です。やきのりとツナフレーク入りのごはんでおにぎりを作ります。子どもたちは自分でおにぎりを作っておいしそうに食べていました。温かい豚汁も大人気でした。 食べるものがあってあたりまえの生活を送ることができていますが、これからはどんな災害に見舞われるかわからない状況です。これからも一食一食を大切にしながら給食をいただきたいと思います。