着衣泳をおこないました
全学年、着衣泳をおこないました。
「なんか重たいな…」「動きにくいよ…」
服を着てプールに入ると、からだがうんと重たく感じます。
「きゃ~」と大騒ぎしたくなっても、「いのちの勉強だから」と声を出すのをがまんし、
黙って取り組みます。
ペットボトルやランドセルが、時に命を救う用具に変身すると学びました。
ペットボトルを使って、体を浮かそうと果敢にチャレンジしました。
水の中では自由に動くことが難しいことを知っている3・4年生。
「助けが来るまで、とにかく浮いて待つ!」を合言葉に、命を守る方法を練習します。
からだの力を抜いて、そーっと水に体をあずけますが、すぐに沈む人が続出。
こんなに1分が長いと思ったことは、ありません。
「もしもの時は5分とか10分とか待つことになるんですよ」という先生の声に
目を丸くしながら、何度も浮く練習をしました。
ペットボトルなどがあれば、やはり浮きやすいことも実感しました。

着衣泳歴が長い高学年は、ペットボトルを使って浮くのも慣れた様子です。
「これが一番浮きやすい」「こっちの方が楽かも」
あごの下にペットボトルを持ってくる人、胸にペットボトルを抱えている人、
首の後ろに枕のようにペットボトルを当てている人…。
自分に合った方法で浮くことができています。
そこで先生が波を立てたり、バケツで水をかけたりし始めます。
「せっかく上手く浮けていたのに!!」
「でも、水が穏やかなところで助けを待つことばかりではないよね?」
「たしかに!!」
先生は、津波はオリンピックの短距離選手くらいのスピードでやってくるので
どんなに泳ぎが得意な人でも、泳いで逃げ切ることはできないとも語られました。
だから先生は、笑顔だったけど心を鬼にして(!)みんなが過酷な状況下でも、
浮いてしっかり助けを待つことができる練習をさせたのですね。
全学年の着衣泳を実施し、今年度の水泳学習は終了しました。
プール清掃を手伝ってくださった多くの保護者の方、地域の方々、
プールに入る時、介助ボランティアにきてくださった方々、
本当にありがとうございました。
事故には遭遇しないようにと願いますが、万が一、遭遇してしまった時に
どのように自分の命を守るのか、それぞれに考え練習できた水泳学習となりました。

