いじめ問題再発防止に関する基本方針にかかる行動計画

ID番号 6003352 更新日  2021年6月25日

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南ひばりガ丘中学校 いじめ問題再発防止に関する基本方針にかかる行動計画

宝塚市教育委員会では、「宝塚市いじめ問題再発防止に関する基本方針」(令和2年10月)が策定されました。この方針を推進し実効性のあるものとし、今後、いじめによる重大な事態を起こさないよう取り組むために、学校が行動計画を作成することになりました。本校では、この計画に基づいて実践し、振り返りを行います。

 

〇 生徒の自己有用感を高めます

令和元年度の全国学力・学習状況調査では、自己有用感に関する調査が行われています。自己有用感とは、人の役に立った、人から感謝された、人から認められた、という自分と他者(集団や社会)との関係を自他共に肯定的に受け入れられることで生まれる、自己に対する肯定的な評価です。令和元年度の調査では、本校の調査結果もそれほど高くなく、全国平均をやや下回っています。学校としては、学校生活の中で生徒一人ひとりの良い点や可能性を見つけ評価する(褒める・認める)取り組みをおこなっていると思っている一方で、生徒の調査では先生が良いところを認めてくれていると感じている割合はやや低めの結果となっています。平成26年度に市内生徒会役員が集まり、いじめ撲滅宣言を考えてくれました。その中の一つに「わたしたちは、相手の良いところに気づき、優しい心を持って、人間関係を築きます。」という取り組みがあります。本校では、2年前から生徒会を中心に、全校生でみんなの良いこと、頑張っていることを見つけていく「良いとこみつけ」という取り組みをしています。授業や部活動、生徒会活動といった学校での生活を通して、生徒の自己有用感を高める取り組みを行っていきます。

 

〇 生徒がSOSを出しやすい環境をつくります

アンケート(こころとからだ、いじめ等)や面談を実施するだけでなく、授業や学校生活での生徒の声を大切にし、言動の裏側にある思いに気づき支援できる教師集団を目指します。生徒の普段の様子を見守り、教職員全体で情報・指導方針を共有します。担任や学年だけでなく、教職員全員で生徒と関わり、生徒が1人で問題を抱え込まないよう、友達だけでなく、家族や学校、スクールカウンセラーや関係機関に相談できる体制をつくっていきます。

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