五月雨を上目遣いに龍之介

今週は2年生がトライやる・ウィーク（5月22日からです）でお世話になる各事業所へ事前訪問に出かけています。先日、補導委員さんが来られた時にもトライやるの話題になりました。就職先が困らなくて困っていたらトライやるでお世話になった事業所から、「だったらうちで働かんか。」と言われてそのまま就職。頑張ってる子がいますよ。入試前の面接練習で、将来の夢を持つきっかけが、トライやるでの体験だって答える子が案外いますよ。病院に行ったのに病院らしい仕事ができなくてがっかりしていると思ったら、「病院にもこんな仕事があるんだってわかった。勉強になった。」そんなやり取りがありましたよ。などなど、いろいろなエピソードを聞くことができました。20年以上やってるんですものね。いろんなことがあって当然です。今年の2年生たちも、いい学びをしてくれたらと思います。

表題の一句は・・・よくわかりませんよね。「五月雨」を使いたくて無理やり作った感も否めません。降り続く五月雨を雨宿り先で見上げながらの「龍之介」。「龍之介」から広げるイメージは読み手が勝手に想像できる部分です。芥川龍之介の文庫本を手にしている。執筆活動をしている龍之介、その人をイメージ。実際はこの「龍之介」は、京都の老舗喫茶店前田珈琲のブランド名です。オリジナルブレンドに「龍之介」という和名をつけるあたりが古都らしい。雨の日のちょっと贅沢な時間の使い方。