夕間暮れリゾートホテルの篝火にいつか彼女と訪れる夢

と生徒たちがそんなことを思ったかどうかはわかりませんが、沖縄へ修学旅行に行ってきました。しばらくの間、校長室も留守にしておりましたが、再開いたします。また、お立ち寄りください。

晴れのち晴れの旅に。出かける前にそんなことを言っておりました。梅雨入りした沖縄なのにお天気には恵まれました。「晴れのち晴れ」は何もお天気のことだけではありません。2泊3日の旅のページをめくっていく、また旅から帰った後も、生徒たちが幸せな気持ちであってほしい、そんなことを願っての言葉です。楽しかった旅ではありますが、学びの部分も心にとめておいてほしいと思います。1日目のバスガイドさん。「今日は平和を学ぶ日です。」と、沖縄戦のことを丁寧に話してくれていました。その話を聞いていても、よく勉強している・・・と感じました。ガマ（壕）の前でお話をしてくれたおじいさん。（いくつぐらいなんだろう？もしかしたら80近いかもしれない。）その歳になっても、本土からきた中学生に、沖縄のことをしってほしい、そんな情熱をもって話してくれているんだろうなと思いました。

中学生の修学旅行にはもったいないぐらいのリゾートホテル、おいしいブルーシールのアイスクリーム、どこまでも青い空と海。それも沖縄ですが、たくさんの名前が刻まれた平和の礎、遺骨が残ったままのガマ、ひめゆりの塔に置かれている手記。それもまた沖縄です。