ふくふくと部室のにおい風薫る  生徒作品

ID番号 6008931 更新日  2023年6月12日

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あじさい

今日の全校集会で時間をもらって、「新緑の句会2023」の表層を行いました。表題の作品は私(校長)が勝手に選んだ「秀逸句」の中の一句です。なんと作者は1年生。表彰の時には、ご本人から解説をお願いしているのですが、話を聞くのを楽しみにしていた一句でもあります。彼女の話によると、この句はお母さんのとの会話から誕生したとのこと。「においのオノマトペ(擬音語)ってどんなのがある?」「ふくふく、なんてどう?」とお母さんのアイディアが採用されました。ふくふくってどんな匂いやねん?と謎が深まるところがまたいい。いや、たかが校長主催の句会でご家族にも迷惑(?)をかけてしまっているようで。でも、お母様のセンス、なかなかだと思います。それに親子で俳句の話ができるなんて、それだけでもすばらしいですよね。いいお話を聞かせてもらいました。

今日は気温も湿度も高く、ムシムシ。テスト前で集中して勉強の取り組みたいところですが、少しやる気をそがれる日になったかもしれません。梅雨は好きにはなれませんが、紫陽花の美しい季節でもあります。写真写りがいいんだな、紫陽花って。