寒波来る手編みのアレは未完成 ごめんなさいのLINE送っとく

ID番号 6009884 更新日  2023年12月12日

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ことばの祭典

25日(土曜日)の宝塚市ことばの祭典、WEB俳句大賞にて、本校3年生の作品が見事最優秀賞に選ばれました。当日は彼女も会に参加してくれて、教育長より表彰を受けました。素晴らしい!

受賞作「青空にしゅわりと溶けたソーダ水」は、五中夏の句会で生徒が選ぶ俳句王にも選ばれた句です。内容が夏の句なので、この時期の句会では季節感がどうなんだろう・・・と思っていましたが、会場の小中学生、保護者の方から高評価をえました。よかったです。24の優秀句の中から半分が準決勝に。さらに6つが決勝に進むという形でしたが、決勝では圧倒的な支持を得ていました。ソーダ水のさわやか感がわかりやすく読む人に伝わったのかなと思います。

また2年生の生徒は優秀賞に2句選ばれました。

「神在や出雲の宙は星月夜」「愁思の帰路背中の答案用紙」いずれもハイレベル。10月を神在月とする出雲の国を題材にしたり、五七五を崩して破調にしてみたり、スゴイです。

本校以外にもステキな俳句を詠む生徒は市内にたくさんいます。惜しむらくは、当日の祭典への参加者が少ないとこです。何かと忙しい今日の中学生のことですから、仕方がないのですが、生徒たちの感性が輝く場所だけにもったいないと思ってしまいます。

余談ですが、「寒波来る」はことばの祭典当日のライブ句会で出されたお題です。最近の中学生は手編みのアレなんて作ったりするのでしょうか。