大胆に描いてみたい辰の年　画竜点睛自分色にして

3学期が始まりました。

始業式のあいさつでは「新年あけましておめでとう」と生徒たちに声をかけましたが、元旦の日に発生した能登半島地震のことを思うと、素直におめでとうといえない気持ちもあります。被害状況が明らかになっていくにつれて、亡くなられた人の数も増え、心が痛むばかりです。避難生活を余儀なくされている方々の生活もも、厳冬期を迎える中で、厳しさを増すばかりです。先輩がよく言っていた言葉を思い出します。「人生には3つの坂がある。上り坂、下り坂。そして、まさかというさか。」まさかそんなことが・・・というようなことが起こることがある。今回の地震のことを思うと、本当に言葉を失います。でも、その中でもプラス思考をするなら、「まさか」は悪い事ばかりではないってこと。いい意味で予想を超える「まさか」もきっとありますよね。生徒たちにはいい方の「まさか」に多く出会ってほしいものです。

2年生の新生徒会長も地震のことにふれ、「備え」の大切さを話してくれていました。3学期は、次の学年への備え、3年生は高校生になる備えをする時期。どんな備えがあればいいのか考えながら、十分な準備をしていきましょう。その備えが自分を助けることになりますよね。