正月に願いと弔い手を合わす (生徒作品)

ID番号 6010141 更新日  2024年1月17日

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防災学習

中新春の句会に応募してくれた415の俳句の中から55の入選句を選びました。その中の1つが表題の句です。初詣の場面でしょうか。今年1年、いいことありますようにと願う気持ちと、新年早々に起こった能登半島地震の悲劇を心づかう気持ち。心にふたつの気持ちを持ちながら静かに手を合わせる。そんな彼女の優しい気持ちが伝わってきます。

今日は1月17日。阪神淡路大震災が発生した日です。五中でも避難訓練と追悼集会、防災学習を行いました。例年、この防災学習は2年生の新執行部が企画してくれます。阪神淡路大震災の振り返り。地震への備え。水不足が発生したときのちょっとした知恵など工夫した内容を発表してくれました。いざ地震や火災に遭遇するとパニックになり、どうしていいかわからなくなるのは普通のことです。しかしながら、定期的に訓練や学習をすることで、すこしでも冷静な行動をとれることにつながればと思います。中学生は未成年であり、まだまだ人から守ってもらったり、何かをしてもらったりということは多くあります。でも一方では、誰かのために何かをしてあげられる力も十分に持ち合わせていると思います。災害はないにこしたことはないですが、いざというときにはそんな風に考えられるように成長徴してほしいと期待します。