クリスマスクッキーおいてまっとこう　　（生徒作品）

クリスマスは話題としてはもう時期を過ぎていますが、クリスマスにちなんだ俳句を一つ。五中「新春の句会2023」として、冬休みの（自由）課題に俳句作りを呼びかけましたが、今回は「クリスマス」「冬の朝」「初夢」「寒椿」の4つの季語をお題としました。（もちろん、自分で自由に季語を選んでもOK）クリスマスはテーマとしてはポピュラーすぎるので、あまり秀作といえるような作品は作りにくいと思っておりました。終業式でも「クリスマスと（言葉としての）サンタクロースの組み合わせは避けて、ちょっと工夫したいね。」なんてことを言っておりました。そんなところにこの一句。とても可愛らしいし面白い。サンタとクッキーの組み合わせ。いろんな解釈ができそうです。クッキーをエサにサンタを招待している？サンタが来たら一緒に食べようと思ってる？担任の先生はプレゼントをもらったらお礼にクッキーを上げようと思ってる？と私が想定していなかった解釈をしてくれました。そんなふうに読み手がいろいろな味付けができるのも俳句の面白いところです。さて、当の彼女はどんな気持ちでこの句を作ったのでしょう？

来週には次年度に向けての「トライやるウィーク推進委員会」、「新入生保護者説明会」を開きます。早いものだとつくづく感じます。