初夢はキリンが橋をのぼってた  生徒作品

ID番号 6010206 更新日  2024年1月31日

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ながさき

生徒たちが作る俳句はバラエティ豊かです。

どうしたらそんな夢が見れるの? と聞いてみたくなりますよね。だいたい夢に見ることというのは、現実世界の中で強く印象に残っていることや、今一番気になっていることなど、自分の感情と結びついているのだと思いますが、これはいったい? 橋をのぼっていくキリンの絵を想像するだけで、楽しい気分になります。なんてファンタスティック。正岡子規や高浜虚子といった俳句の達人が作る俳句とは違って、子どもたちならではの作風が何とも言えずいいです。

夢の話というと、3年生の面接練習の中で、将来の夢や目指したい職業を聞くことがあります。もちろん、中学生の時点で持っている夢がそのまま叶うとは限りませんし、今はまだはっきりとしたものはないという人の方が多いかもしれません。でも、自分なりの設計図の中で具体的な夢を語ることができたら、それは素晴らしいことだと思います。2年生は修学旅行に向けての事前学習を始めています。次年度の旅行先は長崎です。広島と同様、原子爆弾の投下で一度は廃墟となった街です。しかしながら、今も歴史のロマン、そして夢を感じさせてくれる街だと思います。西九州新幹線の開通で、いかにも終着駅っぽい雰囲気を持っていた駅が変わってしまったのが少し残念ではありますが。