東雲に独り聴きいる霜の声  (生徒作品)

ID番号 6010249 更新日  2024年2月6日

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雪

昨日は寒い1日になりました。東京の都心部でも積雪があり、鉄道や道路など交通機関もかなり影響を受けていたようです。こちらの方は雪こそ降りませんでしたが、日中も気温が上がらず、底冷えしました。市内小中学校でも学級閉鎖が増えています。一時はやや落ち着いたように見えたインフルエンザが、また猛威を振るっているようです。本校でも欠席状況が気になるクラスがあります。今週末は私立高校入試。もしもの時の救済措置はあるというものの、できれば体調を整えて、バッチリ合格をもらっておきたいところです。今日の夕刻には公立高校推薦入試の確定した出願状況も発表されます。こちらも気になります。

先日の全校集会(この時期、こういう状況なのででTV放送)で、全校句会の表彰を行いました。今回「秀逸句」のひとつに選んだのが3年生作の表題の一句です。1,2年生はどちらかというと(純粋に)面白い俳句をよく作ってくれます。ところが3年生になると、どこからか言葉を見つけてきて、渋みのある、ちょっと大人な感じの俳句を作ってくれるようになります。ただ、残念なことにそういった俳句は、生徒の投票ではなかなか上位に選ばれません。ので、私が選んじゃいます。東雲(しののめ)は明け方のことです。霜柱を踏む音、あるいはかすかに聞こえる霜柱が土を持ち上げる音。静寂さと寒さが際立ちます。う~ん、すごい世界観だ。