気嵐の晴れてはるかに水平線 櫂を持つ手に希望の鼓動
昨夜の五月台はもやにつつまれて、さながらホワイトアウト。今朝も少しそんな感じが残っており、気嵐(けあらし)をほうふつさせるような光景でした。ただ、気嵐は冬の朝に冷やされた空気が温度の高い川面や海面に接して水蒸気が立ち上る現象なので、ちょうど逆の関係になると思われます。今回のは冷えた地面に暖かい空気がふれてのことかと。(適当なことを言ってますが、あってますか?)おかげで校舎の窓や廊下には水滴がびっしり。湿気を吸った神の掲示物はふにゃふにゃになってしまってます。
なので、表題の一首は季節的には全然マッチしていません。今日は午後から公立高校推薦入試・特色選抜の合格発表です。不安に思う気持ちを霧に例えるなら、霧が晴れた向うに希望を見つけることができる生徒がたくさんいると思います。そんな感じをイメージしてみました。手にした櫂にぎゅっと力を個こめて大きく漕ぎ出してほしいと思います。