教室でヤツをとなりに初恋もないもんだなと春の藤村

ID番号 6010378 更新日  2024年3月5日

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国語

3年生は国語の時間に島崎藤村の「初恋」を勉強したようです。国語の先生が「先生、好きそうだから」と見せてくれたのが、生徒作「続・初恋」。

まだあげ初そめし 前髪の林檎のもとに見えしとき 前にさしたる花櫛の 花ある君と思いけり

この第一連に続く第二連をオリジナルで作詩してみようという試みです。初恋の持つイメージ。淡さはかなさ切なさ(個人の感想かも?)をうまく表現していると感心しました。もちろん、友達と相談して作ったわけではないのですが、なかにはこんな取り合わせも。

生徒(1) 実は明るい 性格も たまに見せたる 優しさも 知っているのは 私だけ 人こひ初めし はじめなり

生徒(2) 消しゴム忘れた ぼくの手に 無言でそっと のせてくれ ちらりとみせた 優しさに 人こひ初めし はじめなり

見事にシンクロしてると・・・思いませんか?