いつの間に私の腕がコッペパン (生徒作品)
トライやるや修学旅行があって結果発表が遅れていましたが、「五中新緑の句会2024」の生徒が選ぶ俳句王が決定いたしました。表題の一句です。2年生のテニス部員。5月の連休に大会がありました。毎日テニスコートで練習しているうちに、まだ5月だというのに、彼女の腕は日焼けして真っ黒に。肌の日焼けを給食の定番コッペパン(これもこんがり焼けてます)で表現したのが面白いですよね。ものの例えをいうときには「~のようだ」という言葉を使いますが、この句は「ようだ」を使わずに、直接腕がコッペパンと言っているところが歯切れがいいですよね。表現の面白さや部活あるあるが、多くの生徒の共感を得たようです。季語はありませんが、全然OK。俳句としてのリズム感もGOODです。
テニス部の彼女に限らず、明日の体育大会に向けた練習で一気に日焼けしている生徒も多いはず。暑すぎるのは困りますが、明日いいお天気でありますように。