なんでだろうあの頃の僕はスイートピー (生徒作品)
暑くなってきました。近畿地方でも最高気温が30度をこえる予報になっているところも。市内の中学校で今日が体育大会というところもあります。熱中症とか大丈夫かなあ、と心配になります。暑さ対策は生徒の間でも関心事のようです。来週行われる生徒総会での提案でも、「ハンディファンの使用はダメですか?」「半袖のカッターシャツがほしい」「ウォータサーバがあれば」といった意見が出されるようです。個人的には、大人の社会で言うところのクールビズ。夏季のノーネクタイからやってみては・・・と思っているところです。
さて、表題の一句は五中新緑の句会2024で国語科の先生から推薦を受け、プレミアム賞を受賞した3年生の作品です。どういうことなんだろう? いろいろ考えてみたくなる面白い句ですね。自分がスイートピーってどういう意味? あの頃はそうだけど今はちがうの? 集会で表彰をしたときに作者にインタビューしてみましたが、「よくわからないけど、こんな言葉が浮かんできました」とのこと。ますます謎めいてきました。俳句で使えるのは15音。あれもこれも説明していると言葉数がすぐにオーバーしてしまいます。それだけに、選んだ言葉から読者が想像することができます。それが俳句のいいところ・・・と国語科の先生も言ってました! いずれにしても「あの頃」から確かに成長した彼の姿がそこにはあるようです。