夏の淵竿にきゅうりを結びつけ 日がな一日河童釣りかな

ID 6011421 更新日  2024年9月2日

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9月の学校

台風10号(の迷走)にはやきもきさせられましたが、結果的にはこの辺りは警報が出ることもなく、雨や風の被害もなかったようでひと安心してます。しかしながら各地では、突風で屋根瓦がはがされてしまったり、記録的な豪雨で家屋や田畑が水浸しになったり、長時間交通機関に影響がでたり、かなり大変な台風だったようです。最近は大きな被害や影響が高い確率で予想される場合は、鉄道や飛行機などは計画運休をするようになりました。不便といえばそうですが、見通しを立てて行動できるという点を見れば、ひとつの対策として機能していると言えそうです。学校も気象警報時の対応が決められていますが、前日のうちから計画休校なんていうことも出てくるかもしれません。

前回のHPで川(池?)につるされたきゅうりの写真を紹介しました。何もコメントしなかったので「?」な感じだったかと思います。これはきゅうりを冷やしているわけではありません。岩手県に遠野という町があります。民俗学者柳田國男さんの「遠野物語」に登場する日本の原風景を残しているような町です。数々の伝承が残されていますが、そのうちのひとつが「河童」。「カッパ淵」というところがあって、そこにはご自由にどうぞという感じで、きゅうりを結びつけた竿がおいてあります。河童なんでいるわけない。いや、きゅうりで河童は釣れんだろうと突っ込みたくなりますが、その遊び心が面白いですよね。

今日からは給食も始まります。なんといっても、生活リズムを戻すことが大事になりますが、気持ちのゆとりと遊び心も持って2学期に臨みたいですね。

「日なが一日」ではなく、「日がな一日」だったのか! 知らなかった。