わが家では夏の終わりの雷は母の近くで鳴り続けてる

ID 6011460 更新日  2024年9月4日

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9月の校舎

夏の課題としていた俳句づくり。今回は西谷中さんにも呼びかけて、2校合同で行っています。両校の生徒たちの投票で夏の俳句王が決定します。現在選句中ですが、その中で気づいたことが・・・。

お題のひとつに「雷」をあげておりました。夏の季語です。生徒たちが連想したのは、夏休み中の母上たちのお怒りの雷。勉強、宿題、スマホ、整理整頓、だらだら・・・雷が落ちる要因はいくつもあったようです。この場合、「雷」は季語にはならんのでは・・・などと考えながら生徒たちの俳句を読ませてもらいました。近々紹介させていただきます。もう一回雷が落ちることにならなければいいのだけれど。

もう一つは「レモン水」。レトロな感じで駄菓子屋の冷蔵庫に冷えているガラス瓶のものを想定して出題しましたが、帰ってきた作品には「レモン水ってなんですか?」「父に聞いてもわからない」そうかあ、今の子どもたちはレモン水からはイメージが広がらんか。現代的にはペットボトルに入ったレモン水やレモネードと名づけられたのも売ってますが、ちょっと違うような気もします。それも含めて現代っ子のレモン水を表現してくれればいいのかなと思いました。

いつもなら入選作を50~60くらい決めるのですが、今回は選考がかなり難航しています。選外とするのがもったいないと思う作品がいっぱい。私自身がいいなと思うのものの他に、生徒たちが読んだら面白いと思うだろうな、という視点でも選ばせてもらってい